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妊婦の虫除け・虫刺されにはアロマを取り入れて!妊娠中でも安心

2016/11/02

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妊娠中にはどんな薬を使うのにも気を遣いますが、虫刺され・虫除けといった簡単なものでもやっぱり気になりますよね。

お腹のなかの赤ちゃんに本当に影響が無いのかだけでなく、妊婦さん自身も体調が変化しやすくなっています。

しかし、虫刺されはちょっとしたトラブルに見えて、悩まされることの多いもの。できるだけしっかりと虫除けをし、早めにかゆみを抑え治していきたいものです。

そのためには、やはりお薬の助けが必要になってきます。ママにも赤ちゃんにも優しい、妊娠期にも使える虫除けスプレーや虫刺されのお薬があればいいですよね。

そこで、出産準備をかねて、穏やかな妊娠期間を過ごすためにも、手作りでできるうえに安心して使える、やさしいアロマ製品をご紹介します。

虫除けスプレーを安心して使いたい妊婦さんにおすすめのアロマスプレー

市販の虫除けスプレーには、ディートが含まれていたりとやはり妊娠期には気になるところが多いものです。

そこで、効果は市販のものよりも落ちますが、安心して使えるアロマスプレーをご紹介します。

既製品もいいけど、手作りで心も穏やかに

現在は、色々なところでアロマスプレーや軟膏なども売られているので、手軽に購入することもできます。

もちろん購入して気軽に使うのも良いですが、妊娠期を穏やかな気持ちで過ごすためにも、手作りを楽しんでみませんか?

使う時期や期間に合わせて量やタイミングを調節もできますし、自分好みの香りの配合にすることもできるのも魅力の一つです。

思った以上に簡単に作れるので、初めてという方も臆せずぜひチャレンジしてみませんか。

アロマは基本自己責任。異常を感じたらすぐにストップ

現在、日本においてはアロマは医療ではなく、民間療法やリラクゼーションといったカテゴライズをされます。しかし、自然のものだからといって、人体に全く影響が無いわけではありません。

おだやかで優しい効果であるにせよ、効能があるということは影響があるということですから、気をつけなければならないことも当然あります。

化学製品にくらべ、天然ものの方が成分にばらつきが多く、時に大きな影響をもたらすこともあります。だからこそ、弱いからと使いすぎず、油断せずに体調を良く見て使っていってくださいね。

虫除けアロマスプレーを作ってみよう

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あらゆる虫刺されの対策で何よりも大切なのは刺されないこと。つまり、虫除けをしっかりすることです。

しかし市販品は薬効が強い分、害も気になります。そこで、安心・安全に、日常的に使える虫除けアロマスプレーを手作りしてみませんか?

アロマオイルはエッセンシャルオイルと書かれたものを選んで

まずはアロマオイルです。専門店だけでなく、最近では雑貨屋さんや100円ショップでも見かけるようになりました。。

アロマオイルは俗称・広義のアロマ製品を指しており、きちんとしたアロマオイルは正式にはエッセンシャルオイルまたは精油という呼ばれ方をします。

買うときに気をつけていただきたいのは、エッセンシャルオイル、という表記で、きちんと原産国や学名が記載されているかどうかです。

そうではない商品は、値段は安いものの、不純物をまぜた疑似製品であることが多いので、しっかり見極めてください。

そのほかの材料は、ドラッグストアや薬局で、スプレーボトルなどは、100円ショップなどで手に入ります。

アロマの選び方と、妊婦さんが使っては行けないアロマの種類

アロマのエッセンシャルオイルのうち、妊婦さんが使うと悪影響がありそうだ、と言われているものがあります。

諸説あるため、大丈夫だという文献もあればこれはいけないという人もあり、一概に断定できないのが現状です。全て挙げていくときりがないので、今回は虫除けスプレーに関係があるものだけをご紹介します。

虫除けの効果があり、妊婦さんにもおすすめのアロマオイルは、以下です。

  • ゼラニウム(ゼラニウム・チャイナ)
  • レモングラス
  • ラベンダー(妊娠中期以降)

虫除けスプレーには他に下記のようなアロマオイルがよく使われていますが、妊婦さんには禁忌とされているアロマオイルです。

シトロネラ
シトロネラに含まれている成分「ゲラニオール」には子宮収縮作用があり、多量に吸収すると流産の可能性があります。
レモンユーカリ
皮膚刺激が強いため、妊娠中は直接塗布するなどの使用を避けたほうが良いとされています。
上記二つは、虫除けの代表的なオイルであるため、多くの市販アロマスプレーに含まれています。購入の際には注意してください。また、買って使うのならば頻繁に使うのは避けるようにするなどしてください。
ラベンダー
血圧降下作用・筋肉弛緩作用があり、妊娠初期には流産の危険性が生じるため勧められません。
ペパーミント
神経毒性及び子宮の筋肉収縮作用もあり、投与量が多いと流産の可能性があります。血圧を急激に上げる作用もあるのでこれも危険です。

どれも、使い過ぎに気をつければ大きな影響はない、肌に直接塗布するような使用でなければ大丈夫、と言われています。

しかし、せっかくなので手作りするときにはより安全なオイルを選んではいかがでしょうか。

おうちでできる、かんたんアロマスプレー作り

手作りと聞くと、なかなか敷居が高いように感じますが、アロマスプレーは基本的に混ぜるだけの簡単クラフトです。

【材料】

  • 無水エタノール 5ml
  • 精製水 45ml
  • エッセンシャルオイル 5滴ほど

【作り方】

  1. スプレー容器に無水エタノール5ml(小さじ1杯)に精油10滴を入れよく混ぜ合わせる
  2. 精製水45mlを加えてさらに混ぜ合わせる

混ぜるだけで出来上がりです。使うときはよく振ってくださいね。

エタノールを使わず、精製水のみで作っても大丈夫ですが、その場合はオイルが溶けないのでさらによく振って使ってください。

水道水でも作ることはできますが、不純物が多くなるので悪くなりやすいです。早めに使い切ることが必要になってきます。

また、スプレーボトルについては、色がついているなど遮光性のものがよいです。さらに、エタノールにとけるポリエチレンのものは避けてください。

虫刺され薬もアロマ軟膏で。手作りもできる

それでも刺されてしまったときには、アロマで虫刺され薬も作ることができます。痒みや炎症を抑え、皮膚の再生を助ける働きをします。

これも既製品が売られていますが、ちょっとレベルアップしたクラフトに挑戦してみてはいかがでしょうか。

虫刺されに効果のあるアロマも、やっぱり妊婦が使ってよいものを選んで

虫刺されに効果のあるアロマオイルで、妊婦さんも安心して使えるものは次のようになります。

  • ティートリー
  • ラベンダー(妊娠中期以降)
  • カモミール(妊娠中期以降)
  • レモングラス

ペパーミントも虫刺され薬にはよく使われますが、前述の通り、ラベンダーとペパーミントについては妊婦に良くないとされています。加えて、カモミールも特に妊娠初期に禁忌とされています。

カモミール
カモミールには、厳密にはカモミール・ジャーマンとカモミール・ローマンの二種類があります。どちらもセスキテルペンアルコール類を含み、これがホルモンと同じ作用をもたらすため、妊娠初期には使ってはいけません。中期や後期にも、かなり薄めて使うようにしましょう。

他の精油をブレンドすることもできますが、妊娠中に使ってよいものか確認したうえで、禁忌とされているものは避けるようにしてください。

手作りで癒されて 一手間かけた軟膏作り

蜜蝋を溶かすために湯煎が必要だったりと、スプレーに比べると少し手間がかかるのがクリームです。

それでも、お家で短時間でクラフトできてしまうので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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【材料】

  • 蜜蝋(ミツロウ) 3g
  • ホホバオイル 15ml
  • アロマオイル 5滴ほど

【作り方】

  1. 蜜蝋を湯煎にかけて溶かす
  2. ホホバオイルを混ぜる
  3. 完全に溶けたら、消毒した容器に移し替え、混ぜながら冷ます
  4. 冷めて固まる前に、アロマオイルを入れてよく混ぜる
  5. 常温で冷まして固まるまで待つ

蜜蝋やグリセリンは薬局やドラッグストアで手に入ります。出来上がった軟膏を入れるケースは100円ショップなどで好きなものを入手してください。

ホホバオイルはおすすめのオイルとして紹介していますが、このほかにスイートアーモンドオイルやグレープシードオイルなども使えます。

一番べたつかないのでホホバオイルをおすすめしましたが、自分の肌につけてみて、使い心地のよいものや香りが好きなものを選んでください。

基本は溶かして混ぜ合わせるだけなので、やはり簡単です。好きな分量で作れますから、多くしたい・少なくしたいときはそれぞれの材料の比率を守って調節してみてくださいね。

アロマを使うときには、使って良い種類、量や期限に気をつけて

アロマオイルを選ぶ基準は、基本的には自分が好きだな、心地よいなと思う香りのものを選ぶことです。それが一番体が求めている、体に必要な成分を含んだ精油です。

逆に、薬効があるとされているものでも、この香りはいやだ、気分が悪くなるなど感じたら使わないでください。

使って良いオイルかどうかもきちんと確認した上で、他のオイルもブレンドしていくのも良いと思います。

また、アロマは自然のものなので、早めに使い切る必要があります。スプレーは2週間以内に、クリームは1ヶ月を目安に使い切るようにしてください。

ちなみに、使い終わった容器はきちんと洗って再利用できますよ!

妊婦さんに使えるものは赤ちゃんにも。でも量には気をつけて

出産が無事に終わり、赤ちゃんが産まれてきても、赤ちゃんと一緒に使っていけるアロマの手作り製品。

香りが持続している間は効き目はありますので、一日のうちに何度かつけ直しながら使っていってください。でも、量には十分に気をつけて、使いすぎないようにしてくださいね。

特に赤ちゃんは、体が小さい分、薬効が大きく出ます。肌に直接吹きかけるのは避けるなどしてください。

今回のクラフトでは、こういったことも鑑み、通常の半分以下のオイル量でご紹介しています。それでも十分に香ってくれますから、何十滴もつぎ込んだりしないでくださいね。

妊娠中に使ってはいけないアロマオイルに気を付けて、安全にお楽しみ下さい

アロマといえば体に良いもの、優しいもの、というイメージが先行していますが、前述の通りしっかり体に作用するものという意識が必要です。

直接肌に塗布するトリートメントなどを行わず、香りを嗅ぐだけの芳香浴レベルなら問題ないとされていますが、妊娠中に禁忌とされているアロマオイルについては基本的に使わないことです。

アロマの楽しみの一つは自分好みのブレンドができることですが、できればアロマの専門店で、店員さんなどによく聞いてからオイルを選ぶようにしてください。

その分、きちんと効き目もあります!使いすぎには十分気を付けて、優しい香りで守られた、健やかで安心できる毎日をお過ごしくださいね。

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