真夏だけじゃない子供の熱中症…予防・対策を知り必需品準備

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2016/05/06

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熱中症は夏の暑いシーズンだけ気を付けていればいい病気だと思っていませんか。

実は条件がそろえば冬でも熱中症は起きることがあるのです。

もっとも暑い時期も危険ですが、暑くない時期も体が慣れていないため気付かないうちにうっかり悪化してしまうことがあります。

赤ちゃんや小さな子どもは新陳代謝が激しく、たくさん汗をかきます。体も小さいので熱中症のリスクは大人よりもはるかに高いのです。

熱中症は命の危険もある病気です。毎年死者が出ている怖い症状から子どもたちを守るために、対策や予防グッズなどをご紹介します。

命にかかわることもある!危険な熱中症について理解しよう

熱中症をしっかり予防するためには、熱中症の原因や起きるメカニズムを理解する必要があります。熱中症について調べてみましょう。

熱中症の各症状の見分け方をチェック…特に危険なのは熱射病!

熱中症という呼び名は暑さによって引き起こされる体調不良の総称です。

熱中症には実はいろいろ種類があるってご存知でしたか。

それぞれの症状を知ることで、いち早く異常に気付いて対処することができます。知っておきたいそれぞれの熱中症の見分け方についてチェックしておきましょう。

熱中症の種類 特徴・症状
熱失神 脈が速く弱くなる。血圧が低下し、脳の血流が減少する。

  • 顔が蒼白になる
  • めまいが起きる
  • 一時的に失神する
熱疲労 脱水症状になる。

  • 頭痛
  • ぼんやりする・集中力が落ちる
  • 吐き気や嘔吐
  • 全身がだるくなる
熱けいれん 筋肉がけいれんして痛む。

  • 筋肉痛
  • 手足・お腹などの筋肉がけいれんする
  • 手足がつってしまう
熱射病 意識障害が起きることもある危険な状態。体温が異常に上昇する。

  • 体温が高くなる
  • ぼんやりして反応が鈍くなる・受け答えがおかしい
  • ふらつき
  • 意識障害

それぞれ直接の原因は暑さですが、症状が出るきっかけが異なります。そのため、それぞれ対処の方法が違ってきます。

熱中症かもしれない!と考えられる症状をまとめてみました。ひとつでも当てはまる場合は、すぐに対処しましょう。

  • 体温の上昇
  • 大量の汗
  • 顔が真っ赤になる
  • 顔が真っ青になる
  • 筋肉痛
  • 手足のつり
  • 頭痛
  • 吐き気や嘔吐
  • ぼんやりとする・おかしなことを言う
  • ふらつき
  • 意識障害

脱水症状のサインを見逃さないで!赤ちゃんは特に注意しよう

熱中症の症状の中でも、脱水症状のサインは危険なので見逃さないようにしましょう。

脱水症状のサイン

  • おしっこの回数が減る・うんちが硬くなる
  • 唇や口の中が乾燥する
  • あやしてもぐずるなど不機嫌
  • 目がくぼむ・視線が定まらない・ぼんやりする
  • 汗や涙が出なくなる
  • 皮膚にハリがなくなる

おしゃべりができない赤ちゃんは、特に気付きにくく危険です。おしっこの量や回数に注意し、おかしいと感じたらすぐに対処しましょう。

熱中症の対処!意識障害があるときはすぐに医療機関へ行こう

熱中症や脱水だと感じたら、すぐに対処する必要があります。

まず意識を確認し、水が飲めるかどうかをチェックしましょう。

特に危険なのは熱射病です。命にもかかわる重篤な状態だと理解しましょう。一刻を争う事態です。意識障害などの症状が出ます。

意識がもうろうとしていたり、自分で水が飲めない状態・応急処置の効果が出ない場合はすぐに医療機関に連れていくか救急車を呼びましょう。

そのほか、熱中症の対策です。

  1. 涼しい場所に運ぶ
  2. 経口補水液や0.9%の生理食塩水・イオン飲料を飲ませる
  3. 衣服をゆるめて寝かせる
  4. 首筋やわきの下・足の付け根など、太い血管が通る場所を氷で冷やす

熱射病で体温が下がらない場合などは、全身に水をかけて温度を下げる方法もあります。すぐに対処をしつつ、すみやかに医療機関を受診しましょう。

熱中症の原因…高温だけじゃない!湿度や体調も要因になる

では、熱中症はどんなときに起きやすいのでしょうか。熱中症が起きる原因と、予防のためにも知っておきたいメカニズムについてまとめました。

熱中症の要因は暑さや湿度などの環境と、その日の体調・行動

熱中症は漢字の「熱」が入っているように、暑さが原因で起きる病気です。でも単純に「暑い」から起きるというわけではなく、いろいろな要因がかかわっています。

熱中症が起きるときは、環境要因と身体的な要因、そして行動の要因が関係しています。それぞれの要因について述べていきます。。

熱中症の環境的な要因
  • 猛暑や酷暑など、気温が高い
  • 湿度が高い
  • 風が弱い
  • 日差しが強くさえぎるものがない
  • 屋内で、窓やドアを閉め切っている
  • エアコンや扇風機を使用していない
  • 急に夏日になったなど、いつもよりも気温が高めになる
  • 熱波やヒートアイランド・フェーン現象など

暑さだけではなく、湿度や日差しの強さが原因になっていることが分かりますね。室内にいてもリスクが高くなる条件はいろいろあります。

熱中症の身体的な要因
  • 赤ちゃんや小さな子ども・高齢者・肥満傾向
  • 糖尿病などの持病
  • 感染症などによる脱水
  • 栄養不足・低栄養
  • 寝不足や過労などの体調不良
熱中症の行動要因
  • 長時間屋外にいる
  • 激しい運動・慣れない運動
  • 水分・塩分を補給しない
  • 環境・身体要因を改善しないままの睡眠

その日の体調や行動によって、熱中症が起きる可能性は高くなります。しかしそれだけではありません。

赤ちゃんや小さな子どもは熱中症をもともと起こしやすい状態にあります。

体が小さいので熱もこもりやすいですし、発汗などの体温調節機能も未熟です。脱水症状にもなりやすい傾向にあります。

もともと熱中症を起こしやすい条件が整っているため、ちょっとした高温や寝不足などでも熱中症になりやすいのです。

熱中症が起きるメカニズム…それぞれの症状が出る原因を知ろう

熱中症を予防するためにも、起きてしまった熱中症に対処するためにも、熱中症が起きるメカニズムを知っておく必要があります。

私たちは体温が常に36度前後に保たれています。それは私たちの体内で絶えず作られ続けている熱と、皮膚から発散される熱のバランスが保たれているからです。

熱中症は、作られる熱と発散される熱のバランスが崩れることで起こります。それぞれの症状についてもう少し詳しく見てみましょう。

熱中症の種類 原因とメカニズム
熱失神 運動をするなどいつもより熱がたくさん作られたり、体温に近い気温だと体は熱を逃がそうとする。そこで皮膚の血管を拡張し、皮膚にたくさん血液を流す。
そのため、血液が体全体にどんどん流れて一時的に足りなくなり血圧が下がる。脳に血液が行きわたらなくなって酸欠状態になる。
熱疲労 運動が激しかったり気温が高いと、熱の発散を助けるためにたくさん汗が出る。水分補給をおこたると脱水症状になる。
熱けいれん 体温調整のために汗をたくさんかいたとき、汗には水分のほか、ナトリウム(塩分)が含まれているので塩分も体外に流れ出てしまう。
水分だけを補給しても、流れだした塩分を補給しないと体が塩分不足になる。塩分は筋肉の収縮調整を担っているので、けいれんや筋肉の異常が起きる。
熱射病 体温が発散できない状態が続くと、体温調整ができなくなり、脳に影響が出る。

熱中症が起きるメカニズムをご紹介しました。

ポイントは「体温の上昇」と「水分・塩分補給」ということがわかりますね。

熱中症が起きやすい場所・条件によって違う、危険ポイント

熱中症が起きやすい場所や条件によって、要注意ポイントも違ってきます。

  1. シーズン…真夏だけじゃない!梅雨の晴れ間や初夏も要注意
  2. 屋外…直射日光を遮るものがない場所は危険!ベビーカーも注意
  3. 部屋の中…エアコンを上手に活用して温度をしっかり管理
  4. 夜間…温度が下がりにくい日も多い!寝ている間も要注意
  5. 車の中…特に危険な場所!冬でも晴れた日は熱中症の危険が

それぞれの状況について詳しくピックアップしてみました。

1.シーズン…真夏だけじゃない!梅雨の晴れ間や初夏も要注意

熱中症は夏の暑い時期にだけ起きるものだと思っていませんか。確かに7月の中旬から8月にかけての猛暑の時期は危険です。

熱中症で救急搬送されたり、亡くなる人がぐんと増えるのも猛暑・酷暑を記録した日が多くなっています。

しかし、それ以外にも熱中症は起こり得ます。東京都23区のデータでも、なんと5月上旬から熱中症患者が出ているのです。

また秋になって涼しい風が吹き出す頃にも熱中症患者は出る可能性があります。実は条件さえ整えば、春秋や冬にも熱中症になってしまうこともあり得るのです。

特に注意が必要なのは、体が暑さになれていない梅雨時から初夏にかけてです。前日が異常に涼しかった日の翌日の暑さも要注意ですよ。

人は少しずつ暑さに慣れていくのですが、梅雨時などはまだまだ慣れませんよね。そんなとき梅雨の晴れ間や梅雨明けでいきなり30度を超えたりすると、体が参ってしまうのです。

特に赤ちゃんや小さな子どもは、体が小さいので要注意です。条件次第では冬場でも熱中症に気を付けたいですね。

熱中症に特に注意すべきなのは、「気温が30度以上ある」「湿度が70%を超えている」「風が弱い・ない」ときです。

35度を超えるような日差しの強い日はもちろん、そうではなくても湿度が高かったり、風が弱い日は注意しましょう。

2.屋外…直射日光を遮るものがない場所は危険!ベビーカーも注意

屋外では、直接日差しを浴びることが多いため熱中症になりやすくなります。散歩やスポーツ・イベントやテーマパークなどでも注意したいですね。

赤ちゃんや小さな子どもで特に注意したいのがベビーカーです。地面に近いので、アスファルトの照り返しや熱をため込みやすくなっています。

子どもの生活範囲である地表から50cmの場所は、大人の生活範囲である150cmの高さの場所とくらべ、暑い日では2度も高くなるといわれているんですよ。

気温が高くなるだけでなく、体感気温はさらに暑く感じるそうです。もともと熱中症になりやすい未発達な体の幼い子どもや、ベビーカーの危険性には十分注意しておきましょう。

子供を想定した50cmの高さでは大人の高さの150cmに比べ、暑さ指数は平均して0.1~0.3℃高くなります。風が弱く、日射が強いときには2℃程度高くなった事例もありました。また、子供を想定した50cmの高さでは大人の高さの150cmに比べ、地表面の影響を受けやすいため、体感温度はさらに高くなります。

ママの顔の位置は風を感じても、赤ちゃんが乗ったベビーカー近辺はずっと暑くなっていることもあります。

また外に置きっぱなしにして熱くなっていたベビーカーに赤ちゃんを乗せると、やけどや熱中症の危険がありますので、しっかりと注意しておきたいですね。

抱っこ&おんぶ紐も意外と危険です。高い気温とママの体温の板挟みになり、余計に熱くなってしまいます。

ママも暑い日は抱っこやおんぶがつらいですよね。赤ちゃんはもっとつらい思いをしています。そんな日は熱中症のリスクが高まるので注意が必要です。

3.部屋の中…エアコンを上手に活用して温度をしっかり管理

部屋の中でも熱中症の危険はあります。暑い日に窓をあけずに閉め切っていたり、エアコンや扇風機を使わないと屋内の温度は非常に高くなってしまいます。

赤ちゃんや小さな子どもが過ごす部屋は、室温調整が欠かせません。絶対に無理をせず、エアコンを活用してください。

エアコンをつけているときでも、窓の直射日光が入り込む場所は非常に高温になります。特に午後の西日は厳しいので注意したいですね。

赤ちゃんを寝かせている場所や、小さな子どものお昼寝の部屋に気を付けましょう。

午後は西日が入る部屋は昼寝には避けると良いでしょう。

また窓の近くに寝ていて、太陽が動いて直射日光が入り込む場合もあります。集中して遊んでいる時に背中から差し込む日差しにも注意してあげましょう。

また夏以外でも、熱風が出る場所など熱中症が起きる場所もあります。家の中にそういったスポットがないかチェックしておきたいですね。

4.夜間…温度が下がりにくい日も多い!寝ている間も要注意

夜間でも熱中症の危険があるってご存知でしたか。

夜は直射日光がない分熱中症の危険が少ないように感じますが、実はそうではありません。

最近は熱帯夜も多く、夜になっても気温が下がりにくいですよね。我が家は山の中腹にあり、夜は窓を開けると寒いくらいですが、最低気温が30度ということもありました。

こんな日は、夜でも熱中症の危険が高くなります。特に赤ちゃんや子どもは新陳代謝が活発で、夜寝ている間にたくさんの汗をかきます。

そんな高温でたくさん汗をかいたら、寝ているうちに脱水症状になってしまいます。夜もしっかりエアコンを活用するなどして、熱中症対策を行いましょう。

特に夕方まで西日がさんさんと差し込んでいた部屋は、夜になっても部屋の壁や外壁に熱がこもり、発散されにくくなっています。

赤ちゃんや子どもの寝室に熱がこもっていないか注意しておきましょう。

5.車の中…特に危険な場所!冬でも晴れた日は熱中症の危険が

車の中は、季節にかかわらず熱中症が多発しやすい危険なポイントです。JAFの実験によると、外気温が35度の時、車内のダッシュボードはなんと80度近くにもなるのです。

走行中はエアコンをつけていても、外出から帰ってきて乗る車内はびっくりするほど暑いですよね。すぐには涼しくならないため、その状態で乗せることも危険です。

エアコンを止めると、車内の温度はみるみる上昇します。20度前後だった車内の温度もたった5分で25度、15分で30度を超えます。

また走行中エアコンをつけていても、厳しい日差しが常に差し込んでいると熱中症になる危険があります。

チャイルドシートは熱がこもりやすいので気を付けたいですね。

外気温が20度を超えると車内は40度を超えるといわれています。春や秋、またよく晴れた冬の日でも熱中症が起きる危険があります。

エアコンの吹き出し口にも注意しましょう。強めの暖房が直接当たり続けていると、体温が上昇する恐れがあります。

熱中症が起こりやすい危険なポイントをおさえたら、さっそく予防策をスタートしましょう。次項からは、熱中症対策を始めるタイミングや実際の予防策をご紹介していきます。

子どもの熱中症対策は夏になる前から!早め早めの対処が大切

熱中症は夏だけのものではありません。春や秋、条件によっては冬にも起きる可能性があります。熱中症対策はいつからスタートすればよいのでしょうか。

場所によっても対策をスタートする時期は異なります。

場所 対策をスタートする時期
外遊び・外出 5月くらいにはスタート
屋内 梅雨入りくらいにはスタート。エアコン掃除は春にしておく
自動車の中 常に注意。5月以降は特に要注意

暑さがピークになる時期だけでなく、暑さに体が慣れていない時期も危険シーズンです。だからこそ、早め早めに対策を始めておきましょう。

外気の暑さに対する熱中症対策は、春が終わる5月くらいにはスタートした方が良いでしょう。特に外遊びの時などは対策が必要です。

屋内の対策は梅雨入りくらい、夏日が観測され始めるころからスタートしておきたいですね。でも最近はゴールデンウィークくらいから急に暑くなることもあります。

エアコン掃除は冬が終わり、暖房を使わなくなったころに一度しておきましょう。急に暑くなったときに慌てずに済みます。

さらに部屋の中で暑くなりやすい場所もチェックし、赤ちゃんの布団やベビーベッドなどを置かないようにしておきましょう。

自動車の中は常に注意が必要です。特に外気温が常に20度を超えてくる春から秋にかけては、要注意シーズンと考えましょう。

熱中症対策にそろえておきたい!予防に役立つ対策グッズ

子どもたちを熱中症から守るために、現在はさまざまな便利グッズやアイテムが販売されています。活用してみましょう。

赤ちゃんのための、事前にそろえておきたい熱中症防止グッズ

エアコンや扇風機はもちろんですが、赤ちゃんが快適に過ごせるような熱中症対策グッズも準備しておきたいですよね。

赤ちゃんのための熱中症防止グッズ

  • 室温と湿度が同時に計測できる熱中症アラーム
  • ベビーカーの熱中症対策シート
  • ベビーカー用サンシェード
  • チャイルドシート用の熱中症対策シート
  • 自動車用サンシェード

最近は温度と湿度から熱中症の危険度を察知し、お知らせしてくれるアラームも販売されています。温度湿度計よりも確実でわかりやすいですよね。

ベビーカーやチャイルドシートの対策もしっかりしておきましょう。UVカットのサンシェードは必需品です。特に車は気を付けましょう。

最近は保冷材などを入れておけるシートもあります。またござシートも冷たくて涼しいのでおすすめですよ。

活発になって危険度もアップ!子どものための熱中症防止グッズ

自由に遊べるようになった子どもは、活発に動き回るのでより危険度がアップします。そんな元気な子供のための通園時や外遊びにおすすめのグッズをご紹介します。

小さな子どものための熱中症防止グッズ

  • 帽子(クール素材や保冷材が入るポケットつきのものなど)
  • 帽子用の後頭部シェード
  • 濡らすと冷たくなる素材&保冷材入れがついたバンダナやスカーフ
  • 通気性の高い靴
  • チャイルドシート用の冷たいシート
  • リュック用の熱気を逃がす専用メッシュ

クール素材の帽子や後頭部にシェードがついている帽子、さらに濡らすと冷たくなる素材や保冷剤が入る帽子など、帽子にもさまざまなものがあります。

家で使う帽子なら、保冷剤が入るものも良いですね。長時間外出する際は、保冷材がぬるくなってしまうので濡らすだけでOKのものがおすすめです。

バンダナも同様です。首筋を冷やすことはとても効果的なので、暑い日には熱中症対策のためのバンダナがおすすめです。

また子どもの靴には熱気がこもりやすいものです。熱気がこもりにくい、通気性の高い靴をはかせましょう。

チャイルドシートにも、引き続きクールタイプのシートが必要です。車内のシェードも使用した方が良いでしょう。

また通園バッグがリュックタイプだと背中に熱がこもりやすいですよね。そこで熱気を逃がすメッシュを使うと良いですよ。

暑い夜には、氷枕を使うこともおすすめです。子ども用のソフトタイプをタオルでくるんであげましょう。

ただし、寝返りができない時期の赤ちゃんは窒息の危険があるのでおすすめできません。また使用する際は目を離さないようにしてあげましょう。

冷却スプレーは、清涼感はあるのですが体温や温度を下げる効果はありません。熱中症対策としては、実際に温度を下げる氷や水の方が効果的です。

やっておきたい熱中症予防策!暑さに負けない6つの方法

熱中症を防ぐためには、生活の中で気を付けたいポイントもあります。

  1. 水分・塩分を補給する
  2. 朝ごはんをしっかり食べさせる
  3. 夜は早めに寝かせる
  4. 自動車に乗せる前に温度を下げる
  5. 服・バッグを冷やしておく
  6. 室温を調整し、陰や冷房がきいた部屋に避難する

この6つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。

1.水分・塩分を補給する

熱中症の危険があるときは経口補水液で水分と塩分を補いましょう。赤ちゃんや小さな子どもには、専用のイオン飲料を飲ませてあげてくださいね。

幼稚園などで水筒をもっていくときは、イオン飲料などは禁止されていることもあります。また水筒の内部に傷があると、腐食することもあるのでおすすめできません。

そんな時は、麦茶やお茶にほんの少し塩を混ぜておくと良いですよ。なめてもほとんど塩辛さを感じない程度の塩を溶かし、氷などで良く冷やして持たせましょう。

2.朝ごはんをしっかり食べさせる

朝は水分・塩分を補給するための大切な時間です。食欲がない場合は、冷たく冷やした果物とスープなどメニューを工夫して食べられるようにしてあげましょう。

3.夜は早めに寝かせる

寝不足は熱中症の危険度を高めます。寝苦しいからこそ、早めに寝かせて寝不足を防止しましょう。

夜の寝苦しさを防ぐための工夫もしておきましょう。

  • お風呂は就寝1時間以上前に済ませ、寝るまでに体温を下げておく
  • パジャマは吸汗性・通気性に優れたガーゼ・サッカー生地などを選ぶ
  • 寝室は、寝る時間までにしっかり温度を下げておく

シーツをシャリシャリ素材にすることもおすすめですよ。

4.自動車に乗せる前に温度を下げる

自動車に乗せるときは、温度をしっかり下げてから子どもを乗せましょう。ドアをすべて開放し、風を通すとより早く車内の温度が下がります。

車を離れるときは日よけを使う・チャイルドシートに日よけカバーをかけておく・窓を少し開けておくなどの工夫もおすすめです。

黒い車は、白など明るい色の車より車内の温度が上がりやすいものです。黒い車に乗っている場合は、より注意が必要です。

子どもを車に乗せるときは、チャイルドシートに熱がこもっていないかチェックしましょう。特に金具が熱くなっているとやけどの原因になるので注意が必要です。

5.服・バッグを冷やしておく

朝着替えるときに服をエアコンの風などで少し冷やしておくだけでも楽に登園できます。バッグも日の当たるところに置かず、少し冷やしてから背負わせましょう。

6.室温を調整し、陰や冷房がきいた部屋に避難する

部屋が暑いと感じたら無理をせずエアコンで室温を調整しましょう。外にいるときは木陰などで休むように心がけたり、冷房がかかっている屋内に避難しましょう。

夏は夏バテになって食べられなくなってしまいがちですし、寝不足にもなりやすいですよね。こういった生活を続けていると熱中症の危険度がアップします。

夏だからといってダラダラせず、規則正しい生活をすることも大切な予防策です。のど越しがよい食べ物などを工夫して、夏バテや熱中症を予防しましょう。

天気予報などの情報を活用しよう!

熱中症の危険が認知されるようになり、近年はテレビなどの天気予報でも熱中症の危険度をお知らせしてくれるようになりました。

春が終わったころからスタートすることが多いので、天気予報はしっかりチェックして翌日の対策を決めましょう。

また環境省では専用サイトで危険度をお知らせしてくれます。活用してくださいね。

環境省熱中症予防サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/
※暑さ指数情報は5月から10月くらいまで

熱中症の症状や起きやすい条件を知って、危険から子どもを守ろう

熱中症は、気付かないうちに起きていることがあります。不調を自分で伝えられない赤ちゃんや小さな子どもは、状態をよく観察して危険を察知してあげましょう。

おかしいなと感じたら、すぐに涼しい場所で体を冷やし、水分を補給します。意識に異常があったら即医療機関に連れていきましょう。

熱中症は大人でも命の危険があります。赤ちゃんや小さな子どもはハイリスクなので、大人より一歩先の予防策・対処が必要です。

大人が「暑いな、キツいな」と感じているときは、子どもはよりつらいと感じているかもしれません。グッズやエアコンを上手に活用して子どもを守りましょう。

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