妊娠中の体の変化に伴う「マイナートラブル」が起きてくることについて

妊娠中のトラブル

妊娠がわかり、幸せな気持ちと裏腹に少しずつ不調が出てくる妊婦さんもいるのではないでしょうか?

妊娠すると黄体ホルモンが出続け、それに伴い体のホルモンのバランスが変化し、様々な不調になって表われてくるのです。

有名なトラブルは「つわり」ですが、つわりの他にも体のあちこちで変化が起こり、「マイナートラブル」につながります。

人それぞれ違った形で起こるマイナートラブルについてみていきたいと思います。

妊娠初期から中期以降にもみられる「便秘」

妊娠初期にも中期以降でも続く、なかなか切り離せない便秘ですが、その原因と対策を見ていきたいと思います。

なぜ「便秘」がおこるの?

「便秘」も「黄体ホルモン・プロゲステロン」が関係しています。妊娠したことにより、摂取した水分や栄養を蓄えようとするため、腸の動きを鈍くさせてしまうからです。

また、水分の吸収も多く、便が硬くなってしまい便秘を引き起こします。妊娠前は便秘にならなかった人でも、妊娠後に便秘に苦しむ人も多いようです。

そして初期はつわりもあり、食べるものが偏ったり、水分を満足に取れないこともあり便秘になってしまう人もいます。

中期以降では胎児の成長に伴い、腸が胎児に圧迫されて出にくくなったり、運動量が足りずに便秘になったり・・・と簡単に解決できない便秘ですが、市販薬を飲むのは厳禁です!

便秘薬の成分で腸を膨張させたり、収縮させるたりするものがあり、この成分が子宮にも刺激になり、流産の危険性が上がるといいます。

主治医の先生に相談して、妊婦さん用の便秘薬を処方してもらいましょう。

食事で食物繊維をとったり、整腸作用のある乳酸菌食品や水分を多めにとる。

また、散歩などをして腸の動きを活発にするなど、食生活や運動で改善できるのであればその方法が望ましいですが、特に中期以降は食生活や運動を気にしていても出にくくなる人が多いそうです。改善しない場合は無理をせずに早めに相談しましょう!

放っておくと違うトラブルに見舞われることも・・・

「でも、妊娠中に便秘くらいであまり薬を飲みたくない・・・」と思っている方も多いと思いますがひどくなると冷や汗が止まらないくらいの腹痛に襲われたり、長時間いきむとおしりにダメージがきてしまい、「痔」になってしまうこともあります。

「痔」になってしまい、重症化すると日常生活を送るのが大変なくらい痛みがでたり、

痛みのせいで排便することが怖くなってしまい、便秘が悪化してしまうこともあるようです。

そして長時間いきむことはおなかの赤ちゃんにとってよくありません。

主治医の先生に相談して、安全な薬であればおなかの赤ちゃんに負担をかけずにすみます!たかが便秘・・・と思わずに、早めに対処しましょう。

妊娠と歯はどのような関係があるのでしょうか?

歯磨きするたびに歯茎からの出血!!これもホルモンの影響です。妊娠初期から口内の環境も変化し、歯茎からの出血がみられる人もいます。

妊娠と歯って関係あるの??

妊娠してから、歯を磨くたびに出血・・・しかも歯ブラシが真っ赤になるくらい出血することが続いて驚きました。

これもホルモンの影響です。

そして、妊娠初期はつわりで歯を磨けなくなったり、嘔吐したりと口内環境が悪化し、細菌が増えることにより妊娠前よりも炎症が起きやすくなります。

妊娠すると「出血」だけではなく、「歯茎の腫れ」や「口内の乾き」など様々なトラブルが起きやすくなっています。そしてこれは「虫歯」や「歯周病」になりやすくなります。

悪化して「痛み」や「膿」がでるなど重症化してしまうと治療も大変ですが、早産などにも影響がでる危険性も報告されているそうです。

口内環境を整える為には

口内環境を整える為には、まず基本の「歯磨き」が重要です。菌の温床と言われている「プラーク(歯垢)」が出来ないように丁寧に磨くことが重要です。

でもその「プラーク」は歯磨きだけでは取りきれないので、歯磨きにプラスして使うといいのが「歯間ブラシ」です。

糸のタイプでも、ブラシのタイプでも、歯磨きの後にプラスすると「プラーク」もとれて改善されていくそうです。

また、飲み物の習慣などでも変わります。糖分の多いスポーツドリンクやジュースは、口内環境を悪化させてしまうのです。

糖分は細菌のえさになるので、糖分の多い飲み物を飲んだままにしていると、ますます細菌が増えてしまいます。

糖分の多い飲み物を、水やお茶などに替えるだけでも、口内環境を整えるのに効果があるそうです。

ただし、水といっても味付きの水(モモ味など)は糖分が入っているので効果がありませんので注意してくださいね!

安定期のはずなのになかなかとれない「胃もたれ・胃痛」

「やっとつわりが終わってきたかな?」と思ったのに、食後胃もたれがなかなかとれなかったり、胃痛がしたり・・・。

胃の不調も切り離せないマイナートラブルですよね。

「胃」の不調の原因は?

妊娠中期の6カ月ころには多くの方々が「つわり」も落ち着き体調も良くなってくるといいます。

でも妊娠中期に入ってもまだ「つわり」が続く人もいますし、新たに「胃痛」が起こる人もいます。

「安定期に入ったら落ち着くってきいていたのに・・・」と悲しくなってしまうこともありますよね。でもこれは赤ちゃんが大きくなっている証拠でもあります!

妊娠中期の胃の不調には、胎児の成長が大きく関わっています

胎児が大きく成長する為、お母さんの胃が押し上げられてしまい、胃の働きが落ちてなかなか消化できずに「胃もたれ」がおこったり、「胃痛」になったりします。

また、「つわり」で胃の調子が落ちてしまい「胃食道逆流症」のような症状になってしまうこともあります。

胃の不調をよくするには

つわりの時の対策と同じようなことになりますが、まず、「消化しやすい食べ物を食べる」。うどんやおかゆ、スープなど胃に負担のかからないような物を選ぶといいようです。

冷たいものだと胃が冷えて機能が落ちてしまうので、温かいものの方がいいそうです。

次に「少しずつ食べる」。量を一度に多く取ると消化しにくく、胃に負担がかかります。

少しずつ何回かに分けて食べると負担が少なくて済みますよね。

また、胃が空っぽになると胃酸が過剰に出ていて胃痛を引き起こすこともありますので、少量ずつ食べることにより胃が空にならず、胃痛を抑える効果もあります。

そして、「よく噛んでたべる」。これはよく噛むことによって唾液の分泌も盛んになり、消化を助ける役目をします。

また、中期以降の体重の増加が気になる方にはよく噛んで食べることにより、健康的に食事の摂取量を抑えることにもつながるのではないでしょうか。

意識的によく噛む習慣をつけていくといいかもしれませんね。

「腰がいたい!」・・・ホルモンの影響で起こる「腰痛」

急に腰が痛くなると、妊娠のせいなのか、無理して動いたせいなのか、不安になりますよね。その腰痛の原因もホルモンが影響しています。

腰痛になっちゃった・・・その原因は?

妊娠前はなかったのに「なんだか腰が痛い・・・」「おしりの坐骨のあたりが痛くて動くのがつらい」という妊婦さんもいるのではないでしょうか?

妊娠初期からある人もいるそうですが、妊娠中期以降にに腰痛が出る人が多いようです。

ひどくなると家事をするのも、寝がえりをうつのも痛くてできないなど、日常生活に支障をきたしますよね。

そんな痛い腰痛の原因は「リラキシン」というホルモンです。このホルモンは出産に備えて骨盤の関節や靭帯を緩め、赤ちゃんが狭い骨盤を通れるようにするものです。

そのため、緩んできた骨盤を、おしりの筋肉や、腰の筋肉で支えようとして「痛み」が起きてしまうのです。

また、大きくなってきたおなかを支える為、体がバランスを取ろうとして背中や腰の筋肉に無理な力がかかり、「痛み」が出てきてしまうことがあります。

「湿布」をはってもいいの?

「湿布」「塗り薬」は、消炎鎮痛剤が入っているので、独断で使ってはいけません。

消炎鎮痛剤は胎児に影響がでたり、子宮に影響がでたケースもあります。

湿布などを使用する前に必ず主治医に相談して下さいね。あまりにひどい痛みなどの場合、整形外科の受診を勧められることもあるそうです。

腰痛にも効果あり!「骨盤ベルト」

骨盤の緩みによる痛みで、日常生活に支障をきたしてしまうくらいの方は、「骨盤ベルト」をしめるという方法があります。

おなかではなく、骨盤でしめるので、赤ちゃんに影響はありません。

有名なものだと「とこちゃんベルト」やワコールの「骨盤ベルト」などがありますが、産科で取扱いがあるところもあるので、まず産科に相談するのもいいと思います。

ストレッチや入浴でも改善・予防に!

筋肉の緊張によって血流が悪くなると、腰痛の原因になります。

ストレッチなどで腰やおしりの筋肉の緊張をほぐし、血流をあげることで腰痛を軽くすることができます。

また冷えて血流が悪くなることによって、筋肉が緊張し腰痛になったり、悪化することがあるので、入浴で体を温めることも効果的です。

すぐ疲れてしまう・・・「疲労感」「だるさ」

少し動いただけなのに疲れてしまったり、お昼寝しないと夜まで体力がもたなかったりと、妊娠してから疲労感が強い、だるさが取れないという人が多いと思います。

でもそれはただ「体力」が落ちたわけではなく、意外な原因が隠れていることもあります。

妊娠中期の「疲労感」「だるさ」

妊娠中期になると、胎児の成長もどんどん進み、おなかも大きくなっていきます。

栄養がどんどん胎児に運ばれていくため、お母さんの栄養が足りなくなってしまうことがあります。

栄養バランスに気をつけていても足りなくなりやすい栄養素もあります。

特に「鉄分」の不足が心配です。妊娠中期以降は「鉄分」が足りなくなったことにより、「貧血」になってしまい、余計に「疲労感・だるさ」が出ている可能性があります。

「貧血」になると、「疲労感・だるさ」の他にも「頭痛」「めまい」「動悸」「息切れ」などがみられる人もいますので、症状が当てはまる人は、早めに病院に相談するのもいいと思います。

もし貧血だったら・・・貧血に効果のある食材

貧血に効果のある食材で有名なのは「レバー」「ホウレンソウ」ですが、他にも様々あります。

鉄分を多く含んだ食材

  • 大豆
  • あさり
  • ひじき
  • 小松菜

ただ、鉄分は体への吸収率が低いものが多いので吸収を助ける、動物性タンパク質やビタミンC含んだ食品を一緒に摂るといいです。

  • 牛乳
  • 小松菜
  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • じゃがいも
  • ミカン
  • イチゴ

など

なかなかバランスよくとることが難しい時もありますが、少しずつとり入れてみてはどうでしょうか?

妊娠中は、赤ちゃんが元気に育つために、色々な事に気を遣いますよね。風邪1つでも「赤ちゃんに影響はないかな?」と不安になってしまいます。

冬が近づいてくると、インフルエンザやノロウイルスとたくさんの病気が流行りだします。他にも、妊娠中毒症や、子宮や卵巣の病気など気を付けておきたいものはたくさんあります。

今回は、そんな妊娠中の病気についてまとめました。

気を付けるように言われている病気は?

まずは、気を付けるように言われている有名な病気についてみてみましょう。

・風疹
風疹ウイルスに感染することで症状を発症します。
  • 流行時期:春先から初夏にかけて
  • 潜伏期間:2~3週間
  • 感染経路:飛沫感染
  • 症状:発疹・発熱・リンパの腫れ
一度かかると、再度かかる人はほとんどいません。また、症状がないままに感染して抗体ができるという方もいらっしゃいます。

つまり、予防接種を受けることで防ぐことのできる病気です。感染力はそれほど強くないのですが、妊婦さんは特に注意が必要です。

妊娠初期の妊婦さんが風疹にかかると、先天性風疹症候群と言って、障害を持って赤ちゃんが産まれてくることがあります。

赤ちゃんに出る障害は、難聴・心疾患・白内障・心身の発達の遅れなどです。

年代によっては、風疹の予防接種をきちんと接種していないことがありますので、抗体の確認をしましょう。
ママだけでなく、パパも予防接種を受けることをおすすめします。

・麻疹
麻疹ウイルスによって感染する病気です。
  • 潜伏期間: 10~12日
  • 感染経路:飛沫感染・接触感染
  • 症状:発熱・咳・鼻水・倦怠感・結膜炎症状・下痢・頬粘膜に小さな斑点
感染力が強く、感染するとほとんどの人が発症します。子供がかかった場合は、解熱後3日は出席停止となるほどの感染力です。

また、麻疹は合併症を引き起こすこともあります。肺炎・中耳炎・クループ症候群・心筋炎・脳炎を起こす可能性も。

マスクだけでの感染予防は難しく、予防接種を受けておくことが唯一の感染予防となります。また、一度感染すると、生涯感染することはほとんどありません。

妊婦さんが、麻疹にかかっても、赤ちゃんへの影響はほとんどないと言われています。
ただし、早産や流産のリスクが上がってしまいます。

しかし、妊娠中は麻疹のワクチンを接種することができません。

ですので、妊娠後に麻疹の抗体がないことが分かった場合、人混みへ行かないことが一番の予防となります。

・りんご病(伝染性紅斑)
ヒトパルボウイルスB19に感染することでリンゴ病になります。
  • 流行時期:春から初夏にかけて
  • 潜伏期間: 6~11日
  • 感染経路:飛沫感染
  • 症状:発熱・筋肉痛・倦怠感・両頬に赤い発疹・肩、腕、太ももに発疹・発疹の痒み

妊婦さんが、リンゴ病にかかると、胎児の貧血・子宮内発育遅滞・胎児水腫が起こる場合があります。

しかし、予防接種はありません。特に、流行時期は人混みに出かけることを控えたり、マスクをするなどして予防しましょう。

・リステリア
リステリアは聞きなれない言葉ですが、食中毒を引き起こす細菌です。

河川水や動物の腸内など、あらゆるところにいる細菌です。

国内での報告はなく、重症化することはまれですが、妊婦さんは注意をするように、厚生労働省でも呼びかけられているものです。

生ハムなどの加工肉・未殺菌乳・加工せずに製造される乳製品・スモークサーモンなどに魚介類加工品には注意をしましょう。
・インフルエンザ
毎年流行してしまうのが、インフルエンザです。インフルエンザには、A型・B型・C型とあり、流行するのはA型とB型です。
  • 流行時期:12月~3月
  • 潜伏期間: 2~7日
  • 感染経路:飛沫感染・接触感染
  • 症状:38℃以上の発熱・頭痛・筋肉痛・関節痛・喉の痛み・咳・鼻水
  • 抵抗力の落ちている人は、重症化すると肺炎を引き越します。
インフルエンザは予防接種で防ぐことができる有名な感染症です。しかし、ワクチンを接種していても、感染してしまうこともあります。

ただ、症状は軽くなるので重症化しないためにも、ワクチンの接種はしておきましょう。

ワクチンの効果は2週間から5ヶ月と言われていますので、毎年受ける必要があり、流行する前(秋)に済ませておく必要があります。

赤ちゃんへの影響はほとんどないと言われていますが、ゼロではありません。

新型インフルエンザおよび季節性イ ンフルエンザのいずれに母親が感染 しても、ウイルスそのものが胎盤を 通って胎児に影響することはないと 考えられています。 ただし、季節性インフルエンザで非 常にまれにウイルスが胎盤を通って 胎児に影響することがあるとの報告 もあります。

引用…厚生省HP

先輩ママ達が妊娠中にかかった病気は?

気を付けておくべきと言われている感染症以外にも、実際に先輩ママ達が妊娠中によくかかった病気をご紹介します。

手足口病
コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)が原因でかかる感染症です。
  • 流行時期:夏
  • 潜伏期間: 3~5日
  • 感染経路: 飛沫感染、接触感染、糞口感染
  • 症状:口の中、手の平、足などに水泡・発熱
ワクチンなどはなく、手洗いやマスクなどで予防するしかありません。上のお子さんが手足口病にかかった場合、ママはトイレの後は特にしっかりと手洗いをしましょう。

また、タオルも共有しないことをおすすめします。

妊婦さんが手足口病にかかっても、赤ちゃんに影響を与えることはほとんどありません。

しかし、初期に手足口病にかかった場合は、流産の可能性もありますので、異変を感じたらすぐに病院で相談をしましょう。

溶連菌
A型・B型レンサ球菌に感染することで症状の出る病気です。
  • 流行時期:12月~3月
  • 潜伏期間: 2日~5日
  • 感染経路: 飛沫感染、接触感染
  • 症状:発熱・咳・鼻水・喉の痛み・イチゴ舌(舌にブツブツができる)・全身に赤い湿疹・膀胱炎(B型)
基本的には3歳までの子供がよくかかる病気です。しかし、妊婦さんは抵抗力が落ちているので、子供からもらうというパターンがあります。

妊婦さんは、B型は尿路感染症を引き起こすので、溶連菌には注意しなければなりません。

出産の際に、ママの膣内にB型レンサ菌がいると、赤ちゃんが産まれてくるときに接触感染してしまいます。

産まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が引くいので、髄膜炎・肺血症・肺炎などを引き起こすことがあります。

また、妊婦さん自身は、破水や流産のリスクが高まります。

感染してしまった場合は、抗生剤が処方されます。出産直前に感染してしまい、赤ちゃんに感染のリスクがある場合は帝王切開となります。

実はこのB型の溶連菌は、半分の感染源が不明なのです。

手洗い・うがいを徹底して、マスクなどで予防しましょう。

風邪
妊娠中は、赤ちゃんを攻撃してしまわないように、免疫力を落として(下がって)います。そのせいで、風邪をひきやすくなっています。風邪をひくことで、赤ちゃんへの大きな影響はありません。
しかし、40℃前後の高熱が3日以上続く場合は影響が懸念されます。また、熱が出ることで羊水の温度は上がってしまいますので、早めの対処が必要です。

風邪の症状の特徴と言えば、咳です。咳をするとお腹に力が入るので、早産を起こしやすいということもあります。

咳が治まらず心配な場合や、お腹が張ったりするときは医師に相談しましょう。

膀胱炎
妊娠中は、免疫の低下や、おりものの増加による最近の繁殖、大きくなった子宮による膀胱の圧迫で膀胱炎を起こしやすくなります。妊娠中は常に残尿感を感じることもあり、トイレに行く回数が減ってしまって、膀胱内に尿が貯まることで、膀胱が炎症を起こすということもあります。
膀胱炎そのものが赤ちゃんに影響を及ぼすことはありませんが、放置すると細菌が繁殖し、悪化すると発熱したりもします。

トイレに行ったときに、ツンと痛みを感じたら医師に相談しましょう。

水痘(水ぼうそう)
水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症です。
  • 流行時期:春先
  • 潜伏期間:
  • 感染経路: 飛沫感染・接触感染
  • 症状:発熱・頭痛・・発疹(水膨れ)

水痘は、感染力の強い感染症です。

ワクチンを接種したことがない、これまでかかったことのない妊婦さんは要注意です。

妊娠初期の妊婦さんが、初めて水痘に感染すると、2%の割合で赤ちゃんに障害(低体重・小頭・脳萎縮・白内障・四肢低形成)を起こす可能性があります。

ちなみに、出産の2日~5日前に妊婦さんが感染した場合は、産まれた赤ちゃん(新生児)も水疱瘡を発症し、30%の割合で死亡する恐れがあります。

万が一、出産直前に水痘に感染した場合は、子宮収縮抑制剤などで出産を遅らせます。そして、胎児に母体からの抗体がうつるのを待って出産をします。

水痘は、基本的には、子供が感染する病気なので、特に子供の多い場所は控えましょう。

そして、ワクチンは必ず接種しておきましょう。

妊婦健診で検査するものは?

妊娠すると、産科で妊婦健診を受けます。問診やエコー検査、体重測定以外にも血液検査があります。

血液検査では、どんなことを調べているのでしょうか?妊娠初期に行われる血液検査の内容は以下の通りです。

血液型
分娩や産後の緊急輸血に備えて調べます。
貧血
産後は通常時よりも貧血になり数値が落ちるので、あらかじめ調べておきます。万が一、貧血と言われる数値まで下がった場合は鉄剤が処方されます。しかし、鉄剤は吐き気などの副作用がきついので、できるだけ食べ物から鉄分を取るようにしましょう。
風疹の抗体
妊娠初期に風疹にかかると流産してしまったり、赤ちゃんに先天性風疹症候群と言われる障害が残ることは、最近のニュースで取り上げられていました。
B型肝炎
ママがキャリアだと診断されると、母子感染の可能性があります。そのため、出産直後に赤ちゃんにグロブリンと言われる、B型肝炎専用の免疫を注射します。生後2か月で、ワクチンとグロブリン、生後3か月と5ヶ月にワクチンを接種します。
C型肝炎
母体がC型肝炎キャリアの場合、母子感染の確率は10%です。感染を防ぐために帝王切開で出産をします。
HIV感染
妊娠初期にHIVの抗体の有無を調べます。エイズを発症していないキャリアの場合がありますので、念のため調べておきましょう。感染を知らないまま出産をしてしまうと、赤ちゃんにも感染してしまう場合があります。

早期に発見できれば、妊婦さん自身が治療することができ、赤ちゃんへの感染を60分の1の、0.5%にまで抑えることができます。

ちなみに、出産は帝王切開で行われます。

トキソプラズマ
トキソプラズマ抗体を持っているか検査します。動物や鳥が持っている寄生虫の一種なので、ペットを飼っているかどうかを聞かれることもあります。また、生肉から感染することもあります。

しかし、大人であれば感染しても、ほとんど症状は出ず風邪のような症状です。しかし、胎児に感染すると(母子感染)、心身発達の遅れなど先天性トキソプラズマ症を発症することがあります。

梅毒
梅毒は妊娠初期で必ず受ける検査で、母子手帳にも項目があります。体に発疹が出て、リンパの腫れや微熱などを引き起こす性感染症です。治療できる病気ですが、早期発見・早期治療をしないと、母子感染により胎児がお腹で亡くなってしまうことがあります。そのため、妊娠初期で検査をするのですね。
クラミジア
クラミジアトラコマティスという細菌に感染することで発症します。感染経路は、ほとんどが性行為です。50%という高い確率で感染すると言われ、男性よりも女性の方が感染しやすいと言われています。クラミジアは、性器だけでなく、オーラル
セックスによって喉などにも感染します。

クラミジアの厄介なところは、男性の50~60%、女性の80~90%が無症状・症状が軽くて気づかないということです。

そして、知らない間に感染を拡大させてしまうのです。女性の場合の症状は、「水っぽいおりものが増える・下腹部の痛み・性行時の痛み」などです。

妊娠初期にクラミジアに感染した場合、胎児自体の奇形などは起こりませんが、流産のリスクが高まります。

子宮頸管からクラミジアが上がっていき、羊膜に感染してしまうのです。すると、羊膜が薄くなり敗れてしまいますし、子宮収縮を起こすことで流産しやすくなってしまいます。

妊娠中期に感染すると早産のリスクが高まり、低体重での出生となります。産道感染を防ぐために、30週までに治療を済ませておくことがオススメです。

もちろん、妊婦さんでも大丈夫な薬が処方されます。後期での感染は、赤ちゃんへの産道感染が起こります。

産道感染すると、新生児は「肺炎・結膜炎・咽頭炎・中耳炎」を起こすことがあるので、治療が必要となります。
血糖値
妊娠糖尿病を早期発見するために行われます。お母さんの血糖値は、胎児の血糖値とほぼ同じです。つまり、お母さんが高血糖になれば、胎児も高血糖になりトラブルを引き起こします。

親が糖尿病の子供は、巨大児になる可能性が高いです。

もし、巨大児になれば難産が予想されます。巨大児の出産は肩がでにくく、出産のときに赤ちゃんの肩が骨折することがあります。

また、母体へのダメージも大きくなります。

出生後も、「低血糖・黄疸・呼吸障害」などの合併症を起こすこともあるので、帝王切開での出産となります。

不規則抗体
あまり耳慣れない「不規則抗体」があるかどうかを調べる検査です。

※不規則抗体とは・・・?

例えばA型の血液には、A型の糖鎖をもつ赤血球とB型の血球の糖鎖にくっつく抗体(抗B抗体)があります。B型の血液には、B型の糖鎖をもつ赤血球とA型の血球の糖鎖にくっつく抗体(抗A抗体)があります。

もしA型の人にB型の血液を輸血した場合、A型の血液に含まれる抗B抗体と輸血したB型赤血球が結合してしまい、赤血球が壊れてしまいます(溶血といいます)。
(この際の輸血した抗A抗体は数が少ないのであまり問題となりません。)

輸血量が多いと、溶血からさらに腎不全、ショックと進行してしまいますが、これは他稿に譲ります。

実は赤血球には、このABOだけでなく、非常にたくさんの糖鎖があります。(たくさんの血液型があると言えます。)

この不規則抗体を持っていると、輸血の際に副作用が起こります。そのために、万が一に備えてあらかじめ調べておくのです。

妊娠中毒症とは?

妊娠について少し調べてみると出てくるのが「妊娠中毒症」という言葉です。具体的に、妊娠中毒症とは何なのでしょうか?

妊娠中毒症とは、「妊娠高血圧症候群」のことで、妊娠後期に出やすいと言われています。

高血圧・尿たんぱく・浮腫のうち、妊娠して初めて症状が出た場合をいいます。

妊娠中毒症の定義は?

高血圧
妊娠中は基本的に普段よりも血圧が高くなります。これは、赤ちゃんに血液を送るのに血圧が必要になるからです。ちなみに、妊娠中は、最高血圧140mmHG以上・最低血圧90mmHGを超えると高血圧と言われます。
尿たんぱく
腎臓の機能が低下すると、普段はでないタンパクが尿に漏れ出します。
浮腫(むくみ)
妊娠中はむくみやすくなります。しかし、一晩体を休めても浮腫が取れない場合は、妊娠高血圧症候群となります。むくみは体に水分がたまることで起こります。特に妊娠後期は水血症といって血液循環が増えることで起こりやすくなります。

妊娠中毒症になると母体にも胎児にも影響がある

妊娠中毒になると、どんな影響があるのでしょうか?

妊娠中毒症になりやすい人

  • もともと糖尿病・高血圧・腎臓病を持っている
  • もともとこれらの疾患がある人、親族にこれらの疾患を持っている人は、妊娠中毒症になりやすい傾向があります。

  • 太っている人
  • 特に太っている方は注意が必要です。太っていると、心臓を圧迫して血圧が上がってしまうのです。

  • ハードな仕事・ストレス・睡眠不足
  • ストレスや過労は自律神経を見出し、血圧が上がることがあります。

  • 高齢出産(35歳以上)
  • 高齢出産の場合、妊娠糖尿病を起こしやすくなります。

  • 多胎妊娠
  • 双子ちゃん妊娠の場合、その分、お母さんに負担がかかり、妊娠中毒症を起こしやすくなります。

  • 妊娠中毒症になったことのある経産婦さん
  • 過去に妊娠中毒症になったことのある人は、繰り返しやすくなることがあります。

お母さんへの影響

  • 症状が重症化した場合、脳出血・けいれん・腎臓や肝臓の機能障害が起こります。

胎児への影響

  • 胎盤からうまく栄養が行き届かず、発育不全を起こす
  • 低体重での出産
  • 常位胎盤剥離
  • 子宮内で赤ちゃんが亡くなってしまう

また、出産はリスクを抑えるために帝王切開での出産となることがあります。

大きな病気が潜んでいることもあるので気になったら病院へ!

妊婦健診で婦人病が見つかったということも少なくありません。実際に著者の友人も、妊婦健診で子宮頸がんの疑いということで、治療をして癌化せずに済みました。

子宮頸がん

妊婦健診で子宮頚部をこすり取って細胞を接種します。

子宮頸がんは「ヒトパピローマウイルス」の感染が原因です。これは、ごくありふれたウイルスです。

性行為だけでなく、キスや手をつないだだけでもうつるもので、誰にでも感染する可能性があるものです。

「がん」という名前がついていますが、そんなに怖いものではありません。大半は数年のうちに消失してしまいます。

しかし、中には免疫力の低い場合や、感染機関が長くなると癌化してしまう場合があります。

子宮頸がんと診断された場合、状況が深刻でない場合は、妊娠中は赤ちゃんのためにも経過観察です。

もちろん、子宮頸がんは赤ちゃんにも問題はありません。そして、出産後に様子を見て、治療をスタートします。

著者の友人も、出産後に1週間の入院治療を終え、元気にしています。

子宮内膜症

子宮の内側を覆っている内膜が子宮以外の場所にできる病気です。本来の子宮内膜と同じように、生理のたびに剥がれ落ちます。

そのため、生理の時の出血量が多い、生理痛がひどいなどの症状が起こります。

他にも、お腹が張る・生理日以外でも下腹部が痛い・性交時に痛みがある、などの症状もある場合は、一度婦人科を受診してみましょう。

子宮内膜症は命に関わる病気ではありません。ただし、閉経まで付き合っていく病気ですので、婦人科で受診しましょう。

子宮筋腫

子宮の筋肉にできる、「良性」の腫瘍です。全く症状がなく、妊娠して初めて知るという人も多くいます。

子宮筋腫は良性なので、命に関わることも、癌化することもまずありません。

ただし、筋腫が大きくなりすぎると、流産・早産のリスクが高まります。
ちなみに、3~4cmであれば問題ありません。

次のお子さんを考えている場合は、婦人科を受診して治療の方針を決めていきましょう。

卵巣チョコレートのう胞

30代女性の5人に1人に起こると言われている、よく起こるものです。

これは、子宮内膜が卵巣にできる病気です。生理の際に、同じように剥離するので卵巣内に血液が貯まります。

それが、ドロドロのチョコレート状になることから「チョコレートのう胞」と言われています。

主な症状は、きつい生理痛と出血過多です。自覚症状がないため、妊娠して初めて知るという場合が多くあります。

薬での治療や、不妊の原因になっている場合は、腹腔鏡手術で取り除きます。

病気以外のマイナートラブルも医師に相談して!

大きな病気や感染症以外にも、妊婦にはマイナートラブルが起こります。それまでは知らなかったとトラブルが起こります。

これは一例です。

悪阻
悪阻にも種類があり、吐き気だけでなく、頭痛・眠気などもあります。著者も体験したのですが、唾液悪阻というものもあります。唾液がたくさん出て気持ち悪くて飲み込めないというものです。これは経験した妊婦さんでないと知らないものです。
便秘
便秘しらずの著者もこれには苦しめられました。ホルモンバランスの変化で、便秘になってしまうのです。産科で薬を処方してもらい、無理に自力で出さないようにしましょう。
下痢
便秘にはならなかったけれど、逆に下痢ばかりするという場合もあります。
胃痛
子宮が大きくなることで、胃が圧迫されて痛みがでます。また、逆流性食道炎になる場合もあります。消化が良く、刺激のないものを食べましょう。
腰痛
子宮が大きくなり、骨盤が開くことで腰痛になったり、お腹の重みで腰痛になることがあります。腰ベルトをしたり、できるだけ座るなど体を休めるようにしましょう。坐骨神経痛になると歩けなくなることもありますので、産科で相談しましょう。
疲れやすい・動悸
妊娠したことがないと、なかなか理解してもらいにくい体の疲れと動悸。少し動いただけで、すぐに休みたくなったりします。赤ちゃんから無理をしないようにというサインだと思って休みましょう。
足がつる
妊娠中は、足がつって目が覚めたというママも少なくありません。
むくみ
妊娠中はむくみやすくなります。着圧ソックスを使用する、足を上げて寝る、足を温めるなどの対処法を試いしてみてください。
毛深くなる
女性なら、やはり見た目もきになってしまいますよね。しかし、これはホルモンバランスによるものです。出産すると徐々に薄くなりますので、安心してくださいね。
歯のトラブル
妊娠中は、口内環境が悪くなりがちです。食べ悪阻で食べ続けたり、吐き悪阻で歯ブラシを受け付けなかったり、歯茎も張れやすく、歯周病にかかりやすくなります。著者も自慢の歯並びが悪くなってしまいました。
トイレが近い
大きくなった子宮で膀胱が圧迫されて、トイレが近くなります。トイレに何回も起きて、寝られないという妊婦さんも少なくありません。
手・腕が引きちぎれそうに痛い
これは著者が体験したマイナートラブルです。ある晩、腕が引きちぎれそうに痛くなり、眠れませんでした。しかし、次の日にはすっかり治りました。調べてみると、このようなマイナートラブルを経験した妊婦さんがいました。

以上です。

こんなにたくさんマイナートラブルがあるんですね…。

大きな病気でなくても、些細なことでも不安に思うことは、医師や助産師に相談しましょう。

妊娠中の様々なトラブルと上手に付き合う

妊娠中は、次々と体の変化があって良くなっては悪くなったり、体調も安定しないことも多いと思います。

気持ちも折れそうになったり、人に聞くほどのことじゃないけど気になることもたくさんありますよね。

「こんなことで・・・」と思わず、主治医の先生に相談して、薬に頼れるものは頼ったり、マイナートラブル自体が大きなストレスにならないようにしていった方が、体の負担が減ったり、悩みの解消につながると思います。

ストレスから違うトラブルにもつながることがありますので、無理をせず、出産までなるべくストレスを減らして少しでも快適に乗り切りたいですね。

赤ちゃんに負担をかけない為に!無理は禁物です

お母さんの体が辛い時は、母体に負担がかかっているということです。つまり、赤ちゃんにも負担がかかっているかもしれません。

無理せず症状を和らげられるように、産科で相談をしましょう。

そして、何より、そのような小さな相談にも乗ってくれる病院を選びましょう。
元気な赤ちゃんが産まれますように♪

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