年齢別の絵本の選び方!子供にとってお気に入りの一冊を見つけるコツ

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2017/01/14

子供に絵本をプレゼントする時、どのような絵本を選んでいますか?きっと、「絵がかわいい」「良いおはなし」「面白い」というような理由で選んでいませんか?

大人目線で選ぶと、子供にはまだ理解が難しく、楽しむことがでず、あまり興味を示さない場合もあります。

子供の絵本は、成長過程に合わせて選ぶことが大切です。

心の成長や生活環境によって、興味が持てる内容や楽しめる事が違ってくるからです。

大人にとっては、「何が面白いのかな?」と思うような本が、ツボになり繰り返し何年も読んでくれるという事もあります。

大好きな絵本と出会い、本が大好きなお子さんになってくれたら嬉しいですよね。

ここでは子供に喜ばれる絵本の選び方を年齢別で紹介していきます。


昔から売られている絵本には、名作がある

本屋さんへ行くと「あっ!この本知ってる。私も小さい頃読んだ記憶がある。」という絵本に出会う事ってありませんか?

実は昔の絵本が今も再販されて売られていることは、とてもすごい事なのです。

というのも、日本では年間約30000冊もの児童書が出版されています。その内7500冊ほどが絵本だと言われています。

しかしそのほとんどが初版のみの発行で、本屋さんから消えていきます。つまり再販されて、ウン十年売り続けられているという事は、子供に人気の証。

ママが読んだことのあるような絵本があれば、子供が受け入れやすい名作だと思って安心してて子供に読んであげましょう。

名作が良いとは限らない。年令によって絵本の内容を選ぼう

とても絵が可愛かったり、人気で素晴らしい内容の絵本を読み聞かせしても、子供の年齢に合っている内容でなければ子供は何も感じてはくれません。

また小さい子供に少し難しい内容の本を読ませて、「頭をよくしたい!」というママやパパもいるかもしれませんが、あまり先走った内容を読ませても子どもは理解ができないので、絵本を楽しむことができません。

ですから、「この子本が好きじゃないみたい・・・。興味ないのかな・・・」と落ち込む必要はありません。

子供がそんな興味がない様な反応を示すときは、内容がちょっと難しいのかも。

子供の反応がいまいちな時は、大人目線で絵本を選ぶのではなく、子供の年齢に合わせて選んであげると良いでしょう。

生後6ヵ月~7ヵ月頃から本を読んであげましょう!

0歳からでも絵本は楽しめます。ただ本当に興味をもってくるのは、6・7カ月頃から。

このころになると、離乳食が始まったり、お座りができるようになってきたリ。寝ているだけの頃とは、赤ちゃんの見ている世界が変わってきます。

パパやママを認識し始めるのもこの頃。抱っこをお願いしてきたり、かまって欲しいと自分の主張が出てきます。

その頃に絵本を読み聞かせすると、パパやママの声に赤ちゃんも安心してのリラックスできるでしょうし、嬉しそうな反応が見られるかもしれませんね。

この頃の赤ちゃんの本選びは、「絵の美しさ」と「繰り返し言葉」がポイントです。

この頃の赤ちゃんは、まだまだストーリーは不要です。お話を理解するのはもう少し先の事。今は、絵を見て喜んだり、ママとの時間を絵本を通じて楽しむ時期です。

絵本は、親子のコミュニケーションツールとして使うと良いでしょう。

この頃の赤ちゃんの絵本探しのポイントは「絵」。 大きなはっきりとした絵やカラフルな色使いがこの頃の子供には、分かりやすくてお勧めです。

細かい描写がされているような、背景などの絵が書かれた絵本を楽しむのは、もう少し先です。

内容は「ぴょんぴょん」や「にょろにょろ」など、動物が動く様子がわかる言葉や、ガタンゴトンなど、リズミカルな音が繰り返し出てくるようなお話を面白いと感じる様です。

また「バイバイ」や「こんにちは」など、身近な言葉を繰り返すような本も、子供がすぐに真似ができるので楽しめます。

おでこをくっつけたり、拍手をしたり。ママと一緒に真似ができるような絵本も、子供が飽きることなく何度も楽しむことができるでしょう。

生後6か月~7ヵ月頃におすすめの絵本を紹介します。

ぴょーん

作者絵 まつおかたつひで
出版社 ポプラ社
https://www.amazon.co.jp/dp/459106476X

色んな生き物が繰り返し、「ぴょーん」と出てきます。ユーモラスな絵に会話がはずみそう。親子で楽しめそうな一冊です。

いないいないばあ

作者 松谷みよ子
絵  瀬川康男
出版社 童心社
https://goo.gl/koWdwt

「いないいないばあ」という赤ちゃんにもおなじみの言葉が繰り返されます。色んな動物が登場して、リズミカルに繰り返される「いないいないばあ!」という言葉に思わず赤ちゃんも笑顔に。

ママの中には、「小さい頃に読んだ!」という方もいるのでは?長年多くの子供に愛され続けられている絵本です。

1歳~2歳。起承転結のある簡単なストーリーを選ぶ

1歳を過ぎてくると歩けるようになったり、言葉を覚えてきたりと、子供の世界はさらに広がります。

自分の目で見たものや、触れたものに興味をもったり、様々な事に意欲的になってくる時期です。

やってみたい事もたくさんでてきて、周りに自分の気持ちを伝えようとします。中には好き嫌いなどの意志がでてくる子供もいるでしょう。

この頃の子供たちは、絵本のストーリを少し理解することができるようになってきます。

簡単な起承転結のストーリーの絵本を選ぶと楽しめそうです。生活の中での出来事など、身近なお話は、興味をそそります。

絵本を通じて、様々な事を覚える事も出来る時期に入る

この頃の子供たちは、会話を少しづつ覚え始めます。日常生活で、「いただきます」など、決められた言葉を覚えるのもこの時期です。

「こうやって言うといいんだ!」と分かるような、「どおぞ」「ありがとう」など、馴染みのある会話のやり取りが書かれた絵本は、子供のやってみたいを刺激します。

ですからこの時期に多くのママが悩むトイレトレーニングも、絵本を上手く活用して乗り越えましょう。

トイレトレーニングをテーマにしたような絵本が売られているので、絵本を読んでやる気を引き出してあげましょう。

主人公が頑張っている姿を見ると、「こうやってやるんだ!」と子供の心を動かすきっかけになる事があります。

他にもこの時期の子供には、絵の表情で感情表現が伝わるような絵本もお勧めです。

絵本を見てお顔の表情を真似してみたり、子供がすぐにまねできそうな絵本は、子供達が大好きです。

周りの事にも興味が出てくる時期なので、曜日や数字・食べ物などの名前を絵本を通じて覚えられるような絵本も楽しめるでしょう。

この頃になると大きな絵の中でも、具体的な様子が楽しめる様になってきます。

エリックカールの「はらぺこあおむし」の絵本のように、絵を見て子供に「りんごが〇個あるね」と言えるような、発見のある絵本もお勧めです。

少し大きくなってきたら、人差し指で「見つけた!」と子供が指をさしながら嬉しそうに発見を伝えてくれるような絵本も楽しめるようになります。

絵本を楽しめる!これが、子供たちの本好きのスタートになる事でしょう。1歳~2歳頃におすすめの絵本を紹介します。

はらぺこおむし

作者 エリック=カール
訳 もり ひさし
出版社 偕成社
https://www.amazon.co.jp/dp/4033280103

日曜日の朝に生まれたあおむしは、毎日色んなものを食べていきます。そして美し蝶へと成長していくというお話です。

ページをめくる度に出てくる絵はとても美しく、絵本にも穴が空いていたりするので、仕掛け絵本としても楽しめます。曜日や食べ物の数を数えてえながら、繰り返し楽しめる絵本です。

コップちゃん

作者 中川 ひろたか
出版社 ブロンズ新社
https://www.amazon.co.jp/dp/4893093010

「コップちゃんいくつ?」「お名前は?」この頃から子供がよく聞かれる言葉が並んでいます。

生活の中で身近なコップが主人公なので、本を読んだ後も机の上のコップに、「コップちゃん」と問いかけてしまいそうな絵本です。

がたん ごとん がたん ごとん

作者 安西水丸
出版社 福音館書店
https://www.amazon.co.jp/dp/4834002721

がたんごとんがたんごとん。「のせてくださーい。」というリズミカルな言葉の繰り返しに子供も夢中に。

頑張る電車の表情が変わっていく様子も、子供にとって面白い!読み終えると「もう一回」とエンドレスになるというママの声も。

3歳-4歳 想像力を育む絵本がお勧め

3歳~4歳は、興味津々で知りたがりの時期です。「ねえどおして?」「なんで?」と口癖のように、聞いてくる子供もいるでしょう。

知る事を楽しめるような本は、この年頃の子供にはお勧めです。               

またストーリーを追って、絵本を読むことができるようになってきます。登場人物の気持ちを理解しようとしたり、想像し始めるのもこの頃です。

感情を育てるような本や、大人が読んでいてもほっこりするよな優しい気持ちになれる本。心に残る本もお勧めです。

日常をテーマにした身近なお話も良いですが、「雲に乗って旅をする。」など夢のあるストーリーをこの時期に読むことで想像力を育むことができるでしょう。

細かい絵にも興味が持てる時期なので、景色の絵などにもこだわった絵本を選ぶのも良いと思います。

絵の描写が細かい絵本は、ストーリーだけでなく絵を見て楽しむことができます。何度読んでいても、「こんなところに、こんな絵が描かれてる!」という発見は、子供を飽きさせません。

またこの頃は自分より、小さい子供にも興味を持つ時期です。特に弟や妹ができた子は、弟や妹のことが良くわかりません。

兄弟のお話などをテーマにした絵本も、興味があると思います。

テレビにも興味が出てくるのもこの頃です。テレビも時にはいいのですが、絵本にはテレビではできない想像力を育てる力があります

1日2冊。何度も読んだ絵本でも大丈夫です。ぜひ子供と一緒に絵本を楽しむ時間をつくって想像力を育んでくださいね。

3歳~4歳頃におすすめの絵本を紹介します。

どうぞのいす

作者 香山美子
絵  柿本幸造
出版社 ひさかたチャイルド
https://goo.gl/fYUTlu

うさぎさんが作った「どうぞのいす」とかかれた椅子。そこに、ロバさんがどんぐりを置いて木の下で居眠り。

眠っている間に、次々と動物たちがやってきて椅子の上のどんぐりを「どうぞ」と書かれているから。と椅子の上にあるものを食べて、代わりにもっていたものを置いていくお話。

ロバさんが起きたときには、椅子の上に何があるのでしょうか?思いやりを伝えてくれる。そんな優しい絵本です。

ぐるんぱのようちえん

作者 西内ミナミ
絵  堀内誠一
出版社 福音館書店
https://www.amazon.co.jp/dp/4834000834

一人ぼっちで寂しくて、涙を流して暮らしてきた ぞうのぐるんぱ。ある日ビスケット屋で働くことになります。

ところが失敗ばかりで追い出されてしまいます。その後お皿をつくっても、靴屋で働いても失敗ばかり。

そんなぐるんぱが、子供たちとの出会いによって幼稚園を開くことになるという心温まるお話です。

子供目線で読むのと、大人になってから読むのでは受け取り方が違う絵本です。小さい頃に読んだ事のあるママも改めて読むと、ぐるんぱの気持ちに胸が熱くなる。そんな絵本です。

5歳~6歳 字が読めてもママが読み聞かせをしよう

5歳~6歳になってくると、自分で本が読める様になってくる子も出てきますが、あえて大人が読み聞かせをしてあげましょう。

というのも、この頃の子供はまだ文字を読むことに必死です。ですから絵を見る事なく、字を追う事に必死になり、本の内容を想像して楽しむことができなくなってしまいます。

やはりこの時期はまだまだ想像力を育てたい時期です。ぜひ読み聞かせの時間を作ってあげてくださいね。

また、この頃の子供は自分と他の子との違いが分かるようになってきます。自分が思っている意見と、お友達の意見が違う事もよくあるでしょう。

時には喧嘩をしたり、言い合いになったりとお友達とぶつかる事もでてくるでしょう。その中で、相手の気持ちを理解しようとする心が産まれるんですね。

そんな子供たちの心に共感できるような内容の本を選ぶと、子供たちはストーリーに自然と興味を持ってくれることでしょう。

主人公の気持ちになり、一緒に旅ができるようになる

5歳~6歳になってくると、絵本の内容も少しスケールが広がってきます。

主人公一人だけが描かれた絵本ではなく、周りにも様々なキャラクターが登場してくるような本が楽しめる様になってきます。

様々な登場人物が、それぞれ違う性格や考え方をもっているという設定にきっと、お友達との関係を重ねる事があるでしょう。

そんな登場人物たちが一緒に問題を乗り越えるようなストーリーは、5歳~6歳の子供たちの心を引き付けます。

「〇〇ちゃんだったらどうする?」と問いかけができるような内容の絵本も、親子で楽しむことができるでしょう。

絵本を楽しみながら、人との関わりを感じる。そんな絵本がこの時期の子供たちには、ぴったりです。

5歳~6歳頃におすすめの絵本はコチラです。

どうするジョージ

作者 クリス・ホートン
訳 木坂 涼
出版社 BL出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4776406721

主人公の犬のジョージは、飼い主のハリスと良い子で留守番をする約束をしたのに、様々な誘惑が襲い掛かります。

我慢できるのか?「どうするジョージ!」しかしいつも誘惑に負けてしまい、ケーキを食べてしまったり、猫を追いかけてしまったり・・・。

気が付けばお約束を破ってばかり。反省したのもつかの間、また誘惑が・・・いつの間にか子供も大きな声で「どうするジョージ!」と叫んでしまう。親子で笑顔になってしまう、楽しい絵本です。

こんとあき

作者 林明子
出版社 福音館書店
https://www.amazon.co.jp/dp/4834008304

「こん」は、あきちゃんが赤ちゃんの時から一緒にいるぬいぐるみです。ある日あきちゃんは、こんと一緒に「さきゅうまち」のおばあちゃんの所へいきます。

電車に乗る時、思わぬハプニングにどきっとする場面が!そんな時、あきちゃんを安か心させるために言う「こん」の優しい「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」という言葉に涙がでそうになります。

子供がいつも一緒にいるぬいぐるみがある場合、自分と重ね合わせるようです。私の子供も、自分のぬいぐるみに心があるんだ!と今まで以上に大切にするようになりました。

「こん」という部分を、自分のぬいぐるみの名前に置き換えて読んでほしい!そんなリクエストをしてくれた事があり、今ではとても良い思い出をくれた大切な一冊になっています。

子供に合った絵本は、子供の心を豊かにしてくれる。

子供にとって絵本の読み聞かせは、単なる親子のコミュニケーションや学習能力の向上だけではありません。集中力や注意力などが身につくと言われています。

また読み聞かせをする事で、子供は物語にでてくる登場人物に共感したり、同情したりしながら相手の気持ちを理解する事を学びます。

それは心の情緒安定にもつながっていて、想像力豊かな子供へと成長させてくれます。小学生になってくると、読み聞かせが習慣になっている家庭の子供は、表現力も豊かだそうです。

ついつい大人目線で選びがちですが、子供の成長具に合わせて絵本を選ぶことで絵本にのめり込み、行く行くは本が大好きな子へ成長してくれるきっかけになります。

図書館には読み切れないほどの絵本が並べられています。子供に様々な本と出合う機会を作ってあげてください。

きっと、絵本から子供の世界がどんどん広がっていくでしょう。

今、どんな事が好きなのか?興味を持っているのか?子供の成長を見ながらお気に入りの1冊が見つかるような選び方をしてみてくださいね。

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