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もしも妊婦が発熱したら?母体や胎児に与える影響と対処法

2015/03/06

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妊娠期間は10カ月ほどありますので、かなり長いと思います。その間にはいくら気をつけていても妊婦さんの中には発熱したり、体調を崩したりするケースもよくあります。

妊娠中は何かと自分のことよりも胎児に関して心配してしまうと思いますが、万が一発熱した場合には胎児に影響が出るようなことはあるのでしょうか。飲んだ薬について、ですとか、薬を飲まないで高熱が続いている場合には特に心配となるでしょう。

心配を断ち切るため、影響があるのかどうかをご紹介したいと思います。

胎児への影響は?

まず心配なのは胎児についてだと思います。胎児はお母さんである妊婦さんの羊水の中にいるので、一定の快適な温度に包まれて過ごしています。そして母体が高熱であっても、胎児には直接影響を与えることはないようです。

ただしそれは単純な熱だけの話です。例えば他になんらかの感染症になっているなど、稀なケースだと違ってきます。単純な風邪などでしたら胎児への心配は無用なので、多少の熱ならばそのまま寝て治す。重篤な感染症などは医師の診断を受けることが大切です。

母体は問題ないのか

実は一番大切なのは母体に関してではないでしょうか。母体は一日程度の熱ならばまだしも、何日も熱が続くとなれば食欲もダウンすることがあるでしょうし、他にも咳などの症状があると単純に体力が低下する傾向が強く見られます。

そして妊婦さんは免疫力が低下しているからか、なぜか一度熱を出したり体調を崩すとなかなか完治しないという特徴があります。それだけ母体は衰弱しやすいので、出来る限り風邪などをひかないようにすることが大事になってきます。

妊娠前から体力をつけておく

とはいえ風邪などを100%防ぐことは困難ですので、万が一熱が出ても早く回復出来るような体力を妊娠前から貯えておくことが大事ではないでしょうか。出来るだけ妊娠前から体力をつけておくことがポイントです。

というのも、今まで運動をしなかった場合と運動を定期的にするようになった場合には明らかに回復するスピードが違ってきます。妊娠がわかってから体力づくりをするのは、運動出来るものも限られているので少し困難です。

でも何もしないよりずっといいので、妊娠がわかってからでも運動を心掛けましょう。

母体が早く回復するように心掛けよう

当たり前ですが母体が早く回復することで、胎児に対する栄養が数日滞ったとしてもすぐにまた元通りとなりますから、さほど心配することもないでしょう。

ところが悪化して食事もあまり出来ない状態になってしまえば、長く続いた場合に胎児の成長にも影響が出てくるかもしれません。つまり早く母体が良くなれば、胎児に対しての影響はほとんどない、ということにもなります。

妊娠中はいつもよりも風邪をひきやすいのは事実だと思いますので、より気をつけて生活していくほうが安心ですね。

下痢の時などは点滴のお世話になる

発熱を伴って嘔吐や下痢などが続いて脱水になると、やはり胎児に関しては心配になります。私も妊娠初期に突然の下痢になり、病院を受診したところ念のためということで点滴を受けた経験があります。

自分が気がつかないうちに脱水になるかもしれませんし、点滴を受けたほうが体も早く楽になれます。動くのも辛いほどの症状ならば寝ているのもひとつの方法ですが、心配事がありましたら妊婦さんは内科へ相談して受診するのもありでしょう。

感染症でなければ、かかりつけの産科で対応してくれることもあります。

神経質になりすぎないように

いかがでしたでしょうか。皆さんが思うよりも胎児が守られている、ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。心配することは確かに大事なことではあるのですが、妊娠中だからこそあまり神経質になり過ぎないという注意を守って欲しいと思います。

まずはご自分の体調管理には十分気をつけて、出来る限り人ごみを避けたり感染症をもらわない生活を目指していくとよりベターです。
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