育児・お金など価値観が合わない両家の親と上手に付き合おう

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2015/07/17

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両家の両親で、意見や価値観が合わないとお付き合いはとても大変ですよね。無理に我慢を続けていると、こじれてしまうこともあります。

結婚は当人同士のものですが、家同士のものでもあります。他人同士が家族になるまでには、いろいろなすれ違いがあって当然です。

でも、どうしても我慢ができないポイントもあります。それを乗り越えて、上手に付き合うためには、どんな工夫をすればよいのでしょう。

両実家とはどういった距離を感じるのかを考えてみよう

ママにとって、パパの実家とのお付き合いは気をつかうものですよね。また、自分の両親とパパやパパの実家との付き合いも、悩みのタネになるものです。

パパの実家との距離…「早めの話し合い」で夫婦の気持ちの摺り合わせが大事!

太古の昔から、嫁姑問題は女性にとって心を痛める大問題です。最近は昔のようにひどい嫁いびりなどは少なくなってきたようですが、それでも問題は起こります。

まったく違った環境で育ち、家庭を仕切ってきた女性同士、ぶつかり合うことは当然といえます。パパとママもすれ違いやぶつかり合いを繰り返して家族になりますが、嫁姑は他人。

パパとの摩擦は愛情で乗り切ることができても、パパの実家とのあつれきを乗り切るのはなかなか難しいこともありますよね。

赤ちゃんが生まれる前からパパの実家との確執が気になっていた場合は、早めにパパと話し合いを重ね、気持ちをすりあわせておいた方がよいでしょう。赤ちゃんが生まれたことをきっかけに溝ができたり、溝が深まることもあります。特に産後すぐのママは精神的にも疲れ切っているので、配慮が欲しいですよね。

ママの実家ともうまく行かない可能性もある

ママの実家とすれ違いなどがある場合もあります。ママと両親がもともとあまりうまくいっていない場合や、パパと両親の間に溝がある場合などもあります。

お付き合いしていた時や、子どもが産まれる前はうまく行っていたのに、次第に不満が重なっていくことも。パパの実家とママの実家が合わず、会うたびにパパの実家の悪口を聞かされ続けて、ママが嫌になってしまうというパターンもあります。

結婚は当人同士のものですが、それと同時に家同士のものでもあります。時代は変わっても、家と家の付き合いはやはりそれなりに重いものですよね。

どんな部分で違いがあり「嫌」と感じるでしょうか?

では、どんな点で「合わない」と感じるのでしょうか。価値観・性格など、そのポイントはたくさんあります。

どんな時に違いに気付くのか?

両家の両親と「合わないかもしれない」「この感覚、理解できない」と感じるのは、いつでしょうか。

まず初めに違和感を覚えるのは、やはり結納・結婚式の時ではないでしょうか。結納は家同士で行うものなので、親の意見がかなり主張されます。

結婚式も、土地柄や親族・近所とのお付き合いが色濃く反映されるものです。関東の人と関西の人が結婚するだけで、「ああ、違うな」と感じますよね。

その他にも、互いのきょうだいが結婚したり、一族内でお葬式が出たりといった冠婚葬祭の付き合いの中で、「感覚が合わない」と感じることが増えていくのではないでしょうか。

冠婚葬祭にはお金がかかりますし、見栄や付き合いが複雑に絡み合います。疲れたりお酒が入れば、普段隠れている本音も飛び出します。

さらに大きな違いに気付くのが、やはり妊娠・出産でしょう。赤ちゃんの育児方針や、産まれてからやってくるいろいろな行事に関して、嫁姑や両家が対立してしまうこともあります。

では、具体的にどんな点ですれ違いが起きやすいのでしょうか。ほんの一部ではありますが、すれ違うポイントをピックアップしてみました。

地域や経済力の違いからも生まれる「金銭感覚の違い」

パパとの間でも、金銭感覚が合わないと感じることはありませんか。「カフェでお茶?自販機で充分だろう?なんで高い金出してコーヒーを飲むの?」という男性もいますよね。

逆に、車やアウトドアなど、自分の趣味のために多額のお金をつぎ込んでしまうパパもいます。女性とは細かい金銭感覚が合わない男性は多いですね。

それも、愛する男女の間であれば、なんとか修正がきくものです。しかし嫁と姑、さらにママの実家とパパの実家となると、差はどんどん大きくなり、溝は深まります。

一度金銭感覚で嫌な思いをしてしまうと、歯ブラシ1本買うのに「贅沢ばかりでもったいない」「安物ばかり買うケチな人」と目くじらを立てるようになることも。

実家同士だと、互いの経済力の違いもあります。また地域によって、徹底的に質素倹約を旨とする地域や、冠婚葬祭に莫大なお金をかける地域もあります。

冠婚葬祭を派手に行う地域に、質素倹約な地域から嫁ぐと、行事のたびに驚くほどの金額を「嫁・孫の母親の実家から出すのがしきたり」といって請求されて困ることもあります。

出産準備のベビー用品から初節句のためのひな人形・武者人形や、その祝いに配る祝い品など、地域によってはかなりお金がかかるものです。

「しきたり」に対する感覚が合わない…

しきたりや行事に関する感覚も、大きな違いが出るものです。地域柄、沖縄などは安産祈願や初宮参りといった赤ちゃんのための行事をそもそも行う習慣がありません。

また、あまりしきたりを重んじない家庭も増えてきています。結婚のスタイルも、仲人が消えたり結納を行わなかったりと、変化しつつありますよね。

しかし、田舎の古い地域などは、今でもしきたりにがんじがらめになっているところも少なくありません。

しきたりや親族・近所との付き合いを重んじる地域では、「恥」の感覚が強いものです。何に関しても「そんなことでは恥をかく」と言われ続けると、嫌になってきますよね。

「対人関係への配慮」が合わない

私のママ友は、子どもが産まれた途端にお姑さんが毎日孫の顔を見に来るようになり、しかもなかなか帰ってくれず、ストレスが溜まってついには爆発してしまいました。

パパに泣いて訴え、結局はお姑さんとの仲が決裂してしまったそうです。嬉しい気持ちはわかりますが、毎日居すわられてはママにはつらいですよね。

逆にいつまでたっても他人行儀、という家庭もあります。娘にはキッチンを手伝わせるのに、お嫁さんには「休んでいてね」と一切立ち入らせない…それも嫌な気持ちになるものです。

「デリカシーのなさ…」容姿や子作りについても言われてしまう

デリカシーがないお姑さんも少なくありません。「ウエスト太いわね」「目が細くて可哀想。子どもは似ないといいわね」など、体形・顔かたちのことを言われるのはルール違反です。

しかし、残念ながらこうしたデリカシーの無いことを言うお姑さんはけっこうたくさんいます。言い返せなくて涙を飲むママも多いのではないでしょうか。

「次は絶対女の子を生んで」「2人目を早く生め」など、子作りに口を出す実家も。これは本当に腹が立ちますし、モメることも多いポイントです。

「プライバシーの侵害」ゴミをあさられるという悩みを持っている人も…

中には、タンスや引き出しの中身を見られたり、手紙やはがきを勝手に読まれてしまうといった、プライバシーの侵害に悩むママもいます。

「まだ使えるものが入っていたから」「分別しなおそうと思って」などと理由をつけ、ゴミ袋をあさられたという経験を持つママも、意外といるんですよ。

女性にとって、一度出したゴミ袋の中身を見られるのは、何よりの屈辱ですよね。他人であれば、ストーカー被害で訴えられることもある行為です。

「嫌」の感情を乗り越えたい!解決方法を探して離婚は絶対回避

では、こうしたもめるポイントはどう乗り越えて行けば良いのでしょうか。最悪の結末である「離婚」を回避するためにも、上手な乗り越え方を考えてみましょう。

行事にかかる費用については、事前にピックアップして対応を考えて

行事や儀礼、しきたりへの熱意と金銭感覚は、家によって差が大きいものです。また古いしきたりでは、子どもの節句のお金は母方の実家が出すことが多いため、余計にこじれます。

しきたりにうるさく、行事を派手に行う地域に嫁いだ場合、早めにパパの両親から「ママの実家でお金を出すべき行事」をピックアップしてもらいましょう。

それをママの実家に伝え、経済的に難しいようであれば、パパとママが間に立って折衝する必要があります。

パパの実家の両親が人間的に優れていれば察してくれるでしょう。しかし「ケチ」「貧乏」などとおとしめるようなことを言って、プライドを傷つけてくるような場合は注意が必要ですね。

それぞれの地域や家庭のしきたりが違うので、こちらのしきたりだけを押し付けるわけにはいかないことをきちんと伝え、どちらの両親も人間的に尊敬していることを話しましょう。

もしもパパの実家がしきたりよりもママの実家の状態を考えて、一歩引いてくれたのであれば、パパだけでなく、ママもしっかり感謝を伝えてくださいね。

「訪問」についてはパパを通じて伝えてもらいましょう

孫の顔を毎日見に来るお姑さんは困りものですよね。また、パパの両親側としては「孫の顔を全然見せに来ない」と思っていることもあるようです。

逆に、普段静かに暮らしている実家の両親の場合、孫を連れての帰省が苦痛に感じられることもあるようです。

ひんぱんに来られて困る場合は、「疲れ気味だから、ちょっとそっとしておいてほしい」ことを、パパを通じて伝えてもらいましょう。

「最近の若い女性は、家に訪問されることがストレスになるんだよ」「産後は人に会うのがつらくなるみたい」など、上手に「訪問が嫌」なことを伝えてもらえるとよいですね。

「子どもの育児方針」納得できるものは取り入れてみて

子どもの育児・教育方針に関しては、いろいろなシーンで対立してしまうのではないでしょうか。母乳かミルクか、おむつは紙か布かなど、問題点は無数にあります。

こんな時、大きな武器になるのが「最近の研究では科学的にコレがいいと立証された」「お医者さん・学者がこう言っていた」という言葉です。

本当に立証されていなくても構いません。ママがどうしてもこだわりたい点に関して文句を言われたら、こうした方便で乗り切りましょう。

また、30~40年前の育児知識と現代の最新情報が違うのは当然です。妊娠中から、パパに「今は医学知識も育児常識も全然違ってびっくりするよ」と伝えてもらうと良いですね。

といっても、お祖母ちゃんの世代から語り継がれていることが、今の最新情報よりも優れていることはたくさんあります。

私は母の助言で、夜泣きも虫歯もない子に育てることができました。お姑さんの意見だからといって毛嫌いせず、納得できれば取り入れてみても良いのではないでしょうか。

もっとももめる事が多い「金銭感覚の違い」夫婦間で摺り合わせを!

金銭感覚は、もっとももめることの多いポイントのひとつです。育った環境によって、また親の意識によって大きく異なるものですよね。

金銭感覚は、あまりにも合わないと離婚にまで発展しかねない問題です。生活はもちろん、今後の子どもの養育にも影を落とす危険があるからです。

夫婦の間でかなり早い段階で家計の状況についてお互い把握し、金銭感覚をすり合わせる必要があります。

まず、ライフプランを建ててみましょう。今後、子どもが園や学校、塾や習い事、そして衣類や食費、携帯電話料金にいたるまで、どれくらいお金がかかるか計算してみます。

莫大なお金がかかることが目に見えてわかると、金銭感覚がルーズで「何とかなる」しか言わないパートナーも、現実に目を向けざるを得ません。でも、実家となるとそこまでの必要がないため、逆にじくじくといつまでもモメたり、こじれることになります。

パパやママ名義で勝手に借金を作られてしまうなど、家庭の家計をおびやかすほどの問題であれば、きちんとした話し合いの場を設けましょう。

それほどまでではないものの、かなり金銭感覚が違って厳しい場合は、我が家のライフプランで将来的にどれほどお金がかかるか、今どれほど貯めなければならないか話してみましょう。

逆に逐一「無駄づかいだ」と責められて、つらい思いをすることもあります。心配する気持ちから言ってくれる場合もあるので、余計にやっかいですよね。

そんなときもライフプランの話をしてみましょう。これだけの余裕があるし、ストレスをためない生活をした方が病気になりにくい・子どもには体験が何よりの教育という話をしてみましょう。

一緒に住んでいるわけではないのであれば、金銭感覚は会った時だけ摩擦を起こす問題にすぎません。それぞれ上手に「合わせる」姿勢を見せる技も役立ちますよ。

それぞれの実家が、それぞれの実家のお金の使い方について文句を言ってくる場合は、聞き流すのがベストです。経済状況が厳しければ、どうしようもないこともありますよね。

忘れてはいけない!「食べ物」に対しての価値感の違い

もうひとつ、深い根になりやすいのが食べ物の問題です。関東と関西で味覚が違う、といったことから、手作りか冷凍食品や惣菜ものを使うかなど、問題は多岐にわたります。

賞味期限や冷蔵保存するかしないか、などもモメますよね。賞味期限が大幅に切れていても平気で食べてしまう家庭もあれば、1日でも切れたらイヤ、という家庭もあります。

感覚的な問題はなかなか改善しにくいため、一緒に住んでいる場合は神経質な方が賞味期限や消費期限を管理するとよいでしょう。一緒に住んでいない場合は、新鮮な食材を持ち込んで調理したり、料理を持って行ったりするという方法もあります。

賞味期限切れの食べ物を押し付けられる、といった場合は、はっきりと「うちでは賞味期限切れの食べ物は食べないので」と断れるようになった方が、後々楽になります。

味の濃い・薄いは、パートナーの場合、毎日の食事で少しずつ改善していくことは不可能ではありません。

しかし、何十年も濃い味・薄い味で暮らしてきた両親まで変えることは、病気で摂食指導が入ったなどの特殊な理由がないかぎり、難しいといえます。目をつぶった方がよい部分も大きいですね。

子どもやこちらの家族が食べるものだけ塩分や糖分を抑えるように気をつけ、「会社の健康診断で注意されたので」など公的な味方を上手に使って我が家の健康を守りましょう。

その他の問題点についての対処法!パパから伝えてもらうのが賢明です

デリカシーの無い発言は、聞き流すことができなければ、「傷付くので、それは言わないでもらえますか。」とさらりと伝えたいですね。

パパを通じて、コンプレックスがあること、言われれば心が痛むことを、それとなく伝えてもらっても良いでしょう。きつい言い方はこじれるので、ソフトに伝えるとよいですね。

ゴミをあさったり、タンスを開けるといった行為は、パパがママの「嫌悪感」を理解できないこともあります。

ゴミあさりの場合は、パパが他人に、特に母親には絶対に見られたくないものを例に挙げてみましょう。どれだけ嫌なことなのか、伝わるのではないでしょうか。

タンスや引き出しをあけたり、手紙を見られる場合は、「もし上司があなたのネット検索履歴を全部チェックしていたらどう思う?同じことよ」と伝えてみてはいかがでしょうか。

子作りプランに関しては、パパに一度しっかり「うちはうちの考えがある。ストレスが溜まると良くないから、一切口出ししないでくれ」と伝えてもらいましょう。

パパとは対立しないで!!力を合わせて一緒に乗り切るコツ

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両家の「合わない」が問題になった時、一番大切なのはママとパパが対立せずに力を合わせることです。家族になるためのステップとして、共に乗り切りましょう。

「悪口」「愚痴」にならないように伝えましょう

パパとケンカ・対立しないためのコツは、悪口や愚痴にならないことです。パパにとって、家庭は「安らぎの場所」。疲れて帰ってきたのに母親の悪口ばかり聞かされたらつらいですよね。

そこで、ママはプレゼン方法を工夫しましょう。どんな点が嫌で、心が痛んだのかを箇条書きにして、なぜ嫌だったのかを自分自身冷静に考えてみるとよいでしょう。

ダラダラと悪口や愚痴をパパにぶつけても、男性の耳には入りません。

  • 何が起きたか
  • なぜつらいと感じたか
  • どうすれば再発防止できるか
子どもに両家の両親の悪口を聞かせないことも大切です。子どもは敏感に察することを忘れずに、大人として、親としての節度をもって接したいですね。

お互いが「自分の実家代表」という姿勢で戦わないで!

ママがパパの実家の愚痴ばかり言っていると、パパもだんだんママの実家に対する不満がわいてくるものです。

「そんなこと言っているけれど、おまえの実家だってこうだろう」「冗談じゃないわ、あなたの実家のほうが非常識じゃない」などの言い合いは不毛ですし、収拾がつかなくなります。

最初は傷付いたママのケアが目的だったのに、いつしか両家の実家を背負った戦いに発展してしまうのです。

どちらが非常識でどちらが正しいかの答えを探しても、けんか別れになるだけです。そしてその違いは、他人の家族同士である以上、まず解消できません。

互いの実家を背負ってけんかが始まると、意地とプライドが武器になって大きくなってしまいます。そうならないように注意して、お互いに発言したいものですね。

ママのストレスがなくなり元気になることが「着地点」これを見失わないで

着地点は、ママのつらさをパパが理解し、ママの心身が元気になるということです。それを見失うと、両家の対立という底なし沼のスパイラルにはまってしまいます。

まずは、パパがママの気持ちに寄り添いましょう。それはパパにも余裕が無ければできません。そこで、ママのプレゼン能力が重要になるのです。

感情的に怒りをぶつけるのではなく、淡々とつらさ・悲しさ・心の痛みを伝えましょう。パパに「僕の実家のせいで可哀想なことをした」と思わせるのが大事なポイントです。

そして重要なのは、「解決しなくてもパパのせいじゃない」ということです。解決できなくても、ママの気持ちに寄り添ってくれたことに対してパパに感謝をしたいですね。

「見ないふり」も1つの手段!これでまずパパを味方につけましょう

解決方法が見いだせなかったり、どうしても難しい問題だった場合は、「見ないふり」をすることも大人の解決策です。

「かけ離れた常識の人たちなんだ」「頭が固くて私の気持ちなんて理解できないんだ」と考え、嫌なところや無理な要求は「見ざる・聞かざる」で通しましょう。

そのかわり、パパには優しく接します。パパは自分が家庭で癒され、ママに大切にしてもらっている自覚があれば、基本的にママの味方になってくれるでしょう。

パパを通じて無理難題を押し付けられそうになった時も、感情的にならず「私は育児や家事やあなたのためにこれだけ労力をかけているから、無理ね」と静かに伝えます。

「違う」を「嫌い」にすぐに結びつけない努力が大事です

「好き」になったり、溝を完全に埋めようとするのは大変な労力です。人間関係はギブ&テイク。相手から同じだけの感情を返されなければ、余計に腹が立ちます。

そうならないために、また余計にこじれさせないためにも、まずしておきたいのは「嫌い」にならない努力です。「違う」ことは当たり前のことで、それは「嫌い」に必ず結びつくものではありません。違いは個性であり、魅力につながるものでもあります。

違うことがいちいち鼻につくなら、それは危険信号。本格的に嫌いになってしまわないよう、一度両親のことから意識を離し、リフレッシュしましょう。

嫌いになれば、顔を合わせるだけで苦痛になり、「会うのキツいな、嫌だな」と会う前から悶々とすることになります。それはママにとって人生の大きな損ですよね。

違いが嫌いになりそうなら、できるだけ意識をせず、友だちを増やしたり家でできる趣味を作るなど、両親とのあつれきを忘れる努力に力を注ぎたいですね。

きょうだいとの付き合いも悩みの種…でも対策法はあります

きょうだいとの付き合いも、悩みのタネになりますよね。特にパパの姉妹や、兄嫁とのお付き合いは大変です。

嫁と娘の立場は同じにはならないと理解して!

母親にとって、嫁と娘は絶対に同列にはなりません。他人の娘と自分の娘、どちらが大切なのかは、天秤にかけるまでもありませんよね。

こちらが実家により尽くしていても、娘の肩を持たれれば、嫁の立場であるママにとって面白くないことも多いでしょう。

あまりにも娘の傍若無人ぶりが目に余る場合は、パパから「いつも実家を支えてくれているのはうちの嫁。それなりに敬意を持って接するように」と伝えてもらっても良いと思います。

どうしても関係が改まらず、理解されず、それが許せない時もあります。その時は「私も実家に帰れば誰より愛されている娘だ」と考えて、腹立たしい扱いは無視しましょう。

といっても、黙って我慢する必要はありません。娘の産んだ孫を嫁の産んだ孫よりもあからさまにひいきする場合などは、子どものためにも黙っているべきではありません。

あまりにも差別やえこひいきが強くてつらい場合は、パパや自分の実家に訴えて、間に入ってもらってもよいでしょう。ママはストレスをためすぎないようにしてくださいね。

こちらが娘で、兄嫁がいる場合は、逆に気づかいを忘れたくないものです。兄嫁がいる実家に帰る際は兄嫁に手土産を用意し、家事も積極的にお手伝いしましょう。

関係がこじれてしまった…どう対処すべき?

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ママがどんなに努力を重ね、パパがどんなに協力しても、関係がこじれてしまうこともあります。そうなったらどうすれば良いのでしょうか。

一番大切にしたいことは何?問題になっていることの優先順位を確認

まずは、今問題になっていることの優先順位を確認しましょう。ママにとって、そしてこの家族にとって今一番大切なのは、何かをしっかり見極めましょう。

パパと子どもと平穏な生活を送ることが最優先であれば、そこにウエイトを置いて生活しましょう。ママの気持ちが立て直せるまで、実家のことは二の次においておきます。

パパにも、そのことをきちんと伝えましょう。自分がいかに追い詰められていて、今の生活を崩さないためにはどこまでが限界かを伝え、「できない」ことを理解してもらいましょう。

ママにはパパや子どもの世話・自分の仕事・将来設計やお金のことなど、問題が山積みです。実家のことがキャパオーバーになるなら、一度放置するのは無責任なことではありません。

時間と距離を置くことで、互いに許せない緊張感がゆるんでくることもあります。日にちぐすりとも言うように、時間と距離を置くだけでも関係性は変わってきますよ。

発想を転換しよう

どうしても許せない、大嫌いという気持ちが強くなると、同じ血をひくパパまで嫌になってしまうことがあります。パパを嫌いになんてなりたくありませんよね。

そこで、私はこう考えるようにしました。以前、人の体の細胞は7年間ですべて入れ替わるという話を聞きました。つまり、結婚して7年経てば、夫は私が作った食事によって、すべてが新しく生まれ変わった人間なんだと考えるようになったのです。

私のご飯でできた体と、私と関わることで変化した心を持っているのだから、どうしても合わない親とはもう違った次元にいる人間だ…そう考えれば、少しは気が楽になりませんか?

刺激しない位置を探す

他人を変えることは、基本的に不可能と考えた方が確実です。50年以上その感覚・意識で生きてきた人を、出会って数年の子どものパートナーが変えることなどまず無理なことです。

他人を変えるという難題に挑み、むくわれない努力でストレスをためるよりも、目をつぶり、我が家の身を守るすべを探した方が楽…と考えることも方法のひとつです。

「気に入らない、目につく鼻につく」とこちらが感じて接していると、自然に相手にも空気が伝わるものです。

ある意味「あきらめ」て接することで、こちらも許せる境界が広がります。「ま、いいか」と思えることが増えれば、腹が立つことも減り、ストレスも減っていくでしょう。

「嫌がらせ」の場合は我慢はしなくてもいい!

ママがどうしても許せないと感じるパパの両親の行為が、どう冷静に見てもママに対する嫌がらせだった場合は、我慢をしてはいけません。

それは、古くから言われる「嫁いびり」です。「いじめ」と同様、絶対に許される事ではありません。

人道的に許されない「嫁いびり」や「孫のえこひいき」などは、パワハラ・モラハラです。エスカレートすれば、ママや子どもが精神を病んでしまうこともあります。

ママと子どもを守り、家庭の幸せを守るためにも、できるだけ早くパパや実家など、頼れる人に相談しましょう。

嫌いになる前に対策!それには上手な「逃げ」と「割り切り」が重要

両家の実家と合わないことは、今後付き合っていく上で苦痛も多いものです。でも、祖父母との関わりは、子どもたちの人生を豊かにしてくれます。

大人同士の意見の食い違いはあっても、できるだけいろいろな世代の人に触れ合い、愛情を注がれて育ってほしいですよね。

どうしても許せない部分は目をつぶり、耳をふさぐことも上手な付き合いのコツです。また「嫌い」に発展する前に、スルーして時間と距離を置く必要もあります。

女性が一度他人を嫌いになってしまうと、その気持ちをくつがえすのは大変です。嫌いになる前に上手に「逃げ」て、自分の心を守りましょう。

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