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実は簡単ではない…子供を「パパママ大好き!」にする方法

2015/07/14

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パパやママの苦労は、「パパ大好き!」「ママが世界で一番だ~いすき!!」という我が子の言葉によってどれほど救われていることでしょう。

毎日同じことの繰り返しで、自分の自由な時間も作れず、「もう嫌だ。」「あ~面倒くさい。」と思っても、「我が子の笑顔とその言葉さえあれば…。」と頑張っているのがパパとママです。

だからたとえ、一時のことだとしても「パパ嫌い」とか「ママは嫌!」なんていう言葉を聞くと、本当にショックですよね。

「一体何がいけないの?」「どうしたらいいの?」そんな悩みを持つパパとママに、子供を「パパママ大好き!」にする方法をご紹介します。

ママさえいてくれればOK!子供にとってママは「絶対的存在」

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、ママは絶対的な存在。パパには気の毒ですが、一言で言うと「ママさえいれば」OKなんですよね。

おっぱいは当然ママしかあげられませんし、抱っこも眠い時はママじゃないとダメな場合も…。

ママは負担の多さにへとへとになりながらも、「今までこれほどまでに誰かに必要とされたことなんてあったかな?」と、子供からの重すぎる愛(笑)を感じ、しみじみとした幸せをかみしめることもあるのではないでしょうか?

だからママにとってはつらい後追いも、裏を返せばそれだけ子供に愛されている証拠。ママがそばにいるだけで満足、ママの顔が見えただけで笑顔になるなんて、ママの存在はすごいですよね。

子供はママにべったり!必要とされていない…と感じているパパは少なくない

そんなママと子供の様子をそばで見ているパパの気持ちを代弁すると、「あ~、なんかつまらない。どうせ俺なんて必要ないんじゃない?」という内容で、ほぼ大差ないでしょう。

立会い出産をして誕生の瞬間を目の当たりにすると、パパとしての実感が比較的湧きやすいとも言いますが、それでも自分のお腹から生み出したママとは比べものになりません。

子供から必要とされているという実感がわかず、「パパとしての自覚」を持てないままでいるパパもきっと少なくはないと思います。

ママがパパの悪口を言っていると「パパ大好き」は聞けないかも!

ママにとっては、「だって毎日苦労しているんだから、そんなの当然!」「そのくらいの見返りがないとやってられない」というのが本音です。

これで「パパの方が好き」なんて言われたら、私たち母親は報われないじゃありませんか…(泣)。もし、子供がそんな言葉を言うようになったら、あなたはどうしますか?

でも実は、子供が「パパ大好き」と言えるその家庭は、ママのやってきた子育てが成功している証!家族の形としては理想の形とも言えます。

なぜなら、ママがパパのことを子供に悪く言っていないから…。

子供は日々の長い時間を一緒に過ごすママの影響をとても強く受けます。そのため、パパの悪口ばかり言っていたり、パパのことを邪険に扱っているママの姿を目にしていると、それが知らず知らずのうちにパパの印象になってしまいます。

早い子であれば幼稚園のうちから(特に女の子の場合)、「パパなんて…。」「パパあっち行って。」という言葉として表れることも。この責任の大部分はママにあるのではないでしょうか?

「パパ大好き」子供の心理が隠されている場合も!アピールに気づいてあげて

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ところで、「パパ大好き」という言葉には、他にもいくつかの意味が含まれていることがあります。それは、アピールとしての言葉。

ママへのアピール:「ママもっとこっちを見て!」

「(ママは怒ってばかりだから)パパの方が好き。」「(○○ちゃん(兄弟)のことばっかり可愛がるから)ママ嫌い。」という形で表れている場合もあります。

本当に伝えたいことは、「ママ、もっと優しくして!」「ママ、もっとこっちを見て」という気持ちです。

ママに時間的/気持ち的な余裕がなかったり、下の子にママを取られてしまったりしていて、ママにもっと甘えたいのに甘えられないけどその気持を素直に伝えられない子供もいます。

「ママのこと大好きだからこっちを向いて!」と言いたいのに、上手に伝えられない。そんな子供の気持ちに気づいてあげられていますか?

パパへのアピール:「もっと甘えさせて!」

たとえば片思いをしているとき、「私はあなたのことが好き」と伝えることで自分の存在に気づいてもらおうとするでしょう。同時に、自分に好意を持ってくれる人に対して好意を持ちやすい傾向があります。

それと同様に、「パパ大好き!」という言葉には、「パパにもっと甘えたい」という願望や、「パパにも僕のことが好きだと言ってほしい」という欲求が見え隠れしていることが…。

子供が何を伝えようとしているのか、子供の様子を見てあげてくださいね。

子供の話と実際の出来事にズレ…子供のアピールが含まれているかも!

子供を育てるようになってから初めて気づいたことですが、子供は基本的に自分の言いたいことしか言いません。本人には悪気もなく、嘘をついたつもりも全くない。

でも、自分が見たその部分しか話をしないので、子供の話だけで出来事の全貌が分かることはまずないと言ってもいいでしょう。

つい先日、こんな話を耳にしました。知り合いのAちゃんの話です。

Aちゃんの家庭について

  • 下の子が生まれておねえちゃんになったAちゃん
  • パパはいつもAちゃんの味方
  • 更にパパはママのAちゃんへの接し方を批判

パパはいつもAちゃんの味方で下の子が生まれてお姉ちゃんになってからも、Aちゃんが寂しい思いをしないように、何をするにも第一優先にしています。

Aちゃんを怒ることもほとんどありませんし、ママが「これはダメでしょ!」と言っている横で、「いいじゃんね~。ママはさせてくれないなんてAがかわいそうだ。」という甘い対応のパパ…。

その上、「Aのことを一番にしてやって!」「B(下の子)のことを可愛がっているとAが寂しそうな顔をしている」と、ママには厳しい言葉がかけられることもよくあるのだとか。

「そうは言われても、Bはまだ赤ちゃんなのに…。」とママは当惑しながらも、パパの思いを尊重しているのだそうです。

そんなAちゃんのママが最近気になっているのが、パパやおばあちゃんたちに対して、ママのことを告げ口するようなそぶりを見せること。

「ママがぶったー。」とか「幼稚園に持って行く水筒をママが忘れたんだよ。だからすっごく困ったんだよ。」「ママが寝てたから一人でずっと遊んでいたんだよ。」などと、パパやおばあちゃんたちに言うのです。

実際は、「もう危ないでしょ!」と頭をこづいただけだったり、忘れた水筒もすぐに届けたから何とかなっていたはず?!寝ていたのだって、ほんの10分~15分の話。

それも、「ママ疲れちゃったから、少しだけ寝させてね。おやつには起きるから一緒に食べようね。」と子供にはしっかり伝えていたはずなのに…という話でした。

けれど、聞いた人にしてみれば「えっ、ママにぶたれたの?」「水筒がなくてかわいそうだったね。」「こんなに小さな子を一人でほうったらかして寝ていたなんて…。」と批判的な感情を持つことも多いはずです。

ママに対する告げ口が多い理由はパパにあるのかも!

では、Aちゃんが最近、上記のような気になる言動をする原因は一体どこにあるのでしょう?もしパパがAちゃんからこんな話を聞いたとしたらどんな反応が返ってくると思いますか?こういった答えが考えられます。

「Aがこんなことを言ってたよ。やっぱりAは寂しい思いをしているからじゃないの?」などです。その矛先は一層ママの方へ向いてしまいそうです。

しかし、実際の原因はむしろ逆である可能性がある!言いたいのです。主な原因はパパの方にあるのかもしれません。Aちゃんの家庭の場合、パパのAちゃんに対する接し方に少し不自然な部分があるように思うのは私だけでしょうか?

「兄弟は平等であるべき」「上の子に我慢や寂しい思いをさせたくない。」という思いで子育てをしているのは、我が家も同じ。きっと多くのご家庭で様々な配慮がなされていることと思います。

でもAちゃんは、常に下記の特別な権利を与えられているように感じます。

  • 兄弟がいるのにいつも自分が一番
  • 我慢はしなくていい

この特別な権利により、Aちゃんは「兄弟の存在」や、「Aちゃんの願いを叶えてやりたくても現実的に難しいママ」について感じられなくなってしまっているのではないでしょうか?

「パパはいつも私を一番にしてくれているのにママはそうしてくれない。」Aちゃんがそう感じてしまったとしても不思議ではありません。

子供のアピールが隠されている!?誰かを「悪者」にしないように

確かに、Aちゃんが精神的に満たされていればAちゃんは思いやりを持って下の子を可愛がってくれるでしょう。そうすればママも助かりますし、家庭内のバランスもうまく取れるので家族みんなにとっての幸せにつながります。

でも、「兄弟がいるのに一人っ子と同じように育てる」ことは現実として不可能。仮に、「我が子にそんな我慢を絶対させたくない。」というのであれば、子供を二人以上持つという選択肢を選べないことになります。

子供を二人以上持つことを選び、兄弟を育てるのであれば、「兄弟がいるからこそ学べるもの」に目を向けてみて欲しいのです。

Aちゃんに我慢をさせているママに対して批判的な言葉を口にしたり、Aちゃんに対して「かわいそうに」という態度を取ってしまうと、Aちゃんは「自分はかわいそうで、そんな思いをさせるママは悪いんだ。」と思ってしまうのではないでしょうか?

Aちゃんは、ママへの非難を「告げ口」というアピール方法で伝えることになったのかもしれません。このような感情アピールもあるので気に留めておきたいですね。

「ママ大好き!」ママへの安心感とパパの感情が大きく影響

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子供が「ママ大好き!」と言えるには、自身が感じているママへの安心感と共に、パパからママへの感謝や信頼が必要となります!パパはママの味方であることが基本です。

もし子供がママに怒られたことを言ってきたら、「それはパパも怒るよ。ママにちゃんとごめんなさいをしたのかな?」とか、「ママはいつも大変なんだから、我慢してあげようね。」「我慢できてえらかったな。」という声をかけてあげましょう。

「パパ大好き!」ママがパパを信頼している姿が鍵

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そして子供が「パパ大好き!」と言えるのは、パパがママに愛されているという事実がとても大きく影響しています。ママは、子供と一緒に過ごせる時間の限られているパパのフォローを忘れずにしましょう!ママの視点が、子供からパパへの評価や印象につながりますよ。

「パパはお仕事に行っているけど、○○ちゃんのことをいつも考えてくれているんだよ。」「ママと○○のために頑張ってくれているんだよ。」と伝えてあげましょう。

「パパママ大好き!」な子供は、良好な関係のパパママのもとに

今、お子さんの口から「パパもママも大好き!」という言葉を聞けていますか?そうだとするととても幸せなことですね!

「パパの方が好き」と言われてショックを受けているママも心配はありません。「それは私が頑張っているおかげよ!」と自分を褒めてあげましょうね。逆に、子供が「パパのこと大好き!」と言えていないとしたら、自分の言動を見直してみる必要があるかも?!

子供は幼くてもパパとママの関係をよく見ています。もしかしたら、家庭内でのバランスがうまく取れていないことを教えてくれているのかもしれませんよ。

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