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意外とウケる!子供がねだる『寝る前のお話』の作り方

2014/04/13


育児業には色々な仕事がありますが、その中でも大変なものの一つが『寝る前のお話』。図書館で借りてきた本や昔話を添い寝しながら聞かせて貰えるのは子供にとっては至福の時。しかし暗い部屋で添い寝をしながら本を読むのは意外に大変。覚えている昔話も「それこの前も聞いた!」と子供から物言いがついたりして困っているお母さんも多いのでは?

そんな時、自分で作ったお話をしてあげてはどうでしょう。一から作るのは大変ですがよく知っている話の設定を変えて話せば驚くほど違う話になりますよ!

元になるお話を決め、人物や舞台を変える

まず元になる話を決めましょう。よく知っていてあらすじが簡単なものがいいですよ。次に登場人物を変えます。主人公をお子さんの名前やお気に入りのぬいぐるみ、大好きなキャラにしたり、他の人物も友達などに変えてみましょう。野菜や文房具を擬人化しても面白いです。お子さんがよく知っているものにすると想像しやすくていいですね。

敵がいる場合はゲームの悪役や『テスト魔人』『怪獣玉ねぎ』など子供が苦手なものにすると面白いです。しかし最後には決着をつけなくてはいけないので『玉ねぎ→美味しい牛丼になりました』というようにラストを想定しやすいものにしておきましょう。そして舞台を『好きなアニメの世界』や『住んでいる場所』にします。もうこれだけで内容は大きく変わってきていますね。

出てくるものを変える

『きび団子』や『ガラスの靴』など、お話には小道具がつきもの。そういったものを子供に馴染みのある別のものに変えます。『きび団子は食べ物だから食べ物で』と考えなくても『ビー玉』や『練り消し』でもいいのです。

同じように乗り物だから乗り物である必要もありません。思い切って『サンドイッチで作った船』にすれば「サンドイッチで作った船なんて水に沈んじゃうよ!」とお子さんからツッコミが入ったところで「ところが挟まっていたレタスに乗っていたみんなは水に浮いて無事に鬼ヶ島に着くことができました」という予想外の展開で子供を驚かせることもできます。

ハッピーエンドにする

子供は「めでたしめでたし」で終わる救いのある話が好きです。また寝る前のお話なので後味の良い締めくくりにしましょう。例えば敵が『怖い鬼お母さん』なら『お母さんは魔法の力で元の優しくて美人で料理上手のお母さんに戻りました。めでたしめでたし』と言った風です。

いざ実践!

以上を踏まえて『桃太郎』をベースに実際にお話を作ってみました。主人公はクマのぬいぐるみで、敵はトマト。おじいさんとおばあさんがそれぞれ子供になっています。

『クマ太郎』
昔々あるところに太郎くんと花子ちゃんが住んでおりました。ある日二人が学校へ行こうとしていますと、家の前をダンボール箱が走ってくるではありませんか。「おやまあ元気なダンボール箱」二人は箱を捕まえると、お母さんに預けて学校へ行き、帰ってきてから開けてみました。すると中からふかふかのクマのぬいぐるみが出てきたではありませんか。二人はこれに『クマ太郎』と名付け、とても可愛がりました。

その頃二人の住んでいる街には暴れん坊のトマト怪獣がやってきては街じゅうトマトでベトベトにしてしまうので街の人たちは困っていました。そんなある日、クマ太郎が言いました。「太郎くん、花子ちゃん。ぼくは『トマト島』にいってトマト怪獣をやっつけてきます」「気をつけて行ってきてね」クマ太郎は太郎君が作った新聞紙の剣と花子ちゃんが作った折り紙の鶴を持って、トマト島へと旅に出たのです。

途中でクマ太郎は、アメ、ドーナツ、ガムに「クマ太郎さん、鶴を私にくださいな」と言われたので「一緒にトマト怪獣退治に行くならあげますよ」と言って三人をお供にトマト島へ向かいました。しかしトマト島へ行くには船か飛行機が必要です。どうしたものかと考えていると空から大きな紙飛行機が飛んできました。4人はそれに飛び乗り、トマト島へ辿り着くことができました。

さあいよいよトマト怪獣との対決です。アメは体当たりをします。ドーナツは体についた砂糖を取って目をめがけて投げます。ガムは伸びてトマト怪獣の手足を縛りました。クマ太郎は剣を振り回し、とうとうトマト怪獣をやっつけました。「ごめんなさいもうしません」トマト怪獣はそう言って、お詫びにトマトケチャップをたくさんくれました。こうしてクマ太郎は街に帰り、美味しいトマトケチャップを配って、幸せに暮らしましたとさ。

めでたしめでたし。

いかがですか?桃太郎とはだいぶ違う話になりましたね。これならベースのお話や人物次第で幾つもお話が作れるのではないでしょうか?面白くなりすぎると逆にお子さんが眠れなくなってしまいますが、そこだけ注意してぜひ試してみてください。

みんなのコメント
  • まさちゃんさん

    むかしむかし お風呂のきらいなまさちゃんという やせた子供がいました。
    お隣には お風呂の大好きな、シキという犬がすんでいました。

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