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親子ゲンカするのもいいけど…?思春期の子どもとの会話法

2014/05/10

親子ゲンカも良いと思います。言いたいことを言い合えるのも家族だからこそ。でもそれも度が過ぎると家庭不和にもつながります。ここは1つ、あなたが大人になってみませんか…?

子どもの反抗期は大きく分けて2回来ると言われています。自我が芽生えてきた3歳頃。そして大人への階段を昇りはじめた中学生~高校生頃、いわゆる思春期ってヤツですね。今回は思春期時の子どもの扱い方、特に女の子について書いていきたいと思います。

中1の娘にやってきた反抗期

我が家の話になってしまいますが、長女が中学1年の頃、それはやってきました。もともと学校であったことを話すのが好きな子でしたが、その内容が、だんだん先生や同級生への不満やグチが多くなっていきました。

私はその度に『こうしたらいいんじゃないか』とアドバイスをしていましたが、それに対する返答が『分かってるよ!』『そのくらいやってる』という、反発めいた言葉ばかりになっていました。こうなってくると、日常の些細なことにも反発するようになってきて、時にはケンカのような言い合いになることもありました。

大人としては、子どものグチの内容などたわいもない話に聞こえるので、考え方次第でどうとでもなると思い、アドバイスをします。どの言葉も本人のためを思ってのことです。何故子どもは分かってくれないのでしょうか?

子どもの『分かってるよ』に秘められた心の声

例えば、以下ある日の会話です――。

子ども『部活中に他の同級生が片付けを手伝ってくれない』
親『手伝うように言えば?』
子ども『言っても無駄だよ』
親『じゃあ先生に言えばいいじゃない』
子ども『言えるわけないじゃん!』
親『じゃあどうするの?言わなきゃ何も変わらないよ』
子ども『分かってるよ!そんなこと』

親はいとも簡単に助言しますが、仲が良いほど注意はしにくいもの。先生に言ったら『告げ口した』と同級生に言われ反抗されるかもしれませんし、先生に言ったとしても、先生が必ずしも力になってくれるとは限りません。中学生ともなると、何でも世話を焼いてくれた小学生の頃と違って、自力で解決させようと突き放す態度をとる場合が多いのです。

さて親はどう答えてやれば良いのでしょう?答えは子どもの言葉『分かってるよ!』にあります。そう、子どもは分かってるのです。分かってるけど上手くいかないから苛立つのです。分かってることを改めて言われると、大人でもイヤな物ですよね。

やらなきゃいけないことは分かってるし、やろうとしても経験値が少ない分、言葉通りにはいかないものです。親の態度として、こういう場合の答えは「何も答えなくて良い」です。子どもは答えを求めているわけじゃないのです。答えも、どうすればいいのかも、何となく分かっているのです。

『じゃあ愚痴って来ないでよ』と言いたくもなりますが、子どもはただ、聞いて欲しいだけなのです。大人だって愚痴りたくなる時ありますよね?そんな時に頭ごなしに、ああすればいい、こうすればいいと言われて、カチンときた経験はありませんか?子どもも同じです。

親は1歩引いて見守って

私はただ『うん、うん』と相づちをうって、聞き役に徹することにしました。あまりにもまどろっこしくて、ついついアドバイスしたくなりますが、グッとこらえました。そのストレスは友人に聞いてもらいました。

悩み相談する大半の人は、話す前からすでに答えは出ていると言います。ただ、自分の答えに自信がないので、同意してくれる人が欲しいだけだったり、他人に話すことで、知らず知らず自分の考えを整理して、いつの間にか自分で答えにたどり着いていたりします。身に覚えありませんか?

ゆっくり、子どもの言葉に耳を傾けてあげてください。話してくれるだけでも良しとしましょう。あまりうるさいことを言うと、話さなくなってきてしまいます。話さなくても自分で判断できることは素晴らしいことですが、その判断もまだ危ういですし、親としてはまだ心配な年頃です。いつでも子どもが安心して相談できる相手になってあげたいですね。

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