妊娠中の便秘の悩みは乳酸菌で改善!妊婦の腸内環境の整え方

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2016/11/28

乳酸菌で便秘解消さらに体調もとてもいい妊婦

便秘で悩んでいる妊婦さんはとっても多いです。妊娠するとホルモンのバランスが変わって便秘になりやすくなります。

便秘になると腸内では悪玉菌が強く働き、そのままにしておくと免疫力が低下したり、冷えやすい体になったりと、妊婦にとって悪い影響を及ぼしてしまいます。

さらに、妊娠中の便秘は自然分娩の時に赤ちゃんに影響を与えることがわかっています。

便秘の改善策は沢山ありますが、腸内の環境を整えるには善玉菌である「乳酸菌」を摂取することが有効です。

出産時に赤ちゃんに悪影響を与えないためにも、乳酸菌を効果的に摂取して、妊娠中に腸内環境を整えましょう。

腸内環境の改善が健康的な妊娠生活につながる

妊娠生活中はマイナートラブルで悩まされることが多いです。でも、中には便秘が原因で起きている不調もあります。

腸内細菌のバランスを整えて腸の働きを改善すると、体の不調も取り除くことができます。そのしくみをみてみましょう。

悪玉菌が増えて善玉菌が減る・・・便秘のときの腸内環境

人間の腸の中には善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類に分けられる沢山の細菌が棲んでいます。

  • 善玉菌・・・体にいい働きをする細菌
  • 悪玉菌・・・便を腐敗させて有害物質を作りだす細菌
  • 日和見菌・・・善玉菌と悪玉菌の優勢な方と同じ働きをする細菌

健康的な人の腸内細菌は、善玉菌20%・悪玉菌10%・日和見菌70%の割合で構成されています。

腸の働きが鈍くなると、腸内環境が乱れこのバランスが崩れてしまいます。

便秘の人の腸内では便をエサにして悪玉菌が増え、日和見菌も悪玉菌と同じ働きをしてしまうようになります。

痔や冷え性に!便秘を放置することで身体に起きる害

便はいわば人間の体から出るゴミのようなものです。それを排出できずにため込んでしまうと、体のあちこちに不調が出始めます。

胃腸の乱れ

便秘になると腸の中の便が水分を失い硬くなります。さらに便から出るガスでお腹が張り、腹痛・下痢・胃の痛み・げっぷ、嘔吐というような症状が出るようになります。

免疫力の低下

そのまま便秘を放っておくと、慢性症状が起こり始めます。便から発生した有毒ガスは、私たちの免疫力を低下させ、感染症や風邪をひきやすくなります。

血流の悪化

便秘で腸の動きが滞ると血液の流れが悪くなり、痔や冷え性になりやすくなります。妊娠中の冷え性は、子宮口が開きにくくなり難産になる恐れがあります。


健康的な生活を送るためには、腸内環境を整えて便秘を解消することが大切です。妊娠中でもできる改善方法を取り組み、腸内の善玉菌を増やしましょう。

腸内環境を整えるには、善玉菌の摂取が大切!

ここまでで、腸内に棲む細菌の種類によって、体が健康になったり不調が起きやすくなることがわかっていただけたと思います。

できることなら、腸内環境を良好に保って健康的な生活を送りたいですね。

腸内の環境を改善するには、「善玉菌」を摂取することが大切です。

善玉菌の活動が活発になれば、腸の働きがよくなり便も排出されやすくなります。

便秘解消に効果があるといわれている「乳酸菌」は善玉菌の一種です。乳酸菌の摂取によるメリットについてご紹介します。

善玉菌の代表選手・・・「乳酸菌」は腸内環境を整える微生物

乳酸菌は腸内に棲む微生物で、糖を分解して乳酸を作り出す善玉菌です。乳酸によって腸内が弱酸性に保たれると悪玉菌の増殖を防ぐことができます。

細菌の働きには「発酵」と「腐敗」があります。「発酵食品」は食べることができますが、「腐敗したもの」は食べることができませんよね。

便が乳酸菌によって「発酵」されれば腸内環境は悪くなりませんが、悪玉菌によって「腐敗」されてしまうと有毒物質が作り出されることになります。

乳酸菌による分解は、便を「発酵」させる働きをもつので、腸内をキレイに保つことができます。

腸内環境が改善されることで腸の蠕動運動が活性化し、便秘を解消することができます。

乳酸菌は食事からだけで摂るのではなく、サプリに頼るとより効率的に摂取できますよ。妊娠中は特に食事面で苦労されている方も多いと思いますので、補助的に活用してみてはいかがでしょうか。

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どちらも大切!「動物性乳酸菌」と「植物性乳酸菌」

乳酸菌には沢山の種類があり、その数は200以上とも600以上とも言われており、とにかく膨大な数の菌があることがわかっています。

乳酸菌は、菌が棲み着く場所によって「植物性乳酸菌」と「動物性乳酸菌」に分類されます。

「植物性乳酸菌」

主に植物に棲息する菌です。他の細菌と共存できるので、分解されにくい性質を持ちます。胆汁や胃酸に強く、腸まで届いて働きます。

納豆や漬け物・味噌などに多く含まれ、穀物や野菜に含まれる糖で増殖します。日本人に相性が良い乳酸菌です。

「動物性乳酸菌」

主に乳製品に棲み着く菌で、動物の乳に含まれる乳糖をエサにして育ちます。他の細菌と共存しないため、胃ですぐに分解されてしまいます。

分解されたあと、植物性乳酸菌のエサとなって腸内環境の改善に効果を発揮します。植物性乳酸菌に比べて栄養価が高いこともポイントです。

乳酸菌の種類-1128-1

「乳酸菌」というとチーズやヨーグルトなどの動物性を思い浮かべがちですが、和食でも植物性食物繊維を摂取することができます。

どちらか片方ばかりを摂取するのではなく、日頃の食事バランスに気をつけて両方を取り込むことをおすすめします。

菌は死んでいても働きます!「生菌」と「死菌」

乳酸菌は私たちの体内に入ると、生きたまま腸に届いて働くものと、胃酸や胆汁によって死滅してしまうものに分かれます。

生きたままの乳酸菌を「生菌」、死滅してしまっている乳酸菌を「死菌」と呼びます。

生菌

生菌のまま腸に届くと、アルカリ性に傾いた腸内を酸性化させる働きをして悪玉菌の繁殖を抑えます。

そして、善玉菌を増殖させて腸内細菌のバランスを整えます。

生菌の仕組み-1128-2

死菌

胃酸によって死滅してしまっても腸内で有効に働きます。死菌は退治された悪玉菌にくっついて便となって体外へ排出しやすくする役割を果たします。

死菌-1128-3

死滅した乳酸菌は加熱して乾燥菌にすることができます。乾燥菌は胃酸や胆汁に強く、腸で生きた乳酸菌のエサになることができます。

直接的に腸内の細菌バランスを整えるのは生菌ですが、生死に関わらず乳酸菌は腸内をキレイにするためにしっかりと働く力を持っています。

便秘に効く乳酸菌の種類

乳酸菌は基本的にどの種類でも腸内環境を整える働きをします。

しかし、胃酸や熱に弱いものが多く、ほとんどは腸に届くまでに死滅してしまいます。生きたまま腸に届いても短時間で排出されてしまうため、毎日補う必要があります。

便秘解消には、腸内環境を直接改善してくれる生菌を腸まで届けたいものです。胃酸に強く生きたまま腸で働く性質をもつ乳酸菌がありますのでご紹介します。

乳酸菌シロタ株(ヤクルト菌)

小さいボトルの乳飲料「ヤクルト」に使われている乳酸菌です。正式名称は「ラクトバチルス属カゼイ菌YIT9029株」。

生きたまま腸に届いて小腸で働きます。善玉菌であるビフィズス菌を増やし、大腸菌を減らす力があります。

LB81乳酸菌

LB81乳酸菌はヨーグルトメーカーである明治がオリジナルで開発した乳酸菌です。

腸内環境を改善する働きがあり、便秘を解消することにより肌荒れ改善の効果もあります。

LGG乳酸菌

LGG乳酸菌は胃酸や胆汁に強く、大腸まで届いて働きます。腸内の悪玉菌を抑え、細菌バランスを整えます。

ラブレ菌

ラブレ菌は植物性乳酸菌です。漬け物の「スグキ漬け」から発見されました。

胃酸に負けない強力な生命力を持ち、日本人との相性のよい細菌です。便秘解消・美肌効果・免疫力の向上に効果があります。

EC-12菌

EC-12菌は加熱処理をされた乳酸菌です。胃酸や胆汁の影響を受けずに大腸で効果を発揮します。

さらに、粒子が小さいので少量でも多くの菌を摂取することができます。

クレモリス菌FC株

クレモリス菌FC株は、「カスピ海ヨーグルト」に含まれています。

健康なお年寄りが多く暮らすカスピ海地方で食べられているヨーグルトに含まれていたことから、日本でも研究が進められるようになりました。

カスピ海ヨーグルトの独特の粘り気はこの乳酸菌が作り出すものです。生きて腸まで届く乳酸菌(プロバイオティクス)なので、高い整腸作用による便秘解消の効果があります。

アシドフィルス菌

アシドフィルス菌は人間の腸内・口腔・生殖器などに棲息している乳酸菌です。初乳にも多く含まれ、赤ちゃんの免疫力を高める効果があります。

熱や酸に強く、約70%が生きたまま腸に届いて働きます。

ガセリ菌

ガセリ菌はガッセリ菌とも呼ばれる大腸に棲む善玉菌です。

すぐに排出されてしまう他の乳酸菌とは違い、生きたまま腸内に長く滞在して働くので、悪玉菌の増殖抑止に高い効果があります。

いかがでしょうか。あなたが普段食べているヨーグルトに含まれているものはありましたか?

菌の名前は製品のパッケージに記載がありますので、購入するときに気をつけて見てみてくださいね。

摂取して増やすことが大切!乳酸菌の効果的な摂り方

乳酸菌は体に取り込んでも短時間で排出されてしまうので、毎日摂取して腸内で増やしていくことが大切です。

ここからは、乳酸菌を上手に取り込むためのポイントをご紹介します。

  • 発酵食品を食べましょう
  • 食事の一番最後に摂るのが理想的
  • オリゴ糖や納豆菌、食物繊維も一緒に
  • プロバイオティクスを選びましょう
  • つわりのときにはサプリメントがおすすめ

1つずつ詳しく見ていきましょう。

発酵食品を食べましょう

まず、乳酸菌を摂取するには、何を食べればよいのでしょうか。

乳酸菌は発酵食品に多く含まれます。動物性乳酸菌・植物性乳酸菌をバランスよく食事に取り込みましょう。

動物性乳酸菌が摂れる食材
ヨーグルト
誰もが知る乳酸菌を含んだ食材で、手軽に乳酸菌を摂ることができます。製品によって含まれる乳酸菌の種類が違うので、自分に合った菌を探すことができます。
チーズ
牛やヤギの乳を乳酸菌で発酵させたものがチーズです。少量でも塩分が多く含まれるので摂りすぎには注意が必要です。
植物性乳酸菌が摂れる食材
漬け物
ぬか漬けやしばづけ、すぐき漬けなどにも乳酸菌が豊富に含まれています。ぬか漬けの場合は、まわりについた「ぬか」に乳酸菌が含まれているので、できるだけ洗い流さずに食べるのが効果的です。
しょうゆ・みそ
大豆や麦、米を発酵させて作る「みそ」や「しょうゆ」にも乳酸菌が含まれています。どちらも塩分が多いので摂りすぎには気をつけましょう。
キムチ
キムチの酸味やうまみは乳酸菌の発酵によるもの。
しかし、スーパーで販売されているキムチの多くは、乳酸菌による発酵が進んでいない浅漬けのものがほとんど。発酵している製品を選ぶことが大切です。

乳酸菌は長く腸内にとどまれずに排出されてしまうので、毎日食べて補うことが大切です。

保存料や添加物の使用が少なく、乳酸菌の力でじっくり発酵した食品を選ぶと毎日安心して続けることができます。

乳酸菌は過剰摂取しても体外へ排出されるだけで、副作用はありません。塩分とカロリーオーバーには気をつけて継続的に乳酸菌を摂り続けましょう。

食事の一番最後に摂るのが理想的

乳酸菌は胃酸に弱いものが多いので、食事中や食後に摂るのが効果的です。

空腹時に食べると、胃酸の影響を受けてしまい、せっかく摂取した乳酸菌が死滅してしまう可能性があるからです。

生きたまま腸へ届くことを望むのであれば、胃酸の影響を受けない食事の一番最後に摂ることが理想的です。

特に、夕食の最後にヨーグルトを食べると寝ている間に腸内環境を整えてくれて便秘解消に高い効果があるそうです。

朝食に乳酸菌飲料を飲んだりヨーグルトを食べている人も多いのでは?あまり効果を感じられないようであれば、食べる時間を夜に変えてみてはいかがでしょうか。

オリゴ糖や納豆菌、食物繊維も一緒に

腸内環境を整えるためには乳酸菌をサポートしてくれる食べ物も一緒に摂取しましょう。

善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維、お腹の中で乳酸菌を増やす納豆菌を摂ることで、善玉菌を増やして腸内環境を整えることができます。

オリゴ糖

糖の一種であるオリゴ糖は、胃で消化されずに腸まで届きやすい性質を持ちます。ビフィズス菌のエサとなって悪玉菌の増殖を抑えるので、腸内の細菌バランスを整えることができます。

オリゴ糖はリンゴやバナナ、はちみつなどに含まれています。ヨーグルトのトッピングにすると、ビフィズス菌と一緒にオリゴ糖を摂取でき、高い効果を得ることができます。

食物繊維

食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があります。どちらも便秘に効果があり、不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=2:1で摂るのが理想的と言われています。

不溶性食物繊維は便のカサを増やして蠕動運動を引き起こす働きをします。

水溶性食物繊維は、水分を含むとゲル状になるので便を柔らかくして排出しやすくしてくれます。さらに乳酸菌のエサになって善玉菌を増やす作用があります。

納豆菌

大豆を納豆菌で発酵させて作られる納豆。納豆菌は生きて腸まで届いて乳酸菌を増やす働きを持ちます。

また納豆には食物繊維も豊富に含まれているので、便をスムーズに排出するのに効果を発揮します。

納豆を1日に1~2パック食べると、腸内環境がよくなり体の不調が起こりにくくなると言われています。

プロバイオティクスを選びましょう

プロバイオティクスとは生きたまま腸に届き、腸の異常を改善してくれる微生物のことです。

乳酸菌の中でも、胃酸に負けないで腸まで届いて作用するものはプロバイオティクスと認められています。ぬか漬けや納豆、味噌もプロバイオティクスの商品です。

最近では、ヨーグルトのパッケージに「プロバイオティクス」の表示がされているものもあります。

せっかく乳酸菌を取り込むなら、腸まで届いてしっかり働いてくれるものを選びたいですね。
 

つわりのときにはサプリメントがおすすめ

乳酸菌はサプリメントで補うこともできます。乳酸菌自体は胎児への影響がないので妊娠中でも安心して取り入れることができます。

特につわりでバランスのよい食事ができないときでも、サプリなら飲みやすいのでおすすめです。

また、ヨーグルトは沢山食べると高カロリーになってしまうため、カロリーや脂質を抑えたい場合にもサプリが役立ちます。

お薦めのサプリを2つ紹介しますね。

ライラック乳酸菌オリゴプラスカプセル

一般の乳酸菌は熱や酸に弱いので、腸まで届かない…なんてことも。それでは、せっかく摂取していても空振りに終わってしまうかもしれませんよね。

ライラック乳酸菌オリゴプラスカプセルは、ライラックの花から抽出した「有胞子性乳酸菌」を使用。熱や酸に強く、カプセルも独自製法のオカラカプセルを使用することにより、「生きたまま腸まで届く!」ではなく、『腸の奥の奥まで届く!!』を実現した乳酸菌です。

この”質”にこだわった乳酸菌だけでなく、更にビフィズス菌の餌になるオリゴ糖も含んでいて腸内フローラのバランスを整えてくれます。

完全植物性、無添加にもこだわっている商品なので安心ですよ。

口コミでは、色々な世代の方から腸の調子が良くなったという声が多いです。お腹がすっきりという意見だけでなく、お肌の調子も良くなったという意見もあるので期待大ですね。

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花菜の選べる乳酸菌

乳酸菌は、同じ種類ばかり摂取するとその乳酸菌に慣れてしまい効果を感じにくくなってしまいます。

花菜の選べる乳酸菌は、

  • うつくし美菌5000億:2粒でヨーグルト50個分(5000億個の乳酸菌)
  • すこやか健菌ナノ型:長野県のすんき漬けが由来の小さい小さいナノ乳酸菌

この2つの乳酸菌を交互に飲むことにより、体内の乳酸菌を慣れさすことなく常に刺激を受けることができます。

そうすることで、体内の上質な菌をたくましく育て、菌と共に元気に生きよう!という商品です。

小さいナノ型の乳酸菌(一般的な乳酸菌の1/10以下のサイズ)は吸収率が高く、腸の奥まで届く確率も高いです。砂糖不使用な乳酸菌なので健康的ですよ。

そして何より業界トップクラスの乳酸菌の数!!とても魅力的ですよね。

労働省が定めた品質管理基準、GMP認定工場で全て加工されているので安心安全な商品です。

便秘へのアプローチはもちろん、肌荒れやストレスからの解放されたと実感という声もありますよ。

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ただし、妊娠中にサプリを摂るときには、飲み合わせやアレルギー発症の恐れがあるので、担当のお医者様に相談してからにしましょう。

乳酸菌摂取による体へのメリット

乳酸菌によって腸内バランスが整うと、便通がよくなるだけでなく体に様々な効果が現れます。乳酸菌の摂取によるメリットのうち、代表的なものをご紹介します。

アンチエイジング・肌質改善

「肌年齢は腸年齢」といわれるほど、肌質と腸内環境はよく似ています。年齢を重ねると腸の働きが鈍くなり、腸が硬くなって弾力がなくなると肌の老化も進みます。

また、悪玉菌が増えると有害物質が発生し、肌のトラブルを引き起こしやすくなります。乳酸菌をとって腸内環境を整えると肌の調子が良くなる効果があります。

インフルエンザ予防

免疫細胞の働きを高める効果を持つ乳酸菌を摂取すると、体の防御力が高まりウイルス感染を防ぐことができます。

特に1073R-1乳酸菌(R-1)、L-92乳酸菌(カルピス)などが高い効果を発揮します。

アレルギー予防・アトピー予防

アレルギーの原因は免疫の誤作動です。花粉やダニなどに過剰に防衛反応を起こしてしまい、花粉症など様々な症状が出るのがアレルギーです。

腸内細菌のバランスが整って免疫力が高まるとアレルギーやアトピーを予防することができます。

ピロリ菌の予防・除染

ピロリ菌は胃潰瘍や胃がんの原因と言われています。ピロリ菌の除菌・予防に効果のある乳酸菌もあり、病院でも抗生物質と乳酸菌を併用して治療する場合があります。

乳酸菌の種類によって作用や効果が違ってきます。自分の症状を改善できる乳酸菌を摂取することで、より高い健康効果を得ることができます。

乳酸菌とビフィズス菌の違い

ビフィズス菌は乳酸菌として同じように扱われることもありますが、実は違う分類の細菌になります。

  • 乳酸菌:主に小腸で活動してすぐに排出されてしまう
  • ビフィズス菌:大腸に棲息して働く

糖を分解して乳酸を作り出すのは乳酸菌もビフィズス菌も同じですが、ビフィズス菌は同時に酢酸や葉酸、ビタミンBを作り出します。

酢酸には強い殺菌作用があり悪玉菌の増殖を防ぐ働きがあります。

ヨーグルトなどに書かれている「BB-○○使用」のBBとはビフィズス菌の正式名称である「ビフィドバクテリウム・ラクティス」の頭文字をとったものです。

乳酸菌もビフィズス菌もどちらも便秘に効果があることに変わりないので、どちらとも積極的に摂取するとよいでしょう。

アレルギー予防にも!乳酸菌が赤ちゃんへ与える効果

最近の様々な研究で、妊娠中にママが取り込んだ乳酸菌が胎盤を通じて赤ちゃんにも良い影響をもたらしてくれることがわかってきています。

妊娠中にママが乳酸菌を摂取することで、赤ちゃんのアレルギーやアトピー性皮膚炎を予防し、免疫力アップの効果が期待できます。

また、出産後に乳酸菌を摂取すると、母乳に含まれるアレルギー抑制成分をふやすことができ、アレルギーの発生を予防することができます。

中尾教授によると、母乳中のアレルギーを抑える成分を増やすには、お母さんが複数の乳酸菌を摂取することが効果的なのではと考えられるそう。
そして、この乳酸菌摂取は、妊娠中の胎児や、お母さん自身にも同じように効果が期待できるのだとか。我が子をアレルギーにさせないためには?「原因・対策・対処法」を専門家に聞いた | マイナビニュース

妊娠中や産後は乳酸菌の摂取量に規制はないので、積極的に乳酸菌を摂って元気な赤ちゃんを産みたいものですね。

乳酸菌を摂るときの3つの注意事項

私たちの体でよい働きをしてくれる乳酸菌。積極的に摂って健康維持に努めたいですね。

「乳酸菌を摂っているのに便通改善に効果がみられない・・・」というような方がいらっしゃいます。

乳酸菌での便秘解消法には、何か気をつけることがあるのでしょうか。乳酸菌摂取の注意事項を3つにまとめてみました。

  1. 自分に相性の良い菌を見つける
  2. 加熱しない
  3. 塩分とカロリーに気をつける

1.自分に相性の良い菌を見つける

人の腸内に棲んでいる善玉菌は、一人ひとり異なります。同じ乳酸菌を摂取しても効果を発揮するかどうかは、人それぞれ。自分の腸に相性のよい乳酸菌を見つけましょう。

乳酸菌を毎日摂取することは大切ですが、一つの製品を2週間続けても効果がなければ相性が合わないのかもしれないので、別の種類の乳酸菌に変えてみることをおすすめします。

また、複数の乳酸菌を摂ると相乗効果を得られる可能性が高いので、様々な発酵食品を食品に取り込むのがよいでしょう。

加熱しない

乳酸菌は低温に強く、高温に弱い性質を持っています。乳酸菌食品は冷蔵庫での保存が適しています。

また、冷凍しても乳酸菌は死滅しません。休眠状態になるだけで解凍すればまた働き始めます。

乳酸菌の活動がもっとも活発になるのは40度前後。発酵しやすく、増殖しやすい温度です。しかし、40度以上に上げると乳酸菌は死んでしまいます。

つまり、みそやキムチには生きた乳酸菌が含まれていますが、味噌汁や豚キムチなどの加熱料理にすると、乳酸菌は死滅してしまうことになります。

死滅してしまっても、死菌として悪玉菌を排出する働きをしたり、生きている乳酸菌のエサになって善玉菌を増やしてくれるので摂取する意味はあります。

ただ、せっかく生きたまま腸に届いて働いてくれる乳酸菌(プロバイオティクス)なので、整腸作用を望むのであれば、加熱せずに食べることをおすすめします。

塩分とカロリーに気をつける

乳酸菌は摂り過ぎても体に害が起きることはありません。しかし、乳酸菌を含む食品は、カロリーが高く、脂質や塩分が沢山含まれているものが多いです。

カロリーオーバーにならないために、ヨーグルトなら低脂肪タイプや無糖のものを選ぶとよいでしょう。漬けものや調味料は使いすぎに気をつけましょう。

乳酸菌は腸内に長く棲息できずに排出されやすいので、一度に沢山の乳酸菌を摂るよりも毎日継続的に摂り続けることが大切です。

カロリーと塩分に気をつけて、毎日乳酸菌を摂取しましょう。

乳酸菌摂取に力を注いだ一日の流れの例

ここまでご紹介した乳酸菌の摂り方を、一日の流れに組み込んでみました。あくまでも一例ですので、ご自身の生活スタイルに合わせて応用してくださいね。

起床

腸を目覚めさせるために、ハチミツを入れたホットレモンを飲みます。ハチミツに含まれるオリゴ糖でビフィズス菌を増やします

朝食

いつもの朝食に、食物繊維の含まれるレタスやキャベツをプラス。オリーブオイルをかけて食べれば小腸を刺激してくれます。

食後に、プロバイオティクスのヨーグルトを切ったバナナにかけて乳酸菌を取り込みます。バナナの代わりにプルーン100%エキスやリンゴでもOK。

昼食

水溶性食物繊維の含まれる食品をメニューにプラス。とろろ昆布のお吸い物にと納豆ご飯なら、食物繊維と納豆菌を同時摂取できます!

夕食

不溶性食物繊維を食べて、便のカサを増やしましょう。切り干し大根や、きのこのソテーなどの一品がおすすめ。キムチやお漬け物も添えるといいですね。

夕食後に乳酸菌飲料を飲んで、明日のお通じにつなげましょう!

毎日無理をしないで続けられることが大切です。乾物や傷みにくいもの、幅広い調理方法のある食材を選んで常備しておくとよいでしょう。

空いた時間に運動をしたり、こまめな水分補給もお忘れなく!

妊娠と便秘の関係・・・赤ちゃんへの影響と薬の使用について

妊娠中は便秘になりやすくなり、なかなか出ない便に悩んでいる妊婦さんも多いと思います。なぜ妊娠すると便秘になりやすくなるのでしょうか。

また、妊娠中の便秘は赤ちゃんへの影響はないのでしょうか。まずは、妊娠中の便秘の理由と赤ちゃんに与える影響についてお話ししましょう。

 

妊婦が便秘になりやすくなる理由6つ

妊娠すると私たちの体は赤ちゃんを守るために働き出します。時として、その機能はママ自身の健康を害してしまうことがあります。便秘はその一つの例です。

妊娠時に便秘になる6つの理由を見ていきましょう。

  1. 子宮によって大腸が圧迫される
  2. ホルモンバランスが変化する
  3. つわりによって食事内容が変化した
  4. 水分が不足している
  5. 筋力の低下
  6. ストレスの影響
子宮によって大腸が圧迫される

子宮の中で赤ちゃんが大きくなるにつれ、すぐとなりにある大腸が押されて動きが悪くなります。便がスムーズに動くことができなくなり、排便しにくくなります。

ホルモンバランスが変化する

妊娠すると、流早産を防ぐために黄体ホルモンであるプロゲステロンが分泌されます。このホルモンの影響によって腸の蠕動運動が抑制され、さらに括約筋が収縮して便が排出しにくくなります。

つわりによって食事内容が変化した

つわりがひどくて何も食べられなかったり、食事バランスが偏ると便秘になりやすくなります。腸の中に便がたまると胃を圧迫するので、つわりがさらにひどくなる場合もあります。

水分が不足している

赤ちゃんに酸素や栄養を送るために、妊娠中は体をめぐる血液の量が通常の1.5倍にまで増えます。体内の水分を使って血液の量を増やすので、妊娠時は普段よりも多くの水分を摂る必要があります。

筋力の低下

眠気やお腹の重みで運動不足になると、体の筋力が衰えてしまいます。排便に必要な腹筋の力が弱くなり、いきみにくくなると便秘になりやすくなります。

ストレスの影響

不安や緊張を感じると腸が硬直してしまい、動きが鈍くなってしまいます。妊娠中は、赤ちゃんのこと・自分自身の体のこと・家族のことなど、心配ごとが多くなって腸の働きが悪くなります。

腸内環境は受け継がれる!妊娠中の便秘が赤ちゃんに与える影響

自然分娩で生まれた赤ちゃんはママの腸内環境を持って生まれてくることがわかっています。ママが便秘だと赤ちゃんも便秘になりやすくなるのです。

胎内では赤ちゃんは無菌状態で保護されているため、まだママの便秘の影響は受けません。

どれだけ腸に便がたまっても、赤ちゃんが自分で居場所を確保するので、ママの便秘で赤ちゃんが苦しい思いをすることはないので安心してください。

ただ実は、便秘の人の腸内には悪玉菌が沢山棲息しており、同じ菌が産道にも棲み着いています。

妊娠中に便秘になると、自然分娩の際に赤ちゃんはママの産道に棲む悪玉菌を吸い込みながら生まれてくることになります。

その結果、赤ちゃんの腸内環境も乱れてしまうことになります。

子宮収縮の危険あり!下剤の使用は控えましょう

便が出ないからといって自己判断で薬を使うのは危険です。おなかの赤ちゃんを守るためにも、産婦人科で処方された薬を使用するようにしましょう。

妊娠中に使える便秘薬

作用が穏やかで胎児に影響の少ない薬なら、妊娠中でも使うことができます。

薬名 効果・特徴
「マグミット」
「マグラックス」
酸化マグネシウムの働きで便中の水分量を増やす。
便のカサが増えて蠕動運動が起きやすくなる。
「ラキソベロン」 大腸を刺激して排便を促す。
寝る前に飲むと翌朝に効果が現れる
「新レシカルボン座薬」 肛門に入れて使うタイプ。
発生する二酸化炭素で腸を刺激して便意を起こす。

いずれも長期間使用すると、腸の働きが低下して自力で排便できなくなってしまうので、一時的な使用にとどめましょう。

「新ビオフェルミンS」は妊娠中、授乳中にも服用できる整腸剤です。3種類の乳酸菌から出来ているので体に優しく、毎日服用しても問題ありません。

妊娠中は避けた方がよい便秘薬
腸に強い刺激を与えて排便を促す薬は、子宮収縮作用があり早産や流産につながる恐れがあります。

コーラックなどの市販薬もこの分類になりますので使用を控えましょう。

薬の種類 効果・特徴
刺激性下剤
(ラキソベロン以外)
アントラキノン系の薬には子宮収縮作用がある。
センナやアロエ由来の成分には注意。
(「アローゼン」「プルゼニド」など)
常習性も強く、使い続けると効果が薄くなる。
浣腸 薬剤を肛門から注入して腸を刺激するタイプ。
大腸がけいれんをおこして流産につながる恐れがある。

症状によっては、これらの薬が病院で処方されることもあります。処方されたからといって安易に使用するのではなく、先生とよく相談した上で使うようにしましょう。

腸はドーパミンを生成!乳酸菌で喜びあふれる妊娠生活を!

便秘で悪玉菌がいっぱいになってしまった腸からは、体に有害な物質が沢山作り出されます。

さらに、前向きで意欲的に行動に必要な「ドーパミン」の排出量が減少してしまうので、便秘が続くと体に不調が起きやすくなり、ブルーな日が続いてしまいます。

妊娠中は赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみに待つ期間。ママがワクワクしながら過ごすと、おなかの赤ちゃんも喜ぶはずです。

善玉菌を増やして腸内環境を整えると、ドーパミンが生成されて健康的でハッピーな妊娠生活が送れるようになります。

ぜひ積極的に乳酸菌を摂取して腸内の細菌バランスを正常に保ち、便秘を解消して幸せな妊娠生活を送ってください。

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