プレ幼稚園って?いつから行ける?費用や内容について

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2017/06/30

幼稚園で実施されている「プレ保育」をご存知でしょうか?最近は入園前の子どもたちを対象にした「未就園児クラス」の取り組みをしている幼稚園がかなり増えています。

特に1人目を育児中のママにとっては、自分が幼いころには一般的ではなかったプレ保育について、詳しく知りたいと思う方や戸惑う方が多いようです。

またプレ保育の存在自体も知らないまま過ごしていて、突然お友達から教えてもらって焦ってしまったという方もいます。

プレ保育という言葉だけ聞いても、「具体的にどんな子どもたちが対象なの?」「いつからはじまってどこで何をするの?」「お金はかかる?」「そもそも必要なの?」など分からないことだらけですよね。

そんなママたちの不安に答えるために、今回は幼稚園のプレ保育について詳しく紹介していきたいと思います。

「プレ保育」とは入園前の子どもたちのための慣らし保育

「プレ保育」というのは、幼稚園に入園する前の小さい子どもたちを対象に保育を行うクラスのことです。「未就園児クラス」や「プレ幼稚園」などと言われることもあります。

プレ保育のクラスを実施しているかどうかは幼稚園によりますが、近年は多くの幼稚園で未就園児を対象とした保育を実施しており、その数も年々増えています。

プレ保育はそれぞれの幼稚園が幼児教育の一環として必要に応じて実施しているので、その目的や内容など細かいことは園によって異なります。

けれども一般的に言って、プレ保育は幼稚園入園前の子どもたちのための「慣らし保育」だと捉えると分かりやすいでしょう。

日々我が子と接しているママたちには想像がつきやすいと思いますが、小さな子がママと離れて登園し、長い時間を慣れない幼稚園で毎日過ごすことはとても大変です。

なかなかママと離れられない子や、場所見知りをする子、同年代のお友達に囲まれることにストレスを感じる子や、とにかくたくさんの不安を子どもたちは抱えることになります。

そんな不安を軽減し、実際に入園した時に少しでもスムーズに幼稚園生活に慣れるためにプレ保育は実施されています。

予備知識の少ない子どもにとって知らない人がたくさんいる未知の場所に突然飛び込むことは恐怖です。時にはママでさえ不安を抱くことがあるでしょう。

入園前の一定期間、幼稚園に定期的に通うことによって、幼稚園は子どもにとって知っている場所になりますし、先生も顔見知りになったりします。大勢の園児を目にする機会もあるでしょう。

プレ保育を経験すると、子どもたちもママたちも幼稚園という場所ややり方に接する機会を持つことができ、自然と慣れていくことができるのです。

保育年齢や費用などの詳細は幼稚園によってさまざま

幼稚園に慣れるためのプレ保育ですが、いざ行ってみたいと思っても具体的に何をどう始めたら良いのでしょうか。プレ保育についてママたちが知りたい主な情報には次のようなものがあります。

  • いつ、どこで募集をしているのか
  • 子どもが何歳になったら通わせることが出来るのか
  • 費用はどのくらいかかるのか

ひとつずつ説明していきましょう。

いつ、どこで募集をしているのか

はじめの方でも触れましたが、「プレ保育」、「未就園児クラス」の取り組みは幼稚園の義務ではなく、状況や必要に応じてそれぞれの園が独自に規定や保育方針などを決定し行っているものになります。

そのため、必ずしも正規の入園における願書受付日などのように、毎年はっきりと募集要項や入会受付日が提示されているという訳ではないのが現状です。

幼稚園側も募集時期から募集人数、通う頻度や保育時間に至るまで、さまざまなことを調整・変更しながら毎年運営しているからです。下の子をプレ保育に入れてみたら上の子の時とは時間も費用も人数もだいぶ違っていた!なんてとても良く聞く話です。

けれども募集において一般的な傾向はあります。多くの幼稚園ではだいたい年末から年始頃にかけて次年度プレ保育の募集及び応募がはじまり、春4月から5月のはじめに実際のプレ保育がスタートするというサイクルです。

募集の時期にプレ保育についての説明会や幼稚園の見学会、体験入園などの機会を設ける園もあります。

募集要項は幼稚園のホームページで確認をするのが最も一般的ですが、中にはプレ保育に関することはホームページに載せない幼稚園や、そもそもホームページのない幼稚園などもあります。

そのため興味のある幼稚園が見つかったらまずはホームページの内容を確認してみることをお勧めします。そこで疑問や質問がある場合は直接電話で幼稚園に問い合わせてみましょう。

子どもが何歳になったら通わせることが出来るのか

子どもの年齢に関しても多くのママが迷うところですが、こちらもどの年齢の子を受け付けるかは幼稚園の募集内容によって異なります。

ホームページなどで募集要項を確認すると、たいていの場合は「平成●年●月●日~平成〇年〇月〇日生まれが対象」など具体的に記載があるので見てみましょう。

満3歳児入園がある幼稚園ではその規定も当然異なりますし、ひとつ上、もしくはひとつ下の学年の子たちも一緒に同じ未就園児クラスで保育を行うという幼稚園もあります。

基本的には3年保育で入園させることを考えている家庭の場合、子どもが年少に入園するのは4歳になる年度です。

一般的なプレ保育は入園の前1年間を通うことが多いので、子どもが3歳になる年度に通うことになります。

ちなみにうちの子が通っている幼稚園では、「6か月から1歳未満の子」、そして「1歳から2歳までの子」、それぞれに月1回のプレ保育、そして3歳になる年度の子どもたちに週1回のプレ保育を実施しています。

プレ保育の募集は年末から年始にかけてが一般的ですが通常の入園募集時期の園もあります。

プレに通わせたいママや興味のあるママは、子どもが2歳の夏頃から幼稚園のホームページなどを見て情報収集をはじめる必要がある訳です。

もしもお子さんが早生まれの場合はなんとまだ1歳の冬ということになります!そう考えると、なんだかこの前産んだばかりだと思っていたのにもうそんな時期!?と焦りを感じる方もいるかもしれません。

もちろんプレ保育は強制ではありません。希望をする方が行けば良いのですし、早生まれの家庭の場合はプレ保育も入園も1年あとにずらして2年保育で入園する方もいます。

家族やきょうだい構成、子ども本人をよく理解し柔軟に考えることがポイントです。

費用はどのくらいかかるのか

募集時期や年齢同様、月謝やその他の費用も幼稚園によって実にさまざまです。

時にはプレを無料で行っている幼稚園もありますし、また逆に通常に入園した時の月々の保育料と同じくらいかかるところもあります。

そもそも頻度も時間も幼稚園によってバラバラですから、その平均を出すことはできません。保育料としての月謝以外にも諸費用を徴収することがあるので、その可能性のある主な項目を挙げておきたいと思います。

入園金
最初に申し込みをする時に支払うお金です。保険料や名札代などを含むこともあります。また、入園金は徴収しない園もあります。

値段はさまざまですが、数万円単位の高い金額を徴収する場合は、本入園の入園手続きの際、入園金からその分を差し引く幼稚園などもあります。

保育料(月謝)
幼稚園によって保育時間も頻度も大きく異なるため、当然月謝にも大きな差があります。園によって数千円~数万円くらいの幅があります。教材費やおやつ代などを含んでいる場合もあります。
バス通園代
プレ保育でも、申し込めばバス通園できる園があります。その場合はバス代がかかります。
諸費用(給食費、教材費、冷暖房費、おやつ代など)
保育時間が昼をまたいで給食が支給されるような幼稚園ならばその分の給食費がかかります。また制作などで必要な材料費や、季節によっては冷暖房費などを実費で支払うこともあります。おやつ代を別途徴収するところもあります。

実際にはどんなことをするの?具体的なプレ保育の内容

さて、実際にプレ保育に通うようになったら子どもたちは毎回どんなことをして過ごすのでしょうか。

そもそもプレ保育は「母子同伴」としてママなどの保護者が子どもと一緒に保育を受ける場合と、「母子分離」として通常の幼稚園児のように保護者は送り迎えだけをし、子どもたちだけ幼稚園に預けて保育を受けさせるという2つのパターンがあります。

はじめは母子同伴で、慣れてきたら母子分離に切り替える幼稚園も多くあります。どのような場合でも通常はクラスに専任の先生がいますし、季節や子どもたちに合わせた保育を行っています。

主な保育内容には以下のようなものがあります。

制作・創作の保育
  • クレヨン、絵の具、のりなどを使ったお絵かきや工作
  • 粘土遊び
  • 折り紙遊び
  • お歌
  • 先生による絵本や紙芝居などの読み聞かせ
体を動かす保育
  • リトミックやリズム遊び
  • 園庭やお外遊び
  • プール遊び
  • 動物とのふれあいなど
季節の行事に関連する保育
  • 七夕のかざり、短冊作り
  • お芋掘り
  • クリスマスの制作やクリスマス会
  • 豆まき

幼稚園では子どもたちの発育や季節の行事などに合わせてさまざまな保育を行ってくれます。小さな子たちにとって初めての体験ばかりですが、同年代の子どもたちと一緒にこのような経験をすることはとても良い刺激になるでしょう。

他にも秋には遠足に行ってどんぐりや落ち葉拾いをしたり、ママがいなくても自分の力で給食やお弁当を食べる練習をしたり、畑で野菜作りや土に触れる体験をしたり、ネイティブの先生による英会話を体験したりと実にいろいろな保育があります。

また園によっては、運動会やお遊戯会など幼稚園児の行事に未就学児として参加することもあります。

年少から年長までのたくさんの子どもたちの様子を目にすることは、子どもにとっても親にとっても興味深いものです。

先生たちによるさまざまな保育を実際に経験すると、家庭での子育てに参考になることもたくさん見えてくるかもしれませんね。

プレ保育は賢く利用

近年増加してきたプレ保育について説明してきました。プレ保育、未就園児クラスなどの取り組みに関しては、そのやり方も意味合いも幼稚園によっていろいろと変わります。

また同様にして、パパやママが幼稚園を選ぶ時にどのような部分を重視するのか、というのも家庭によってさまざまです。

自分たちにとってベストな幼稚園を選ぶために、「通う」、「通わない」の選択を含めてプレ保育を上手に活用することをおすすめします。

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