むくみやすい妊婦は飛行機で注意!エコノミー症候群の予防と対策

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2017/06/16

エコノミー症候群に注意している妊婦さん
妊娠すると、産後に行けなくなるからと夫婦の思い出作りに旅行に行く妊婦が増えています。行けてなかった新婚旅行に行く人もいます。

近場でゆっくり温泉でも、という人もいれば、思い切って海外旅行に行く人もいます。

そんな時、移動中に心配なのはエコノミー症候群です。飛行機のエコノミークラスに乗ることで起こると思っている人も多いですが、車に長い時間乗っているだけでもなる可能性があります。

エコノミー症候群になってしまい、旅行が台無しになってしまわないように、しっかりと予防と対策をしましょう。

エコノミー症候群にならないために気を付けること

妊婦は出産に備えて血液が固まりやすいようになっているため、血栓ができやすくなっています。

それにより、出来た血栓が肺に飛ぶことでエコノミー症候群が起きやすいです。しかし、しっかり予防することでエコノミー症候群は防ぐことができます。

飛行機に乗る際には次のことに気を付けましょう。

着圧ソックスで血栓予防と冷え取り

妊娠するとむくみやすくなるので、普段から使用している妊婦も多いかもしれません。

着圧ソックスは血液が下半身にとどまらないように手助けをしてくれるものなので、血流が悪くなって血栓ができる確率を低くしてくれます。

また夏でも機内は冷えるので、足を温めるのにも役立ちます。冷えると、これも血液循環を悪くする原因になります。

普通の靴下タイプの着圧ソックスなら、靴下同様に履いていればいいですが、寝るときに使用するタイプなら、出発空港で履いて、到着空港で脱ぐようにします。

機内の狭い空間での着脱はお腹の大きい妊婦には負荷がかかるので、事前に履いておきましょう。

血栓ができやすい?フライト中や前に飲食で避けたほうが良いもの

血栓ができやすくなる原因は以下の3つと言われています。

  1. 血中コレステロール血が上がる
  2. 水分不足
  3. ビタミン不足

これらの原因になる食べ物や飲み物はフライト前とフライト中には避けたほうが良いです。

代表的なもの

  • 高カロリーの食べ物
  • カフェイン入りのドリンク
  • 炭酸飲料

旅行に行くと高カロリーのご当地グルメが食べたくなりますが、グッとこらえましょう。旅行先での体重管理も大切です。

血中コレステロール値が上がると血液がドロドロになります水分不足も同じですので、しっかりと水分摂取を惰らないようにします。

カフェインは利尿作用があるので控えます。炭酸飲料も血栓ができやすくなると言われているので多量の摂取はやめましょう。

他にも、妊娠中は禁煙・禁酒している人がほとんどですが、この2つも血栓の原因になります。アルコールには利尿作用があり、タバコは動脈硬化で血栓ができやすくなります。

お腹が大きくてもトイレに立つことを面倒くさがらないで!

お腹が大きくて、トイレに行きたいけど面倒だ、とフライト中は我慢してしまう人も多いです。窓側の席になった時には特にそう思います。

そうならないように「通路側」の席を予約することをおすすめします。

トイレに立つと、体全体を動かすため、機内では十分な運動になります。

トイレに行くのが面倒だから水分も控える、ということもなくなるので、血栓リスクを下げることができます。

これは移動できる時間が限られている飛行機だけじゃなく、車でも同じで、高速に乗るとパーキングが限られてきますから、行ける時に行くようにします。

楽な服装で出かけよう

妊娠すると太りやすくなるので、旅行は写真撮影も考えて少しでもスマートに見せようと細身の服を選ぶかもしれません。

しかし、ゆったりとした服を着ることによって血流が良くなり、エコノミー症候群になりにくくなります。

飛行機に乗っている間だけでもゆったりとした締め付けのない服装をしましょう。また、機内はとても乾燥するので、肌の露出を控え水分が肌から逃げることを防ぎましょう。

足や手を組まないように気を付ける

癖で手を組んだり、足を組んだりする人は、下になっている手足の血流が悪くなくので気を付けましょう。

無意識にやってしまう人は、同行者に指摘してもらうように頼みましょう。

もしかして危険な状態かも…と思ったらすぐにやって欲しいこと

長時間のフライトでずっと同じ態勢で居たときに、エコノミー症候群が心配になりますよね。そんな時に役立つ対策をまとめました。

足首を回してストレッチ

フライト中にうっかり寝すぎてしまって、ベルト着用サインが点灯していたけれど、足がむくんで気持ちが悪い時などは座ったままできる足首のストレッチをします。

靴を脱いで足首をうち回し、外回しと繰り返します。これだけでむくみの対策になります。

狭い空間でも出来る簡単なものなので、気が付いたらやるようにします。そうすることで下半身の血流が改善します。

同時に足の指を閉じたり開いたりすることも効果的です。ですが、妊婦は足がつりやすいので、この時につらないように気を付けましょう。

ふくらはぎをマッサージする

ふくらはぎの筋肉は下半身の心臓と言われるように、血流を心臓に戻すポンプの役割をしています。このポンプの力が弱まるとむくみが生じます。

そうならないためには、ふくらはぎのマッサージが有効です。ですが、すでに血栓ができていて、マッサージすることで血栓がはがれて飛んでいくということがあってはいけないので、足の内側は避けてマッサージしましょう。

お腹が大きい妊婦は座席の中で前かがみになって自分の足をマッサージするのは困難です。

なので、片足を曲げたまま少し上げて、届く範囲でふくらはぎの外側をなでるようにします。

ベルト着用サインが点灯していないタイミングなら、通路に出て、ふくらはぎを伸ばすようなふくらはぎの運動をすると良いです。

腹式呼吸で体全体の血流を促すイメージをつくる

里帰り出産での飛行機利用時などには、お腹が大きくてストレッチやマッサージどころじゃないわ!という状況の可能性もありますよね。

そんな時は目を閉じて腹式呼吸をします。大きく息を吸うことで背筋が伸び、胸が開くので、上半身の血流が良くなります。

上半身が動くことで下半身への刺激にもなるので、全身の血流の改善につながります。

可能であれば、腹式呼吸と同時に目を閉じて、全身の血流が良くなるイメージをしてみてください。これだけでもいくらか効果はあります。

深呼吸の後に肩を上げたり下げたりすることで簡単なストレッチにもなります。

機内で使える便利な対策グッズ3選!

エコノミー症候群にならないために、機内で使える対策グッズを3つご紹介します。

1.弾圧ストッキング

弾圧ストッキングはふくらはぎのポンプ作用を助ける働きがあります。履くだけで血流が改善され、エコノミー症候群の予防になります。

冷えの解消グッズとしてもいいですね。

しかし、妊娠中期以降はお腹も出てくるので、ストッキングを履くのと締め付けでお腹が苦しい…という方には、弾圧ソックスがおすすめです。

2.むくみ取り用の着圧ソックス

女性のむくみとり用の着圧ソックスも効果があります。

むくみを取るためには下半身の血流を改善するので、エコノミー症候群の対策にも効果があります。

書類も豊富で、膝下も膝上もあるので、冷え対策にも使えます。

3.どこでもフットレスト

足を下げていると、血液はどんどん足元にたまっていき、これが浮腫みの原因に。

足を上げることで、上半身にも血液が回るように手助けをすれば解消できます。

そのために使える対策グッズがこのフットレスト。どこでもフットレストをぶら下げて足を乗せて、足の位置を少し高く保つことができます。

エコノミー症候群にならないように安全な計画を立てて旅行に行こう!

エコノミー症候群にならないためには。事前の準備と余裕を持った計画づくりが重要です。

足の筋力を鍛えると、ふくらはぎのポンプ機能が向上するので、日ごろから足を鍛えるために散歩を習慣化しましょう。

また、食べ物と飲み物にも注意して生活することで、エコノミー症候群は事前に防ぐことができます。

また、直通便よりも乗りつぎの方が時間はかかりますが、長い時間同じ態勢でいないので、エコノミー症候群の可能性が低くなります。

万が一、痛みを感じるようなことがあったら無理をせずにスタッフに相談しましょう。血栓ができてしまっているのに無理をして動いたら、最悪の事態になりかねません。

不安に思ったら、簡単に始められることからでいいのでやってみてください。きっと役に立ちます。

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