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子供に教えたい伝統的なお正月遊び!家族みんなで楽しもう

2016/12/25

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徐々に日が短くなり、冬のイベントが気になる季節になりました。そんな中で、お正月のご予定も色々と考えていらっしゃる方も多いかもしれませんね。

皆様はいつも何をしてお正月を過ごしていらっしゃるでしょうか。初詣や実家に帰省、親戚同士の集まり、はたまた混雑を避けて自宅でゆっくり…

その過ごし方は様々ですが、子供と過ごすお正月、ぜひともおすすめしたいのが日本伝統のお正月遊びです。

テレビゲームやDVD鑑賞もいいですが、日本のお正月遊びにはそれらにはない面白さがあるんです。

この記事では幼児から楽しめる5種類の遊びをご紹介します。

いくつ知ってる?日本のお正月遊びとそれに込められた意味

お正月遊びと言って多くの人が思い浮かべるのは凧揚げでしょうか。

しかしその凧揚げに意味が込められているのはご存知ですか?

お正月のおせち料理のえびには「長寿」、黒豆には「マメに生きる」、数の子には「子孫繁栄」などと意味があるように、お正月遊びにもそれぞれにその一年の幸せや家族の成長を願った意味が込められているんです。

そんなことを子供にも教えてあげながら遊びを楽しむことができれば、きっとより家族の絆が深まる、いいお正月になりますよ。

簡単に手作りできる!家族みんなで楽しむコツ

伝統の遊びと言っても、特別高価なものを買う必要はありません。ちょっとした工作感覚で、紙とペンで簡単に手作りすることもできる気軽なものも。

また、指先や感覚を使ったり、文字を学ぶ前の導入にもなる遊びは、子供の脳にもいい刺激になりますよ。

手作りや、ちょっとしたアレンジを自分で加えることでより楽しめる遊びをご紹介します。

【凧揚げ】寒さに負けず外に出かけよう!

凧揚げは江戸時代に大流行した遊びだそうです。

あまりにみんなが凧揚げをするので、通行の邪魔になるなどのトラブルが相次いだという話も…

また男の子の成長を願ってお正月に揚げられたり、凧に願いを乗せて天まで届けるという意味合いもあったとか。

今の子供たちにも「お願い事を乗せてお空の神様に届けよう!」と話してあげると、盛り上がりそうですね。

おもちゃ屋さんでも日本の凧やカイトと呼ばれるファッショナブルなアメリカ由来の凧が売られています。

もちろんそれを買って来て、うんと高く揚げてみるのも大変盛り上がります。しかし、高く上げるには相当の場所が必要になってくるのもひとつの問題。

また電線があるところでは決して凧揚げはしないようにしましょう。

凧揚げをしたいけど、やる場所がない…そんな子供たちのために家の前やマンションのちょっとしたスペースでも楽しめるビニール袋の凧をご紹介します。

家にあるものでとっても簡単に出来ますよ。

ビニール袋で作る簡単タコ

材料(1個分)

  • 持ち手付きビニール袋(コンビニでお弁当を入れてもらえるくらいのサイズがおすすめ)1枚
  • タコ糸などの紐 適量
  • 油性マジック

1.ビニール袋に好きな絵を書く。

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2.持ち手に紐をつける。

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3.この時、子供が紐を手に持って、袋が地面にちょうど着くくらいにすると簡単に揚がります。

たったこれだけで完成です!空高く…とまでは行きませんが、頭より上に揚がると、子供たちは大喜び。寒さなんて忘れてずっと走っているほど、とても盛り上がりますよ。

紐を長くすればたくさん走って風を受けなければならないので難易度が上がります。子供の体力や年齢に合わせて調節してみてください。

【福笑い】子供の絵を使えば更に盛り上がる!

「笑う門には福きたる」ということわざがありますが、まさにそんな様子がピッタリ当てはまる遊びです。

新年早々に家族で大笑いをすることで、福を呼び込みましょう。

輪郭だけが描かれた台紙に、顔の各パーツを目隠しをした状態で置いていき、どんな顔が出来上がるかという、子供から大人まで難しいルールなどなしに子供から大人まで楽しめます。

またもうひとつ福笑いの面白いところは、紙とペンがあれば思いついたときに自分で作れるという点。

好きなキャラクターを描いて福笑いにしてもいいですし、家族の似顔絵が描ければ、それも盛り上がること間違いなしですね!

子供に色んな目や鼻をバリエーション豊かに描いてもらうのもおすすめ。作る段階からみんなでワイワイ楽しみましょう。

パーツを豊富にして盛り上がろう!オリジナル福笑い

材料(1セット分)

  • 大きな白画用紙 1枚
  • 色画用紙または白画用紙
  • クレヨンやカラーペンなど

1.大きな白画用紙に台となる輪郭を描きます。なるべく大きく描くと、小さい子供でも配置しやすいです。

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2.色画用紙を鼻や眉毛、髪の毛の形に切り抜く。(なければ白画用紙に描いて切ってもOK)

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3.白画用紙に目や口を描く。

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4.バリエーションをつけてたくさん作っておくと、表情豊かな福笑いが出来上がります。

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我が家でも上の子が5歳、下の子が3歳の時に作って遊びましたが、とても気に入ってくれたようで、冬休みの間、何度も出してきてはよく遊んでいましたよ。

【けん玉】大人の腕の見せどころ!?幼児用の簡単けん玉も

やり始めるとついつい大人の方がムキになってしまうことの多いのが「けん玉」。我が家でも大の大人が、気づけば子供から取り上げて必死になっていることがしばしば…

そもそも、昔はお酒の席でけん玉遊びが行われ、失敗したらお酒を飲む…といった大人のゲームだったという話も。

お正月の宴会も盛り上がりそうですが、飲みすぎには注意して欲しいところですね。

玉を乗せることになれれば、「もしもしかめよ」の童謡に合わせて玉を行き来させるなどの遊びのバリエーションも。

子供は大人が繰り出すけん玉技に尊敬の眼差しで見入っていました。外遊びが苦手なお父さんも、けん玉で子供の心を掴めるかもせれませんよ!

幼児には本格的なけん玉はなかなか難しいので、紙コップと松ぼっくりで作るけん玉風おもちゃがおすすめです!

初詣の帰りに松ぼっくりを拾って帰って、作ってみてはいかがでしょうか。

幼児も出来る!簡単けん玉おもちゃ

材料(1個分)

  • 紙コップ 1個
  • 松ぼっくり 1個
  • タコ糸などの紐 適量
  • キリ

1.紙コップに好きな絵を描いたりシールを貼るなどしてデコレーションする。

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2.松ぼっくりにタコ糸をくくりつける。

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3.紙コップのそこにキリで穴を開け、タコ糸の端を通して抜けないように結び目を作る。(さらにセロハンテープで貼ると抜けにくいです。)

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4.これでも難しい場合は、紙皿をくり抜いてはめ込んであげるとさらに難易度を下げることが出来ますよ。

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大人も子供も一緒になって「せーの!」で全員が乗せることが出来るかのゲームをしたても盛り上がるので、ぜひみんなで楽しんで見てくださいね。

【独楽(こま)回し】色つけのできるコマや手作りコマでカラフルに

テレビゲームやカードゲームが好きな現代の子供たちも、一度はコマに興味を持つのではないでしょうか?

どれくらい長く回るかを勝負したり、相手のコマとぶつけ合ってバトルを楽しむ喧嘩ゴマと言われる遊びもあります。

そんなコマをお正月にする意味は、コマの形状や様子が縁起が良いとされるためだそう。

  • 「芯が通っている」
  • 回る様子から、「お金が回る」という語呂合わせ

確かにコマは芯が曲がっては回りませんし、子育て世代としてはお金が回るようにしっかり願をかけたい気持ちになりますね。

子供にとっても「昔からそうした意味を込めて、遊ばれてきたんだよ」という話は日本人のユーモアや情緒を感じるきっかけにもなるのではないでしょうか。

しかしコマ回しの難点は、小さい幼児にはなかなか難しいところ。紐を巻きつけて投げるようにして回す「投げコマ」は、コマ遊びに慣れない大人でもコツをつかむのに時間を要する程です。

そこでオススメなのが、「糸引きコマ」。コマを床や台に付けた状態にして持ち、そのまま勢いよく糸を引けば回りだします。

ネット通販などでも1個200円程度で手に入れることができ、コマに自分で絵や柄を描いてオリジナルデザインに仕上げることができるものもあります。

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たくさん遊んでも描いた絵は綺麗に保つために、マジックで描いたあとにニスでコーティングするのがおすすめです。

100円ショップで手軽なスプレータイプのニスを手に入れることも出来ますよ。

【カルタ】幼児の文字への興味を刺激

お正月遊びとしてメジャーなカルタ遊びですが、意外にもこれに関しては特別に込められた意味や語呂合わせなどはないようです。

しかしカルタで遊ぼうと思えば、最低でも3人はいなくてはゲームになりません。

パパがゆっくり家にいたり、おじいちゃんおばあちゃん、親戚が集まるお正月にこそみんなで盛り上がれる遊びのため、ずっと遊び継がれているのかもしれませんね。

また幼児には難しいと思われがちですが、4歳くらいにもなると、種類を選べばカルタ遊びも楽しむことが出来ます。

百人一首も情緒がありますが、子供には難しいので、おもちゃ屋さんや大きな本屋さんで売っている幼児用カルタをおすすめします。

伝統的なものであれば、「いろはかるた」も面白いですね!「いろはにほへと…」と、今ではあまり耳にする機会がなくなった日本語を楽しむことができますよ。

文字を読むことが出来なくても、子供が興味のある動物や理解しやすい絵が描かれていれば、それで何度も遊ぶうちに読み札を全部読み終わる前に絵札を取るといったことも出来るようになります。

カルタで遊んでいるうちに、文字が読めるようになった!という子も多いので、楽しみながら学ぶのにもってこいと言えるのではないでしょうか。

【双六(すごろく)】大人数でも楽しめる、家族の団欒にぴったりのゲーム

江戸時代、東海道五十三次を進む「道中すごろく」や「出世すごろく」が大人気だった大人も夢中になってしまうゲーム。

お正月に遊ぶことで、その年の運だめしとしても楽しめます。

運のみで勝負できるので、様々な世代が混じってもみんなが平等に楽しめるので、お正月の家族団欒にぴったりですね。

現代ではサイコロでなくルーレットを回す人生ゲームが出世すごろくの進化バージョンとして人気です。

普段の忙しい平日には、なかなかじっくり遊べる時間もないかと思いますが、お正月、こたつにあたりながらみんなで楽しむアナログなゲームは会話も増えて楽しい時間になりますよ。

小学生以上の子供がいれば、すごろく版をオリジナルで作ってもらうのもおすすめ。

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  • おばあちゃんにお年玉をもらって3つ進む
  • お母さんに怒られて1回休み
  • 体操服を忘れてスタートに戻る

子供目線の日常のエピソードを盛り込んだすごろくも、笑いが溢れてきそうですね。

短いコースだけどなかなか進めないようにしたり、長いコースで最初のうちはスイスイ進むのにゴール近くになると「戻る」のマスがたくさんにあったり…

「どんな風に作ったら盛り上がるかな?」と、みんなが楽しめるすごろくのアイデアを子供に考えてもらうと、発想力はもちろん、論理的な思考など、計画性や考える力もつきそうですね。

子供の成長が現れるお正月遊び!毎年の恒例にして楽しんで

いかがでしたでしょうか。「やってみよう」と思うもの、「懐かしいな」と感じるものなどありましたか?

いつもはバタバタと一日があっという間に過ぎてしまうことも多いかと思いますが、お正月くらいはゆっくりとした時間を楽しみたいものです。

  • 年賀状をポストに取りに行く
  • 配膳を手伝う
  • 座布団を並べる

お正月の朝、子供に積極的にお手伝いをしてもらうのもおすすめです。

お正月のお手伝いを毎年の習慣にしたり、お正月遊びにおいても恒例にしていると去年できなかったことができるようになっていて、たまにしか会えないおじいちゃんおばあちゃんにも孫の成長を感じてもらえます。

また「去年は●●くんが強かったけど、今年は〇〇ちゃんの圧勝だね!」とその年ごとの思い出のエピソードが増えて、子供が大人になった時もきっと楽しかったお正月を思い出すことができますよ。

日本伝統のお正月遊びとはいえ、意外に身近にあるものがほとんどです。最新のゲームや映画の流行とともに影が薄くなっているアナログな日本のゲーム。

しかし初詣やおせちなど、日本を感じる機会の多いお正月にこそぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。

みんなのコメント
  • スミスさん

    私の子供は『私がアメリカと日本のハーフ』『夫がアメリカ人』で、住んでいるのはアメリカなので日本文化を教えられません。実家にもなかなか行く時間が無く、私も日本文化が分かりません。どうしたら良いですかね?

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