- おっぱい&ミルク育児の不安解決!おっぱいが足りなくても大丈夫! | MARCH(マーチ)

おっぱい&ミルク育児の不安解決!おっぱいが足りなくても大丈夫!

2014/05/09

完母じゃなくちゃダメなの?

世の中には、母乳育児を推奨する本やサイトがたくさんあふれています。また多くのプレママが、母乳育児を目指していることでしょう。確かに母乳は完全栄養食です。人間以外の哺乳類は、自然界であればみんな母乳で育ちます。

でも、いろいろな事情で母乳だけでは育てられないこともたくさんあります。「そんなことはない」「努力で何とかなる」「できないのは頑張っていないからだ」…こうした言葉に、どれほどのママが傷ついてきたことでしょう。

おっぱいの出が悪いママもたくさんいます。また双子や三つ子の場合は、普通に出ていても足りません。産後病気にかかって授乳できないママや、赤ちゃんが低体重などで退院できないため吸ってもらえず、分泌量が減ってしまうママもいます。

確かにそういった状態であっても頑張り抜き、完母で育てているママもいることでしょう。でも、そうできなかったからといって、「努力不足」と責められることは間違いだと私は思います。それぞれの家庭に事情があり、今の医学では解明できていないこともたくさんあるからです。

ミルクを足しても大丈夫

産後のママの体調は、メンタルな部分にも大きく左右されます。おっぱいの出が悪いことがストレスになり、赤ちゃんもよく泣くので寝不足がひどくなってくると、ますます分泌量が減ってしまいます。育児に疲れ切ってしまうと、体調ばかりか心の状態も不安定になりかねません。

ママが心身ともに疲れ果てて、笑顔で赤ちゃんと接することができなくなるなら、ミルクを足すことになっても構わないと私は思います。実際に私の子どもも混合栄養で育てており、ミルクの方がはるかに多かったのですが、全員非常に健康です。

完母で育った子と細かい違いを比較するよりも、母乳かミルクかにとらわれず、大らかな気持ちで赤ちゃんと接し、パパと協力し合える方がメリットととらえる考え方もあります。母乳が足りないことは、母親として恥じることでは決してありませんし、責められることでもありません。

おっぱいは諦めないで

といっても、母乳にはミルクにない優れた点もたくさんあります。特に初乳がもつ素晴らしいパワーはよく知られていますよね。免疫をたくさん含んだ初乳は、ほんの少しでも構わないので赤ちゃんに飲ませてあげましょう。またおっぱいを吸われることで子宮の収縮も助けられ、ママの回復にもつながります。

ママの体調や、今後の方針を総合的に考えて、ミルクを足すかどうかを決めましょう。母乳育児に特化した病院では、人工乳を一切飲ませることなく、母乳育児を手助けしてくれるところもたくさんあります。完母育児にこだわりたい場合は、事前に調べて病院を決めましょう。

もしミルクを足すことを決めても、できる限り母乳も吸わせるようにしましょう。ミルクでは補えない免疫がたくさん含まれていますし、哺乳瓶に比べてはるかに吸いにくいため、吸綴訓練にもなります。またたくさんの雑菌がいるママの素肌と触れ合うことは、赤ちゃんの免疫や健康維持にとても役立ちます。

なにより、母乳を飲ませる時間は、ママにとっても赤ちゃんにとっても、今しかできない貴重な触れ合いの時間です。おっぱいを飲ませる時間はテレビを切り、ゆったりと2人だけの時間を楽しむようにしたいですね。

混合栄養でおっぱいを続けるコツ

母乳は、寝た後やご飯を食べた後はよく分泌されますし、疲れている時や寝不足の時は出にくくなります。調子を見て、毎回ではなく1回おきに吸わせることで、たくさん飲ませられることもあります。また哺乳瓶も工夫が必要です。母乳実感や母乳相談室など、母乳応援タイプの哺乳瓶を使用すると、より吸うチカラがついてきます。

質のよいおっぱいをたくさん出し続けるには、メンテナンスが必要です。乳腺炎になると大変です。完母でも混合でも、事前に良いケアができる場所を、口コミなどで探しておきましょう。助産院で行っていたり、フリーで活躍する助産師さんがマッサージを行っていることもあります。

育児にはつらいこともたくさんあります。また産後はマタニティブルーに悩むママもいますよね。おっぱいをマッサージしてもらい、優しく悩みを聞いてもらっているだけで心が安らぎ、癒されるものです。完母・混合に関わらず、おっぱいのメンテナンスは欠かさないようにしたいですね。

乳首の切れはつらいものです。普段からのお手入れである程度予防できます。赤ちゃんの口に入っても大丈夫な馬油などで保湿をし、防ぎましょう。産院によっては、ビタミンEなどを配合したクリームを処方してくれることもあります。

大切なことは、ママと赤ちゃんが安心して過ごせること、そして月齢に合った生活習慣を確立していけることです。赤ちゃんの健康は母乳だけが支えているわけではありません。触れ合いを楽しみながら、我が家にあった授乳スタイルを作って行けば大丈夫ですよ。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ