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子供同士の喧嘩、親のできる対処法と予防策は?2歳児の場合

2015/04/02

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はじめはコロンと寝ていただけの子供も、1歳を過ぎれば歩き出し、2歳を過ぎた頃からはお友達との関わりが増えてきます。そうなると、時には子供同士の喧嘩が起こってしまうこともあります。

喧嘩も大切な人生勉強。とはいえ、大きな怪我をしてしまってはいけませんし、子供にとって大切な「学び」となるようにフォローが必要な場面もあります。

子供同士の喧嘩に、親はどれくらい関われば良いのでしょうか。介入するのはどんなタイミング?我が子へのフォローはどうする?ここでは、2歳児の喧嘩に親としてどう入るべきか、考えてみましょう。

喧嘩になる前に、やっておきたい予防策

喧嘩や小競り合いは一緒に遊んでいるとどうしても起こるものですが、ちょっとした工夫で事前に回避できることも。無用な争いを増やさないための、予防策を講じることも時には必要です。

トラブルの種は事前に排除

たとえば自宅でお友達と遊ぶとき。お子さんにとって大切なおもちゃ、「絶対に貸せないこと」が分かっているおもちゃは、事前に隠しておいたほうが無難。2歳児で、なんでも快く貸せる子はまだ少ないですから、大切なものはしまっておくと良いでしょう。

また、取り合いになりそうなものは2つ用意することや、「順番で使おうね」「おもちゃを貸してあげようね」など、お子さんにあらかじめ言い聞かせをしておくのも大切なこと。

喧嘩は学びになりますが、仲良く遊べるに越したことはありません。予想できるものは事前に対処しておきたいですね。

目を離さない、一緒に遊ぶ

2歳児は、(個人差はありますが)お友達と仲良く遊ぶのがまだまだ難しい年齢です。そして、何かトラブルがあったとしても、子供同士が「何が起こったか」上手に説明することは難しいです。

子供同士が関わって一緒に遊んでいると、ついそのままにしてしまいがちですが、基本的には「目の届くところで」「必要があれば手助けをする」意識を忘れないで。見守っていれば、何か起こったときでも、対処法を考えやすいです。

見守ると介入するの境界線

子供同士がおもちゃの取り合いや押し合いを始めたとき、親として疑問に思うのが「どこから親が止めればいいのか?」ではないでしょうか。介入したほうがいいのは、たとえば以下のようなときです。

まず、どちらかが怪我をしそうなとき。大きな怪我をしてしまってはもちろんいけませんし、軽い怪我で子供自身は気にしていなくても、親同士の心にしこりを残してしまうこともあります。

おもちゃの取り合いや軽い押し合いくらいなら見守るのもひとつですが、たたいたり引っかいたりして怪我をしそうなら、とりあえず引き離したほうが良さそうです。

また、喧嘩が一方的になり、毎回一方が譲ってばかりという状態になってきたら、そのときも親が介入した方がいいかもしれません。

これらの境界線は難しいもので、最終的にはケースバイケース。お子さんの性格や、相手のお子さんのご両親の考え方による部分も大きいでしょう。気の置けない相手なら、「ちょっと見守ろうか」「止めよっか」など声掛けをして、ほどよい頃合いを見極めると良いですね。

喧嘩の後が大事

幼いころの喧嘩は人間関係を学ぶためにも大切。ただし、喧嘩の経験を「学び」に変えられるかどうかは、親の関わり方が大切です。喧嘩のあとの我が子へのフォローとして、やっておいた方がいいことはなんでしょうか。

子供の気持ちを言葉で代弁する

まずは、喧嘩をしてしまった子供の気持ちを言葉で代弁して、受け止めてあげること。ただ頭ごなしに「貸してあげなさい」「押したらダメでしょ」と言うよりは、まず「嫌だったんだね」「大切なおもちゃだもんね」と、気持ちを言葉にしてあげてください。

そのうえで、「でも、○○ちゃんも使いたかったんだよ」「でも、押したら痛いよね?」と伝えてあげることが大切です。行き場のない気持ちを抱えたまま解決策を示されるより、子供にとってはずっと気持ちよく納得でき、学びとなりやすいものです。

どうすればいいのか、親が見せよう

2歳児の場合、「してはいけないこと」とは分かっていても、まだ上手に貸し借りができなかったり、謝ることができなかったりします。できないうちは、無理にさせるのではなく、親がお手本を見せてあげるのがオススメです。

「一緒に、たたいちゃってごめんねって言ってみようか」「これ使い終わったら、ママと一緒に貸してあげにいこう」など、子供とコミュニケーションを取りながら、繰り返し見本を見せてあげると、しだいに子供も真似をするようになっていきます。

タイプや成長度に合わせて

フォローの仕方は、子供のタイプや成長度によって、最適なやり方は少しずつ変わってくるでしょう。子供の気持ちを受け止めながらも、柔軟に考えることが大切です。

言い聞かせひとつとっても、一度に「順番で使う」「お友達を押さない」「時には貸してあげよう」などと言っても、全部守ることは難しいです。その子の成長度に合わせて、気長にコミュニケーションを取りながら、見守りましょう。

相手への配慮も大切

最後に、喧嘩した相手のフォローについて。喧嘩を学びの機会ととらえ、我が子へのフォローを欠かさないのはもちろんですが、喧嘩した相手への配慮も忘れてはいけません。

特に、もしも怪我をさせてしまったら、言い訳はせずにまずは誠心誠意謝ることが大切です。そして、2歳児同士なら、まだまだ力加減もできずふとした瞬間に怪我をしてしまうことは多いですから「怪我に発展しないように」未然に防ぐことが第一です。

怪我はなくても、喧嘩が起こったときは、相手が(親子どちらも)嫌な思いをしていないか思いやりを持って考えましょう。子供同士の喧嘩とはいえ、ちょっとしたことで心にしこりが残ってしまえば、その後の関係にも支障が出てきます。

「喧嘩できるほど仲がいい」も、信頼関係があってこそ。子供同士が「学び合える」関係づくりのためには、相手へのフォローも大切にしましょう!

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