- 産後の抜け毛が気になり始めたら簡単にできる対策法を試そう | MARCH(マーチ)

産後の抜け毛が気になり始めたら簡単にできる対策法を試そう

2015/04/28

41shutterstock_216736294

産後ブラッシングや洗髪時に、何だかいつもより抜け毛が多いと感じるママさんもいるでしょう。産後は急激な体の変化により、どうしても抜け毛が目立つようになります。

しかし、買い物に出たり、友人が会いに来たときなどは人目が気になってしまうものです。たとえ育児に追われていても、女性らしく綺麗でいたいものです。

そこで産後の抜け毛の主な原因や、育児中で時間があまりなくても、簡単にできる抜け毛対策を紹介するので、早速試してみましょう。

抜け毛の原因

産後赤ちゃんが誕生した後のママの体は、妊娠前の状態に少しづつ戻りつつあるので、体内のホルモンバランスなどが変わってきます。

また、24時間体制で育児に追われるので、生活も大きく変わります。産後の抜け毛には、色んな要因が関係しています。

ホルモンの変化

妊娠するとエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が増えます。エストロゲンは、子宮内膜を分厚くして赤ちゃんが育ちやすい環境を整える作用があります。

更に、髪の毛の成長も促すので、通常毛の成長サイクルに従って抜け落ちるはずであった髪の毛が、抜けないでそのまま頭皮に留まるので、自然に抜け毛がかなり少なくなります。

ところが、産後は役目を終えたエストロゲンの分泌が一気に減ってしまいます。そのため、今までエストロゲンの働きで抜け落ちなかった髪の毛が急に抜け始めるので、抜け毛がぐっと増えてしまうというわけです。

ストレス

慣れない育児で精神的に参ってしまったり、体が疲れてストレスが溜まりやすくなります。ストレスが溜まるとホルモン分泌を司る脳の視床下部では、ストレスを抑えるための働きを優先させます。

すると、女性ホルモンの分泌作業が遅れがちになります。結果、エストロゲンの分泌量が更に少なくなって髪の成長に影響を及ぼすため、抜け毛がひどくなります。

睡眠不足

特に午後10時から午前2時までの夜中の時間帯は、ゴールデンタイムと言われています。寝ている間に副交感神経が作用して、頭皮の毛穴に溜まった汚れを排出して、髪の毛の成長に必要な栄養分が吸収され、毛穴の細胞が新しく生まれ変わります。

この時間帯にしっかり眠れないと、毛穴の細胞の生まれ変わりがスムーズに行えず、髪の毛の成長を妨げます。

しかし、産後は赤ちゃんのお世話でなかなかまとまった睡眠が取れず、慢性的な睡眠不足に陥りがちになるので抜け毛が目立つようになります。

栄養不足

産後は育児に追われて、栄養バランスのよい食事をゆっくりと食べる時間もなくなります。また、家事をする暇もなくなるので、つい簡単な食事で済ませることも多くなり、髪の毛に必要な栄養素が全体的に不足してきます。

更に、母乳育児の場合は母体に必要な栄養素が母乳を作るために優先的に使われるので、どうしても栄養が不足しがちになります。

骨盤のゆがみ

妊娠中は子宮内で赤ちゃんが大きくなり、骨盤が次第に横に広がってきます。そして出産により、大きく広がり産後はやがて少しずつ閉じてきます。しかし、しっかり元の形に戻らずに緩んだまま固まると、骨盤にゆがみが生じます。

そうなるとゆがんだ骨盤が子宮を押すので子宮内の血流が滞り、卵巣に十分な栄養が行き届かなくなります。すると、卵巣で作られているエストロゲンの生成量が減り、 分泌されにくくなり、髪の毛が抜けやすくなります。

無理なダイエット

産後は妊娠で増えた体重を早く元に戻したいという気持ちから、無理なダイエットをするという人もいます。

短期間で急に体重が減ると、脳の視床下部にも十分な栄養分が行き渡らず、ホルモンの分泌作業が滞りがちになる ので、髪の毛の成長を促すエストロゲンの分泌量も減ってしまいます。

抜け毛の期間

産後の抜け毛は産後1、2週間位から始まり、個人差はありますが一般的に産後半年位で落ち着いてきます。

産後半年経つと、髪の毛のボリュームも少しずつ戻ってきて、 特に額の生え際や前頭部の髪の毛が増えてきたなと実感できるでしょう。

抜け毛対策は食事から

産後の抜け毛対策といっても、特別なことをする必要はなく、毎日の生活に取り入れやすいことばかりです。まずは、食生活を見直すことから始めてみませんか?

産後は育児に忙しく、ゆっくり食事をとっている時間もないので、栄養が偏った食事になりがちです。

できるだけ頭皮にも髪の毛にもよい栄養素を含んだ食品を紹介するので、参考にして毎日の食事を工夫してみましょう。

タンパク質

髪の毛はケラチンというタンパク質でほぼできてい るので、髪の毛を作るのに欠かせない栄養素です。動物性たんぱく質は肉や魚、たまごなどに、植物性たんぱく質は豆類に含まれます。

イソフラボン

髪の毛の成長を促す女性ホルモンエストロゲンと似た働きをします。 厚揚げ豆腐、納豆や枝豆、豆乳などの大豆製品に多く含まれます。

ミネラル

鉄分やナトリウムといったミネラルも、髪の毛を健康に保つのに欠かせません。特に亜鉛には皮膚を強くする作用があり、頭皮を柔らかくして発毛しやすい環境を整えます。

主に牡蠣やあさり、チーズやアーモンドなどの含まれます。

ビタミン

髪の生成を助けたり、頭皮を健康にする作用があるビタミンB群が特におすすめです。 ビタミンB2はレバーやたまご、乳製品にビタミンB6は肉やバナナに多く含まれます。

更に、ビタミンEには血管を広げて血流をスムーズにする作用があり、頭皮の健康に必要な栄養分を届けやすくします。ごまやマーガリンなどの多く含まれます。

オメガ3脂肪酸

頭皮や髪の毛に潤いを与えたり、頭皮の細胞膜を作る作用があります。 さんまやいわし、ぶりやマグロといった青魚やくるみ、アーモンドなどのナッツ類に含まれます。

まだある抜け毛対策

食事の見直し以外にも、髪のダメージを与えるストレスの解消や、頭皮や髪の毛に優しい洗髪、ブラッシング法など手軽にできる抜け毛対策は色々あるので見ていきましょう。

睡眠をとる

生後しばらくは2、3時間置きの授乳が必要となるので、なかなかまとまった睡眠は取りにくいかもしれません。しかし、せめて赤ちゃんが眠っている時は家事を後回しにしたり、簡単に済ませて睡眠時間を確保しましょう。

パソコンやテレビなどの光は睡眠の質を妨げるので、できるだけつけないようにしましょう。更に時々は旦那さんや両親などの協力を得たり、時にはベビーシッターなどに赤ちゃんのお世話を頼んで、まとまった睡眠が取れるように工夫しましょう。

ストレス解消

ストレスは髪の毛の大敵なので、育児や家事に疲れたなと思ったら、頑張りすぎないで家族や外部のサービスを頼りましょう。また、自治体の育児相談などにも気軽に話をするなどして、自分だけで辛い気持ちを抱え込まないようにしましょう。

また、イライラを解消したり、髪の毛の生成を促すカルシウムを含んだ、ヨーグルトや小魚なども積極的に摂ることもおすすめです。

そして、産後しばらくはなかなか息抜きできる時間もないので、ストレスが溜まりがちです。時々は、好きな音楽を聴いたり、時にはちょっとリッチなスイーツをお取り寄せして食べたり、美味しいお茶を飲んで一息つきましょう。

自分が少しでもリラックスできる、心が癒されることを生活に取り入れて、ストレスを上手に発散しましょう。

洗髪はこすらずに

妊娠中は使っていたシャンプーも、産後はホルモンバランスが乱れる関係で肌がデリケートになっているので頭皮への刺激が強すぎて、抜け毛がひどくなる場合もあります。

産後は子供でも使える、低刺激で添加物の少ない成分入りのシャンプーに変えることもおすすめです。

洗髪時も指や爪でゴシゴシ頭皮をこすったり、髪の毛をぐしゃぐしゃにして洗うと頭皮や髪の毛がいたんで、抜け毛も増えてしまいます。

指の腹を使って優しくマッサージするような感じで頭皮の汚れを落とし、髪の毛はあまりこすらないで泡で包みこむような感じでも十分汚れは落ちます。 あとは、シャンプーが残らないのでしっかりすすぎましょう。

ブラッシングは優しく

髪をとかすのに使うブラシやくしも、目の粗さや硬さなど種類も色々とあります。あまりに硬い素材のものだと頭皮を傷つけるし、細かな目のものだと絡まった髪をとかす際に引っ張られてしまうので、頭皮に負担がかかります。

産後は柔らかい素材を使った、目の粗いブラシに変える ことをおすすめします。ブラッシングも勢いよく力いれてとかすのではなく、まずは毛先からとかして絡まりをほどいてから、優しく全体にゆっくりブラッシングするようにしましょう。

頭皮マッサージ

頭皮の血行を促し、毛母細胞に十分な栄養分を送り届けて髪の成長を促すためにも、頭皮マッサージはとても効果的です。

更に、頭皮の毛穴につまった汚れを浮き上がらせることもできるので、入浴前に行うのもおすすめです。また、頭皮が柔らかくなった入浴後にも行ってから眠ると、疲れが取れて寝付きもよくなります。

育児中でも手軽に短時間でできるので、隙間時間を見つけて1日1回でもよいのでやってみましょう。

両手で頭を掴むようにして指に腹を使い、あまり力を入れすぎないように軽めにゆっくりもんでいきましょう。後頭部から前頭部にかけて、頭全体をまんべんなくマッサージするだけなのでとても簡単です。

できることから始めよう

食事や頭皮マッサージなど色んな抜け毛対策がありますが、ひとつひとつは簡単でも育児に追われながらだと、なかなかすべてをやりきるのは難しいかもしれません。

例えば、髪の毛によい栄養素も色々と紹介しましたが、全てを食事に取り入れなくても大丈夫です。自分で食べやすいもの、料理しやすいものを少しずつでも食べるようにするなど、無理のない範囲で取り入れるように工夫してみましょう。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ