生後8ヶ月の赤ちゃんの生活リズム、離乳食や体重・発達チェック

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2017/01/12

生後8ヶ月の赤ちゃんは、生まれた時に比べて驚くほど成長しています。何もできず泣くだけだった赤ちゃんは、自分で座って両手で遊べるほどになっています。

その代わり、ハイハイやずりばいで思いもよらぬ場所へ行ってしまうなど、さまざまな困ったことも起こりはじめる月齢です。

また離乳食は中期に進みます。自己主張が強くなり、今までとは違った悩みが出てくることもあるでしょう。

生後8ヶ月の赤ちゃんの成長や、成長過程における悩みやトラブルに関する対処法・解消法などをご紹介していきます。

生後8ヶ月の赤ちゃんの成長…体重・身長の伸びをチェック

生後8ヶ月の赤ちゃんは、どれくらい成長するのでしょうか。平均的な体重と身長の成長を見てみましょう。

生後8か月の平均体重と体重の推移…1ヶ月に200から300g程度

生後8ヶ月の赤ちゃんの平均体重を見てみましょう。

生後8ヶ月の赤ちゃんの平均体重

  • 男の子…6.9~10.1キロくらい
  • 女の子…6.5~9.6キロくらい

男の子よりも女の子の方が若干軽めになっています。また同じ性別同士でも、3キロくらいの差が出ています。

では前後3ヶ月の平均体重の推移を見てみましょう。

生後7ヶ月~9ヶ月の体重増加推移

  • 男の子…6.7~9.8キロ前後~7.1~10.3キロ前後
  • 女の子…6.3~9.3キロ前後~6.7~9.8キロ前後

生後8ヶ月を挟んでも、体重の変化はだいたい500グラム前後に落ち着いてきました。1ヶ月なら200~300gくらいの増加になってきます。

小さく生まれた赤ちゃんと大きめに生まれた赤ちゃんの違いだけでなく、たくさん飲む子と食が細い子、ハイハイが始まった子とまだ始まらない子でも体格差が出ます。

ハイハイが始まる前はムチムチしていた子でも、ハイハイやあんよが始まるとシュッと引き締まることは多いですよ。

この時期、おむつのサイズ選びに悩むお母さんも多いでしょう。

  • Mサイズ…6キロ~12キロ程度
  • Lサイズ…9キロ~14キロ程度

生後8ヶ月の赤ちゃんの標準的な体重からいえばだいたいMサイズになります。でも太もも周り・お腹周りに赤い跡が残るようになったらサイズアップのタイミングです。

さらにそろそろパンツタイプに移行してもいいですね。寝返りが激しくおむつ替えが難しきなってきたら、パンツタイプにトライしてみましょう。

身長…1ヶ月に1センチ程度の伸びに落ち着いてきます

生後8ヶ月の赤ちゃんの平均身長を見てみましょう。身長が測れるメモリ付きのバスタオルなどがあると、いつでもチェックできますよ。

また民間で行っている簡単な発達チェックでも体重・身長を測ってくれます。気になるママは保健センターのほか、ドラッグストアなどで定期チェックがないか調べてみましょう。

生後8ヶ月の赤ちゃんの平均身長

  • 男の子…66~75cm程度
  • 女の子…64~73cm程度

身長も、小さめの子と大き目の子では5~10センチほど違いが出てきます。でもまだ立って歩かない分、あまり目立つ時期ではありません。

生後7~9ヶ月の赤ちゃんの平均身長推移

  • 男の子…65~73cm~67~76cm程度
  • 女の子…63~72cm~65~74cm程度

生後7ヶ月から9ヶ月の3か月間の推移を見てみると、だいたい2~3cmくらいになっています。1ヶ月1cm前後でも伸びていれば大丈夫ですよ。

子どもの身長が伸びる時期は個人差があります。赤ちゃん時から小学校くらいまで小さめでも、思春期からぐんと伸びる子もいます。

この時期、洋服のジャストサイズは70です。アウターなどは80でも大丈夫でしょう。

赤ちゃんの成長は非常に速いので、ジャストサイズの服をたくさん用意してしまうと、次のシーズンは着られなくなってしまうこともあります。

今が春秋なら次の秋春にも着られるように少し大き目のものを用意する、夏なら今シーズンだけと考えて少量で押さえるなど、工夫すると良いですね。

またハイハイや支えていればつかまり立ちができるようになったり、おむつがパンツタイプになってくる赤ちゃんもいます。

これまではカバーオールのような上下つなぎの服ばかり着せていた赤ちゃんも、セパレートデビューしてみましょう。服の楽しみの幅が広がりますよ。

体の発達…お座りがしっかり!ずりばいやハイハイが始まる子も

生後8ヶ月の赤ちゃんの体の発達をご紹介します。この時期の赤ちゃんは、だいたい前後3ヶ月くらいの個人差があるとされています。

ハイハイのスピードや喃語の出方など、周囲の赤ちゃんよりも遅れていることがあっても問題はありません。

我が子は遅れて見えるものですが、他のママからは「あなたの赤ちゃんの方が進んでいる」と見えているかもしれませんよ。

  • おすわりが安定し、上手になる
  • お座りをしながら両手を一緒に使っておもちゃで遊べるようになる
  • 手の動き・指の動きも器用になる
  • 寝返りからの寝返り(両面寝返り)ができるようになる
  • ズリバイ・ハイハイができるようになる

赤ちゃんは首から背中、腰、股関節・膝と、体の上からだんだん関節が据わってしっかりしていきます。

お座りが安定する子はこの時期増えてきますが、ハイハイに関しては個人差が非常に大きなもの。

ずりばいもせずにいきなり腰をあげた「高ばい」がスタートすることもあります。ハイハイの早い・遅いはあまり気にしないようにしましょう。

心・知能の発達…自己主張や後追いなどが始まる子もいます

8ヶ月の赤ちゃんの心の発達を見てみましょう。

  • 記憶力がますますしっかりしてくる
  • 「いないいないばあ」などの遊びを楽しめるようになる
  • やきもちを焼くなど、感情も豊かになってくる
  • ママの後追いが始まる
  • 自己主張が始まる

記憶力がますますしっかりしてきて、興味・好奇心も旺盛になります。「いないいないばあ!」などの遊びも、知能の発達によって理解できるようになるものです。

甘えや焼きもち・怒り・悲しみ・寂しさなど、これまでよりも感情も豊かになってきます。たくさん相手をして、気持ちを満たしてあげましょう。

また後追いが始まって困ってしまうママや、いたずらに手を焼くママも増えてきますね。そんなトラブルシューティングも後ほどご紹介します。

自己主張も非常に重要なポイントです。喜ばしい発達ですが、離乳食の好き嫌いや自分で食べたがるなど困ったことも増えてきます。

生後8ヶ月の授乳間隔と離乳食…離乳食は中期・2回食に

生後8ヶ月に入ったら、授乳間隔や離乳食はどう進めて行ったらいいのでしょうか。気になる点をチェックしてみましょう。

  1. 離乳食の進め方
  2. 1日の授乳回数・哺乳量
  3. 授乳と離乳食の兼ね合い

離乳食は中期へ…2回食・モグモグしてゴックンできる時期に

生後8ヶ月の赤ちゃんは、離乳食中期に入るころです。スタートが遅く7ヶ月位になった子も、生後8ヶ月に入ったら中期へ進みましょう。

離乳食中期の特徴をご紹介します。

  • 1日の回数…2回
  • 1回の量…主食・ビタミン類(野菜)・タンパク質をバランスよく
  • 離乳食の栄養の割合…1日の30~40%程度

離乳食中期に入ったら、ミルクや母乳の割合は7割前後、離乳食の栄養の割合は3割前後から4割程度になります。

また食べられる食材もどんどん増えます。初めて食べさせるものは平日の日中にチャレンジするようにし、突然の体調不良やアレルギーに備えましょう。

そろそろ自分でスプーンを持ちたがったり、食べたがったりする子も出ます。床にシートを敷き、汚れを防止してあげましょう。

食べむらや好き嫌いがはっきりしてくることもあります。好きなメニューと組み合わせたり、とろみで食べやすくするなど工夫してみましょう。

生後8ヶ月の授乳間隔…ミルクは4~5回、母乳は好きなだけ

離乳食が進むにつれて、授乳の回数や量も変化していきます。でもこの時期はまだ、食後に好きなだけ飲ませてあげてもよい時期です。

おっぱいやミルクを先に与えてしまうと離乳食が進みません。必ずお腹が空いたタイミングで離乳食を与え、その後母乳やミルクを与えましょう。

生後8ヶ月の赤ちゃんの授乳の目安

  • 1日の授乳回数…4回~5回程度(混合栄養・完ミの場合)
  • 1回の授乳量…ミルクで200ml前後
  • 1日のミルク総量…700~900ml程度

完母のママの場合、母乳はどれほど飲んでいるのかわかりにくいですよね。そんな時も、赤ちゃんが満足するまで飲ませれば大丈夫です。

完全母乳の場合もミルク栄養の場合も、離乳食でお腹がいっぱいになり飲みが悪くなる時期があります。

他に問題が無ければよいのですが、もし便秘になるようなら水分不足が考えられます。食事と授乳の間に湯冷ましを与えるなど、水分補給もしておきたいですね。

授乳と離乳食の兼ね合い…離乳食の進み具合を第一に考えて

離乳食は2回食に進みます。授乳は1日4、5回なので、2回は離乳食と同時、残り2、3回は授乳オンリーになります。

離乳食+授乳の回
あまりたくさん飲まなくても大丈夫。好きなだけ飲ませましょう
授乳オンリーの回
母乳の場合は好きなだけ、ミルクの場合は200ml前後飲ませます。母乳は遊び飲みが始まったら切り上げましょう。
離乳食の時間の設定
2回のうち、1回は必ずすぐに小児科へ駆け込める日中早い時間にしましょう。もう1回は家族団らんで食べられる時間やママに余裕がある時間などで設定しましょう。
離乳食前の授乳回
離乳食前に腹持ちの良いミルクをたっぷり飲んだり、おやつ代わりに母乳を飲むと離乳食が進みません。

離乳食前はある程度授乳との時間をあけ、のどが渇いたようなら湯冷ましや麦茶などお腹にたまらない水分を与えましょう。

寝る前の授乳回
添い乳で寝かせると夜泣きの原因になりかねません。寝る前の授乳回はきちんと起きた状態で、食事の一環として与えましょう。

またこの時間にしっかり飲ませておくと、満腹になって夜長く寝てくれる可能性も高くなります。ゲップもしっかり出しておきましょう。

予防接種を受けましょう!B型肝炎の3回目BCGの受け忘れに注意

生後4~5ヶ月までは予防接種ラッシュがありますが、生後8ヶ月にも受けるべき注射があります。忘れずにチェックしましょう。

B型肝炎…2016年秋から定期接種に!年3回受ける必要があります

2016(平成28)年10月から、B型肝炎の予防接種が定期接種になりました。忘れずに受けましょう。

赤ちゃんが2人目・3人目だと、「上の子の時にはそんな接種なかったのに…」ということはよくあることです。忘れがちなので注意してくださいね。

B型肝炎の予防接種スケジュールです。

  1. 生後2ヶ月に1回目
  2. 翌月(生後3か月)に2回目
  3. 2回目から4~5ヶ月あけて3回目
B型肝炎の予防接種は、1歳までに3回受ける必要があります。しかも2回目と3回目の間に4~5ヶ月あけなければなりません。

生後2ヶ月のお誕生日を迎えたらすぐにロタやヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンと同時接種で受け、3回目は生後8ヶ月に忘れずに受けましょう。

BCG…最近流行の兆しがある「結核」を防ぐための大切な注射

BCGは、結核を防ぐための予防接種です。定期接種で、1回スタンプ注射を受ければそれで終了です。

生まれてすぐに打てるのですが、だいたい生後5~6ヶ月に受けるのがおすすめとされています。

ただし、生後5~6ヶ月になると赤ちゃんも母子免疫が切れて病気になりやすく、予防接種スケジュールが遅れる場合もあります。

戦後、一時ほとんどかかる人がいなくなったと言われていた病気ですが、近年になってまた流行の兆しが見えています。

お祖父ちゃんお祖母ちゃん世代はもちろん、若い人の間での流行も珍しくはありません。忘れずに接種しましょう。

インフルエンザ…生後6ヶ月から受けられるように!2回接種

インフルエンザの任意予防接種は、生後半年から受けることができます。時期になったら受けておくと安心です。

インフルエンザの予防接種は、小さな子どもの場合2回接種が必要です。最近は流行が年末から春先にかけておきるので、それに合わせて接種タイミングを決めましょう。

かかりつけの医師に相談すると、地域の流行状況などを教えてくれます。ママやパパも忘れずに打っておくと良いですね。

インフルエンザのワクチンには鶏卵が使用されています。鶏卵アレルギーのある赤ちゃんは打てないことがあるので、これもかかりつけ医に相談してください。

インフルエンザの予防接種を受けても、感染するときは感染します。ただし、ワクチンが有効な時期であれば、ある程度は軽く済むと言われています。

私自身の経験では、ワクチンを打った時と効き目が切れていたときでは、全快するまで1週間近くの差がありました。症状そのものもかなり軽く済みました。

生後8ヶ月の赤ちゃんの生活リズムの具体例を一覧で紹介

生後8か月の赤ちゃんの生活リズムを、一覧表でご紹介します。参考にできる部分をチェックしてみてくださいね。

時間 行動タイムスケジュール
7:00 起床・オムツ替え・お着替え
8:00 離乳食1回目・授乳1回目
9:00 午前の昼寝
10:00 オムツ替え・白湯・麦茶で水分補給お外遊び・外出
10:30 お外遊び・買い物など外出
12:30 オムツ替え・離乳食2回目・授乳2回目
13:30 午後の昼寝
14:30 昼寝から起こす・白湯や薄めた麦茶などで水分補給
15:00 お散歩・1人遊び・お部屋遊びなど遊びタイム
17:30 入浴
18:00 授乳3回目(もしくは離乳食2回目)
18:30 1人遊び
19:30 パパとの触れ合いタイム(穏やかに)
20:00 静かなお部屋に移動して絵本読みなど
20:30 授乳4回目・オムツ替え
21:00 就寝

ここでご紹介したのは目安の一例です。朝イチに離乳食を与えるのは難しい場合、一回目を日中、二回目は夜に持ってきても良いでしょう。

パパの帰宅時間など、家族の時間との配分を考えて我が家に一番しっくりくるタイムスケジュールを探してくださいね。

生後8ヶ月の赤ちゃんの生活リズムを整える3つのポイント

生後8ヶ月の赤ちゃんの生活リズムを整えるためには、離乳食・睡眠・遊びを上手に活用する必要があります。

1.離乳食のリズム…2回食をできるだけ毎日同じ時間帯に

離乳食は、毎日できるだけ同じ時間に与えるようにしましょう。できればママの食事時間に合わせると良いですね。

離乳食はお腹にたまりますし、赤ちゃんにとっては毎日のビッグイベントです。この時間が日々落ち着かないと、生活リズムも整えにくくなります。

逆に離乳食の時間をある程度決めてしまうと、そこを主軸に生活リズムが整えやすくなります。

【朝スタートの場合】

  1. 朝…離乳食1回目・授乳1回目
  2. 昼…離乳食2回目・授乳2回目
  3. 夜…授乳3回目
  4. 就寝前…授乳4回目

【昼スタートの場合】

  1. 朝…授乳1回目
  2. 昼…離乳食1回目・授乳2回目
  3. 夜…離乳食2回目・授乳3回目
  4. 就寝前…授乳4回目

離乳食の食べが悪い・食が極端に細い子は、お腹をしっかり空かせるためにも朝・晩にしてみても良いでしょう。

今はあまりお腹が空かないように見えても、ハイハイやあんよが始まり運動量が増えると急に食べることもあります。

できるだけ毎日同じ時間に授乳・食事ができるようにしましょう。そのために、朝きちんと起こす習慣づけも大切です。

2.睡眠のリズム…睡眠時間は「起こす時間」をママが調節して

睡眠のリズムは、新生児期のように赤ちゃん本位ではなく、そろそろママが管理してあげるべき時期です。

「朝はいつまででも寝ている」「昼寝は好きなだけさせている」といった生活習慣になってしまうと、どうしても夜寝つきにくかったり、夜中に起きて泣く原因になったりします。

  • 朝は寝坊しがち
  • 昼寝は赤ちゃんが寝る時間に任せている
  • 家事の時はおもにおんぶしている

こうした習慣がついていると、睡眠リズムが乱れやすく夜泣きの原因になります。見直してみたいですね。

生後8ヶ月の赤ちゃんのために整えたい睡眠リズムをご紹介しましょう。

朝は毎日できるだけ同じ時間に起こす
朝は毎日できるだけ同じ時間に起こすようにしましょう。具合が悪くない限り、早起きは健康の基本です。

また朝起きるのが遅くなると、その後の授乳や昼寝もすべて遅くなって夜の就寝まで響きます。

部屋を明るくし、着替えて顔を洗う
赤ちゃんを起こしたら、部屋のカーテンを開けて明るくするか、明るくにぎやかなリビングに移動しましょう。

また赤ちゃんを活動的な日中の服に着替えさせ、温かなおしぼりで顔を拭いてスッキリと目覚めさせます。

昼寝も毎日できるだけ同じ時間に
お昼寝も、毎日できるだけ同じ時間にさせます。
昼寝は時間を決め、長引かせずに起こす
毎日同じ時刻に昼寝をさせるのが難しかったら、毎日同じ時間だけ寝かせるようにしましょう。午前1時間、午後1時間などと時間を決めます。

よく寝てしまっている時でも、特に午後の昼寝は長引くほど夜の寝つきが悪くなります。時間を決めて起こしましょう。

夜は就寝1時間前になったら興奮させることをしない
夜は就寝1時間前になったら離乳食や入浴・パパとの興奮する遊びやテレビ・スマホといった、興奮する遊びを控えます。

少し落ち着いた照明の部屋で静かに絵本などを読んで過ごすと良いでしょう。

ポイントは「起こす時間」です。寝ない子を寝かせるより、しっかり寝た子を起こす方が楽ですよね。

また、朝しっかり朝日などの光を浴びると、メラトニンという睡眠ホルモンがしっかり分泌されると言われています。

メラトニンは体内時計を整え、夜には質の良い眠りを与えてくれる効果があるとされています。朝は光を浴びる環境を整え、早起きの習慣を身につけましょう。

朝起きて光を浴びると、両眼球の後ろにある視交叉上核にある体内時計のスイッチが入り、15、16時間後にメラトニン分泌の指令が出ます。おおむね、夜の10時頃から分泌が始まり、人は深夜2時頃分泌が最大となるメラトニンシャワーをあびます。(中略)
メラトニンには、睡眠相を前進させ睡眠の質を高める、免疫機能を高める、抗酸化作用などがあります。

3. 遊びのリズム…外遊び・体を動かす遊びを日課にしましょう

生後8ヶ月の赤ちゃんにとって、遊びは大切な運動習慣です。身体を使った遊びをたくさんさせましょう。

  • お座りしての遊び
  • ハイハイの遊び
  • お散歩・外出

こうした遊びは特に運動になります。危ないからといってずっとおんぶしていたり、バウンサーに座らせっぱなしでは運動不足になり、生活リズムも整えられません。

昼間と夜のメリハリをしっかりつけて、運動不足を解消し夜のぐっすり睡眠につなげましょう。

生後8ヶ月前後の赤ちゃんの生活のトラブルシューティング

生後8ヶ月の赤ちゃんには、子育て中さまざまな困り事や悩み事が起こります。育児に関する悩みの解決方法や対策法についてご紹介します。

1.生活の中の危険を、事故が起きる前に回避しましょう

生後8ヶ月の赤ちゃんはずりばい・ハイハイができるようになったり、寝返りでコロコロ移動したりするようになり、行動範囲は驚くほど広がります。

指先も器用になって好奇心も旺盛になります。ママは髪飾りやピアスなどをつかまれないよう、気を付けましょう。

現在、小さな子どもの服の首周りには危険回避のため、紐類はつけてはいけないことになっています。

でもお下がりをもらったり、ユーズドショップで購入した際はまだ紐付きフード服などがあるかもしれません。引っ張ったりひっかけたりなどの事故に充分注意しましょう。

また、誤飲・誤食事故も増えます。

  • ボタン電池
  • クリップや安全ピン
  • コイン
  • 薬品
  • タバコ・灰皿の水
  • スーパーボールやビー玉

薬品は大人が飲む薬の他、洗剤や殺虫剤なども含みます。知人に大人の睡眠薬をうっかり飲んでしまい、救急搬送の上入院した子もいました。

タバコやボタン電池のように薬品同様飲んだだけで危険なものもあります。またビー玉のようなおもちゃは窒息の危険もはらんでいます。

家庭内での赤ちゃんの事故で多いものを挙げましょう。

  • 窒息
  • 溺れ
  • 誤飲・誤食
  • 落下
  • 衝突
特に窒息や溺れは命に関わります。携帯電話の充電コードや電化製品のコード・お風呂の水などには充分注意しましょう。

最近はマンションやホテルの窓からの落下も目立ちます。そろそろつかまり立ちする時期。窓のそばにベッドを設置している家庭は、配置換えも考えましょう。

これまでは届かなかった場所に、今日は手が届くようになっていることもあります。さらにおんぶや抱っこから手を伸ばすこともあります。

  • 窒息
  • 溺れ
  • 誤飲・誤食
  • 落下
  • 衝突

こうした事故を未然に防ぐためにも、部屋の安全対策をもう一度見直してみましょう。

窓・ベランダ
先ほどもご紹介したように、重大な落下事故の原因になります。簡単には開けられない鍵の工夫をし、踏み台になるものは置かないようにしましょう。
居間・リビング
日中赤ちゃんの活動の基本となる場所です。床から30cmの場所にあるものはすべて口に入れる可能性があります。

また服のえりやスタイがひっかかったり、コードが首に巻き付く恐れもあります。ひっかかるような場所や誤飲しそうなものはないかチェックしましょう。

キッチン
やけどの原因になる火元があり、誤飲の原因になる洗剤がある非常に危険な場所です。赤ちゃんには立ち入らせないようにした方が安全です。
ダイニング
テーブルの角に頭をぶつけないよう、保護クッションをそろそろ使った方が安心です。

またテーブルクロスを引っ張って落としてしまうことがあるので、ぶら下がっているクロスは危険です。

窓・ベランダ
先ほどもご紹介したように、重大な落下事故の原因になります。簡単には開けられない鍵の工夫をし、踏み台になるものは置かないようにしましょう。
寝室
ベッドからの転落などの危険があります。赤ちゃんが昼寝をしている時も、できるだけ目を離さず、ベビーベッドの柵はあげておきましょう。
お風呂・洗面所
湯船や洗面器・洗面台・洗濯機など危険なものがいっぱいです。特に赤ちゃんは洗面器の水でも溺れます。水やお湯を張ったまま目を離すのはやめましょう。
玄関・階段
ハイハイして階段から落ちたり、土間に落ちる危険があります。ベビーゲートなどを設置し、ロックをしておきましょう。
その他
電源のコンセントに指やおもちゃを突っ込まないようにガードをしておきましょう。またDVDなどの電子機器も触られないよう、ガードしておきましょう。

2.夜泣き…早寝早起き習慣をつけ、入眠儀式を見直してみて

生後半年前後を境に、夜泣きが始まる子もいます。8ヶ月まで続いている赤ちゃんのパパママは、本当につらいですよね。

まずは生活について見直してみましょう。

  • バウンサーやハイローチェアに座らせている時間が長い
  • 外遊びさせていない
  • 昼寝の時間がいつもまちまち
  • 夕方に昼寝をしている
  • 朝や昼寝は赤ちゃんが起きるまでさせている
  • 添い乳をさせている
  • 夜中の授乳がまだある

こうした生活習慣は、夜泣きの原因になります。

入眠儀式がおっぱいや抱っこ
入眠儀式がおっぱいや抱っこになっていると、夜中に目覚めたときにおっぱいや抱っこを求めて泣きます。それがクセになってしまうと、何度も泣くことになります。
昼間の運動不足
8ヶ月に入ると、お座りやハイハイ・散歩など、体を使ったり外気にたくさん触れる「疲れる遊び」も楽しめるようになります。

運動不足だと夜寝つきが悪くなります。昼間はできるだけ遊んであげるようにしましょう。

昼寝のしすぎ・遅くなりすぎ
昼寝が長引きすぎたり、夕方遅くまで寝ていれば夜寝なくなるのは大人と同じです。時間を決めて起こしましょう。
寝る前に興奮させすぎ
寝る直前にお風呂に入れたり、スマホを見せていると興奮状態になって寝つきが悪くなります。

やはり基本は早寝早起きです。早寝が難しい場合は、まず早く起こすことからチャレンジしてみましょう。

こうした生活習慣をすべて改めても夜泣きがひどくて治らない場合は、小児科に相談してみましょう。

最近は乳酸菌の一種が夜泣き改善に役立つとわかってきました。原因が生活リズムの乱れではない場合は、効果があるかもしれませんよ。

3.病気…初めての病気にかかることもある!便秘の悩みも

生後半年までは病気知らずだった赤ちゃんも、そろそろ母子免疫が切れる時期です。初めての病気を経験することもあるでしょう。

まだ一人っ子であまり外に連れ出していない子は突発性発疹からスタートすることも多いですね。育児書でもそう紹介されていることが多いでしょう。

でも上に兄姉がいて保育園・幼稚園に通っていたりすると、実にさまざまな病気を外から持ち込んできます。

昔は「風邪」とひとくくりにされていた病気も、原因がわかるようになりRSウイルス感染症やヒトメタニューモウイルス感染症などと判明するようになりました。

特にRSウイルス感染症などは小さな赤ちゃんの場合、気管支炎や肺炎になることもある怖い病気です。

これらの病気に充分注意し、発熱・機嫌が悪い・ミルクや母乳の飲みが悪いなどの異変に気を付けてあげましょう。

  • 突発性発疹
  • ノロウイルス感染症(嘔吐下痢症状)
  • RSウイルス感染症
  • ヒトメタニューモウイルス感染症
  • パラインフルエンザウイルス感染症
  • インフルエンザ
  • アデノウイルス感染症
  • 手足口病
  • 溶連菌感染症
  • 便秘
便秘は感染症ではありませんが、離乳食中期くらいの赤ちゃんには多い症状です。

水分不足になりやすいことが原因になるほか、あとはストレスが原因になっていることもあります。しっかり眠れているかなど、生活リズムも見直してみましょう。

4.後追い…一時的なもの!ある程度は泣かれても問題なし

このころから、ママの「後追い」をしはじめる赤ちゃんもいます。ハイハイでどこまでもついてきたり、ちょっとでも姿が見えないと泣いてしまいます。

新生児期からこれまで、昼夜逆転にたそがれ泣きに夜泣きに…といろいろな「泣かれ」をクリアしてきたママも、疲れ果ててしまいますよね。

後追いがひどくなると、トイレにも行けなくなってしまうママもいます。

  • 赤ちゃんが一人遊びに熱中している間に行く
  • ドアの前で待機させておき、声をかけ続ける
  • ドアを細くあけて安心させる
  • 泣かれてもパパっと済ませてしまう

こういった工夫をして乗り切りましょう。

後追いは、赤ちゃんの知能や認識力・記憶力が高まって、ママがほかの人とは違う特別な存在だと理解したことによる現象です。

それだけ、赤ちゃんはママのことが大好き!なのです。これもたそがれ泣き同様、一時の間のことなので、あまり深刻にならずに乗り切りましょう。

赤ちゃんは泣くことも運動です。泣いても「トイレならすぐに戻ってくる」と学習すれば、だんだん泣かなくなります。

「泣かせてはいけない」と考えるあまり、ママが尿路感染症や便秘にならないように気を付けてくださいね。

5.発達の差と発達障害の不安…ほとんどの遅れは個人差です

生後8ヶ月になると、赤ちゃんの個人差は非常に大きくなります。3ヶ月ほどの差は珍しいことではありません。個性と捉えましょう。

体重・身長だけを見ても、小さな子と大きな子ではかなりの差が出ます。でも成長曲線(発達曲線・発育曲線)から多少はみ出ているくらいなら許容範囲内です。

曲線から少しはみ出しても、同じようなカーブを描いて少しずつ大きくなっているなら問題はありません。

カーブから大きく外れていたり、身長がまったく伸びない・体重が増えすぎる・減ってきたなど不安がある場合は、すぐにかかりつけの小児科で相談しましょう。

また、発達も個人差があります。

  • お座りが安定しない
  • ずりばい・ハイハイをしない
  • つかまり立ちをしない
  • 後追いをしない
  • 人見知りをしない
  • いないいないばあに反応しない
  • 歯が生えてこない
  • 喃語が少ない

周りにいる赤ちゃんや育児書・育児サイトのマニュアルとは、こうした差が出てくることも少なくありません。

赤ちゃんはだいたい前後3ヶ月くらいの差は遅れとは考えず、個性ととらえる傾向にあります。育児書通りに育たないことも多いのです。

でも、ママにとって少しの遅れは深刻な問題ですよね。「発達障害があったらどうしよう…」と心配になることもあると思います。

我が家には双子の息子がいますが、ひとりは発達障害児・ひとりは健常児です。ふたりは生後8ヶ月のとき、発達はほとんど違いがありませんでした。

ただ、発達障害のある息子の方だけ、若干目が合いにくいという特徴がありました。その程度の差しかなかったのです。

今は健常に育っている子も、後追いも人見知りもせず、一人歩きに関しては1ヶ月ほど発達障害を持つ息子より遅かったほどです。

この時期はあまり神経質にならず、ママ友の子供と比べずに、我が子なりのペースを見守ってあげましょう。

目が合いにくい・呼んでもまったく気づかないなど気になる点がある場合は、小児科医など専門家に相談してみましょう。

生後8ヶ月の赤ちゃんはイタズラ大好き!気を付けて見守って

生後8ヶ月の赤ちゃんは、パパやママと遊ぶことが大好きです。アクティブになり、好奇心も旺盛になるのでイタズラも大好きになってきます。

自己主張が強くなり、後追いなど困ったことも起きますが、多少はママのペースと合わずに泣くことがあっても大丈夫ですよ。

ママは育児疲れが溜まる時期です。適度に家事・育児に手を抜きつつ、無理をしないようにしてくださいね。

先輩ママ達の育児体験談やアドバイスも役立ちます。ひとりで落ち込んだり悩みを抱えず、いろいろな場所に赴いて交友の輪を広げましょう。

赤ちゃんはママの笑顔が見たいために、自分もコロコロよく笑います。そんな時に笑い返してあげられるように、マイペースで育つ我が子を見守りましょう。

みんなのコメント
  • えりさん

    うちのこはもうすこしで、8ヶ月!最近はストローの、練習をはじめてるんですが、、噛みたいんでしょうね!練習をはじめるとストローをかみかみして、一番のむずかしさだな。。と苦戦中です!
    離乳食も何週間まえからもぐもぐたべてたのがいやがるようになって咳もするし…病院へいったら風邪といわれ初風邪をひいててたべなかったみたいではじめての粉薬をあげてみたらこれが離乳食よりのんでてびっくり(笑
    そして飲み始めてょくなってきたのでひさびさにあげたらいつもどおりたべてくれて安心しました!
    なかなか難しいですね!初子育ては!

    • あやさん

      うちの子は今日で8ヶ月。
      ストローは嫌いみたいで笑顔で手で押し戻して来ますがスプーン飲みは出来るのでコップで飲ませた方が早いかなぁと思っています。
      離乳食よりミルクが好きで元々離乳食の進みが遅かったのにロタから二次性乳糖不耐症になって1ヶ月近く離乳食ストップしてしまってため息が出ます。
      今は好きなものを食べれば良いのか栄養バランスを考えた方が早いのか悩んでます~。
      ほんと、難しいですよね。

  • そらさん

    私の子は8ヶ月半になります。
    今までは何も問題を感じず、楽しく子育てをしていましたが、最近は離乳食拒否が激しくなってきました。離乳食の雰囲気を出しただけで、眠くなる素振りをしてみたり、ふんぞり返って嫌がります。育休が一年しかないため、それまでに何とか食べさせなくては、と焦りますが、そんな事は親の都合なんですよね。もう少し、急がば回れでゆったりした気持ちでいてあげないとと、日々悩みながらの子育て中です。

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