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もっと気楽に離乳食!育児ストレスでイライラしてしまう前に…

2014/12/29

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この間まで「一日の授乳の回数が多い(少ない)。」「母乳の出が悪い。」「授乳で肩こりがひどい。」「夜間の授乳がつらい。」と、授乳について悩んでいたと思ったら、離乳食が始まったとたん今度は離乳食の悩みが…。

「子供を育てるのってこんなに大変だったんだ。」と思うのと同時に、「自分もこんな風に育ててもらっていたのか。」と親に対してより一層頭が下がる思いです。

「離乳食を食べるようになったら少しは楽になるかな?」なんていう淡い期待もどこかへ行ってしまったかのように、毎日離乳食のことばかり考えていることに疲れてしまったママたち、一度肩の力を抜いてみましょう。

もっと気楽に考えてみませんか?

離乳食の目的って?

そもそも、離乳食の目的とは「本格的に母乳やミルクを卒業し、栄養はすべて食事から摂るようになったときにきちんと食べられるようになるための導入」です。

つまり、母乳やミルクでは栄養が補えないほど大きく成長した体にとって必要な栄養素をできるだけ偏りなく摂れるようにするもの。

目的としてはとてもシンプルなもののはずが、どうしてこれほどまでに世の多くのママたちを悩ませ苦しませているのでしょうか?

その答えは、「離乳食で失敗してしまってうちの子は好き嫌いが多いのよね…。」という先輩ママたちの言葉や「離乳食時期にこれだけのことはやっておくべき!」という沢山の育児マニュアルにあるのではないかと思います。

情報が多ければ多いほど、参考にできることや助けられることも多い半面、自分よりも上手に育児ができているように見える人とつい比べてしまったり、「こうあるべき」「こうしないといけない」といった理想が高くなってしまったりするのではないでしょうか?

そのため、「離乳食を頑張らないと!」という意識が強くなってしまうのだと思います。

離乳食はつらい時間?!

私自身、離乳食の時間がとにかく憂うつで、「これさえなければどんなに楽になるだろう?」と感じた時期もありました。

それは、赤ちゃんから老人まで朝昼晩の食事がすべて同じ豆料理だというある種族の話を見た時、自分たちの恵まれた食生活を一瞬恨めしく思ったほどです。

今から考えると「何がそんなにつらかったんだろう?」と思うほど、当時の私にとって離乳食は悩みの種。一人目の時は特に、育児マニュアルのようには思うようには行かない我が子に手を焼き、毎日毎日離乳食の時間が来るのがつらかった…。

一生懸命作っても「べーっ」と、まるで変なものを食べさせられたみたいに嫌そうに顔をそむけ、スプーンを口に持っても全く口を開けようとしない。

食べる気ゼロでスタイを自分で引っ張ってはずしては椅子から脱出しようとする。挙句の果てにはお茶碗をひっくり返すわ、握らせたスプーンは落とすわ、手づかみで取ったおかずを投げ捨てるわ…。

散らばった食器やおかずを片付け、床やテーブルの上を拭きながら泣きたくなってしまうことも、「もう嫌!」と逃げ出したくなってしまうこともありました。

「離乳食がすべて」ではない!

そんな我が子でも、好んで食べたのが「バナナヨーグルト」と「かぼちゃ」。どんなに眠い時や機嫌の悪い時でもこれだけは必ず食べました。

いろんな食材を食べさせようとあの手この手を使って奮闘している私のことはお構いなしで、他の離乳食は食べたり食べなかったりでホント気ままなもんです。

逆に絶対食べようとしなかったのが「パン粥」。すりつぶした野菜やフルーツで何通りもの味を手軽に楽しめるはずですし、主食もおかゆばかりよりはちょっと趣向を変えられて重宝する「パン粥」が使えないのは離乳食を作る身としてはかなりの痛手です。

それなのに、小さく切った食パンをそのまま食べられるようになったとたん大のパン好きに!!離乳食初期に「パン粥」では苦戦を強いられ、「パン粥を全く食べようとしないけどどうしよう?」を心配していた私を尻目に、それ以降、どんなご馳走にも負けないくらいパンが大好物になりました。

そして離乳食の時に全然食べなくて悩んでいたのが信じられないほど、今ではほとんど好き嫌いはありません。強いて言えばお正月のおせち料理の「くわい」ぐらいでしょうか?

幼稚園の給食も残したことがないなんて親の私でさえびっくりしますが…。

離乳食では食べていたのに…

対して、二人目のときは離乳食の時はほとんど悩んだ記憶がありません。上の子もいますので、下の子中心の生活にはできず食事も「離乳食」とは名ばかり。

離乳食初期はそれでも気をつけて作ってはいたものの、「このくらいならきっと大丈夫!」とだんだん制約もゆるくなっていきます。

上の子の時は「この時期のこんなものを食べさせるなんてありえない!」と思っていたようなことを下の子の時はほとんど抵抗なくできてしまうのです。慣れって怖いですね。(笑)

そんな風にゆるーい離乳食時期を経た下の子は、上の子の食べてる様子を見ながらほぼ当たり前のようにいろんなものを食べさせられていましたが、普通食になってからは、時として離乳食の時にはよく食べていた食材を嫌がることも。

好き嫌いのまるでない上の子と比べると、「同じものを食べさせてきたのになぜ?」という疑問が湧くほど、思いの外好き嫌いがあります。いったいどうしてなんでしょうね?

ちなみに、下の子の好き嫌い対策は現在も進行中です。

離乳食の目的は、離乳食が食べられるようになることではない?!

この二人の事例からも言えることは、離乳食は通過点に過ぎないということ。夜寝てくれないのも、オムツがなかなか取れないのも同じで、極端な話、夜眠らずにいられる大人はいないし、トイレでおしっこやうんちができない大人もいませんよね。

離乳食だって同じことなんです。赤ちゃんの頃にどんなにおっぱいしか飲んでくれなかった子でも、離乳食をまったく食べようとしてくれなかった子でも、いつまでもおっぱいだけでいられるわけがないし、給食を食べないでおっぱいを飲んでいる幼稚園児だって見たことがありません。

たとえ離乳食がうまくできなくても時が来れば、他の大勢のみんなと同じように食事をするようになるのだから大丈夫!

離乳食の目的を、「離乳食がきちんと食べられるようになること。」とするのではなく、「こんな食べ物もあるんだよ!」「こんなにおいしいものがあるんだよ!」と新しい世界を見せてあげることに意識を変えてみませんか?

今すぐ食べることができなくても、少しずつ芽生えてくる子供の「ちょっと食べてみようかな?」「これ食べてみたいな!」という気持ちを大切にすること、それがその後の子供たちの食に対する興味や好奇心を育てることにつながるのではないかと思います。

いろんなお料理をおいしそうに食べることができて、料理を作った人や一緒に食べている人を自然と幸せにできるような、そんな人になってくれたらいいですよね!

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