産後のストレスは過食になりがち…食事面で気を付けるべき事

2016/03/28

産後のママの多くは、慣れない育児の疲れやホルモンバランスの変化、ストレスなどでつい過食になりがちです。

子供を産んだらすぐに体重が元に戻ると思っていたママもいると思いますが、増えた体重やお腹についたお肉はなかなか取れません。

食べてストレスを紛らわす”過食”。授乳中の時期は、おっぱいに栄養がいくのであまり太らないなと感じるかもしれませんが、授乳が終わってからしまった!と感じてしまうことも。

産後過食になりがちなママに、食事面で気を付けた方が良いことについて説明をします。

産後のママは育児ストレスで太りやすい

妊娠・出産するとどうしてもすぐに体重が落ちなくて、今までより体重が重いケースが多々見られます。

妊娠中は、出産という大仕事に向けホルモンが懸命に働くため、水分や脂肪を身体に蓄えて身体を守ろうとします。よって食べたものがそのまま身体に蓄積されていきます。

しかし出産後は、妊娠中独自のホルモンのバランスが元の状態に戻ろうとするため、水分や脂肪を余分に貯めようとはしなくなるので、過食(ドカ食い)をしない限りは脂肪がある程度落ちることになります。

赤ちゃんとの生活が始まったばかりの産後は、在宅している時間も長くなり誰かが赤ちゃんを見ていてくれないと気軽に一人で出かけることも難しいため、ストレス発散ができず食に走って過食してしまう…という方もいるようです。

この過食が体重増加には敵となります。

イライラしたら食べたくなり、つい食べ過ぎる…

産後に身体が完全に前のように戻らず、授乳で数時間ごとに目覚めて睡眠もままならず、赤ちゃんに夜泣きなどされたりする日々は、ストレスがたまりやすいでしょう。

イライラしても赤ちゃんには向けられません。また夫が多忙の場合などは、お菓子などの甘い物でストレスを発散するという方もおおいのではないでしょうか。

甘い物をはじめ、ついついお菓子やパンなど簡単に食べられるものが手元にあれば、手を出してしまう気持ちはわかります。

母乳育児の方が空腹感を体験するのは母乳を出すため

母乳育児の方の場合、母乳が出ている間は本当にお腹がよくすきますよね。

空腹感は避けられません。ただ、食欲を感じたままに食べ続けるとどうしても太る可能性が高くなります。

母乳を作る以上に食べ過ぎてしまえば、その分のカロリーが自分の体についても不思議ではありません。

よく「授乳しているママは太らない」と言われていますが、これは本当なのでしょうか。これは残念ながら真実ではありません。「食べている分と比べたら太りにくい」だけで、太らないのとは異なります。

授乳していると赤ちゃんに栄養が摂られるので、食べている量よりは確かに太りにくくはなっています。しかし油断すれば授乳中でも太りますし、産後体重がほとんど戻らないまま月日が経過する可能性もあります。

また、量だけでなくカロリーについても気を付けなければなりません。

高カロリーの食事は母乳に影響が出ます。

揚げ物をはじめ、ケーキやチョコレート、ジャンクフードといった、一般的にカロリーが高いとされる食事を続けていますと、おっぱいが詰まりやすくトラブルが起きるかもしれないのです。

高カロリーの母乳は赤ちゃんにとっては美味しくないようで、嫌がって飲んでもらえなくなり、更におっぱいが詰まって乳腺炎に…なんて事にもなりかねません。

赤ちゃんと自分のためにも、質素な食事を心がけましょう。

食べる量より質に配慮して。カロリー控えめがポイント

抑えられない食欲とどう向き合ったら良いのか。ここは皆さんが知りたいポイントだと思います。食欲をセーブするのは、なかなか出来ないことですし、度合いによっては体に良くない影響を出してしまいます。

それならば、一体どうやって産後の過食の欲求を満たせばよいのか?答えは食べても太りにくい食材を口にする!というのが一番現実的な対策です。

カロリーがゼロの寒天ゼリーならば、普通のゼリーを食べるよりも太りにくくなります。最近ではスーパーやコンビニなどで発売されている商品の中には、カロリーについて記されているケースも一般的になっています。

商品をかごに入れる前に「これはどのくらいのカロリーかしら」と考えて購入しましょう。手間がかかり、面倒だと思うかもしれませんが、こういった小さな積み重ねが過食で太る事から遠ざかる大切な事の1つなのです。

手っ取り早く「食事の回数を減らして1日2回に」という事もタブーです。確かに簡単に出来る事ですし、効果が早く現れるかもしれませんが、母乳をあげていないママにも産後の体は大切な時期である事を肝に銘じてください。

妊娠・分娩という体の中では一生に一度あるかないか、という大イベントが終わり、徐々に体を回復させていく時期が産後です。

疲れた体を癒すためには、出来れば妊娠中と同じくらい自分の体を労わって欲しい時期でもあります。

食事を抜いてしまうと、骨粗しょう症のリスクを招く、なども耳にしたことがあるので絶対に避けたいものです。

妊娠・出産時に、昔は歯が抜ける言われていたほど体がボロボロになるという事を、今一度思い出しましょう。

産後を軽く見ると、更年期が重くなるとも言われています。

ストレスから過食にならないために!出来る事を試してみよう

過食にならないためには、ストレスをためないという事が最も大切な事ではないでしょうか。

ストレスがたくさんある今の時代、全くストレスなく生活していくのは困難ですが、それでもストレスを減らすことはやり方次第で可能です。

ストレスに弱いタイプだと自負しているようならば、なおさらストレスから避けるように意識しましょう。

イライラしたら発散!赤ちゃんを夫に預けて一人時間を作る

ストレスの原因のひとつでもある、慣れない赤ちゃんとの生活。確かに我が子はかわいいのですが、それでも今まで自分が眠りたい時に眠り、食べたい時に食べていた時代と比べたら、多少なりとも赤ちゃんの影響を受ける事になります。

イライラする理由は皆さん様々だと思うのですが、このイライラを改善するには赤ちゃんを安心してお任せ出来る?配偶者に預けて、一人の時間を作る事ではないでしょうか。

一人目の赤ちゃんならばまだ他に子供がいないので、預かる配偶者の負担もそう重くありません。夫に託している間に、美容院へ行く、カフェなどで時間を過ごすという事でもいいのです。

一人の時間を作って帰宅する頃には、今までのイライラはなくなって赤ちゃんに対してまた愛情を持って接する事が出来るでしょう。

赤ちゃん最優先すぎて自分を犠牲にしないで

かわいい赤ちゃんに対して「自分が守ってあげなくては」と思う気持ちはよくわかります。

その気持ちに従って育児するのは良い事なのですが、時にそのプレッシャーが大きすぎて負担になりすぎる場合があります。

今どきのママ達は比較的育児の息抜きも上手に行っている方が多いようですが、中には赤ちゃんを常に最優先にして自分を二の次でぐっと我慢…自分を犠牲にしてストレスが爆破するケースがあるかもしれません。

ストレスは原因になるものから遠ざかる事が大切で、それが難しいのならば少しストレスがたまった段階で発散するのが有効です。

たまりにたまったストレスを対処するには、それだけの時間と手間がかかります。

「自分を犠牲にするなんて考えていないから大丈夫」という方は特に注意が必要です。無意識のうちに自分を追いつめているかもしれませんから、真面目に真剣に育児をしているママこそ要注意です。

時に自分の趣味をする時間も少しでいいので持つようにしましょう。

どうしても食べたい気持ちが抑えられないなら、試してみてほしいこと!

どうしても食べたくて仕方ない!という方もいらっしゃるでしょう。それならばここは「食べる」のを前提にし、何を選んだら良いのかを考えたいところです。

賢く食べる物を選べば、今までと異なり食べても太りにくいという体になれる可能性があります。

脂肪・砂糖からの卒業を。お菓子のストックも止めてみて

一般的に脂肪や砂糖が多く含まれている食品は太りやすいと言われています。脂肪・砂糖といえば、例えばケーキやチョコレートなどです。

から揚げやトンカツなどの揚げ物もそれに含まれます。これらは、お腹がすいている時に食べると満腹になりやすいですし、疲れた時に糖分の入ったものを食べるとほっと一息つけるでしょう。

ただし、あくまで「たまに」食べるからいいので、頻繁に食べるようになればカロリーオーバーになるのは当然です。

特に甘い物には要注意です。お菓子は気軽に手を伸ばせる事もあって、ついうっかり食べ過ぎてしまう傾向があります。

お菓子ばかり食べて、お腹がすかずに食事が疎かになるという悪循環も考えられます。それを防ぐには、お菓子のストックを止める事です。家にあればつい手を伸ばすお菓子も、なければ少し我慢が出来ます。

もちろん家になくても買い出しに出かけてばかりでは意味がありません。「買わない・持ち込まない」が大切です。

過食を防ぐためには食事の回数も大切です

過食で影響が出るのが脂肪と糖分と書きました。食べ物の質を考える事がポイントになります。また、食事の回数にも気を付けて欲しいものです。

というのも、お菓子の食べすぎでまともな食事を1日2回しか食べない、というようでは太りやすくなります。

特に授乳しているママはママが食べている食事が赤ちゃんにも母乳を通じて与えている、という意識を持ちましょう。

食事は1日に3回を基本にしましょう。

しかし、どうしてもお腹が空いてしまったら、”食事”の回数を多くし1回の食事量を減らしてみてください。間食のお菓子ではありません。あくまでも食事です。

1回にガッツリと食べるのではなく、少ない食事を少しゆっくりと食べることで満腹感を得ましょう。胃腸への負担も軽減できます。

小分けに少しずつであれば、無理なく食べることが出来ますよね?暫くは食事の回数に縛られずに、食べたい時に食べましょう。

ただし、あまりだらだら食べ続けると虫歯のリスクも上がります。常に食べ物を食べ続けるような状態にならないように、出来る限り規則正しい生活を目指してください。

母乳が出やすい食材をたくさん口にするように心がける

母乳育児の方のみにおすすめの方法となってしまいますが、母乳がよく出る食材を利用して体重を元に戻すように心がけましょう。

一般的に母乳で育てると産後痩せやすいと言われているためです。

白米やうどん、そうめんやお餅などの炭水化物、豆腐や納豆、味噌などの豆類、肉や魚や卵といったタンパク質、海藻類のミネラルをバランスよくとると良いですね。

根菜類も母乳に良い食材です。また根菜類は、便秘予防にも効果があります。歯ごたえがあるものも多いので、満腹感も得られますよ。

根菜たっぷりのスープを食事の始めにとれば、過剰な食欲も抑えることが出来ます。

市販品に頼るなら、普段口にする物はカロリー少な目を買おう!

しっかりと料理を作る時間が取れない、という気持ちもよくわかります。コンビニ弁当などを利用するならば、毎度カロリーチェックをして出来るだけカロリー控えめを選びましょう。

ファミレスなどでも同様にカロリー表示されているところも多いので、上手に活用したいものです。

カロリーがわからない場合には、丼などの一点ものではなく、小鉢のついた定食のほうがカロリーは控えめで体に良いと言われています。

例えばラーメンでも野菜がたくさん摂れるものを選ぶなど、ご自分で判断基準を決めておくといいですね。

ただ、食事について色々と考えすぎてそれがまたストレスになってしまうといけませんので、焦らずストレスに感じない程度に取り組んでみてくださいね。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ