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PTA会長さんが幼稚園行事で使える挨拶文と話し方!ぜひ参考に

2015/12/13

スピーチする女性
全国の幼稚園のPTA会長さん、お疲れ様です。園によってPTA会長さんがどんなことをしているのか差はあると思いますが、PTA会長になると必ず園行事などで挨拶を求められます。

筆者もPTA会長をやったことがあるのですが、園児にもわかりやすく、短か過ぎず長すぎず、且つ大人にもしっかり伝わるような挨拶文を考えるのは案外難しいもの。

そこで、運動会や発表会などの園行事のときに今すぐ使える挨拶文やかっこよく決まる(かもしれない)話し方のポイントなどをご紹介します。

まずすべきこと!文章の構成を考えてみましょう

メモを取る女性
いきなり挨拶文を書くのは難しいので、まずは文章の構成を考えて整理してみましょう。

挨拶文は短か過ぎず長すぎずに!3分程度が園児も聞いてくれます

文章を作り始めるのは3日前からで十分間に合います。早く作り始めてもいいですが、「早めに作ったから大丈夫」という安心感から本番までに忘れないように気を付けましょう。

園児の集中力を考えると話す時間は2、3分程度です。しかも園児に対してだとゆっくりした話し方をしたいところですね。

適量な文字数は、1回の挨拶では1000文字以内(原稿用紙2枚半程)がいいでしょう。

この文字数をきっちり守らなければいけないわけではないので、あくまでも目安として参考にしてみて下さいね。

挨拶文を書き出すときは、パソコンではなく紙にメモをしていくほうが修正等も行いやすくていいですよ。

裏紙でも何でもいいので、まずは自分の頭の中にある言葉を箇条書きで文字に起こしておきましょう。

本やインターネットを参考にする際は、3つくらいまでにとどめて!

今はインターネットで「運動会挨拶 PTA会長」などと検索するとたくさんの検索結果が出てきます。また、PTA役員さん向けの挨拶例文が載った本もありますよね。

本やインターネットを参考にするのはいいと思いますが、参考にするのは3つぐらいまでがオススメです。

3つ以上見てしまうと「あれもいいしこれもいいし、あーこれも言わなきゃ」と結局迷ってしまいます。

しかし1つだけの例文に頼ってしまうと、今度は味気ない挨拶になりがちです。3つほど参考にして自分が言いたいことなどを上手く言いまわしている文章だけを抜き取るなどうまく利用して自分の挨拶文にしていきましょう。

誰に向けて話かけたいのかは段落ごとに分けてみて

PTA会長の挨拶では誰に向けて話かけたいのかを段落ごとに分けて考えると整理しやすくなります。

  1. 園行事の主役・園児に向けて
  2. 来賓・保護者・PTA役員に向けて
  3. 日頃の感謝を込めて、先生に向けて
  4. 最後にもう1度園児に向けて

園行事の主役はもちろん園児なので、必ず最初は園児に向けた挨拶をします。「○○幼稚園の皆さん、おはようございます。」と話し始めます。

2番目は園行事によって来賓や保護者や園児の家族など「お客さん」に対して。またはPTA役員さんに準備等のお手伝いをしてくれた労をねぎらいます。

3番目は先生方へ向けて。日頃子供たちを指導して下さっている感謝の気持ちや園行事まで様々な企画をしてくれたことへの感謝の気持ちを表すといいでしょう。

最後にもう1度園児に向けてという部分は、挨拶文の最後にという意味です。

運動会や発表会の両方で使える挨拶例文がこちら

文章を考えるうえで大切なのは起承転結です。まずは理屈よりも、実際に使ってみた挨拶例文を挙げます。少しでも参考にしていただけたらと思います。

今回は運動会の開会式での挨拶という設定ですが、”運動会”を”発表会”に変えてもいけますよ。

○○幼稚園の皆さん、おはようございます。今日は皆さんが楽しみにしていた運動会の日ですね。運動会のためにかけっこもダンスもいっぱい練習してきたと思います。皆さんのかっこういい姿、かわいい姿を沢山見せて下さいね。今からお父さん、お母さんにもお話するので少し待って手下さいね。

ご来賓の皆様並びにご家族の皆様、本日はお忙しい中、○○幼稚園の運動会にお越しいただきありがとうございます。子供たちは今日の日のために沢山練習して参りました。是非皆様には温かいご声援と拍手を子供たちにお送りいただきますよう、お願い申し上げます。

それからPTA役員の皆様、保護者の皆様におかれまして、本日も朝早くから会場設営などの準備にご協力いただき、誠にありがとうございます。また、競技進行がスムーズに行われるよう重ねてお願いいたします。

また、園長先生をはじめ諸先生方におかれましては、この日のために入念な準備や話し合いをしていたと聞いております。ご苦労されたことも多々あったと思いますが、日頃の熱心なご指導のおかげで子供たちの成長を日々感じております。この場をお借りして御礼申し上げます。さて、簡単ではございますが、私(わたくし)からの挨拶とさせていただきます。

(園児のほうを見て)

それでは!○○幼稚園の皆さん!今日は最後まで楽しく頑張りましょう。お話終わります。

これで、原稿用紙2枚です。あとは、「お天気になって良かったですね」やPTA役員や先生方に対して「日頃よりPTA活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます」など追加してもOK。

まずは文章のコアになる部分を作って、そこに肉付けするように文章を作ります。

最初に大量に文章を作ってそこから文章を削ろうとすると、必要な部分まで削ってしまう恐れがあるからです。

できた文章は絶対に声に出して読むべし!違和感をしっかりチェックして

出来上がった文章は必ず声に出して読んでみましょう。

声に出して読むと敬語の使い方や言葉の言い回しなど、「あれ?」と違和感がある所がわかり、修正箇所が明確になります。

読む練習をするときは時間を計りながら練習しましょう

それから練習する際は必ず時間を計りましょう。スマホにストップウォッチ機能が付いていますし、時計を見ながらでもOK。

実際に計ってみると、長文を書いたつもりなのに1分も経ってなかったり、逆に5分以上のロングスピーチになっていたり、と想像していたのと違うということがよくあります。

本番さながらの大きな声を出さなくていいので、自分が作った文章がしゃべるのにどのぐらいの時間がかかるのか確認しておきましょう。

自分が思っている以上にゆっくり話す

声に出して読んでみて文章が修正できたら、今度は話し方の練習です。話す際は自分が「ゆっくりすぎない?」と思うぐらいがちょうどいいスピード。

幼稚園や保育園の先生方が子供たちに話かけている様子を思い出してみて下さい。優しく大きな声でゆっくり話かけていますよね。それをイメージしながら話してみましょう。

それに、本番ではマイクを使うことになります。マイクやピーカーを通すと声がこもりがちになります。早口はモゴモゴ話しているように聞こえるのでNGです。

口全体を動かすようにするとハキハキした声が出ますよ。自信がない方は自宅の鏡を見て、ご自分の口がちゃんと動いているかチェックしてみて下さい。

本番当日は沢山の人がいるので、緊張して練習のときより早口になることが予想されます。練習の段階でゆっくり話すことを心得ておくと、いざ本番になっても「ゆっくりと…」と落ち着いてスピーチすることができます。

また、自分が考えた文章に句読点を気持ち多めにつけて読むイメージだとゆっくり話しているように聞こえます。

○○幼稚園の、皆さん、おはようございます。今日は、皆さんが、楽しみにしていた、運動会の日ですね。

園児に対してはこのくらいでいいと思います。しかし、あまりに区切り過ぎると時間がかかりすぎてだらしなく話しているように聞こえてしまうので、保護者などに対しての挨拶の時は少しスピードアップするなどメリハリをつけましょう。

すべてを暗記しようとしないことがポイント

紙を見ながら話すのか、何も見ずに話すべきなのか、それはどちらでもいいと思います。ただ、何も見ずに話す派の方に注意していただきたいのは、考えた挨拶文を全て暗記しようとしないことです。

「えー、せっかく考えたんだから完璧に言いたいし」という声が聞こえそうですが、完璧に暗記しようと思うと、本番で緊張してセリフを忘れてしまった時に「あれ?次何だっけ!?」とスピーチが止まってしまいます。

挨拶でやってはいけないことの1つは「沈黙」です。沈黙が長くなるとせっかくの挨拶にメリハリがつかず台無しになってしまいます。

完璧に覚えることも大切ですが、「ここだけは絶対に言いたい!」というコアの部分を決めて、多少間違えても切り抜けられるよう心得ておきましょう。

紙を見ながら挨拶する派の方に注意して欲しいのは、ずーっと紙だけを見てしゃべらないことです。テレビのアナウンサーのように、時折目線を上にあげて話しましょう。

いざ本番!緊張を少しでも和らげるための心得3つ

本番になると緊張してしまう方もいらっしゃると思います。そんな時こっそり緊張を和らげるための心得を3つ紹介します。

  1. j挨拶前の時間に、知り合いの方と雑談をする
  2. 最初は知っている人のみを見て話す
  3. 挨拶文も気になる所だけど身だしなみもチェックして

1.挨拶前の時間に、知り合いの方と雑談をする

「本番前だから最後のチェックを…」となるのもいいのですが、そうすると余計に「間違えられない」とプレッシャーが生じてしまいます。

時間に余裕を持って行動して、知り合いの方やお子さんのクラスメートの親御さんと雑談をして、いつもとあまり変わらない雰囲気で臨むほうがリラックスして上手くいきやすくなります。

何かと忙しい園行事で雑談する暇なんてないかもしれませんが、仲のいいママ友やパパ友と軽く挨拶を交わすだけでも気が楽になりリラックスできるのでおすすめです。

2.最初は知っている人のみを見て話す

さぁ、いざ本番!しかし、あんまり知らない大勢の人たちの前で話すのはどうしても緊張してしまうもの。

そこで、話始めは知り合いの人のみを見て話してみましょう。知り合いがいるだけでもホッとするものです。我が子を見てももちろんOK!

徐々に慣れてきたらゆっくり目線を動かして他の園児や保護者にも目を配っていきましょう。

「もうどうしても緊張しちゃってダメ」という方は「人」に向かって話すと思うと緊張するのですから、「会場にいるのはすべて野菜!」などと自分に言い聞かせ、「今から野菜に向かって話す!」と思い込みましょう。

3.挨拶文も気になる所だけど身だしなみもチェックして

どんなに優れた挨拶文を考えたとしても、身だしなみや立ち振る舞いが悪いとせっかくの挨拶が台無しになってしまいます。

髪はボサボサではないか、ネクタイは曲がっていないかなど、身だしなみをチェックしておくと不安要素がなくなっていくので「よしっ!」と引き締まった気持ちになります。

さぁ!いよいよ自分の出番ですがここでワンポイントです。挨拶する前は必ずお辞儀をしますよね。

しかし、焦ったり、緊張したりするとお辞儀が雑になってしまうことも。ゆっくりとお辞儀することで落ち着く効果も得られるので、丁寧にお辞儀をしましょう。

また、挨拶をしている時の姿勢も大切。手をブラブラさせたり、貧乏ゆすりをしたりしないよう背筋をまっすぐ伸ばして、園児に優しく話かけましょう。

子供たちは案外しっかりと見ています

笑顔の子供
幼稚園児ぐらいだと挨拶中でもフラフラしたり、家族を探してキョロキョロしたりしている子が多いですよね。

話を聞いてないように思いますが、案外しっかりと聞いています。話の内容ももちろんですが、話し方や立ち振る舞いなどもしっかりと見ていますよ。

そして不思議なことに、ネットなどでそのまま引用した挨拶例文だと子供たちの心には全然響いてないようなのです。

挨拶例文に頼ることは悪いことではありませんが、ご自分の言葉を必ず一言二言入れることを大切にしてください。そしてあなたらしい挨拶を是非して下さいね。

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