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産後も「むくみ」に悩むママが気軽に続けられる解消法イロイロ

2015/06/27

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妊娠後期から産後にかけて「むくみ」に悩む方は、とても多いです。病院でとにかく「減塩しなさい」と言われて気を付けているのに解消されず困ったという声も。

今回はその中でも「産後のむくみ」にスポットを当てて、赤ちゃんが生まれてドタバタな時期でも気軽に続けられる解消法をご紹介します。

出産したら「むくみ」とはもうサヨナラだと思ってない?

妊娠後期になるととってもむくみやすくなります。妊婦検診の時にも足のむくみをチェックされた経験がありますよね。

妊娠中には赤ちゃんにたくさん酸素や栄養を運ぶために、一番多い時に血流量が妊娠前の1.4倍くらいにまで増えるんです。

妊娠中の母体の循環血液量は著しく増加する.妊娠末期には平均で非妊時の40~45%増となる

そしてこの血液がスムーズに流れるようにするために血液中の水分量を増やすんですね。その結果、細胞にたくさん水分が運ばれてむくみやすくなってしまうんです。

それに大きくなった子宮に圧迫されて血液やリンパの流れが悪くなりがち。体も重くて運動もなかなかできないと、血流はさらに滞ってむくみの原因となってしまいます。

でもこうして妊娠中にむくみに悩んでいた方も「出産したら治るから大丈夫」と思っていませんでしたか?でも産後もむくみに悩まされる方は結構多いんですよ。

産後にむくみが出てしまうのには理由がある!

ではなぜ産後にもむくみが出てしまうんでしょうか?

産後の体は水分をためこもうとする

出産によりママの体は一気に水分を失います。

お産によって羊水や出血など一度に多くの水分が体の外に出てしまうと、ママの体はバランスを崩し、必要以上に水分を溜めこもうとするため、それが「むくみ」となって出てきます。

また、授乳によっても体の水分が奪われます。母乳の分の水分を補おうとしてさらに体は水分を体に溜めこもうとします。

むくみは水分を摂り過ぎることで起こってしまうように思ってしまうのですが、一気に体の水分が減ってしまうことも原因となるんですね。むくんでしまうからと水分を控えるのではなく、しっかり水分を摂るようにしましょう。

安静=動かないではない!血流が滞ってしまいます

産後、体を回復させるために安静に過ごすことは大切なんですが、じーっと寝ているばかりでは血流が滞ってしまいます。血液がスムーズに流れないと血栓ができやすくなってしまいます。

「エコノミークラス症候群」のようなものですよね。長時間じーっとしていることは体を休めているつもりでも危険なものなのです。

ホルモンバランスの乱れも影響している

妊娠した時から女性ホルモンのバランスは大きく変わっていきます。妊娠・産後のむくみはこのホルモンバランスの乱れが原因の場合も。

急激に変わる自分の体に対して、思い通りに進まない育児に対して、思ったより協力的でないパパに対して感じるストレスもホルモンバランスを乱す原因となっています。

お手軽なのでやってみて!「産後むくみ」の簡単解消法

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ではこんな辛いむくみをどのように解消していけばいいのでしょうか?

「カリウム」を多く含む食べ物の利尿作用で水分調節

体にためこみ過ぎた水分を出すには利尿作用のあるカリウムを多く含む食べ物が有効です。

  • 果物…スイカ・バナナ・キウイ
  • 野菜…きゅうり・冬瓜・ほうれん草
  • 海藻類

これらのものを食べながら、水分もしっかり摂ることで体にとって必要なだけの水分を残しておくように調節していけるんですね。

ただスイカやキュウリなどは体を冷やしてしまう食べ物ですので、産後の体にとっては好ましくない面も。一度にたくさん食べてしまうことがないように気を付けましょうね。

むくみの改善には病院でも利尿薬を用いることがほとんど。

利尿薬とは 血液中の過剰な塩分を尿として体の外に出し、むくみを取ったり、血圧が高い場合は血圧を下げる薬です。

むくみがあると塩分を控えるようにと病院で言われた経験のある方も多いと思いますが、利尿作用のあるカリウムは塩分を積極的に排出するためむくみに効果的。

もちろん、だからといって塩分を控えなくていいということではありません。塩分の制限にプラスして、カリウムの含まれる食べ物を摂るようにしたいですね。

ゆるゆるストレッチでも効果があります

血流をよくするためにはストレッチもいいですね。
でも産後の体なのでゆったりと体に負担のない範囲でおこなうことが大切。

ストレッチというと「痛気持ちいい」くらいまで伸ばすというイメージかもしれませんが、そこまでする必要はありません。

【ゆるゆるストレッチのやり方】

  • 仰向けになり手足の力を抜いて少し広げ、大きく深呼吸
  • 仰向けで手を頭の上に伸ばし、足はかかとを押し出すように伸ばす
  • 足をクッションなどで少し高く持ち上げ、足首をゆっくり動かす
  • 手足を天井に向けて軽く上げ、力を抜いてブラブラと振る

え?それだけ?と思ってしまうかもしれませんが、自分の体に集中してゆっくり伸ばしてみる、ブラブラしてみると、ただ生活しているだけではなかなかこんな動きが出来ていないことを実感できます。

特に体中の力を抜いての深呼吸はぜひやってみてください。体中の隅々まで血液が流れていくのをイメージしながら深く呼吸していると、手足がポカポカと温まってくるのを感じられるかもしれません。

授乳やおむつ替え、抱っこで忙しい時期にもママの体のためにゆっくりと酸素を吸い込み、自分の体と向き合うことはとてもいいリフレッシュになりますよ。

産後は湯船につかれない…でも足湯なら入れます

血流を良くするためにはゆっくりお風呂に入って体を温めると効果的なんですが、産後はまだ湯船に浸かることが出来ませんよね。

赤ちゃんのことも気になってサッとシャワーを浴びるだけになっていませんか?赤ちゃんが眠っている間にゆっくり足湯をしましょう。

冷めてこないように差し湯をしながら6~8分ほど、疲れない程度に行いましょう。お湯から足を出したら冷えないようにしっかり拭いて保温しましょうね。

血流がよくなってむくみの解消に繋がりますし、湯船に浸かれないストレスも少しは解消されますよね。

気付いた時に押してみて!むくみに効果ありのツボ

最後にむくみに効果のあるツボをご紹介します。マッサージは何だか難しいし、自分でやっていると疲れてしまうもの。ツボ押しなら手軽に出来ますよね。

  • 足三里…膝下のくぼみから指4本分下がったところのすねの外側
  • 委中(いちゅう)…膝の裏側にあるシワの真ん中
  • 承山(しょうざん)…膝裏のシワとかかとを直線で結んだ、ちょうど真ん中辺り
足三里は脚の疲れに効くツボとしてとても有名ですね。グリグリとマッサージすると足首に近い所まで効いている感じがします。
委中は腰痛にも効くんですって。両手で親指が膝下あたりにくるように脚を持ち裏側に回した中指でぐいぐい押すと気持ちいいです。
承山はちょうどふくらはぎの筋肉の下の端っこあたり。グッと力を入れてふくらはぎの筋肉が分かる人はその下辺りを押してみてください。私は結構痛いです…。

あまりグリグリとやり過ぎるのは良くありません。また食後すぐもやめておきましょう。脚のむくみが気になるなと思った時に、これらのツボを意識してちょっともんでみると気持ちいいですよ。

ストレスが最大の敵!焦らず少しずつがポイントです

産後のむくみは自然に少しずつ解消されていくことがほとんど。尿たんぱくが出ていたり、高血圧などでお医者さんから注意されているようなことがなければ、深刻に悩むことはありません。

何かとストレスの溜まりやすい産後ですので、むくみもストレスの原因にしてしまわないように「きっとそのうち今よりは良くなる」と受け入れつつ、気楽に解消法を取り入れていくことで、ストレスなくむくみとサヨナラできるはず。

産後の体はとてもデリケートです。少しの変化にも敏感になってしまいますが、焦らずに心穏やかに過ごせるといいですね。

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