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暑い夏を快適に!妊婦さんが母子共に健康で乗り切る過ごし方とは

2015/07/14

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妊娠して体質が変わったと言うことはありませんか?妊娠をすると、胎児を守るために母体も変化していきます。体温があがりやすくなるのもその一つで、ホルモンにも関係があると言われています。

また、身体が丸みを帯び、脂肪が増えることによって暑さを感じやすく、汗もかきやすくなります。夏は冷たい物を摂りたくなる季節ですし、冷房などでの身体の冷えも心配されます。

食欲が落ちやすいのもこの時期ですので、夏場は、妊婦さんにとっては特につらい時期かもしれません。暑い夏を母子共に健康で乗り切るために、妊婦さんはどのような過ごし方を心がければ良いのでしょうか。

飲食の基本は「常温」消化機能を低下させないために!

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夏と言えば、アイスやかき氷など冷たい食べ物を連想しますよね。つわりのある妊婦さんであれば、冷たくてのどごしの良い食品を好んで食べたくなるかもしれません。

ですが、キンキンに冷えすぎた食べ物はできれば避けたいもの。内臓が急激に冷やされることで、消化器官の機能が低下されることが心配されます。

消化機能が低下すると、下記のような症状が起こりやすくなってしまいます。

  • 下痢
  • 食欲が落ちる
  • むくみやすくなる
特に食欲の低下は、つわりが重く、食べ物を食べられない妊婦さんにとっては危険が伴いますので、注意が必要です。

妊婦さん自身の体力低下のほか、胎児への影響も心配されますので、あまりにも重症な場合には、入院の必要も出てきてしまいます。

また、むくみは妊婦さんの大敵であるとも言われています。妊娠すると、胎児へ血液を送るために血流が増えてむくみが起こりやすくなりますし、ホルモンの作用や胎児の成長によってもむくみを生じやすくなるのです。

ただでさえ妊娠するとむくみやすくなるため、冷えすぎた飲食物の摂取は控え、基本的に飲食は、常温でいただくように心がけましょう。

効率よく栄養を取り入れて!夏バテ防止には「ビタミンB1と鉄分」

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食欲が落ちやすい夏は、食事からも効率良く栄養を摂りたいものです。夏バテ防止には、ビタミンB1と鉄分を積極的に摂るように心がけましょう。

ビタミンB1:筋肉にたまった疲労物質の分解を助ける効果があります。
(多く含まれる食材)うなぎ かつお 豚肉 ピーナッツ 大豆など
(一緒に摂りたい食材)にんにく ニラ 玉ねぎ

一緒に摂りたい食材の中には、ビタミンB1の吸収を良くし体内に蓄えやすくする「アリシン」という香り成分が含まれていて、効果があるとされています。

いつもの豚汁に、少量でもニラをプラスすれば、食欲があまりなくても一品で栄養が摂れますので、おすすめです。

鉄分:貧血を予防するための栄養素です。
(多く含まれる食材)レバー ほうれん草 ひじきなど
(一緒に摂りたい食材)まぐろ 牛肉 ブロッコリー 小松菜

一緒に摂りたい食材は、鉄分の吸収力を上げる効果がある「動物性たんぱく質」と「ビタミンC」が含まれているものとなります。いつものひじきの煮物に牛肉と小松菜をプラスすれば、ボリュームも栄養も満点の、メインの一品になります。

台所は火を使いますので、夏場は三度の食事を準備するのも大変ですよね。ひじきの煮物などは作り置きもできるので、体調が良い時に少し多めに作って密閉容器に入れておけば、冷蔵庫で保存できます。

豚汁などは鍋に入れたまま台所に放置せず、残ったら早めに容器に移し替えて、冷蔵庫に入れるようにしましょう。気温が上がる夏場は、食中毒も心配されます。母子共に健康に過ごすためには、普段から清潔を心がけましょう。

湯船にゆっくりつかってみて!妊婦に嬉しい3つの効果が得られます

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暑い夏の入浴は、シャワーでさっぱりと汗を流すだけという妊婦さんもいらっしゃると思います。湯船につかると汗をかきますし、意外と体力を消耗するものです。

ですが、温度を38度前後のぬるめに設定して、ゆっくりと湯船につかることで、以下のような効果が期待できます。

  • リラックス効果
  • 安眠
  • 冷えの解消
就寝時間の一時間前ぐらいの入浴が理想的です。ただし、浴室は滑りやすいので転倒には十分に気をつけてください。

夏場は、どこへ行ってもクーラーがきいていて、自分でも気がつかないうちに身体が冷えていたりするものです。ぬるめのお湯にゆっくりとつかることは、手足の指先まで温めるにはとても良いことです。

暑い夏を乗り切ろう!「リラックス」が最大のポイントです

日本人は働き者だと、よく耳にします。一日中、何かしら動いていないと落ち着かず、人によっては何もしない時間があれば、罪悪感さえ覚えることもあるようです。妊婦さんの中にも、なかなかゆったりと過ごすことができない方がいらっしゃるかもしれません。

暑い夏を母子共に健康に過ごすポイントは、余計なストレスをためすぎず、リラックスできる時間を作ることだと思います。

出産を迎えると、新生児のお世話に追われて、なかなかゆっくりと過ごすことが難しくなりますので、胎児がお腹の中にいる間は、少しでもゆっくりできる時間を過ごしましょう。

一日の中でも10時から14時が、日差しが一番強くなる時間帯です。その時間は家から出ないようにして、ゆっくりする時間に充ててみてはいかがでしょうか。妊娠中は眠気を催しやすいので、昼寝の時間に充てるのもいいと思います。

その際は、クーラーで室内を冷やしすぎることの無いように、室温を高めに設定しましょう。暑くても、お腹には薄手のタオルケットをかけるなどして、冷えを防ぐことも大切です。また、意外と足首も冷えやすいので、通気性の良い綿の靴下を履くと良いでしょう。

散歩を日課にされている妊婦さんもいらっしゃると思いますが、比較的過ごしやすくなる夕方が良いでしょう。日差しが弱くなるとは言っても熱中症が心配されますので、帽子を被り、水分補給ができるように水筒などを持ち歩くようにしましょう。

ママがリラックスできると、精神が安定します。その穏やかな気持ちが、胎児への心の栄養となり、健やかな成長へとつながるのです。

赤ちゃんとご対面できるその日を楽しみに、暑い夏を母子共に健康で乗り切りましょう。

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