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発熱と嘔吐症状がある妊婦さんは病院へ行く?自宅待機の見分け方

2015/02/25

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妊婦さんの場合、体調が良くない時に病院を受診したら良いのか、いつもの時よりも慎重になるのではないでしょうか。

というのも、妊婦さんは比較的内科をはじめとした病院を受診した場合に「妊婦です」と伝えてしまったばっかりに「じゃ、薬はダメだね」と即答されることが多いからです。とにかく皆さん慎重すぎて、ありがたいような困ったような。

確かに胎児に何かあってはと思い、慎重になるのはわかるのですが、物凄く母体が辛くても「ゆっくり寝て治して下さい」と言われてしまう場合があるのならば、病院へ行くことも考えてしまうと思います。

薬に頼りたくない気持ちと楽になりたい気持ちの狭間

妊婦さんとしては「そりゃ寝て治るならば出来る限り薬を飲まないで治したい」と考えている方も多いでしょう。普段薬に頼ることもある私ですが、確かに妊娠中は多少の体調の悪さならば我慢していました。

でも発熱、嘔吐など相当つらい症状が出ているような場合では、医師に診断してもらいたいと思う気持ちはよくわかります。発熱も微熱などの程度であれば、さほど心配はいらないのですが、高熱となるとかなり辛いですよね。

例えば既にお子さんがいる妊婦さんだと、そのお子さんの世話をしなくてはならず、ゆっくり眠れないのも辛いところです。

吐いてすぐ復活するのならば心配はいらない?

そして嘔吐も軽くてすぐに吐き気が落ち着く程度ならば問題はいらないのですが、吐いてもしばらくは胃腸の状態が良くならないとか、嘔吐と同時に下痢もスタートしたなどの症状が現れたらかなり心配になるでしょう。

冬場は比較的胃腸炎が流行することもあり、なんとなく胃腸炎だなと思ったら対処療法しか出来ないので自宅でゆっくりしたほうがいいのも事実です。

というのも、インフルエンザなどの病気で診察室にて待っている患者さんもいる可能性があり、他の病気をもらってしまうリスクがあります。

解熱剤との上手な付き合い方

発熱しているということは、自分の体の中で熱をあげることにより、ウイルスと自分が戦っているということになります。ですから辛くても熱を下げてしまうと、自分には不利な状況を作ってしまうのです。

高熱で眠れないとか、頭が痛いなどのどうしても耐えられないような状況でない限りは、熱を無理やり下げることなく寒気がしたら厚着。暑いなと感じたら少し薄着と対応し、汗をたくさんかいて自然に熱が下がるのを待ったほうがいいと思います。

私は妊娠していない時も解熱剤は基本、使いません。

自宅には脱水にならないための水分補強剤を用意して

嘔吐の場合、最初は飲んでもまた吐くかもしれないのですが、落ち着いたら少しずつ水分を摂るようにしましょう。最近は脱水を防ぐような塩分が含まれた医療用とも言える飲み物が手に入るようになりました。

それを飲んで様子を見ておくのがいいと思います。ただし嘔吐の回数などによっては、点滴をしてもらうとずいぶんと回復が違うことがあります。飲み薬は慎重だという医師も、点滴で水分と栄養を摂り入れたほうがいいと診断する方もいます。

ふらふらになるようなときにこそ、点滴を考えてみましょう。

食あたりの嘔吐と風邪の嘔吐との違いはあるのか

家族の誰かが風邪をひいて熱が出ていたりとか、嘔吐があったという場合には家族から移ったのかなと推測することが出来ると思います。問題はそうではなく、単独で調子が悪くなったとき。

ごく稀だとは思いますが、食あたりなどで嘔吐と発熱が出ることもあります。この場合は口から入った悪いものを全て出しきらないと良くなりません。

基本、嘔吐は無理やり止めてしまうのが良くないので、辛いですが自然に落ち着くのを待つしかないでしょう。妊婦さんでも同じです。

脱水が心配ならば受診して点滴してもらうと楽になる

このようなことを踏まえますと、本人が我慢出来るのでしたら自宅待機。ただし周りが見て「脱水が疑われる場合」は受診したほうがいいと思います。一番怖いのは妊娠後期の妊婦さんで、間もなく出産してしまうというタイミングの方です。

このままお産が始まると非常に困ります。体力が低下している時に出産には挑めません。このようなケースならば一度かかりつけの産婦人科へ連絡し、受診したほうがいいのか相談されるといいと思いますが、緊急を要するならば受診されたほうが無難です。

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