子供にお小遣いをいつからあげる?タイミングの目安と国内外事情

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2017/08/01

お嬉しそうに小遣いをもらっている子供

お小遣いをいつから子供に渡すべきなのかということは多くの親が悩むことです。まわりがどのくらいからお小遣いをあげているのかなどによっても左右されそうです。

我が家は小学2年生の男の子がいますが、まだ定期的なお小遣いはあげていませんが、旅行の時やお祭りの時だけお小遣いをあげて、その範囲内でやりくりをしてもらうようにしています。

いくつかの統計を参考にしながら、周りでは子供がどのくらいの年齢になった時にお小遣いをあげはじめているのかをチェックしてみました。

また、海外ではどのようにしているのかという点も調べてみました。

まわりはいつからお小遣いをあげているのか

まずは、金融広告中央委員会という、暮らしに身近な金融に関する情報の提供や、広報活動を行ている団体が調査した結果をチェックしてみましょう。

この調査は「こどもの暮らしとお金に関する調査」というもので、定期的に行われている調査の一つです。今回は2015年度版の3回目の調査結果を簡単に表にまとめてみました。

子どもからの目線でお小遣いをもらっているのかもらっていないのかについて二者択一で選択した結果です。

学年 もらっている もらっていない
1・2年生 72.9% 27.0%
3・4年生 73.0% 26.8%
5・6年生 73.2% 26.6%

この結果を見ると小学校1・2年生という低学年でもお小遣いをもらっているという人が7割以上いることが分かります。

別の調査でも見てみましょう。NHKが行った調査で、お小遣いをいつからあげているかという親からの回答による調査です。

この調査の結果では、小学校1年生からお小遣いをあげていたという家庭が全体の32%ほどです。

小学校4年生からという家庭も15%ほどありました。さらに、中学生になってからという家庭も13%ありました。

子どもがお小遣いをもらったと言っている中には、定期的なお小遣いではなくイベントなどでもらうお小遣いも含まれている可能性もあります。

親が考えているお小遣いと、子供が考えているお小遣いには違いがあるようです。

▼子供のお小遣いはいくらが適切かについてはコチラも参考にしてみて!

子供にお小遣いをあげる目安

先ほどの調査を見ていると、お小遣いをあげはじめる年齢には、小学校1年生、小学校4年生、中学校1年生とある程度目安としている年齢があるようです。

実際に子供にお小遣いをあげようと考えるようになった目安について調べてみました。

算数の足し算と引き算が出来るようになってから

子どもがお小遣いの管理をある程度自分で出来るようになってからお小遣いを渡すという意見は沢山あります。

なかでも小学校1年生になって算数の足し算と引き算が出来るようになってからという声はとても多くなっています。

これが小学校1年生になってからお小遣いをあげ始めるという意見が多い理由のようです。

確かに足し算と引き算が出来るようになると、自分が欲しいと思っているものが全部でいくらで、今持っているお小遣いで買えるのか。買ったらいくら残るのかということが分かります。

ただ、小学校4年生からお小遣いをあげたという親も、実は算数の足し算と引き算ができるうようになってからという意見を持つ方もいます。

実は、この小学校4年生からという方の中には、3桁や4桁の足し算や引き算が出来るようになってから。と桁数の違いによってお小遣いをあげる時期をずらしているということです。

実際にお小遣いを使おうと思ったときには、3桁や4桁の足し算や引き算が必要になる事を考えると、この考え方も納得できます。

計算がある程度できるようになることがお小遣いをあげる目安になっていることが分かります。

お小遣いが欲しいという希望がでてきたら

小学校低学年くらいまでは、まだお買い物も親と一緒に行くことが多く、おやつなども親が選んで与えることも多くなります。

小学校低学年くらいの子供がお小遣いを使って一人で物を買うということがない。と答える保護者も多くいます。

その結果、小学校低学年のうちはお小遣いを欲しがらないからまだあげていないという人も多くいます。ですが、小学校中学年くらいになると、親から離れて行動をすることも増えてきます。

自然と親がいないときに欲しいものが出てくるというケースもあり、この頃からお小遣いが欲しいと言い始める子供も増えてきます。

子どもが自分でお小遣いを使って友達と駄菓子屋さんでお菓子を買ったり、飲み物を買ったりすることが出来るようになってくる。

ということもあり、このタイミングがお小遣いをあげる目安となるという意見も多くあります。

自分からお小遣いが欲しいと言い始めたタイミングでお小遣いをあげることとお小遣い帳をつけることをセットで渡すようにした。という意見も多く聞かれます。

お小遣い帳をつけることが出来るようになってから

お小遣いをあげることで親の目がないところでお小遣いを使う、ということも増えてきます。結果として何にお金を使ったのかを管理することが出来なくなってきます。

定期的にお小遣いはあげているけど、お小遣い帳をつけさせて内容が大幅に違うときには次のお小遣いはあげないという家庭もあります。

自分でしっかりと管理できないために、お小遣いはあげないということです。

お小遣いはいくらでも自由に使ってよいお金ではなく、しっかりと把握をして使うものということが理解できれば、お小遣い帳をつけるということが出来るようになってきます。

この理解が出来ないうちはお小遣いではなく、親の管理下でお金を使わせたいため、お小遣いはあげないという声はとても多く聞かれます。

ひらがなやカタカナなどがかけ、ある程度の足し算や引き算が分かることなどが出来るようになるのは小学3年生~4年生くらいです。

そして細かな収支というものを理解できるようになるのは中学生くらいです。

▼子供のお小遣い帳の付け方についてはコチラも参考にしてみて!

お小遣いはどのようなタイミングで渡すのか

定期的にお小遣いをあげる場合でも、どのようなタイミングで渡すのかという悩みも出てきます。

代表的な例

  • 月に一回お小遣いをあげるという方法
  • 週に一度お小遣いをあげ方法

この二つの方法にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

月一回お小遣いをあげることのメリットとデメリット

月一回のお小遣いはおおむねサラリーマンがお給料をもらうタイミングと同じようなものになります。

この方法のメリットとデメリットをチェックしましょう。

メリット

  • お小遣いを使う計画を立てることが出来る
  • ある程度の金額のお金をやりくりする経験をさせることが出来る
デメリット

  • お金をすぐに使い切ってしまい次のお小遣いまで待てない
  • お金の金額が多くコントロールすることが出来ない

毎月一回のお小遣いは比較的金額が多くなりがちです。そのため、子供は自分が好きな物をある程度購入することが可能です。

ですが低学年以下など幼い子供の場合には、あればあるだけ使ってしまうということが起こりやすいというデメリットも出てきます。

ある程度やりくりなどができるようになり、計画性などを持ち始めたころから月一回のお小遣いにするほうがメリットが強く表れる方法ということができます。

一週間ごとにお小遣いをあげることのメリットとデメリット

次に一週間ごとに決まった曜日にお小遣いをあげることについてのメリットとデメリットについても見ていきましょう。

メリット

  • 少額のお金なので比較的コントロールしやすい範囲になる
  • 一気に使い切ってしまうことがなくお金を大切に使うことが出来る
  • 欲しいものを買うために貯金するという計画性を養える
デメリット

  • お金を使い切ってもすぐにまたもらえると思ってしまう
  • ある程度たまらないと欲しいものが買えないというストレスを感じる
  • 月額制のお小遣いよりもトータルとして高くなる事が多い

週一回のお小遣いは一回にあげる金額が少ないものの、トータルすると月一回のお小遣いよりも金額が多くなることも多くなっています。

つまり大人にとっては経済的な負担が大きくなります。

子供にとっては小学のお小遣いになると、ある程度金額が高いものを買うためには貯めなければならないことなども理解できるようになります。

ですが、お金を使い切ってしまってもまたすぐに翌週にはお金をもらうことが出来るため、ここを割り切って覚えてしまう可能性もあります。

すぐにお小遣いを使い切ってしまうタイプの子供にとっては、あまりお勧めできない方法ですが、コツコツと貯蓄をすることができる子供にはメリットが高い方法です。

子供の性格や年齢によっても、お小遣いを上げるタイミングを変える。ということも考える必要があります。

海外ではいつからお小遣いをあげているのか

日本では定期的にお小遣いをあげるという家庭は多くあります。ですが、海外に目を向けた時にはどうでしょうか?

いつからお小遣いをもらっているのかということだけではなく、どのようにしてお小遣いを得ているのかということも紹介していきます。

アメリカでは小学生も働いてお金を得ることもある

アメリカの夏の風物詩の一つにレモネードスタンドというものがあります。住宅地などに行くと、家の前で小さな子供が手造りのレモネードを作って販売するというものです。

レモネードはとても簡単にできる飲み物で、それぞれのレモネードスタンドで作られているレモネードも作り方もバラバラで、値段もバラバラです。

ですが共通しているのは、子供が自分でレモネードを作って売るという点です。1杯5セント~10セントくらいと決して高くはありません。

ですが、自分でレモネードを作り、売る。という「労働」をすることで、お客さんからお金をもらうという「経済の仕組み」まで学べる実践的な金銭教育です。

実はお小遣いを得るだけではなく、チャリティなどのためにレモネードスタンドを行うという子供もいるということです。

働くことの対価で得るお金の使い道などもしっかりと自分で考えるという点が、アメリカ的な発想ですよね。

イギリスはベットメイキングなどの労働の対価としてお小遣いをあげる

イギリスでは都市によっても変わりますが、1週間に1000円程度のお小遣いをもらうことが多いようです。

幼いうちからかなり多くのお小遣いをもらっているように感じますが、実はお小遣いをもらうかわりに、家事の手伝いをしているということが多くなっています。

洗い物やベットメイキングといったことを行った「労働の対価」として、お小遣いをあげることが一般的です。

お手伝いが出来るようになったらお小遣いをあげるようにしているという家庭も多くあります。

お手伝いをした量によってお小遣いも変わるため、お手伝いをより多く行う女の子の方が、男の子よりも沢山のお小遣いをもらっていることもあるようです。

ノージョブ・ノーマネーという考え方が当たり前になっています。

ドイツは家のお手伝いをしてお小遣いをもらう

ドイツでは13歳以上の子供はベビーシッターなどの仕事をして自分でお小遣いを稼ぎ、13歳以下の子供は家の仕事を手伝いことでお小遣いを稼ぐもの。と考える人もいます。

ただこれはあくまでも大人の意見です。

実際には4歳~5歳の子供たちは1週間に0.5ユーロくらい、つまり70円くらいのお小遣いをもらい、6歳~7歳では1.5ユーロ~2ユーロ位をもらっている。

というのが現在のドイツのお小遣い事情です。

このほかにアルバイトをしてお小遣いを稼ぐことも多いため、やはり働いてお小遣いを得るという精神は今もドイツに息づいているようです。

いつからあげるかはその家庭によって

日本では小学校1年生くらいからお小遣いをあげる家庭が多いようです。ですが一方で中学生になって初めてお小遣いをあげたという家庭もあります。

お小遣いのあげかたなども家庭によって違いがありますので、あくまでも周りに左右されず、自分の家庭の考えによってお小遣いをあげるようにしていくのがいいようですね。

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