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においつわりはいつまで続く?症状軽減の対策や乗り切り方

2016/10/04

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一口に「つわり」と言っても色々な種類がありますが、においつわりはとても不思議なつわりです。

何故なら、今まで全く気にならなかったような匂いが鼻についてしまい、気分が悪くなってしまう悪阻だからです。

炊き立てのご飯の匂いはもちろんですが、「良い香り」と感じていた柔軟剤の匂いやシャンプーの匂いもダメになる人がいます。

においつわりに悩む人は、「一体いつまでこの状況が続くの?」と不安になっていると思います。

自分の周りから匂いを消し去ることはできませんが、乗り切り方や終わりの時期など、「においつわり」のあれこれを解説いたします。

あらゆる匂いがダメになるのは何故?においつわりの原因

妊娠前から苦手だった匂いをますます受け付けなくなるだけでなく、妊娠前は大丈夫だった匂いもダメになってしまうのがにおいつわりです。

むしろ好きだった香水や芳香剤・柔軟剤の香り、シャンプー等の匂いまでもがダメになる人もいます。

なぜこのような症状が出るのでしょうか?

においつわりの原因は、実際のところ判明されてはいませんが、主に下記の2点と考えられています。

  • 女性ホルモン「エストロゲン」の過剰分泌
  • 匂いに敏感になることで胎児を守ろうとする本能が働く為

続いて、上記の考えられている原因について解説していきます。

妊娠による変化はもちろんのこと、女性ならではの特徴!

においつわりの原因の1点目、女性ホルモン「エストロゲンの過剰分泌」についてですが、妊娠するとどの妊婦さんも女性ホルモンの分泌が多くなります。

主に知られているのが、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌です。

ホルモン分泌が多くなっても、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが保たれていれば、つわりの症状は重くなりませんが、どちらかが過剰に分泌されアンバランスな状態になると「つわり」という症状が出ます。

においつわりの場合は、エストロゲンの分泌が過剰な為に起こるものです。エストロゲンは嗅覚を敏感にさせる作用があるのです。

エストロゲンは女性ホルモンですので、男性に比べて当然女性の方が多く分泌されています。(男性も全くないわけではありません。微量に分泌されています)

ですから、妊娠している・していないにかかわらず、嗅覚は女性の方が男性よりも優れているのです。

特に10代後半から30代までの妊娠適齢期とされている年代の女性は、嗅覚が鋭いと言われています。

テレビドラマなどでよく見る女性が「旦那のワイシャツの匂いで浮気に勘づく…」なんていうシーンも、そう考えると納得です。

母としての本能が働くことで生じる嗅覚の鋭さ

においつわりの原因の2点目、「匂いに敏感になることで胎児を守ろうとする本能が働く為」ということについて解説いたします。

匂いに敏感になることがなぜママとしての本能?と思われるでしょう。

匂いに敏感になることで、有毒ガスや煙など毒物を素早く察知することで、お腹の赤ちゃんを守ることができるのです。

妊娠すると身体が思うように動かず、行動の素早さは妊娠前に比べて劣りますが、嗅覚を鋭くさせることで胎児を守ろうとする動物的な本能が生じているのです。

においつわり自体はとても辛いですが、妊娠中からお腹の赤ちゃんを守ろうとしている自分の「母性」を褒めても良いかもしれません。

人によってダメになるものが違う!においつわりの症状

においつわりは、人によって受け付けられなくなる匂いが異なります。よく聞くのは「炊き立てのご飯の匂い」です。

温かく湯気の出ているものは匂いを発しやすいので、炊飯中や炊き立てのご飯の匂いがダメになる人は多いのです。

他にも色々ありますが、においつわりの人が苦手とするものの一例を挙げてみました。

  • タバコ
  • 生ごみ
  • スーパーの生鮮売り場
  • 冷蔵庫
  • キッチンやお風呂場の排水溝
  • 整髪料、化粧品、香水
  • 洗濯用洗剤、柔軟剤、食器用洗剤
  • 旦那
  • とにかく匂いのあるもの全て

煙草や生ごみはもともと良い匂いではないので納得なのですが、柔軟剤や香水など「良い香り」と思われていたものさえもダメになる人がいます。

「旦那の匂いがダメになる」というのは、双方にとって切ないですよね。ご主人のことが嫌いになって受け付けないわけではないのですから。

症状の出方としては「吐き気」や「実際に吐く」などが多いようです。中には「食べ物の匂いが気になり、食事ができない」という人もいます。

他のつわりと同様!においつわりは続いても16週頃まで

においつわりはいつまで続くの?と不安に思いますよね。

ご主人の匂いがダメになった方は「いつまで旦那を避けなきゃいけないの?」と悩んでいることでしょう。

においつわりも他のつわりと同様に、妊娠初期から11週までにピークを迎え、16週頃までには落ち着いてくる人が多いようです。

安定期に入ると「あれ?あんなに気になっていた匂いを感じない!」と思えてきます。

妊娠15週頃までには胎盤ができあがります。ずっと建築中だった赤ちゃんのお部屋が完成し、ちゃんと仕切られた空間で赤ちゃんは過ごすことができるのです。

我が子とは言え、しっかりと仕切りができていなかった時は「異物」と感じてしまい拒否反応を起こしてしまっていたママの身体も、胎盤ができることで安定してきます。

しかし、妊娠した女性が必ず16週までに安定期を迎えるのかというとそうではありません。こればかりは個人差があります。

16週以降もつわりに悩まされる方も当然いらっしゃいます。16週頃は、1つの目安としておきましょう!

長引くつわりに悩む方は、次回の妊婦検診を待たずにかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。

併発した悪阻がある場合は要注意!妊娠悪阻になる可能性

においつわりだけでなく、吐きづわりを併発している方は栄養不足に陥っている可能性があり、妊娠悪阻になる可能性もありますので要注意です。

妊娠悪阻とは、つわりが悪化した状態を言います。点滴や入院などの治療が必要となります。

下記のような症状が出ていたら、妊娠悪阻かもしれません。我慢せずに受診しましょう。

  • 一日に何度も吐く
  • 水も飲めない
  • 便秘になる・尿の回数が減る
  • 体重が減少する
  • 頭痛・めまい・倦怠感・口の渇きなどの症状が見られる

身体が脱水症状に陥ってるにも関わらず、水分が摂れない場合は点滴で補うしかありません。

妊娠悪阻が更に重症化すると、意識障害や肝機能障害などを引き起こしてしまい、妊娠を継続させることが難しくなります。

妊娠継続が難しいと判断されると、母体の安全性を考慮しやむを得ず人工中絶ということも考えられますので、重症化する前に病院に行きましょう。

妊娠悪阻は、吐き悪阻に陥っていた人に多く見られますが、においつわりでも(匂いが気になって)食べられない・水が飲めないなどの症状がある場合は注意が必要です。

自覚症状がなくても、身体は脱水状態・飢餓状態になる可能性もありますので、体重や便や尿の回数はチェックしておきましょう。

においつわり症状軽減に向けて出来る対策

いくら16週頃までには落ち着くと言われても、においつわりの為に食事が作れない・食べられない・外出できない…などが続いてはストレスですよね。

においつわりの症状を少しでも軽減し、安定期まで乗り切る方法をご紹介します!

基本中の基本!マスクをして生活

当たり前ですが、やはり気になる匂いをシャットアウトするにはマスクが必須です。

マスクをしていても匂ってしまうものもありますが、やはり着けているのといないのとでは大違いです。

マスクをしていると、顔半分は隠れますのでメイクも普段より薄め又はすっぴんで過ごすことができるので、化粧品の匂いがダメな方にもお勧めです!

感染症予防にも効果的ですよね。

鼻栓をしたい!と思う人もいると思いますが、鼻栓をすると口呼吸になり、喉が渇きやすくなりますので鼻栓をして一日中過ごすことはおすすめできません。

また、ミント系の飴(ノンシュガーを選んで!)やガムを口に入れておくと、嫌な臭いも多少は紛れるかもしれませんよ。

部屋の湿度をあげないように換気を心掛ける!

梅雨時期などによくあるモワーっとした空気は、不快指数も高まりますし匂いが籠ってしまいますよね。

湿度が高いと匂いを感じやすくなってしまいますので、においつわりの間は部屋の窓を開け、換気を心掛けて風通しの良い空間をつくりましょう。

エアコンのクーラーや除湿を利用するのも良いですが、エアコン自体の匂いがダメな人もいますので、まずは窓を開けて部屋の空気を動かすことをおすすめします!

また、炭の脱臭剤をはじめとする脱臭グッズを下駄箱や冷蔵庫の中に入れて、匂いを取り湿度を下げることもおすすめです。

湿度が高いと匂いを感じやすいという意味では、湯気が出るような温かい食べ物も避けた方が良いでしょう。

とはいえ、家族の食事を作らなくてはならないので、料理する時はマスクで乗り切り、自分が食事をする時は、粗熱が取れて常温以下に冷めたものを食べるようにしましょう。

好きな香りを携帯しておく!

もし「これなら大丈夫!」という匂いがあれば、その匂いをしみこませたハンカチを持ち歩き、「ウッ…」ときたときにハンカチの匂いを嗅ぐようにしましょう。

スっとする飴などを持ち歩いて、気持ち悪い時になめることもおすすめです。

アロマオイルをしみこませたコットンやハンカチを持ち歩きたい!という人もいらっしゃるかもしれません。

よく妊婦中に使用するのが禁忌とされているアロマがあると聞きますよね。しかし、それはアロマトリートメントやアロマスプレーなどをする場合の話です。

香りを楽しむだけのアロマなら特に禁忌はありません。レモンやグレープフルーツ・オレンジなど、柑橘系やミント系の香りが大丈夫であれば是非試してみてください。

鼻の下にスースーするものを塗る!

マスクだけでは不快感がとれない場合、鼻の下にメンソレータムなどのスースーするものを塗ることをお勧めします!

北海道土産などでも有名なハッカ油があれば、鼻の下に塗ると他の匂いをほぼ完全にシャットアウトしてくれます。

また、ハッカオイルは、こめかみに塗ると頭痛も和らぎすっきりするのでとてもお勧めです。

スースーするものでなくても、「これは大丈夫」という匂いのリップクリームなどあれば、唇だけでなく鼻の下にも塗ると悪阻が和らぎますよ。

スーパーに行くのを控える

スーパーは、匂いの宝庫とも言えます。生鮮食品売り場はもちろんですが、洗剤や石鹸などが置かれている生活用品売り場も通れない人もいます。

においつわりの間は、なるべくスーパーに行くのを控え、ネットスーパーや食事宅配サービス等をうまく利用しましょう。

どうしても料理ができない…食材の匂いが気になって触れない…という方は、出前に頼るのも良いでしょう。

理解者を作ってイライラも軽減!

色々と対策はありますが、一番大事なのはにおいつわりに対する理解者を作ることです。特に旦那様には理解してもらわないと困りますよね。

ご主人の匂いがダメになった場合、「あなたのことが嫌いなわけではない」「あなたの匂いが今はダメだけれどもあなたが臭いというわけではない!」ということを伝えて理解を得ましょう。

「匂いがダメ」という事だけを伝えても異性の理解は得にくいのですが、「においつわりは母性の表れでもある」ということを説明すれば分かっていただけると思います。

欲を言えば、洗剤系の匂い全般がダメになった方や排水溝の匂いが受け付けない方は、悪阻の期間くらいは家事をご主人に変わってもらえると良いですね。

ある意味、においつわりに対する理解こそ「父性」が試される時でもあります! 産後にも役立つので、この時期に家事などをお願いしてみてはいかがでしょうか。

また、無香料のデオドラントを使ってもらったり、タバコを吸っているご主人の場合は、これを期にしっかりと禁煙に向けて頑張って欲しいと正直に伝えてみるのも手です。

ご主人の理解が得られない場合、においつわりを経験している女性はとても多いので、身近な女性(義理のお母様が理想)に理由を説明し、徐々に周囲の理解を得られるようにしていきましょう。

においつわり経験者である私の体験談

私もにおいつわりの経験者なのですが、特に冷蔵庫の匂いと汗の匂いがダメでした。

引越しを経験したことがある方なら分かると思うのですが、引越し前日から冷蔵庫の電源を切ると発するあの匂いが何故か冷蔵庫を開ける度にしてしまうのです。

また、普段なら微笑ましく眺められる光景なのに、つわり中は部活動帰りの学生とすれ違うことが恐怖でした。

失礼だとは思いつつ、どうしても我慢ができずにすれ違ってすぐに吐き気をもよおしてしまったこともあります。

  • 1日中マスクで過ごす(化粧は眉毛を描くだけ)
  • 本当につらい時は、料理をせずにコンビニのお弁当を温めずに食べて過ごす
  • ハッカの香りを染みこませたコットンとハンカチを持ち歩く
  • 洗剤・ボディソープ・シャンプーなど全て無香のものに変える
  • 歯磨粉が使えなくなったので、塩で歯磨き

このようにして過ごしました。妊娠20週くらいまで続きましたが、20週以降は嘘のように匂いを感じなくなり、においつわりを終えました。

必ず終わりが来る!辛いつわりはママだからこその苦しみ

当たり前のことですが、産後までつわりに悩む人はいません。必ず今の苦しみから解放される時がきます。

辛いですが、悪阻は身体がママになっている証であり母性の表れでもあるのです。

世の中から匂いを消し去ることはできませんが、匂いを嗅がないように工夫することはできます。

また、シャンプーなどは無香料の物を選ぶようにしたり、排水口などの臭いをだす場所をこまめに掃除するだけでも違うはずです。

今回ご紹介した対策は、100%の効果が期待できるものではありません。

どれも地味な対策ばかりですが、少しでもにおいづわりに悩む皆さんの精神的・身体的な負担が軽減されると嬉しく思います。

終わりの時期に個人差はありますが、においつわりは必ず終わります。出産し、可愛い我が子と会えればつわりの苦しさは飛びますよ!

みんなのコメント
  • リカちゃんさん

    私は何でもにおいが苦手です特に部屋の空気やアルコールのにおいが苦手です。

  • かなさん

    初めての妊娠とつわり(^_^;)嬉しいけど、辛い!気持ち悪いー、、、イライラするー!!

  • かおりんさん

    7週です。ニオイ全般が駄目で食事もほぼ食べれない…洗剤系が特に駄目になってしまい家事もほぼ出来てない↓こんなにキツイなんて…だけどこの子の為に頑張るしかない‼︎頑張れ私‼︎

  • キキさん

    11w4dの初産の妊婦です。
    においつわり、吐きつわりがひどく入院して点滴治療しながら、かろうじて生きています。
    家のにおいや、人のにおい、香水、芳香剤など、今まで好きで使っていたシャンプーのにおいでさえ無理です。
    文字にしているだけでも吐き気が込み上げます。
    あとは吐きつわりがひどく、何も食べれていません。
    死にたいと、情けないのですが思ってしまいました。
    母親になる人間が思うことじゃないですよね、、、でもつらくて弱音を吐いて、心が折れています。
    つわりがこんなにてらいなんて。
    いつまで続くんだと、悲しくなります。
    みなさんも同じと思いますが、もう限界です。助けて。
    でも、、頑張らなきゃ。

  • かーさん

    私もにおいつわりで苦しんでいる最中ですが、いい香りでも化学的な香料のものがダメなようだと気付きました。
    ドラッグストアで売っているような一般的な洗濯洗剤や柔軟剤の香りは、今までいい香りと思って使っていたのにダメになってしまいましたが、奮発して買ったオーガニックの食器用洗剤やシャンプー、ハンドソープなどは妊娠前と変わらずに使えています。
    赤ちゃんを守る為に、においに敏感になるという記述を見て、身体に良いものとあまり良くないものが分かるのかなと思ってしまいました。
    オーガニックなら大丈夫というのは私だけかもしれませんが、同じように、においで苦しんでいる妊婦さんの、少しでも助けになればと思って投稿してみました。

    • キキさん

      においで吐いたりはしていますか?
      あたしは入院しているのですが、自宅から持って来た洗濯物の柔軟剤のにおいがダメです。家族には迷惑をかけています。
      赤ちゃんを守るためなのもわかるけど、つらいですよね。。

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