- 幼稚園入園への不安な気持ちに寄り添い勇気をくれる絵本4冊 | MARCH(マーチ)

幼稚園入園への不安な気持ちに寄り添い勇気をくれる絵本4冊

2014/09/19

幼稚園への入園は親はもちろんですが子供にとっても不安でドキドキするものです。そんなお子さんを「幼稚園にはお友達がいっぱいいて楽しいよ。大丈夫だよ」と励ましてあげたいですよね。その手段として絵本を活用してみてはいかがですか?子供の気持ちの動きに寄り添って励まし、幼稚園が楽しみになるような絵本をご紹介します。

ようちえんのいちにち

おか しゅうぞう 作 ふじた ひおこ 絵

これは題名の通り、ある幼稚園での1日を描いた絵本。朝の通園バスに乗るところから、外遊び、部屋で挨拶、歌、制作、ダンス、お誕生会や他年齢児との交流、お弁当、外遊び、読み聞かせと、本当に何気ない日常を覗いて見ている感覚です。

幼稚園って何?どんなことをするところなの?と知るためにはとてもいい絵本だと思います。もちろんいろんな園があるので、みんなこうだとは言えませんが、とても標準的な幼稚園の様子ではないかなと思います。

どの子も生き生きとした表情で描かれていて、園庭で自由に遊ぶ様子は「これぞ園庭!」という感じで好きなことをして遊んでいて、他の子の遊ぶ様子をニコニコ見ている子もいて、とてもリアルです。

この絵本では年中さんが主人公なので、年少さんから入る子にとっては、お兄さんお姉さんに見えるかもしれませんが、幼稚園のイメージを持つには良いと思います。先生たちがみんなニコニコ優しく子供たちと接しているのが印象的です。

ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん

バレリー・ゴルバチョフ 作・絵 なかがわ ちひろ 訳

私の大好きなバレリー・ゴルバチョフさんの絵本です。この双子のひよこちゃんの絵本は他に「はじめてのすべりだい」というものがあって、こちらもオススメですよ。今日から幼稚園に通うことになったひよちゃんとぴよちゃん。

お友達を作りたくて「あそぼ!」と話しかけるんだけど、読み聞かせや歌の途中だったりとタイミングが悪くて「今はダメ!」なかなか相手をしてもらえない…。はらっぱへ遊びに行くことになったけど、途中の小川を渡れない2人にお友達は…?

初めて会うお友達とちょっとしたきっかけで仲良くなり、すっかり自信たっぷりになれた2人に、子供は勇気をもらえることでしょう。内容が分かりやすいし、動物たちの楽しそうな表情にこちらもニッコリしてしまいます。

ようちえんにいきたいな

アンバー・スチュアート 作 レイン・マーロウ 絵 ささやま ゆうこ 訳

こちらも幼稚園に行くことになったアヒルのピヨくんのお話。生まれた時から憧れていた幼稚園に行けることになったけど、いざとなるとドキドキで、やっぱり行かなくてもいいなんて気持ちが出てきてしまいます。

当日になって不安を察したお母さんが優しく励まして背中を押してくれて、頑張る勇気が湧いてくるんですね。持って行った鞄のなかにはお母さんの羽が!このお母さんの愛情が大きな支えとなっています。

でも途中でふとお母さんを思い出して寂しくなってしまったり、でも自分で乗り越えてお友達と一緒に過ごす姿にはグッとくるものがあります。お迎えの時間まで絵を描いたり、制作をしたり、お昼寝まであって盛りだくさんの1日。

お迎えに来たお母さんに喜ぶピヨくんの、少し自信がついたような表情がとても素敵。お母さんの愛情とピヨくんの細かな心の動きが繊細な絵でとてもよく描かれています。入園を迎える親の心構えを知ることもできますね。

おおきくなるっていうことは

中川 ひろたか 作 村上 康成 絵

大人気のピーマン村シリーズ。こちらは入園がテーマではありませんが、ぜひお子さんの成長を感じながら大人にも読んでもらいたい絵本です。大きくなるということは〇〇ということ、の繰り返しの中で、子供自身が自分が少しずつ大きくなってきたんだ、大きくなるってとっても素敵なことなんだ、と感じることができると思います。

そして前よりこんなことができるようになった、ここが変わった!と親子で話をすることで、お子さんにどんどん自信がついていくと思いますので、ぜひそういう話をするきっかけにしてみてください。

幼稚園に行くという、子供にとっては大きな冒険を前にして、自信を持つことは大きな力になります。また年齢が上がっていってからも、何かの節目ごとに読んでこれまでを振り返ってみるといいですね。お子さんへの愛情も増していくこと間違いなしですよ!

本を楽しむ余裕を

入園前はバタバタで、親子ともども不安なものですが、これらの絵本をゆったりとした気持ちで読むことで、不安を和らげ、張り切って入園を迎えられるといいですね。不安なのは当たり前。その気持ちを受け止めて、プレッシャーを掛け過ぎずに見守ってあげてくださいね。

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