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【新事実】赤ちゃんにとって父親はとても重大な役割だった!

2015/03/01

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パパとママ、ふたりから生まれたかわいい赤ちゃん。でも子育てはママばかり・・・なんてことになっていませんか?実は赤ちゃんにとって、パパの役割がとても重要だったのです。 パパの重大な役割について理解し、育児にどんどん参加してもらいましょう!

子育てはママがするもの?

「男は外で働き、女は家事や育児に専念する」と昔はよく言われたものです。でもこの考え、少し古臭い感じもしませんか?

女性の社会進出が進み、現代では男女ともに少し考え方が変わってきているようです。いまや子育てはパパとママ、ふたりで行うものです。パパとママそれぞれの役割があります。今すぐ古臭い考えは捨てて、ふたりで子育てに取り組みましょう!

「父親のありかた」の歴史

日本では、江戸時代の頃は「父親が子どもを育てた時代」と言われています。その背景には、出産時における死産や母体の死亡、子どもの乳幼児期の死亡がありました。

当時は、自然分娩100回につき、死産は10以上、母体死亡は1以上というデータがあります。無事に産まれてきた赤ちゃんも、無事に乳幼児期を脱した子どもの割合は65パーセントに過ぎなかったそうです。

出産は、母子ともにとても負担が大きく、出産後の子育ての多くは父親の役目とされていたのです。

しかし、高度経済成長とともに、父親は外に出てお金を稼ぎ、母親は育児や家事に専念するようになります。戦後の日本を復興させるため、経済成長を使命と言わんばかりに男性ががむしゃらに働くようになったのです。

そしてバブルがはじけた現在、女性の社会進出が進み、未だ高度経済成長のなごりを残しつつも、「イクメン」なんていう言葉も流行りだし、男性が育児に対して協力的になってきているように見受けられます。

現代のパパの育児に対する考え方

前述のとおり、女性の社会進出が進み、共稼ぎの夫婦が増えてきています。これにより、「男は外で働き、女は家事や育児に専念する」という考え方は、少し古臭くなってきました。子育てをママだけに負担させることは女性に大きな負担がのしかかってしまいます。

しかし、男性が育児に積極的になる理由はそれだけではありませんでした。なんと多くの男性が、「育児は夫婦が一緒にするものである」いう考えをもち、自ら積極的に育児に参加したいと考えているようなのです。

「育児休暇を取得したい」男性新入社員がなんと7割超!

厚生労働省の調査によると、育児休暇を取得したいと答えた男性は約3割程度のようですが、2011年に日本生産性本部が実施したアンケートでは、赤ちゃんが産まれたら育児休暇を取得したいと答えた男性新入社員がなんと7割超だったようです。

若い男性の多くが育児に対して積極的で、男性が育児休暇をとることが当たり前という意識をもっていると言えます。

育児休暇を取得すると出世できない?

男女共同参画が進み、男性の8割が育児休暇を取得しているスウェーデンでは、役員層で育児休暇を取得した人が9割だったのに対し、平社員層では7割しか取得していないという調査結果があります。

日本では、育児休暇を取得すると将来の昇進に影響が出るのではないか、と考えられているのが現状です。ただし、スウェーデンの例にもある通り、今後日本でも育児休暇を取得しないと出世できないという時代がくるかもしれません。

その理由として、ワーキングマザーなど時間的に制約がある社員の生産性の高さがあります。時間的に制約がある社員は、時間あたりの生産性が40パーセントも高まるそうです。つまり、育児をしながら仕事をすることにより、仕事の効率や生産性が向上するのです。

パパは子育てにとても重要な役割をもっていた!

さて、子育てに少し積極的になってきたパパですが、実際に子育てにはどのような影響をもたらしてくれるのでしょうか。

パパになろうとしている男性も生理的に変化している!

赤ちゃんができても男性はなかなか実感がわかない・・・なんて言われていますが、なんと妊娠中の女性に負けないくらい、男性も変化していたのです!

赤ちゃんの誕生を待っているパパは、女性が授乳や赤ちゃんに触れることによって分泌される母親脳をつくるプロラクチンというホルモンの血中濃度が上昇していることがわかりました。

ほかにも、赤ちゃんが誕生して数週間のうちに、男性ホルモンであるテストステロン値が3分の1まで下がってることがわかりました。男性としての攻撃性が弱まり、赤ちゃんに優しく接するようにパパの準備をしていることがわかります。

パパの役割は「あそぶこと」!

オーストラリア人のパパとママの育児の時間を調査すると、パパは育児にかける時間の40パーセント、ママは育児にかける時間の22パーセントを、あそびに費やしていることがわかりました。

そして、赤ちゃんは生後8週間にもなると、パパに対してあそんでもらうことを期待していることがわかったのです。これは、ママとパパに抱き上げてもらったときの赤ちゃんの心拍数や呼吸数を調べた結果、判明しました。

赤ちゃんは、ママに抱き上げられると心拍数と呼吸数が減少し、パパに抱き上げられると心拍数と呼吸数が上昇していたのです。これは、パパに対してあそんでもらうことを期待している証拠といえます。

そして、世話役のママと比べて、少し危なっかしいあそびを推奨したりするパパの姿勢が、赤ちゃんが大きくなる上で未知なるものへの挑戦心や、赤ちゃんの知能の発達を促していく結果につながっていきます。

パパとお話しすると子どもの言語能力が伸びる

言語に関しても、興味深い調査結果があります。3歳までの子どもの言語能力の発達は、父親の言葉によるものだったというのです。

子どもの言語能力を自分より下と認識しているママと比べ、パパは子どもにとってはしばし難しい言葉や聞き慣れない言葉で赤ちゃんに対して話してかけていました。この行動が、子どもの言語能力を刺激し、向上する結果となったというのです。

いかがでしょうか?お世話をすることが中心のママの役割とは違って、パパの役割は、「子どもに社会で生きていく準備をさせること」と言えそうですね。

実際に目には見えにくい役割ですが、実はとても重要な役割です。夫婦の絆を深めるためにも、子育てはぜひ、パパとママふたりで取り組んでくださいね。

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