年長さんで差をつけよう!「勉強って楽しい!」と思える教え方

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2015/05/05

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幼稚園・保育園の年長さんになると「園最後の年」というよりは「小学校に入る前の年」という雰囲気がだんだん強くなってきます。園によっては字を書く練習を積極的にさせているところもあるかもしれませんね。

入学なんてまだまだ先と思っていたら1年はあっという間。この間にしっかり準備が出来るかどうかで入学してから差がついてきます。

今回は「勉強って楽しい!」とお子さんが思えて、入学への準備も進んじゃう、家庭で実践できる方法をご紹介します!

身に付けていきたいこと

小学校に入学する前には次のようなことが出来るようになっているとバッチリです。

  • 人の話をしっかり聞ける
  • 自分の言いたいことを伝える
  • 時間の感覚が身についている
  • 落ち着いて机に向かっていることが出来る
  • 正しくえんぴつを持てる
  • 自分の名前を書くことが出来る
  • ひらがな・カタカナを読める
  • 数の感覚が身についている

たくさんありますね…。完璧に出来るようにならなきゃ!と焦る必要はありません。ただ毎日の生活の中で少し意識していくだけでちょっとずつでも身についていくので、ぜひ気を付けてみてください。

こうすれば身に付く!

ではこれらのことを身に付けていくには実際にどうすればいいのでしょうか?

話を聞けるようになる!

授業中に先生の話をしっかり聞けるということは一番大切ですね。ずっと集中しているのは大変ですが、大事なポイントを聞き逃さないためにクイズ形式で楽しく練習していきましょう。

例えば、こんな問題はいかがでしょうか?まず短いお話をします。

「あっくんはお家で茶色い犬を飼っています。名前はポチです。ポチはボールで遊ぶのが大好きで、いつもあっくんと一緒に遊んでいます。」

その後で「さぁ、ここで問題!」

「あっくんが飼っている動物は何でしょう?」
「その犬の名前は何でしょう?」
「ポチはどんな遊びが好きでしょうか?」
「ポチは何色の犬ですか?」

と質問を出していきます。まずは絶対に分かる簡単な問題から徐々に難しくしていくといいですね。答えが分からない場合はもう一度お話をしましょう。しっかりと注意して聞くことができますよね。

自分でお話を作るのが面倒なら、絵本を読んだ後にそのお話に関する問題を出すようにするというのもいいですよ。細かいところではなく、ちゃんとストーリーが分かっていれば答えられるような問題が作れるといいですね。

年長さんくらいならこんなクイズなら喜んで乗ってきてくれるでしょう。これなら料理をしながらでも問題を出すことができますね。ママ自身が「あれ?答え何だっけ?」とならないように、大切なポイントだけメモしてから問題を出すといいですよ。

こういう練習の積み重ねで、聞いたことを頭に思い浮かべて整理していくことが出来るようになります。国語の読解問題の基礎もしっかり身に付きますね!

伝えられるようになる!

分からないことを自分で尋ねる、自分の思いを伝えるということも出来るようにしていきたいですね。

学校では授業中はちゃんと座っていないといけませんから、トイレに行きたい時はそれを伝えなければなりませんよね。この時に「先生、トイレ!」ではなく「先生、トイレに行ってもいいですか?」と言えるようになっていってほしいですよね。

そこでお家では次のような方法で身に付けていきましょう。

お子さんが牛乳を飲みたい時に「ママ、牛乳!」と言うとします。よくありますよね。ママは「牛乳?牛乳って美味しいよね~。ママ大好き!」という感じで話をするだけにします。

すると子供は「そうじゃなくて、牛乳飲みたい!」と言ってくるかもしれません。するとママは「そう。○○くんはよく牛乳を飲むからママ今日買ってきたよ」という風に話すだけ。子供が笑っちゃうような楽しい感じで話せるといいですよ。

そろそろ子供は「そうじゃなくて、牛乳を飲みたいから持ってきて!」と言うようになるでしょう。あと一押しです!「持ってきて~?」と聞いてみてください。「あ、持ってきてください」と言えたら花マル。

ただ牛乳を持ってくるだけのことで時間がかかりますが、何度もしつこくコレを実践していると何をどうしてほしいのかをちゃんと伝えようと考えるようになっていきます。

どう言えばママはちゃんと牛乳を持ってきてくれるのか?これもクイズのようなもので、意外と楽しいんですよ。ちゃんと言えたら「あ、そう言いたかったのか~。全然分からなかったよ~。ちゃんと言えて偉かったね!」と褒めてあげて。

我が家では私もダンナもコレを結構しつこくやるので、子供は「もぉ~!またぁ」と言いながらも楽しそうにしっかり伝える方法を考えています。

時間の感覚が分かる!

次に時間の感覚です。これは単に時計を読めるということではなく、10分間がどのくらいの長さか、いつも夕ご飯を食べるのは何時くらいでどのくらい時間がかかるといったこと。

その感覚を身に付けるためには普段から時計を意識した生活をすることが大切です。「今から10分」を計るのにタイマーを使ってもいいのですが、カウントダウンのデジタルのものより、やはり自分で時計の針を見て10分がどこまでか分かると理想的。

時計は○時ちょうど、半、もうちょっとで○時、○時を過ぎたというところが分かる程度に読めれば大丈夫だと思います。

「もうちょっとで3時だね。3時になったらおやつにするから教えてね!」と子供に伝えておくと時計とにらめっこして「3時になったよ~!」と張り切って教えてくれますよね。時計を見ることを楽しいことと結びつけると自然と覚えていきます。

書けるようになる!

これを気にするママがとても多いですね。理想としては書き順もちゃんと覚えてひらがなを全部書けるといいのかもしれませんが、園で教わっていないと家庭だけでは難しいものです。

我が家の子供の小学校では「自分の名前だけは書けるようにしておいて」と言われました。園でも名前を書けるように働きかけてくださっています。

でもいざ書かせてみると線はヘロヘロだし、字の大きさも無茶苦茶だし、何これ?と思ってしまうこともあるかも。そういう場合にはまず自分の思った通りの線を書く練習から始めましょう。

それには市販されている迷路がとても効果的です。はみ出さないように上手に線を引くのは難しいんですよね。だんだんしっかりとした線を書くことが出来るようになります。

また、うつし紙を使ってお子さんの好きなキャラクターの絵をなぞってみるのもいいですね。紙がずれてしまわないようにしっかり固定しましょう。お絵かきが苦手でも楽しんで出来ますね。うつせたら色を塗るとさらに線を書く練習になります。

ママが一緒にお絵かきするのもオススメ。その時に書いたキャラクターの名前やセリフを書くようにすると、子供も真似をして文字を書こうとするきっかけになります。

この時に鉛筆の持ち方をチェックしてください。持ち方がおかしければ「そうじゃないよ!」と言うのでなく「こうやって持つと書きやすいよ」と教えて。あまり何度も言うと嫌になるので少しずつ覚えていけるようにしましょう。

迷路やうつし絵はかなり集中力がいるので、落ち着いて机に向かっていられるようにもなって、いいことばかりですね。

読めるようになる!

文字に対する興味は本当に個人差が大きいですよね。早ければ2歳くらいでひらがなをだいぶ読める子もいますし、年長さんでもほとんど読めないという子も珍しくありません。

年長さんで読めないというとママとしては少し焦ってきてしまうかもしれませんが、その気になればあっという間です。その気にさせるための働きかけをしていきましょう。

お子さんの好きな絵本(字が少ないもの)や図鑑を一緒に見て、指で字をなぞりながら読んでいきます。興味のあるものなら「これ何って書いてあるの?」と聞いてくることもあるでしょう。こういう時が読めるようになるチャンス!

動物が好きな子なら図鑑を見て「ぞう」「とら」と読めるようになっていきますよね。でも「ぞう」と書いてあると分かるのに「う」だけだと読めないことはよくあります。

ひらがなは「あいうえお」などの音を表す文字だと認識できていないんですね。それにはやはり「あいうえお表」があるといいですね。表を見ながら「とらの『と』はコレだね。とんぼの『と』と一緒だね」と教えましょう。

「あ、そういうことか」と分かればいつの間にか読めるようになっていきます。「これは何?」と毎日聞いてプレッシャーを与えないようにしましょう。

数字に興味を持つ!

小学校でまず習うのが文字と数字。ひらがなと併せて数字に対する興味も持たせておきたいですね。

うちの子は100まで数を数えられるし大丈夫でしょ。と思っていたら意外と算数の授業が理解できないということもあります。ただ数えられるだけでは十分ではないんですね。

数字については「数を合わせる、分ける」という勉強が中心になっていきます。10個のアメを3個食べたら残りはいくつになる?というちょっとした問題を遊びの中に取り入れていきましょう。

特に10がいくつといくつに分けられるかが頭に入っていると繰り上がり・繰り下がりの計算もスムーズです。計算問題を解けるようにしておくのではなく、数の感覚を身に付けておきたいですね。

勉強が嫌にならないために

これらを実践していく上で気を付けないと勉強が嫌になってしまう場合があります。どんなことに注意すれば良いでしょうか?

焦らない!欲張らない!

ママは「ここまで出来るようにしなくちゃ!」とついつい焦って色々と口を出したくなってしまいます。また字を書いたのを見て「ここをもっとこうして!」ともっともっと!と欲張ってしまいますよね。

そこをグッとこらえて。長い目で見れば必ず成長しています。早く出来るようにならなくちゃ!という焦りが子供に伝わると楽しくなくなってしまいますね。

自分がしたことを認めてもらえないと子供は次への意欲を失ってしまうんですよね。「よくできたね!すごい!」の笑顔でやる気満々になれるんです。

たまに前に書いた字を見てみたりすると成長の度合いが分かりますね。子供と一緒に見ると「こんなに出来るようになったんだ!」と自信につながりますよ。

お友達と比べない

「○○ちゃんはもうこんなことが出来るんだって」と比べないようにしましょう。ママ友の間での情報交換だけで止めておくべきです。

子供は精一杯頑張っているんですから、比べるならその子の前の姿と比べるようにして。そうすれば「こんなことが出来るようになったんだね!」と素直に褒めることが出来ますよね。

興味がなさそうなら無理しない

勉強が義務になってしまうと辛いものです。「遊ぶ前にこれをやりなさい」と決めてしまうと苦痛以外の何物でもありませんよね。

楽しく続けるためには「やる?」と軽く誘う、「ママ、お勉強しようかな」とママ自身も字の練習をしてみたりすると子供にもやる気を起こすことが出来ますね。

興味のないことは無理にさせようとしないで。また必ずやってみようかなと思える時が来るはずです。その時にはしっかり相手をしてあげましょう。

積み重ねで自信がつく!

子供がどのくらい成長しているかというのはママにとって大きなプレッシャーですよね。どうしても他の子の方がよく出来るように見えてしまいますが、心配しなくて大丈夫。

毎日少しずつ丁寧に声を掛けていくことで、お子さんは必ず成長していきます。その成長を感じて褒めていくことでどんどん自信を付けて、親子ともに小学校への不安を取り除いていきましょう!

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