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全ての妊婦さんに知ってほしい水分補給に大切さ。むくみより水分補給を!

2015/03/10

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妊娠中、「むくむから」「体重が増えるから」「トイレが近くなるから」と、水分を控えてしまっていませんか?実は妊娠中に水分は控えるべきではありません。妊娠中だからこそ、しっかりと水分補給をすることが大切です。

むくみや頻尿の原因は水分?

妊娠中にむくみや頻尿が気になって、水分を控えてしまう妊婦さんは多いと思います。しかし、水分を摂取することは、むくみと頻尿の直接的な原因ではありません。むくみや頻尿は、おなかの赤ちゃんが成長し、子宮が大きくなることによって起こります。

子宮が大きくなり血管やリンパを圧迫するようになると、血液の循環が滞り、むくみが起こるようになります。また、子宮が大きくなることによって膀胱が圧迫されるため、頻尿の原因となります。

むくみが気になるようなら、水分よりも、塩分を控えるように注意するといいでしょう。カリウムを多く含む食品を摂取することも効果的です。過剰摂取した水分を腎臓は数時間で排泄できますが、過剰摂取した塩分を排泄するには数日かかってしまいます。

妊娠中の水分不足による危険性

妊娠中に水分が不足してしまうと、下記のようなリスクがあります。

脱水症の危険性

妊娠中の脱水症は、つわりの時期に起こりやすいです。つわりがひどいと、水さえも受け付けなくなってしまうことがあります。これはとても危険です。体内の水分の2.5パーセントが失われると、脱水熱と呼ばれる発熱を起こし、最悪の場合死に至ります。

つわりで水さえも飲めなくなってしまったら、必ず産院に相談するようにしましょう。

膀胱炎やカンジタ膣炎の危険性

妊娠中は頻尿になりますが、尿を排出しきれずに残尿になりやすくなります。

残尿になってしまうと、尿の中で雑菌が繁殖しやすくなり、さらに妊婦さんは身体の抵抗力が普段より落ちているため、膀胱炎やカンジタ膣炎を発症しやすくなります。

水分をこまめに、また十分に摂取することによって、トイレの回数を増やし、菌をできるだけ繁殖させないよう心がけることが重要です。

妊娠中の水分補給による効果

妊娠中に水分をしっかり補給すると、血液の流れが良くなります。血液の流れが良くなると、赤ちゃんにサラサラな血液を届けることが出来ます。また、水分を十分に摂取することにより便が柔らかくなり、多くの妊婦さんが悩まされている便秘解消にも効果的です。

さらに、前述のとおり、尿をたくさん出すことによって、残尿による細菌の繁殖を防ぎます。十分に水分を補給することによって、おなかの赤ちゃんのためにも、妊婦さんの健康維持にも役立つのです。

一日の水分量の目安

それでは、一日にどのくらいの水分を摂取することが望ましいのでしょうか。

妊娠中に水分補給が重要だからと言って、無理してつらくなるほど飲む必要はありません。わたしたちは普通、食べ物と飲み物の水分量を合わせて2Lの水分補給が必要と言われています。

そのことをふまえて、母体の脂肪が増え始める妊娠20週目頃から、通常時の10から30パーセントの量を少しずつ増やしていきましょう。

30週を過ぎると赤ちゃんが急に成長し、子宮にたくさんの血液が集中するようになるので、特にこまめに水分を補給するようにすると良いでしょう。

妊娠中に適した飲み物

妊娠中の飲み物は、基本的にはお水かノンカフェインのお茶が良いでしょう。

カフェインは、血液を通して胎盤へと運ばれてしまうので、コーヒーや紅茶は1日2、3杯程度にとどめましょう。緑茶やウーロン茶にもカフェインが含まれており、さらに鉄分の吸収を妨げるタンニンが含まれていますので、こちらも大量摂取は控えましょう。

ジュースもカロリーや糖分が気になるので、多量に摂取することは控えましょう。炭酸飲料や清涼飲料よりもビタミン豊富な100パーセント果汁ジュースでを、100パーセント果汁ジュースよりもカロリー低めの野菜ジュースを選ぶようにしましょう。

水分補給はこまめにしっかりと

妊婦さんは普段よりも基礎代謝がアップしています。水分補給は妊婦さんの健康維持とおなかの赤ちゃんの成長にとって、とても重要なのです。 水分はこまめにしっかりと補給するように心がけましょう。

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