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対応を間違えると危険!赤ちゃんが吐いたときの安全な対処法

2015/01/16

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赤ちゃんの体は、お母さんのお腹の中にいるときに完成されている部分もありますが、未発達な部分も多く、産まれてきてから発達していく機能もたくさんあります。

その一つが胃の働きです。胃の機能が未発達な赤ちゃんは、母乳やミルクを飲んだ後に吐いてしまうことが多々あります。吐いてしまった時の正しい対処法を知り、安全な対応が行えるよう準備しておきましょう。

吐き方によって変わる赤ちゃんの健康状態

母乳やミルクを飲んだ後に吐いてしまうことはよくある事として、あまり深刻に受け止める必要はありません。

しかし、吐き方や吐いた後の様子によっては、すぐに病院へ連れていく必要があるので、普段との違いにはすぐに気づいてあげられるよう、日頃からよく観察しておくことが大切です。

警戒しておくべき吐き方

授乳後に1回や2回吐いた程度で、その後も食欲があり元気に過ごしいるのであれば心配はありません。

しかし、毎日の吐く回数が増えてきている場合や飲むたびに苦しそうに吐いているのであれば、病院へ連れていきましょう。

また、くしゃみをしたり咳をした後に吐いてしまう場合、毎日のように吐き、同時におしっこやうんちの量が少なくないと感じる場合もまた、病院へ連れていきましょう。

診療時間外でも病院へ連れていくべき吐き方

吐く回数や量が少ない場合でも発熱していたり、痙攣をおこした場合は診療時間外であっても、出来る限り早く病院へ連れていってあげましょう。

また、授乳のたびに吐き、激しく泣いたり赤ちゃんに元気がなくぐったりとしていたり、いつもと様子が違うと感じた場合も病院へ連れていく必要があります。

この他には、水分補給も出来ずおしっこが出ない場合、血便が出ている、吐く量がどんどん増えている場合もまた、診療時間外でも病院へ連れていきましょう。

緊急で病院へ連れていく吐き方

最後に、緊急で病院へ連れていく必要のある吐き方についてです。

まず、緊急を要するときには赤ちゃんの状態は明らかに悪いと思いますので、一目見て危険サインを感じ取ることはできるでしょう。

その上で、緑色のものを吐いた場合や痙攣が止まらない場合はすぐに救急車を呼びましょう。特に緑色のものを吐くということは、腸閉塞を引き起こしている可能性がありますので、とても危険な状態です。

胃の機能が未熟な赤ちゃんにとって、授乳後に吐いてしまうことは決して珍しいことではありませんが、危険サインとして吐く場合もあります。

いつもと違う吐き方、違う様子の場合は、すぐに病院へ連れていけるよう、日頃から吐き方の変化に意識を向けておきましょう。

正しい診断を受けるために大切なこと

赤ちゃんは自分の状態を言葉にして伝えることのできませんので、お母さんやお父さんが正しく赤ちゃんの状態を医師に伝える必要があります。

赤ちゃんにとって当たり前の嘔吐一つとっても、吐く回数や量、その他の状態や赤ちゃんの過ごし方など、普段から細かく観察して、少しの変化にも気づいてあげられるようにしておくことが大切です。

医師に伝えるべきこと

赤ちゃんを病院へ連れていき、医師に伝えるべきことはたくさんあります。

まず、吐いた回数や時間、嘔吐物の量や色、吐いた時の状況や事前に食べた物などを詳しく伝える必要があります。

その上で、水分は取れているのか、おしっこやうんちは出ているか、どれくらいの量出ているのか、嘔吐以外の症状の変化はないか、服用した薬はあるか。

このように、細かく赤ちゃんの状況を伝えることで、より正確に診断してもらうことができます。

赤ちゃんの状態を正しく診断してもらうためにも、普段から赤ちゃんの状況を把握しておくよう習慣付けておきましょう。

日頃から習慣付けておきたいこと

吐くことが当たり前の赤ちゃんだからこそ、意識していても、「今日も問題ないだろう」と軽く判断してしまいがちです。

そこで、習慣付けてもらいたのが、記録付けです。

  • いつ、どんな状況で吐いたのか?
  • 1日の回数や量はどれくらいか?
  • 吐いた後の赤ちゃんの様子はどうか?

「大丈夫」と判断できた時でも、必ず記録に残しておくようにしてみましょう。

また、嘔吐物を写真に残しておくこともお勧めです。写真としてその時の状況が残っていれば、病院へ連れていく際には有力な情報になります。いざという時のために、普段から記録付けを意識しておきましょう。

吐いたあとに必要なおうちケア

病院へ行くほどではないけれど吐いてしまった場合や病院へ連れて行った後は、おうちケアの仕方が、その後の健康状態を左右します。

家でどんなケアや対応をしてあげるべきか確認しておきましょう。

吐いた後の食事はどうする?

吐いた後の対応としてまず気になるのが食事です。

まず、母乳やミルクは、吐くのが治まってから1時間以上の時間を空け、水分を飲ませても問題がなければ授乳してあげましょう。

吐いた後の授乳は、量を少なく回数を多く与えてあげることが大切です。目安としては、いつもの半分から3分の1程度が適量です。

離乳食を与えている場合は、しばらく食べさせるのを控えましょう。完全に吐き気が治まるまでは水分補給や母乳やミルクを与え、症状が改善されて食欲が出てきてから離乳食を与えるようにしましょう。

吐いた後の対処法

赤ちゃんが吐いてしまったら、すぐに着替えさせたり、抱っこするなど激しく体を動かさないよう注意が必要です。

まずは赤ちゃんを横向きに寝かせ、吐いたものでのどを詰まらせないよう気にしてあげましょう。この時、背中にタオルやクッションを当てて、横向きに固定させてあげるのがお勧めです。

口回りを綺麗にする時は、ティッシュやタオルでごしごし拭くのではなく、湿らせたガーゼで優しくふき取ってあげましょう。

そして症状が落ち着いてきたら、着替えをさせ、ベッドで休ませてあげましょう。

シャワーやお風呂は、熱が出ていたり、下痢が続いているのでなければ問題ありません。赤ちゃんの機嫌の良いタイミングを見てお風呂に入れてあげましょう。症状が治まっていても、機嫌が良くならない場合は濡らしたタオルで体を拭いてあげる程度にしておきましょう。

嘔吐物はどう処理すればいい?

まず、吐いたものを処分する場合は、ゴム手袋やマスクをつけて片づけるようにしましょう。お母さんやお父さんがウイルスや細菌に感染する恐れもありますので、注意しておくことが大切です。

また、汚れた衣類は他のものとは分けて、吐いたものがついた衣類だけまとめて洗うようにしましょう。

これだけはしてはいけない!吐いた後の注意点

吐いた後、すぐに水分を与えたり、授乳や離乳食を与えてはいけません。例え赤ちゃんが欲しがったとしても、1時間前後は体を落ち着かせることが大切です。

特に大量に吐いた後は脱水症状を引き起こさないか不安になると思いますが、吐いた直後は水分補給でさえ体には負担を与えます。

白湯でも胃は刺激され、さらに嘔吐を繰り替えすことにも繋がりますので、吐いた後は口に入れるものは与えないよう注意しておきましょう。

また、離乳食を始めている場合は、乳製品や果汁は与えないようにしましょう。これは赤ちゃんが欲しがったとしても与えてはいけません。

牛乳を初めとした乳製品や果物には吐き気を誘発しやすいので、完全に症状が治まるまでは与えないようにしましょう。

吐いた後のおうちケアは決して難しいことはありませんが、知らないでいると思わぬ危険を引き起こすことばかりですので、十分理解しておきましょう。

みんなのコメント
  • るなさん

    うんこをかたずけたくないけど

  • にゃんこさん

    特に下痢の時は、大変ですね!動いたりされると、イヤーってなります

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