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自宅でもマタニティフォト!スマホから一眼レフまでの撮り方テク

2015/01/03

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愛情あふれるマタニティフォトを残そう、と考えるカップルが増えています。今しか撮れない一瞬のチャンスを逃さないように、自宅で気軽に撮影してみませんか。カメラ初心者でも上手に撮れるテクニックを、現役プロカメラマンのアドバイスからご紹介します。

スマートフォンで印象的に

スマホの強みは接写

日本人の多くが手にするようになった携帯電話ですが、ここ2、3年でスマートフォンの普及率は爆発的に増えています。

スマートフォンは大変軽く、操作性もよいお役立ちツールですね。カメラとして使用する際も、スマホはとても便利なアイテムです。

カメラとしてのスマホにはいろいろな強みがあります。そのひとつは接写がキレイに撮れるという点です。

普通のカメラと比較すると、スマホは接写モードで撮影した時に被写体のかなり近くまで迫ることができ、しかもきれいにくっきり撮影することが可能なのです。

そこで印象的な写真を撮るテクニックをご紹介しましょう。

  • ママにお腹を出してもらう
  • ぎりぎりまでお腹に迫る
  • 顔や背景はあえてピントをずらす

こうして撮影すると、妊婦さんならではのお腹のハリ感がはっきり表現できます。肌の表情など、接近しなければ撮れないニュアンスを撮影するのに最適です。

その場で手軽にトリミング

さらにスマホなら、撮影した写真をその場ですぐに編集することも可能です。ちょっとしたトリミングなら、特別なアプリが無くても標準的なアプリで充分対応できます。

撮影した時の臨場感やイメージでトリミングや加工ができるため、よりいきいきとした写真を残すことも可能になるのです。

  • アンシャープマスクなどアートなフィルターをかける
  • 色をセピアやモノクロに変えてみる

といったこともスマホならすぐに処理できるうえ、その場ですぐに確認できます。

加工が手軽ですぐに目で見て確かめられる、という点もスマホで撮影した写真の利点です。サムネイル表示で前後に撮った写真と見比べられる点も便利ですね。

データの保存が非常にラク、という点も嬉しいポイントです。グーグルなどのクラウドサービスを活用すれば、ほぼ自動的に手持ちのPCなどとデータを共有できます。

軽さという最大の武器

マホの最大の武器は、なんといっても軽さです。一眼レフと比較するとその差は歴然としていますが、コンパクトデジカメと比べても薄くて軽いですよね。

極端なローアングルの写真は意外と面倒で難しいものですが、スマホなら腕の角度ひとつで簡単に撮影できます。地面からなめあげるアングルも、座るだけで撮影できますよ。

ローアングルは、プロ撮影写真のように見えるテクのひとつです。スマホならママのお腹の丸みを表現することも簡単です。

さらに高い目線からの写真も簡単に撮れます。普通なら脚立に登らなければ撮れないような写真でも、ちょっと腕を伸ばすだけでラクラク撮影できますよ。

自撮りも簡単です。スマホによっては確認しながら自撮りができる機能があるものも多いですね。パパとのラブラブツーショットも、あっという間に撮れる点が魅力です。

実際に撮ってみよう

実際にスマホでマタニティフォトを撮影してみましょう。スマホのカメラの武器は接写モードですが、逆に望遠が苦手です。

そこで近距離で表情を狙うことがおススメです。ママのちょっと照れた顔や満面の笑顔といった「表情」も魅力的ですが、表情とはそれだけではありません。

  • ぴんと張ったお腹の皮膚
  • 添えられた手の優しさ
  • 血管が浮き上がるリアルさ

なども、その時その場でしか撮影できない「表情」です。

こうした妊婦さんならではの「リアルな今」は、赤ちゃんが産まれて生活が大きく変化すると、つい忘れてしまいがちですよね。

特別なシチュエーションではなくても、自宅でリラックスしている時こそ撮れる表情もあります。パパがスマホで撮影することで、ありのままのママの姿を残してあげましょう。

楽しみ方は無限大…動画・SNS

マタニティフォトをスマホで撮影する場合は、他にもたくさんの楽しみ方があります。たとえばスマホの利点のひとつに、手軽に動画が撮影できるという点があります。

パパがマタニティフォトを撮影している姿を、ママがスマホで撮影するのも良い思い出になります。その場の雰囲気や二人の幸せな空気を、産まれてくる子どもにも見せてあげられますよね。

動画なら、声も一緒に残すことができます。パパが一眼レフで撮影している時や写真館で本格的に撮影する際にも、動画でそのワンシーンを残しておくと良いでしょう。

またスマホで撮影した写真は、気軽にSNSへ投稿することができます。そんな時、アプリを使って写真を簡単に装飾・編集できる機能が大変役立ちます。

  • 日付やちょっとしたコメントを文字で入れる
  • スタンプを押す

といった装飾で、思い出の一枚をより印象的なものにしましょう。

またスマホならその場でパパとLINEを使ってデータを共有したり、ツイッターやfacebookにアップすることも簡単です。

今しか撮れない貴重なマタニティライフは、思い立った時に撮影しておくことが大切です。スマホはそんな1枚を残すのに最適なツールですね。

コンパクトデジカメで上手に撮影

画素数を活かそう…切り取るワザ

コンパクトデジカメは、近年驚くほど機能性能がアップしています。スマホのように気軽に、そして一眼レフのように本格的に撮影できるものも増えました。

なんといっても驚くべきはその画素数です。最近では、1千万画素というコンパクトデジカメも珍しくありません。

  • 1千万画素
  • 1千8百万画素
  • 2千万画素

が撮影可能というコンパクトデジカメもあります。

この画素数の多さが、コンパクトデジカメの非常に大きな強みです。画素数が多いほど、パソコンで編集する際に役立つのです。

コンパクトデジカメの場合、望遠機能があまり強くないものも少なくありません。でも画素数が多ければ、被写体が小さくてもトリミングでキレイに切り取ることができるのです。

広角な写真になってしまった場合も、パソコンでトリミングすればママのお腹や幸せそうな表情だけを切り取ることができます。

パパの写真の腕にちょっと自信がない、という場合も、後で編集できれば印象的なマタニティフォトに仕上げることができますよ。

写真がななめになってしまった場合も、画素数が大きければ切り取った画像を回転させることで水平に戻しやすくなります。水平な写真はそれだけでワンランク上に見えるものです。

室内もキレイ!高感度カメラも登場

さらに高感度なコンパクトデジカメも一般的になりつつあります。マタニティフォトを撮影しようと思う時は、記念日やお祝いの日というケースも多いですよね。

たとえばパパやママの誕生日や結婚記念日などは、夜に室内で撮影することもあります。こうした暗い場所でも、高感度なコンパクトデジカメならはっきりと撮影できます。

  • 部屋の灯りを落として、ろうそくを点したケーキと一緒に撮る。
  • レストランやホテルのロビーなど明度が低い場所で撮る。
  • 水族館などでフラッシュをたかずに撮る。

といったシチュエーションでも、キレイに写ります。

さらに

キャンドルでロマンティックに演出した場所で、ママのお腹をくっきりと浮かび上がらせる。

といったこともできますよ。陰影が強く浮き出るので印象的な一枚になります。

夜景とのコラボ写真も、特別な技術を必要とせずに撮影できます。

  • 結婚式をあげたホテル
  • プロポーズをした観覧車

など、夜景をからめたマタニティフォトも素敵な思い出になります。

軽さを活かす撮影…自撮りもラクラク

コンパクトデジカメの魅力の一つが軽さです。スマホの武器も軽さですが、コンパクトデジカメもかなり軽くて扱いやすいですよね。

ちょっと工夫すれば面白い角度からの自撮りも可能です。スマホにくらべ画素数が多いため、後で不要な部分をカットすることも簡単というメリットがあります。

ママが自分のお腹の下から顔をなめあげるように撮る

という1枚も面白いですよ。その場合は背景に写る空や季節の自然、室内のインテリアなども工夫したいですね。

防水力が高いコンデジ…アクティブに

コンパクトデジカメは防水性能が高いものが増えています。今や完全防水というデジカメも珍しくありません。完全防塵・防水で、本格アウトドアでも充分使えるものもあります。

といってもマタニティフォトならそんな防水性は必要ないのでは?と思ってしまいますが、実は水に強いデジカメなら面白い写真がたくさん撮れるのです。

  • 雨の中
  • お風呂場・水場

といった場所でも撮影できます。もちろん海で撮影することも可能です。安定期のママは意外とアクティブに活動できますよね。

たとえばマタニティスイミングに通っている場合は、マタニティ用の水着も購入します。スイミングスクールやプールでは撮影禁止になっているところもありますが、家庭なら撮影できます。

  • 雨天の安産祈願参詣
  • 水辺や海辺の散歩
  • 二人家族で行くさいごの温泉旅行

など、思い出の写真もどんどんアクティブに撮影できます。防水力を活かして、さまざまなシチュエーション撮影にトライしてみましょう。

一眼レフでプロ級の一枚を

一眼レフの魅力はレンズ

一眼レフの最大の魅力はレンズを付け替えられることです。さまざまなレンズを組み替えることで、幅の広い写真を撮影することができます。

一眼レフのレンズは、一般的なもので3種類あります。

  • 望遠レンズ
  • 標準レンズ
  • 広角レンズ

です。

その他にも広角レンズの一種でユニークな絵が撮れる魚眼レンズや、接写専用のマクロレンズもあります。

望遠レンズは遠方のものをアップで撮れるレンズです。だいたい70ミリから200ミリ程度を望遠レンズと呼んでいます。300ミリ以上になると超望遠と呼ばれます。

標準レンズは、やや遠方のものでもある程度ならアップで撮影できます。逆にある程度広い範囲もカバーできるレンズです。

だいたい24ミリから70ミリ程度のレンズが標準と呼ばれています。それ以上が望遠レンズ、それ以下が広角レンズです。

広角レンズは、遠くのものは撮れません。近くをより広く撮影できます。16ミリから24ミリ程度を広角レンズと呼んでいます。

こうしたレンズの大きさは規格で定まっているわけではありません。一般的に使いやすいと言われている範囲なので、初めて購入する際は参考にしつつカメラ屋さんに相談してみてくださいね。

レンズを付け替えるというと難しそうに感じますが、今の一眼レフはオートフォーカス機能がついています。初心者でもピントが合いやすいので、一眼レフにもチャレンジしてみましょう。

表情のアップは望遠で狙う

一眼レフでママの表情やお腹をキレイに撮影したい時は、スマホやコンパクトデジカメとはちょっと勝手が違います。

一眼レフでは、

アップ写真は望遠レンズで撮影すると、生き生きとした表情が表現できるのです。

望遠レンズは遠くの一点を狭い範囲で切り取ることが得意なレンズです。

アップは接写レンズというイメージがありますが、一眼レフの場合は望遠レンズを使用します。

  • ママの表情をいきいきととらえる
  • お腹から上半身にかけてのアップ写真

をキレイに撮ることができます。

望遠レンズは100ミリから200ミリの間で撮影すると、レンズが持つ持ち味が最大限に生かされますよ。初心者でも使いやすい点も魅力ですね。

標準レンズの魅力

標準レンズは望遠でも広角でもない、オールラウンダーとして活躍してくれるレンズです。人間の目で見た感覚に近いという点が魅力です。

風景から人物まで、いろいろなものを撮影できます。ある程度なら望遠も効かせられますし、広角にもなります。コンパクトデジカメに近い感覚で使用できる、日常的にもっともよく使うレンズです。

初心者であれば、まずは標準レンズを購入しましょう。標準レンズである程度の広角・望遠に慣れてから、本格的なレンズを購入していくと良いですね。

広角レンズで自然に撮る

広角レンズを使用すると、より広い風景がキレイに、そして自然な風合いで撮影できます。

  • 思い出の場所でマタニティフォトを撮影する
  • じいじ、ばあばなど大人数の家族がそろって記念写真を撮影する

といった写真は、標準レンズか広角レンズで撮影すると良いですね。

広角レンズでも近景や人物を撮影することができます。人物を撮影したい時は、ローアングルで被写体の斜め下から狙いましょう

このアングルから撮影すると、より立体感が出て女性が美しく撮れると言われています。ママの表情を入れ、順光になるように撮影するとキレイに決まります。

フラッシュを使いこなそう

白飛びとバウンステクニック

一眼レフで撮影する時、フラッシュは大変強い味方になります。フラッシュはかなり頻繁に使用するので、コツをつかんでおくとマタニティフォトも一味違った仕上がりになりますよ。

一眼レフカメラは機種によって内蔵フラッシュがついているもの・ついていないものがあります。ついていない場合は外付けフラッシュを購入して使用しましょう。

ただしフラッシュは安易に使用すると光が強く当たりすぎ、白飛びという現象を起こします。パソコンで画像処理しても白飛びは修正できないことが多いので、注意が必要です。

白飛びを防ぐには、バウンステクニックを使います。フラッシュを直接被写体に向けず、上向きや横向きに焚いて、光を天井や壁にバウンドさせます。

ちょっとしたコツですが、これだけでかなり白飛びを防ぐことができますよ。ママの表情を優しく撮影するためにも、試してみてくださいね。

フラッシュはいつ使うの?

ではフラッシュはいつ、どんなシチュエーションで使えば良いのでしょうか。実は、フラッシュは暗い場所や夜だけ使用するものではないのです。

  • 屋外で影を消したい時
  • 帽子や傘を使っている人を撮影する時
  • 逆光で撮影する時

などです。

最近の一眼レフは性能が良いのでフラッシュを焚かなくても比較的キレイには撮影できます。プロレベルの一枚を残したい時は、フラッシュを焚くとワンランクアップした印象になります。

特にママが帽子や日傘を使っている場合は、フラッシュを強めに焚くと顔がキレイに撮影できますよ。

フラッシュを焚かないテクニック

逆にあえてフラッシュを焚かないというテクニックもあります。例えば

陰影をくっきりと強調したい時は、
逆光になるような位置へママに立ってもらい、
フラッシュをたかずに撮影する。

といったテクニックです。

こうすることで、くっきりとしたお腹のラインが印象深く撮影できますよ。

シンプルなインテリアの部屋の窓辺で、ママにもシンプルな服装をしてもらう。

と、スタイリッシュな仕上がりになります。

暗い場所で撮影する時はフラッシュを焚かずに、シャッタースピードを遅くして撮影します。自然光を利用することで、柔らかな雰囲気の写真になります。

暗い写真を上手に撮影するには、三脚が役立ちます。アーティスティックなマタニティフォトにトライする時は、三脚も活用してみましょう。

フラッシュのコツは、どんな写真でも、フラッシュ使用・不使用の両方を撮っておくということです。

どんなシチュエーションならフラッシュを焚いた方が美しいかを、後で見比べてみましょう。経験を積むうちに、フラッシュテクニックも向上していきます。

覚えておきたいコツいろいろ

セピアの魅力

セピア色の写真って、とっても魅力的ですよね。ちょっとした写真でもノスタルジックな味わいをプラスできます。

今はカメラ自体の機能でもセピア写真が撮影できますし、基本的なパソコンのソフトでも簡単にセピア写真にできますよ。

お腹の陰影や、ママの優しい表情を表現するにもセピアはおススメです。どんなアングルで撮影した写真も、一度はセピアで試してみると意外な魅力に気付くことがありますよ。

自然体の写真も残そう

計算したポーズで撮影する人物写真(ポートレート)は、プロフェッショナルなマタニティフォトを残しておきたいパパママにとって欠かせません。

でも、自然体の写真(スナップ)も、時が経つと良い思い出になります。パパだからこそ狙える、ママの

  • リラックスした表情
  • すねたり、怒ったりした表情
  • 寝顔

といったさり気ない一枚もしっかり残しておきたいですね。

望遠レンズのもう一つの魅力・ぼかし

望遠レンズは遠くの被写体をぐっとアップで切り取ることができる点が魅力です。それと同時に、狙った被写体以外のものをぼかすことができる点も、大きな魅力です。

ママにピントをあてて周囲をぼかせば、ママがくっきりと浮き上がった印象的な写真になります。またお腹にピントをあて、あえて顔をぼかすことでよりお腹のハリ感がキレイに出ますよ。

人物をバランスよく撮るコツ

妊娠中の女性は、なんともいえず柔らかで優しい雰囲気を持っていますよね。そんなキレイなママの一瞬を最高の一枚に残すために、バランスよく撮影するコツをご紹介します。

女性を美しく撮影するには、ななめ下からなめあげるように撮影するとキレイに撮れるというテクはご紹介しました。

さらに

  • タテ方向のアップで狙う

と、よりバランスよく美しく撮影できます。

  • 膝上から狙って上半身を撮影する

と、バランスが撮りやすくなりますよ。

人それぞれ、キレイに写る角度というものがあります。マニュアルにとらわれず、さまざまな方向から撮影して経験を積むことが、素敵なマタニティフォトを撮影する早道です。

  • 赤ちゃんの胎動を感じながら撮るママの自撮り
  • ママや産まれてくる我が子への愛情でシャッターを切るパパの撮影

  • は、一生の思い出になります。

    スマホ・コンパクトデジカメ・一眼レフそれぞれの魅力を活かして、いつか子どもと一緒に楽しく見られる写真を撮影してみましょう。

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