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赤ちゃんのアレルギーが心配…妊娠中の食事で気をつけることは?

2015/01/28

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お腹の中の赤ちゃんは、お母さんが食べたものから栄養をもらって大きくなります。それは、お母さんが食べたものを赤ちゃんも摂取しているということ。

そこでわいてくるのが、「もしかして私がこれを食べたら赤ちゃんがアレルギーになってしまうんじゃないかしら?」という疑問です。

特に、自分自身がアレルギーをもっていたり、お父さんにアレルギーがあったりすると、心配が大きくなりますよね。

アレルギー対策として、妊娠中の食事で気をつけるべきことはどんなことなのでしょうか。

様々な食品を摂るようにしましょう!

元気に過ごすために必要な栄養素があります。怖がって様々な食材を避けるよりも、まずは必要な栄養素をきちんと補給し、健やかな体を目指しましょう。

  • 炭水化物→エネルギーをつくる
  • タンパク質→筋肉をつくる
  • ビタミン→抵抗力をつける
  • ミネラル→強い歯、骨をつくる

他にも、カルシウム、鉄分、食物繊維など妊娠中は多めに摂りたい栄養素もあります。

これらはひとつの食材から摂取することができません。ご飯だけ食べていても抵抗力がつかないし、お肉だけでは活発に動くことができないのです。多くの食材を組み合わせることで、相互に作用しあって、健康な体が作られます。

特定の食材だけにこだわらず、色んなものをまんべんなくいただきましょう。

塩分は控えめに!

しょっぱいものが好きな人も、この機会に塩加減を見直してみましょう。

塩分の過剰摂取は、高血圧やむくみを引き起こします。これは、妊娠中毒症の原因となり、赤ちゃんの健康状態や分娩状態に大きく影響します。

酢やレモン、すだちなどのかんきつ類、香辛料、のり、ゴマなどを利用すると、塩分が控えめでも風味よくいただくことができるはずです。

2週間!頑張って続ければ、舌も薄味に慣れてくれるそうです。

排便は規則正しく!

毎日便通があるのは内臓が元気な証拠です。アレルギー反応は、食べ物が消化器官を通る際にもおこりますから、腸の調子は整えておきたいものです。

消化器官が弱っているサインとして、下痢と便秘があげられます。

下痢…流産や早産の原因となることがあります。
便秘…ホルモンの関係や子宮が大腸を圧迫することから妊娠中はとくにおこりやすいです。

これらの状況を避けるためには、次のことに注意しましょう。

  • 暴飲暴食をしない
  • 新鮮な食材を使う
  • 調理器具を清潔にする
  • タンパク質の食品は充分に加熱する

便秘対策としては、リンゴ、大豆、ごぼう、熟した果物、カボチャ、キャベツ、ジャガイモ、海藻などを積極的に摂ることです。ヨーグルトや適度な水分摂取もスムーズな排便につながります。

例えもよおさなくても、毎日決まった時間にトイレに座るようにすると、その時間に排便できるようになるそうです。

カルシウムを意識してとりましょう!

赤ちゃんの骨や歯が丈夫に成長するためには、カルシウムが通常より多く必要となるのです。

小魚、海藻、緑黄色野菜がおすすめです。

ここで、気を付けたいのが 「牛乳」 です。アレルギー予防の観点から、“飲み過ぎ”は禁物です。

牛乳が好きだからといって、がぶ飲みはしないようにしましょう。また、冷たいままよりも温めて飲む方が腸には負担がかかりません。

市販品は要注意!

つわりがひどいときや、体調がすぐれないときは毎日の食事の準備も大変です。冷凍食品やインスタント食品の力を借りたくなることもあります。

しかし、保存料や食品添加物はアレルギーを引き起こす原因のひとつと考えられています。なるべく控えるようにしましょう。

だしも昆布や鰹節からとって、この機会にお料理の腕をあげてしまうというのはどうでしょうか。

つわりもアレルギー症状?

妊娠初期には、50%以上の人がつわりを感じるといいます。このつわりも、実はアレルギー症状かもしれないのだとか。

つわりの原因と考えられているのは、次の3つの説です。

1.ヒト絨毛性ゴナドトロピンホルモンの影響
2.体が胎児を異物とみなし、それを排除しようとする働きの影響
3.精神的な要因からくる自律神経失調症の影響

この中の2番目 「胎児を異物とみなして排除する働き」 というのが、アレルギー反応と同じような仕組みになっているのです。そのため、つわりも人によって程度が違ってくるのかもしれません。

大事なのはバランス!

ただ、どれだけ母親が食べ物に気を付けていても、確実にアレルギー発症を抑えることは難しいようです。

アレルギーを気にするあまり、どんどん食材を除去していって、お母さんや赤ちゃんに栄養がゆきわたらないのでは、意味がありませんよね。

大切なのは、 バランスのよい食事をとること です。

そして、兄弟が特定の食品にアレルギーを持っていたりと、アレルギーリスクが高い場合は、その食材を過剰に摂取しないようにします。何事も、「いきすぎ」には要注意です。

毎日の食事を考えるのは、妊娠していなくても大変な仕事ですよね。毎食完璧にこなせなくても、1日トータルでみたときにバランスがとれているように心がけましょう。

赤ちゃんはお母さんが食べたもので大きくなることをお忘れなく!

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