赤ちゃんのお祝いお食い初め!食器やお食い初め石、服装などについて

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2017/02/07

赤ちゃんの誕生を祝うイベント「お食い初め」。生後100日~120日頃に赤ちゃんが一生食べ物に困らないように願う儀式です。

日本古来の伝統行事ですが、赤ちゃんが初めて食べ物と関わる日、ということは知っていても、その由来や歴史は意外と知りません。

由来や基礎知識を理解した上でお食い初めの準備をし、赤ちゃんにとって一生に一度のイベントを楽しむ方法についてまとめました。

そもそもお食い初めってどういうもの?その歴史をおさらい。

お食い初めについて、だいたいのことは知っているけど、詳しいことはよく分からない…という方は結構多いと思います。

改めて歴史を振り返って、お食い初めの意味を確認してみましょう!

平安時代

生後50日に、重湯にお餅を入れ、そのお餅を赤ちゃんの口に少しだけ含ませるという「五十日(いのか)の祝い」という儀式を行ったのがその前身だと言われています。

鎌倉時代

お餅が魚に代わり「真魚始め(まなはじめ)」というものになりました。この儀式については「平家物語」や「源平盛衰記」にも描かれています。

室町時代

「河海抄(かかいしょう)」という書物に「冷泉天皇の生後百日後に御餅を供す」という記述があり、その頃には現在と同じような百日祝いの「お食い初め」となっていたことが分かります。

江戸時代

生後120日経つと、飯や魚、5個の餅、吸い物、酒などをそろえて幼児に食べさせる真似事をしていたようです。これはもう現在のお食い初めとほぼ同じ形ですね。

このように時代ごとに日数や食べさせるものなど様々な変化をしながら現在の形となったのが「お食い初め」です。

また、地域によっては「箸揃え」「真名(まな)初め」「百日(ももか)」「歯固め」など呼び名も様々です。

結局、生後何日目にお祝いをすればいいの?お食い初めをするタイミング

歴史の中でも生後50日~120日とかなり幅のある「お食い初め」のタイミング。結局いつお食い初めをすればいいのでしょうか。

一般的には生まれた日を1日目として、生まれてから100日目に行います。しかしこれも呼び名同様、地域によります。

110日目や120日目に行うところもあれば、男の子は120日目、女の子は100日目、と男女で分けるところも。昔ながらの慣例を重んじる地域であれば、周りの方に確認する方が安全です。

最近では100日目ぴったりではなく、生後100~120日頃に行う家庭も増えました。家族のスケジュールや、ママや赤ちゃんの体調などに合わせてちょうど良い日程を計画しましょう。

日にち決定! お食い初めの準備をしよう!

日程が決まったら、次にお食い初めに必要な祝い膳の準備をします。
必要となるのは基本3つ。①食器、②献立、③歯固めの石です。

お食い初めで用意する食器について

まず赤ちゃんの食事を盛り付ける食器です。

正式なものは漆器のお食い初め膳一式です
正式なものは、お箸は柳の白木箸、食器は男の子は内外とも朱塗りの漆器、女の子は外が黒塗り、内側が朱塗りの漆器です。地域によっては男女が逆になるので、わからない場合は周りの方に確認を取りましょう。

食器を家紋が入った高足の御膳に乗せて使います。これらの食器は母方の実家が送るというのが習わしです。
最近では木製や陶器製のお食い初め用食器セットもあります
漆器は高価格のわりに使う頻度が少なく、手入れも必要なため、最近では木製や陶器製のお食い初め用食器セットも多く売られています。
普段使うベビー用食器でも可
もっと略式でいい、という場合には普段使うベビー食器をお食い初め用の食器として代用しても問題ありません。出産祝いでいただいたベビー食器などを使っても良いでしょう。

お食い初め用の食器レンタルサービスもあります

ただ、やはり写真を撮ったりする際に見栄えがするのは正式な漆器ですよね。一度のイベントのためだけに買うことがためらわれるという方には、三千円~五千円くらいのレンタルサービスもあります。

お食い初め食器レンタルをしているサイトをご紹介します。

ダスキン レントオール かしてネッと
https://goo.gl/MQPf6k

ダスキンのレンタルサイトです。木製本漆塗の高台と3つのお椀が揃った祝い膳(男児用・女児用それぞれあり)が、3日間レンタルで5,400円。追加1日は1,620円です。小袖レンタルなどの衣装レンタルもあります。

お食い初め屋
http://okuizomeshop.cart.fc2.com/userpage?id=30327

お食い初め祝い専門のレンタルサイトです。高台、お箸、4つのお椀が揃った6点セットの祝い膳一式が3泊4日2,480円、送料も500円とリーズナブルなのが特徴です。素材がABS樹脂、ウレタン塗装なので壊れる心配もありません。

ダーリング
http://www.darling.co.jp/item/okuisome

高台、お椀などの食器数が5つ揃っている祝い膳が借りられます。1泊2日から借りることができ、1泊2日の場合2,700円とリーズナブルですが、送料が一律1,500円なので合計4,200円となり、少し高めなのが気になるところです。

うるしドットコム
http://www.urusi.com/ok-re.html

漆器専門店が行っているレンタルサービスサイトです。3泊4日往復送料込みで5,000円。しかも柳箸、歯固めの石、子ども用祝い箸と、お食い初めの料理例などもサービスしてくれます(サービス品は返送不要)。祝い箸には子供の名入れもしてくれます。

お食い初めで用意する献立について

次に用意する献立についてご紹介します。基本の献立は一汁三菜(汁物一品、おかず三品)です。きっちり決まっているものではありませんが、伝統的なお食い初めでよく用意されるメニューをご紹介します。

【鯛などのお頭付きの魚】
魚は「めでたい」という言葉からお祝い事にかかせない魚「鯛」がお食い初めでも用意されることが多いですが、地域によっては違う魚の場合もあります。

調理方法も決まってはいませんが、基本的には一匹まるごとを塩焼きにします。化粧塩や飾りなどをつけて装飾すると写真映えします。

大きい鯛を自宅でまるごと焼くのが難しい場合は小さめな鯛にしても大丈夫です。また塩焼きしたものを売ってくれる魚屋さんなどもありますので、調理済みのものを購入してもいいでしょう。

【赤飯などのご飯もの】
古来から「赤」には邪気を祓う魔除けの力があるとされ、お祝い事には「赤米」が使われてきました。現在では赤飯を用意することが一般的になっています。魔除けカラーの「赤」で無病息災・子供の健康を願います。

ただ、これも決まっているものではありませんので、普通の白いご飯でも問題ありませんし、季節によっては栗ご飯や松茸ご飯などを用意することもあります。
【汁物(お吸い物)】
汁物は基本的にはお吸い物を用意します。お吸い物の具は季節に合わせて松茸などを入れても構いませんが、最も一般的なのは「蛤」です。

蛤は二枚の貝殻がぴったりと合わさっている貝です。そんな二枚貝のように、将来相性の良い伴侶に出会えますように、という願いが込められています。

【煮物(焚き物)】
煮物の具材も地域や季節によって異なってきますが、最も一般的なのは筑前煮です。「まっすぐ育つように」という意味をこめた「ごぼう」や、「見通しがよい」という意味をこめた「レンコン」など、おめでたい食材を使っているからです。

またニンジンと大根を入れて紅白カラーを演出したり、しいたけを亀の甲羅型に切るなど工夫をすると見た目も華やかになります。
【香の物】
香の物というのは漬物のことをいいますが、お食い初めで用意する場合には縁起の良い「紅白なます」が用意されることが多いです。また縁起の良い食材としてタコは「多幸」と書くこともできるためタコの酢の物も人気があります。

オリジナルのレシピでもOK!ネットで料理セットも買えます

一例として献立をご紹介しましたが、一汁三菜であればオリジナルのレシピを使っても大丈夫です。

また最近では赤ちゃんが食べられそうな離乳食などを用意する方もいるようです。しかし、これだけのものを自分で作って用意するというのはなかなか大変ですよね。

最近では「お食い初めセット」というお食い初め用の料理セットもインターネットで購入可能ですので、料理が苦手、忙しくて難しいという場合は利用してみてもいいのではないでしょうか。

丈夫な歯が生えますように…歯固めの石も用意します

料理のほかに「歯固めの石」を用意します。生後100日頃は赤ちゃんの歯が生え始める時期ですので、赤ちゃんに石のように丈夫な歯が生えるように祈願する「歯固めの儀」という儀式を行います。「歯固めの石」は、小石を三個ほど用意します。

石はお宮参りに行った神社などから頂くか、神社の境内でひろってくるなどして用意します。ひろってきた場合はお食い初めが終わったらお返しするようにしましょう。

または食器をレンタルした場合にサービスでついてきたり、お食い初めセットを購入した際についてきたりすることもありますので、そのような形で用意しても大丈夫です。

また歯固めの石の代わりに梅干しを用意したり、梅干しを添えたりする地域もあります。これは梅干しのようにしわができるまで長生きしますように、という願いを込めています。

赤ちゃんの服装は? 写真に残すなら正装がおすすめ

せっかくのお祝い事ですから赤ちゃんにもいつもと違う格好をさせたいものです。実は正式にはお食い初めの時に「色直し式(いろなおししき)」という儀式も一緒に行います。

これは生まれて99日までは白い産着を着せますが、100日目のお祝いで初めて色付きの小袖を着させるというものです。小袖はお宮参りのときのものを使用してもいいですし、レンタルしてもいいでしょう。

思い出をキレイに残したいならフォトスタジオへ!

最近ではフォトスタジオで「百日祝い・お食い初め」の写真撮影をする方も多くなっているようです。せっかくのイベントですから記念にちゃんとした写真を残したい!という方もいるのではないでしょうか。

スタジオであれば小袖の用意もありますし、着物のほかにもタキシードやドレスなども貸してくれます。お食い初めのお祝い膳一式も用意してくれますので、きれいに写真に残せます。

お食い初めの記念撮影におすすめのフォトスタジオ

基本的にどの写真スタジオでも撮影は行ってくれますが、授乳スペースやベビーベッドの有無は気になるところです。

下記に紹介するスタジオはそれらのサービスが用意されているので安心して撮影を行うことができそうです。百日祝い用のプランもありますので利用してみてはいかがでしょうか。

スタジオアリス
http://www.studio-alice.co.jp/shortcut/100days_s.html
伝統的な祝着のほかドレスやタキシード、着ぐるみスタイルなどの衣装を用意。子供が一人で座れるイスもあります。

10,000円以上のお買い上げで写真と一緒に足形を残せる「百日記念フレーム」が特典としてもらえます。またディズニーやミッフィーのキャラクターと撮影できるプランもあります。
スタジオマリオ
http://www.studio-mario.jp/event/momoka/
衣装は何着でも試着OK。衣装はお店のスタッフが着させてくれます。赤ちゃん専用のイスもあるので、首がすわっていなくても大丈夫です。

10,000円以上のお買い上げでクリスタルプレートまたはオリジナル足型入り額またはクリスタルキューブをプレゼント。またお出かけ用の産着を無料でレンタルできます。

簡単で良いならフォーマルなお洋服がおすすめです

ただ、スタジオで行うと現像代などの費用が増えてしまうことも忘れてはいけません。そこまでお金をかけなくてもいい、着物まで用意しなくていい、という場合は普段とは違うフォーマルなドレスなどのお洋服を着させても大丈夫です

白いベビードレスを着させてもいいですが、「色直し式」の考え方からするとこの場合ふさわしくありません。絶対だめというわけではありませんが儀式の意味合いを理解した上でお洋服を選んだ方がよいです。

いよいよお食い初め! 手順を確認しましょう。

いよいよお食い初め本番です。

①赤ちゃんの格好は普段着でOK
実際に食べさせるときには着物やフォーマルな格好は不便ですし、赤ちゃんも動きづらいので一通り写真を撮ったら普段着に着替えさせて大丈夫です。
②赤ちゃんを膝に乗せます
赤ちゃんを膝の上に乗せて食べさせる真似をします。一般的には長寿にあやかるという意味で、同席する親せきの中の最年長者が行います。

男の子なら男性の左ひざに、女の子なら女性の右ひざに座らせます。
③食べさせる真似をします
食べさせる順番は、ごはん→お吸い物→ごはん→魚→ごはん→お吸い物の順番に三回食べさせる真似をします。

ほんの少しでも赤ちゃんのお口に入れるようにするといいといわれていますので、可能であればごはん一粒くらいをお口に入れます。
④歯固めの儀を行います
用意した歯固めの石を赤ちゃんに噛ませます。噛ませるのが難しい場合は石に触れた箸を赤ちゃんの口、または歯茎などに触れさせて「歯が丈夫になりますように」と祈願します。

ちなみに長野県の佐久地方では洗った石と焼き鰯の膳を作り、石を赤ちゃんにしゃぶらせて丈夫な歯が生えるように祈願する風習があります。地域独特の風習がある場合は確認してみましょう。
⑤残った食べ物はどうするか?
実際は赤ちゃんが食べるわけではないので、儀式が終わったら料理は大人たちでおいしくいただきましょう。

それぞれの家庭に合った形で楽しくお食い初め!

お食い初めはささやかなイベントではありますが、人生に不可欠な「食」に赤ちゃんが初めて関わる儀式です。

ご家庭によっていろいろなやり方ができる行事でもあります。食器のレンタルや料理セットが購入できるなど、最近ではサポート体制も万全ですので、それぞれが無理のない形で準備できます。

赤ちゃんの健やかな健康とともに、今後楽しい食卓が囲めるようにという願いをこめて、それぞれの家庭に合った形で楽しくお食い初めをしましょう!

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