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妊娠中の車の免許取得は安定期以降!妊婦の注意点や教習所の選び方

2017/01/11

出産後、車の免許を持っていると赤ちゃん連れの移動には何かと便利です。

2人目以降の妊娠時にも、検診の際に子供を連れていかなければいけない時などに免許があると車で移動が出来ます。

その利便性のために妊娠中に車の免許を取ろうとする妊婦さんがいますが、たとえ安定期であっても妊娠中の教習にはリスクが伴うことをご存知でしょうか。

妊娠中の車の免許の取得にはどのようなリスクがあるかを把握し、安定期以降の妊娠16週よりも後でも可能なのかどうかを確認していきましょう。

妊娠中こそ免許取得しやすい?免許取得を考えるきっかけ

妊娠中の方が車の免許を取るための講習が受けやすい!と考える妊婦さんは少なくないようです。

では、具体的にどのような理由で教習所に通おうと考えるのでしょうか。

自分の時間がたくさんあるのは今のうち!

出産後は赤ちゃんが中心の生活となり、自分の時間を確保することは夢のまた夢です。

数時間おきの授乳やおむつ替えに追われて、外出できるようになったとしても身一つで動くことさえままならなくなります。

つまり、妊娠中が好きなようにひとりで行動できる最後の時間なのです。

この貴重な時間に何をしようか考えた時、子どもが生まれたら出来なくなることを想像し、免許の取得に思い当たる人が多いようです。

出産後すぐに運転できたほうが便利!

出産後しばらくは家事もままならず赤ちゃんのお世話だけをする日々が続きますが、生後1か月頃を目安として少しずつ外出や家事も行うようにする方が多いようです。

すると、今まではひとりで出かけていた場所へ赤ちゃんも一緒に連れて行かなければいけないケースが多々あります。

例として以下のような事が挙げられます。

  • 日々のちょっとした買い物:今まではさっと一人で行っていたのに、赤ちゃん連れだとなかなか難しい距離となることもあります。
  • 大荷物での移動:小さな赤ちゃんを抱っこしたりベビーカーに乗せながらだと大変です。
  • 二人目以降で子どもを複数人外出しなければいけない:目が離せない子供が複数いる中での外出はかなりの負担です。

毎月の予防接種など赤ちゃんを連れて病院へ行く機会も多くなるので、車であればさっと移動できる上に荷物もたくさん載せられるので便利と感じる人が多いようです。

小さい赤ちゃんを公共の乗り物に乗せて移動するより、車の方がプライベートスペースで安心と考える方もいます。

お金がかかる前に教習所に通いたい!

出産費用はある程度国から助成はされるものですが、出産後は家族が一人増えるわけですから、総じて出費がそれなりにかさみます。

妊娠中は自分にお金がかけられる最後のタイミングだと考え、資格取得というある意味で「自分への投資」として免許の取得を考える人もいます。

特に車の免許の場合は即使える実用的な資格なので、希望者も多いと考えられます。

妊娠中の教習は不安が色々…考えられる主な3つのリスク

ここまで妊娠中に免許取得を希望する動機について見てきましたが、何かと都合が良いからと言って妊娠中の教習が望ましいものだとは言えません。

妊娠中は通常とは違う身体であり、普段通りとはいかない状況です。その中で車の免許の教習を受けるにはリスクが伴うことを必ず念頭に置く必要があります。
  • ストレスによる体調不良
  • スケジュール
  • 交通事故

これらのリスクについて、ひとつずつ見ていきましょう。

慣れない座学はストレスになることも…ストレスによる体調不良

車の免許の教習は、大きく分けて「座学」と「実習」があります。始めは実習はなく、学校の授業のように講義を聞いて勉強する座学が中心となります。

多くの教習所の場合この座学は予約制で、講義を受講した後に試験をパスしていく形式になります。健康で時間がたくさんある場合、早くて1ヶ月ほどで取得する方もいます。

ただ授業を聞くだけなら…とたかを括って、妊娠期間中に全て受講し終えるためにギュウギュウにスケジュールを組む人もいますが、長時間同じ姿勢で授業を受けることは体にストレスがかかります。

さらに、慣れない座学だけでなく試験に向けての自主学習に追われ、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていくこともあります。

車の免許取得は人の命にかかわるものですから、講義自体ひとつひとつがヘビーです。

中にはショッキングな映像や教材を使って事故の危険性を学ぶ授業もあり、思わぬ精神的なダメージを被ることも考えられます。

このようなことが重なり合うことで体調不良が起こることも考えられるのです。

スケジュールが進まないことも…結局取得不可

無理な負担を体にかけないようにと、長期にわたって少しずつ講義を受けるようにスケジュールを立てる人もいますが、それでもうまくいくとは限りません。

教習所の授業以外の場面でも、妊娠中は思わぬ体調不良に見舞われて、外出さえ困難になることもあります。

その場合は授業を休んだり振り替えるしかありませんが、何度もそれを重ねていくと免許取得のスケジュールがこなせなくなります。

また、座学をきちんと受けていても、試験の段階になって体調不良で休んだ場合、日程や科目などの条件にもよりますがもう一度講義からやり直しということもあります。

これらのことが重なると、結局妊娠期間内に免許取得まで至れないことも考えられます。

普段と違う体調だからこそ…交通事故の危険性

無事に座学での学科試験が進んでいくと、教習中の山場である運転の実習が始まります。

運転実習

特別な教習用の車の助手席に指導員を乗せて、教習を受けている免許取得希望者が実際に運転をして練習し、最終的には実際の道路での路上教習と試験を行います。

妊娠していなくても緊張する運転実習なので、妊娠中の精神的な緊張度は相当なものであり、危険性について教官も分かっているからか妊娠中だとそれだけで嫌がられることもあります。

また、妊娠中は普段と違う体調なので、思わぬ時に体調不良が起こり、交通事故を誘発する可能性もあります。

特にお腹が大きくなってくるとシートベルトをするだけでも苦しく感じられ、気持ち悪くなる人もいます。

運転中急にお腹が張ったり気持ち悪くなるなどの体調不良が起こり、それがもし公道であった場合、交通事故のリスクはぐんと高まります。

実際に免許をすでに持っている妊婦さんの中には、妊娠中の日常生活ではなるべく自力で運転しないように心がけている人もいる程です。

教習所申し込み時に必要な5つの確認

妊娠中の免許取得のリスクを十分に考えた上でも、教習所に申し込みたいと思ったら確認すべきことがあります。

  • 妊娠中である旨の申告
  • 安定期以降の通学
  • 病院近くの立地
  • 授業の振り替え実施校
  • 主治医への相談

これら5つを詳しく見ていきましょう。

申し込む時は妊娠中の申告が必要!断られることも

通う教習所に目星をつけていざ申し込む!という時に、妊娠中だと断られるのではないか…と妊娠中の旨を隠す人もいるそうですが、それは絶対にやめましょう。

確かに、教習所によっては妊娠中の入学を断られることもあります。しかし隠していると、入学の際の規約違反になる場合もあります。

逆を言えば、入学を断られることもあるというほど、妊娠中の免許取得にはリスクがあるのです。

申込時には必ず教習期間に妊娠中である旨を伝え、入学時にサインする書類にもしっかりと目を通し、妊娠中であることが規約違反にならないかどうかを確認してから手続きをするようにしましょう。

妊娠中の教習がOKでも必ず安定期以降に通おう

妊娠中に教習を受けることを許可している教習所に行く場合でも、必ず安定期と言われる妊娠16週以降に教習開始日を設定して通うようにしましょう。

悪阻などの体調不良がある状態や、出産直前の時期、妊娠週数に関わらず体調不良の場合に通うのは、他の生徒さんに迷惑がかかることもありますので絶対にやめましょう。

自分優位で物事を進めるのではなく、お腹の赤ちゃんのこと、周りの生徒さんのことを優先的に考えて通学するように心がけてください。

何かあったらすぐ病院!立地も重要ポイント

安定期に入ってから教習所に通っていたとしても、途中で何か体調不良が起こらないとは言い切れません。

もしもの場合にすぐに病院に行けるように、出来れば受診している産婦人科にもアクセスが良い立地の教習所を選びましょう。

早く免許を取りたい人に人気の合宿免許もありますが、アクセスの悪い場所へ数週間缶詰になって勉強するプランですので、妊娠中は絶対にやめましょう。
何かあった時に何もできません。

教習所は広大な敷地が必要なことが多いため郊外にあることが多く、シャトルバスなどで最寄り駅に送迎をしている所もあります。

また、座学のみ駅近くのビルなどアクセスが比較的良い所で受講し、実習は郊外で他の教習所と合同で行うという形式の教習所もあります。

いずれの場合も、急に外出する時に病院までの足があるかどうか、路線バスの利用やタクシーを呼ぶことは可能かどうかも合わせて確認しましょう。

授業の振り替え可能はマスト!

教習所では、大学の講義を組み立てるような形式で座学の時間割を自分で組むことがほとんどですが、授業の振り替えや再受講は無料ではなく、一授業いくらといった形で追加料金がかかる場合が多いです。

最初に組んだスケジュール通りに通えれば良いですが、妊娠中は思わぬ体調不良で授業を欠席したり、試験勉強が進まず試験をパスできずに再受講となったりといったことが十分に考えられます。

普通の状態であっても再受講の人が一定数いるような内容ですので、甘く見ているととんでもない目に遭いかねません。

そのため、大抵の教習所には「授業の振り替え●回まで無料!」といったオプションが用意されています。

このオプションを最初の契約時に付けておくことで、ある程度の回数までは追加料金なしで授業の振り替えを行うことができます。

何かあった時は絶対連絡!必ず主治医に相談

教習所に通おう!と考えた時点で、必ず主治医に相談をするようにしましょう。

もし主治医から難色を示されたら、なぜ教習所に今通う必要があるのか自分の口から説明をし、よく話し合ってください。

お医者さんは母体と赤ちゃんの健康を第一に考えています。
何かあったら隠さずにすぐに相談する信頼関係を作っておきましょう。

産後でも免許取得は不可能ではない…自己責任で慎重な判断を

ここまで見てきたように、妊娠中の免許取得は、ママの身体の負担や赤ちゃんの安全確保を考えるとあまりお勧めできるものではありません。

それでもどうしても必要である場合は、いくつかの教習所に問い合わせた上で一番自分に無理のない教習が受けられる場所を選びましょう。

また産後は赤ちゃん中心の生活となりますので、時間確保は難しくなることは確かですが、工夫次第でその後の子育て中に免許を取得することも可能です。

現在は託児所付きの教習所もあり、育児休暇中に取得する方もいます。

産後の免許取得の場合は周囲の人達の理解や協力が絶対必要ですが、自分と赤ちゃんの安全を考えて、産後の教習所通いも選択肢として考えましょう。

みんなのコメント
  • kiraさん

    免許とりにいきたかった…
    子供のために我慢

  • MOMOさん

    旦那の義父の勧めで教習所へ通いだして2ヶ月、もう少しで第一段階が終わりそう…って時にまさかの妊娠が発覚…
    1人目の育児もあるので正直凄いストレス…つわりが始まり、運転であまり集中出来なくてミスを連発し怒られまくり…酷く落ち込みその晩旦那と大喧嘩してしまいました…。
    妊娠特有なつわりで吐き気でムカムカし集中力が途切れ酷い眠気で頭がボンヤリしてしまうので、もし路上に出た場合、危険だな…と、このまま継続するか悩んでます。

  • 無記名さんさん

    こんばんは

あなたの一言もどうぞ