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小麦との違いって何?最近注目の大麦は家族の健康維持に役立つかも

2014/06/11

最近よく耳にするようになった大麦。先日、薬局へ行った際に、買った薬と一緒に手渡されたフリーペーパーにも、大麦の特集が掲載されていました。大麦について意欲的に取り組んでいらっしゃる団体は以前からありました。でも、国内でこれほど注目されるようになったのは最近のようです。

海外の取り組み

海外では日本より一足先に、大麦の健康効果を推奨していました。2006年、アメリカでは大麦入りの食品が、条件を満たした場合、その食品の健康効果を表示する許可を与えました。そして2012年からは様々な国で、大麦の効果が認められていきます。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでは、アメリカとほぼ同じ内容の許可が下りました。

韓国も大麦の効果に注目し、大麦にはお通じを良くする効果があるとしています。EUでも韓国と同じ点を認めている他、大麦には心臓病のリスクや血中コレステロール、そして食後血糖値を抑える効果があるとしています。

日本の取り組み

海外でこれほど注目を浴びてきた大麦。日本では、農林水産省が2013年から研究を開始。医療機関や食品企業とも連携し、様々な活動を行っています。また「大麦食品推進協議会」は2005年に設立され、現在に至るまで大麦の効果を推奨してきました。

大麦と小麦の違い

このようにして注目されている大麦。では小麦との違いは何でしょうか。大麦食品推進協議会の会員企業として活動している「株式会社はくばく」によると、違いの1つとして、グルテンを上げることができるそうです。大麦にはグルテンが含まれていません。

一方、品種によって含有量は異なるものの、小麦にはグルテンが含まれています。グルテンのおかげで、小麦からフワフワなパンを作る事ができるのです。また、大麦は小麦にくらべて、水分の吸収率が良いという点もあげることができます。だから麦ごはんはモチモチとした食感になります。

大麦の健康効果

大麦食品推進協議会によると、大麦には以下のような健康効果が期待できるそうです。研究の結果から、大麦は生活習慣病の予防に役立つといわれています。大麦のこれらの効果は、主に食物繊維が多い事と関係があると考えられているようです。大麦にはβ-グルカンという水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。

① 血中コレステロールが下がる
② メタボリックシンドロームの解消に役立つ
③ 糖尿病を予防できる
④ 便秘を解消する
⑤ 善玉腸内菌を増やす

毎日の食生活と大麦

大麦は生活に取り入れやすい食品です。また、継続して食べることが健康効果へとつながります。最も気軽に大麦を食べる方法としてお勧めなのが、やはり主食のごはんに混ぜること。以下の分量でご飯を炊けば良いそうです。

白米 2合
大麦 50g
水 白米2合分+100cc

白米をとぎ、2合分の水を入れてから、大麦と100ccの水を加えてください。混ぜた後に、30分浸水して炊飯します。麦ごはんが余った場合は、炊飯器に保存しておくと味が落ちます。冷凍した方が、後からでも美味しく食べることができるでしょう。

また、ご飯に混ぜるだけでなく、様々な用途で使えるようです。大麦を使ったお菓子なども売られていました。大麦は腹もちが良いので、3時のおやつを大麦入りお菓子にすると、食べ過ぎを予防できそうです。

大麦の健康効果は継続しなくては期待できないようですけれども、主食のごはんに入れて摂ることができるので、とても手軽ですね。値段も安価なものが多数出ています。大麦を家族の健康維持に役立ててみてはいかがでしょうか。

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