妊娠中のイライラで高血圧や早産に!?ストレスによる胎児や母体への影響

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2017/07/20

イライラしている妊婦さん

妊娠中のストレスは母体・お腹の赤ちゃんの双方に影響することをご存知でしょうか。

こちらの記事では、妊娠中のイライラによるお母さん・お腹のお子さん双方への影響をご紹介しています。

妊娠中のストレスと正しく付き合うためにも、どのような影響が出るか知ってくださいね!

妊婦の影響:切迫流早産や高血圧に

ストレスを受けるとホルモンバランスが乱れ、血管の収縮が起きます。それにより、以下の症状が起きやすくなります。

  • ママから赤ちゃんへ栄養が送られにくくなる
  • 血圧が上がる

栄養が送られにくくなると、胎児の発育が遅れます。その結果、切迫流産・切迫早産につながりやすくなります。

症状の度合にもよりますが、自宅安静又は入院安静になるでしょう。ママも赤ちゃんも辛いですし、家庭(特に上のお子さんの世話)や仕事にも影響が出ます。

また、血圧が高くなると妊娠高血圧症候群にかかる確率が上がります。

日本妊娠高血圧学会によると、妊娠高血圧症候群とは、妊娠20週から分娩後12週までで高血圧がみられる場合や、高血圧に蛋白尿を伴う場合の事を指します。

日本国内で発症する割合は全妊婦の約4%と言われており、子癇・脳血管障害(脳出血など)・常位胎盤早期剥離・HELLP症候群・肺水腫などの発症リスクが高まります。
子癇
妊娠20週以降から分娩中・分娩後にけいれん発作が起きる事。治まらない場合は、妊婦・胎児ともに命の危険に陥る場合もある。
常位胎盤早期剥離
赤ちゃんが生まれる前に胎盤がはがれてしまう病気。性器出血・腹痛・子宮が異常に硬くなる・胎児の動きの減少するなどの症状が出る。大きくはがれると妊婦が出血性ショックを起こしたり、胎児が亡くなる場合もある。
HELLP症候群
血液中の赤血球がこわされ肝臓機能が悪くなり、血小板が減少してしまう病気。突然の上腹部やみぞおちの痛み・嘔気嘔吐などがあり、血液の凝固障害や多臓器不全を併発する阿合もある。
肺水腫
肺胞の周りにある毛細血管から、血液の液体成分が肺胞内へ滲み出すこと。肺での酸素の取り込みに影響が出て、重症化すると呼吸不全に陥ることもある。
どの症状も重症化すると、緊急で赤ちゃんをお腹から出す処置をすることも。ママの健康はもちろん、在胎週数によっては赤ちゃんも早産で大変な状態になります。

胎児の影響:流早産や発育・情緒の不安定、アレルギーも

ママの過度なストレスは、赤ちゃんにも影響が出ます。イライラによって分泌された特定のホルモンが、胎児の体の発育や情緒の安定に関わってきます。

以下で詳しくご紹介します。

流早産の確率が高まり、発育に影響が出る恐れも

上記でも述べた通り、ママの血管が収縮し胎盤を通じて子どもに送られる栄養分が減ります。胎児に栄養がしっかり届かず、胎児の成長が遅かったり流産・早産に繋がります。

在胎週数や低体重で生まれた赤ちゃんは、発達遅延・運動障がいなど発育に影響が出る可能性が高まります。

アレルギー症状や精神面への影響も

ストレスがあると「コルチゾール」や「カテコールアミン」というホルモンが分泌されます。

妊婦の場合、そのストレスホルモンが胎児にまで届き、胎児に影響が出ると言われています。

「コルチゾール」は喘息やアトピーなどアレルギー症状の発症率が高まります。また、胎児の脳神経の発達に影響を及ぼし、情緒不安定・うつ病・注意欠格障がい(ADHD)の確率も上がります。

「カテコールアミン」は強い恐怖や不安を感じると大量分泌されるホルモンで、妊婦の場合は、胎内も不安や恐怖を感じる環境になります。

産後も子どもの精神面が安定せず夜泣きなどに繋がると、お子さんも家族も辛くなってしまいますね。

逆に、幸せな時・嬉しい時に分泌されるホルモン「オキシトシン」が大量に分泌され胎盤から赤ちゃんにも共有されます。

ママの喜び・怒り・悲しみなどの感情は、ホルモンの分泌で赤ちゃんにも届いているのです。

ストレス緩和させるには?

ストレスを溜め込んでしまうと、母体・赤ちゃんともにリスクが高まります。ストレスを感じないよう過ごしたいもの。

しかしママも人間!完全にストレスなしで暮らすことは難しいですよね。

心や体がリラックスした状態で、妊娠生活を過ごしてくださいね!

▼妊娠中のイライラ解消法についてはコチラも参考にしてみて!

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