匂いに敏感になり気持ちが悪くなる…匂いつわりの原因と症状について

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2017/03/10

妊婦さんの多くが経験するトラブル「つわり」。色々なつわりがありますが、妊娠するまでに全く気にならなかった「匂い」に対して敏感になり気分が悪くなってしまうのが「匂いつわり」です。

なぜ急に匂いに対して気になってしまうようになるのか?その原因について見ていきましょう。

あらゆる匂いがダメになるのは何故?においつわりの原因

妊娠前から苦手だった匂いをますます受け付けなくなるだけでなく、妊娠前は大丈夫だった匂いもダメになってしまうのがにおいつわりです。

むしろ好きだった香水や芳香剤・柔軟剤の香り、シャンプー等の匂いまでもがダメになる人もいます。

なぜこのような症状が出るのでしょうか?

においつわりの原因は、実際のところ解明されていませんが、妊娠によって分泌されるホルモンの影響ではないかと言われています。

においつわりに限らず、つわりの原因としてよく言われるのが、妊娠することによって分泌されるhCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の影響です。

なんだかすごい名前のホルモンですが、このホルモンが尿中にあることを判定しているのが妊娠検査薬です。

妊婦さんが悪阻を感じる時期とhCGホルモンの分泌が高まる時期がほぼ一致していることから「つわりとhCGホルモンは何らかの関係があるのでは」とされています。

ただ、必ずしも悪阻の時期とhCGホルモン分泌が一致しているわけではないので、悪阻の原因はこのホルモン以外にもあると考えられています。

においつわりに限定して言うならば、「女性ホルモンのエストロゲンが、嗅覚を敏感にさせる作用が働く為」という説もありますが、実のところはよくわかっていません。

人によってダメになるものが違う!においつわりの症状

においつわりは、人によって受け付けられなくなる匂いが異なります。よく聞くのは「炊き立てのご飯の匂い」です。

温かく湯気の出ているものは匂いを発しやすいので、炊飯中や炊き立てのご飯の匂いがダメになる人は多いのです。

他にも色々ありますが、においつわりの人が苦手とするものの一例を挙げてみました。

  • タバコ
  • 生ごみ
  • スーパーの生鮮売り場
  • 冷蔵庫
  • キッチンやお風呂場の排水溝
  • 整髪料、化粧品、香水
  • 洗濯用洗剤、柔軟剤、食器用洗剤
  • 旦那
  • とにかく匂いのあるもの全て

煙草や生ごみはもともと良い匂いではないので、納得なのですが柔軟剤や香水など「良い香り」と思われていたものさえもダメになる人がいます。

「旦那の匂いがダメになる」というのは、双方にとって切ないですよね。ご主人のことが嫌いになって受け付けないわけではないのですから。

症状の出方としては「吐き気」や「実際に吐く」などが多いようです。中には「食べ物の匂いが気になり、食事ができない」という人もいます。

他のつわりと同様!においつわりは続いても16週頃まで

においつわりはいつまで続くの?と不安に思いますよね。

ご主人の匂いがダメになった方は「いつまで旦那を避けなきゃいけないの?」と悩んでいることでしょう。

においつわりも他のつわりと同様に、妊娠初期から11週までにピークを迎え、16週頃までには落ち着いてくる人が多いようです。

安定期に入ると「あれ?あんなに気になっていた匂いを感じない!」と思えてきます。

妊娠15週頃までには胎盤ができあがり、16週頃までにはママのホルモンバランスも落ち着いてきます。所謂「安定期」に入るのです。

しかし、妊娠した女性が必ず16週までに安定期を迎えるのかというとそうではありません。こればかりは個人差があります。16週以降もつわりに悩まされる方も当然いらっしゃいます。

16週頃は、1つの目安としておきましょう!

長引くつわりに悩む方は、次回の妊婦検診を待たずにかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。

併発した悪阻がある場合は要注意!妊娠悪阻になる可能性

においつわりだけでなく、吐きづわりを併発している方は栄養不足に陥っている可能性があり、妊娠悪阻になる可能性もありますので要注意です。

妊娠悪阻とは、つわりが悪化した状態を言い、点滴や入院などの治療が必要となります。

下記のような症状が出ていたら、妊娠悪阻かもしれません。我慢せずに受診しましょう。

  • 一日に何度も吐く
  • 水も飲めない
  • 便秘になる・尿の回数が減る
  • 体重が減少する
  • 頭痛・めまい・倦怠感・口の渇きなどの症状が見られる

身体が脱水症状に陥ってるにも関わらず、水分が摂れない場合は点滴で補うしかありません。

妊娠悪阻が更に重症化すると、意識障害や肝機能障害などを引き起こしてしまい、妊娠を継続させることが難しくなります。

妊娠継続が難しいと判断されると、母体の安全性を考慮しやむを得ず人工中絶ということも考えられますので、重症化する前に病院に行きましょう。

妊娠悪阻は、吐き悪阻に陥っていた人に多く見られますが、においつわりでも(匂いが気になって)食べられない・水が飲めないなどの症状がある場合は注意が必要です。

自覚症状がなくても、身体は脱水状態・飢餓状態になる可能性もありますので、体重や便・尿の回数はチェックしておきましょう。

そしてこの匂いつわりに対しておすすめの対策についてはこちらに詳しく載っていますので、読んでみてくださいね。

▼匂いつわりにおすすめの対処法についてはコチラも参考にしてみて!

少しでも症状が軽減しますように。

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