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妊娠中はなぜこんなに眠いの?妊娠中の眠気について知ろう

2015/03/18

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妊娠してから、お昼に急に睡魔に襲われてウトウト・・・「妊娠する前はこんなことなかったのに」と悩んでいませんか?実は妊婦さんの眠気には、ちゃんと理由があります。妊婦さんが眠い理由、その対処法について注目してみました。

妊娠中の眠気の原因

妊娠中の眠気は、時期によって原因が異なります。

妊娠初期の眠気

妊娠初期は、プロゲステロンという女性ホルモンが大量に分泌されるようになります。このホルモンの分泌は、排卵後から徐々に増加し、妊娠3ヶ月頃までがピークになります。プロゲステロンは、生理前にも増加するホルモンで、眠気や倦怠感の原因となります。

生理前と比べて、妊婦さんは赤ちゃんが育っていく上でたくさんのエネルギーを消費することとなるため、疲労が溜まりやすくなり、生理前に感じる眠気よりも強い眠気を感じるようになります。

妊娠中期の眠気

妊娠6ヶ月頃になると、プロゲステロンの分泌が徐々に減少するため、眠気が解消される場合が多いと言われています。

そのため、妊娠中期に感じる眠気は、おなかが大きくなり、身体に疲れが溜まりやすくなってきたために起こっていると考えられます。

妊娠後期の眠気

妊娠後期になると、プロゲステロンの分泌はほとんどなくなり、もうひとつの女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が増加します。さらに、胎児が大きくなってくるため、非常に寝苦しいと感じる妊婦さんも多くなります。

そのため、夜寝ようとしても眠気を感じにくくなったり、熟睡できなくなったりします。

妊娠後期に眠気を感じるのは、おなかが大きくなったことにより、身体に疲れが溜まりやすくなったことに加え、夜満足に寝られないことによる睡眠不足の反動として起こるものとされています。

10分でも寝てしまいましょう

もし少しの時間でも眠れる時間を確保できそうであれば、とにかく寝るようにしましょう。たったの10分でも眠るととてもすっきりします。妊娠中の眠気は、眠ることが赤ちゃんと母体にとって必要であるからこそ起こります。 無理せず寝てしまうことが一番です。

また、短時間の睡眠をとるときは、ソファや椅子で休息をとるのではなく、ベッドで体を横にして、しっかりと眠るようにすると良いでしょう。

眠気解消法を見つけましょう

それでも仕事などで眠る暇がない!という妊婦さんは、自分に合った眠気解消法を見つけましょう。眠気の解消法は、人それぞれです。ガムを噛む、人と話す、身体を動かす、少し冷たいものを飲むなど、工夫してみてください。

栄養補給をしましょう

妊娠初期の眠気には、栄養補給を十分にしてあげると効果的です。栄養分が足りていないと、眠気や倦怠感が余計に強まってしまいます。妊娠初期は特に酵素水分やビタミン、塩分を必要としていますので、積極的に摂取しましょう。

酵素水分はフルーツから摂取すると良いでしょう。羊水をつくる際に必要不可欠ですので、積極的に食べましょう。

ビタミンは、熱に弱いとされているため、なるべく生のまま葉野菜などから摂取しましょう。ビタミンは赤ちゃんの細胞分裂に必要不可欠ですので、妊娠初期は不足しがちになってしまいます。

塩分は妊娠初期には少し多めに摂取することが必要とされています。塩分も赤ちゃんの細胞分裂に必要となりますので、意識して摂取しましょう。

就寝前の水分は控えましょう

妊娠中は子宮が大きくなることによって膀胱が圧迫され、少し尿がたまっただけでも尿意を感じてしまいます。そのため、夜中にトイレに起きてしまう妊婦さんも多いでしょう。そうなると、眠りの質が悪くなってしまいます。

また、トイレに目覚めてそのまま寝付けなくなってしまった、なんてこともあります。妊娠中の水分はなるべく昼間にたくさん摂取するようにし、就寝前は控えるようにしましょう。

夜はしっかり眠りましょう

妊娠中、眠いからといって昼間にたくさん寝て、夜に眠れなくなってしまうのはあまり良くありません。

生活リズムを崩してしまうと、日中の眠気がさらに悪化してしまいます。毎朝同じ時間に起きて朝日を浴び、生活リズムを整え、夜に質のいい睡眠をとることが大切です。

眠気はお母さんへのメッセージ

妊娠中に眠くなるのは、医学的に説明すると、前述のとおり女性ホルモンや体の疲れの影響ですが、赤ちゃんがお母さんに向けて、「もっと休んで!」というメッセージを送ってくれているのだと考えてください。

妊婦さんは無理せずに十分な休息をとり、元気な赤ちゃんを産むことがお仕事なのです。

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