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赤ちゃんに口移しをしてしまうと虫歯がうつるのはホントor嘘か

2015/03/09

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離乳食をあげなくてはいけない時期は、食べ物をその時期に応じた柔らかさにしなくてはなりません。それが面倒で、ついつい口に入れてもぐもぐし、そのままあげたくなってしまうという方はいるかもしれませんね。

特によく耳にするのが私たちの親世代、じいじ・ばあばたちがそうやって孫にやるのがとても困るというお悩みです。

あの世代の方たちは自分の口の中でもぐもぐと噛み砕いた食べ物を汚い、と思わないことも多いようで、流石にそれを自分の子供にやられたら嫌な気持ちになるというママたちが怒っているという感じでしょうか。

果たして虫歯はうつるのか?

汚い汚くないという問題に関して今は置いて考えるとして、虫歯がうつるのかと言われたらその通り。

口移ししてしまえば、赤ちゃんが虫歯になる可能性が高くなります。虫歯のある人が噛み砕いたのを食べたからといって、赤ちゃんが絶対に虫歯になるとは言えません。しかし虫歯になる可能性が高いのは確かです。

虫歯の人の唾液が問題というのが本当のところで、この唾液が口に入ると虫歯のない赤ちゃんの唾液に変化が見られるということのようです。厳密にいえば虫歯になったことのある人ならば、今虫歯がなくても赤ちゃんを虫歯にさせてしまう影響力があるのだとか。

口の中に虫歯になったら出来る菌を持っているのが大人で、赤ちゃんは全くのクリーンな状態です。それが大人の口移しにより、クリーンな赤ちゃんの口に菌が入り込むという仕組みになります。

口で噛んで与えなければ大丈夫?

では、食べ物を口で噛んだりしなければ大丈夫なのかと言われると、それも違ってきます。例えばお父さんやお母さんが使っているスプーンなどで赤ちゃんの食べ物を砕いたりして、それを赤ちゃんに使ってしまうとそれもNG。

ご両親が使っているスプーンに既に唾液がついていますよね。それで食べ物を砕いたりすれば、その食べ物には当然唾液がついています。さらにご両親が使ったスプーンで赤ちゃんにあげてしまえば、スプーンの唾液もそのまま赤ちゃんの口に入ります。

こう考えると、気軽に赤ちゃんに対して食べ物を与えられない、と感じるかもしれませんね。

虫歯の赤ちゃんは減っているものの…

もちろんものには限度がありますし、そう神経質になるのはどうかなとは思います。ただし、あまりに気にしないで赤ちゃんに接していることが原因で、かわいい赤ちゃんに影響が出ることがあるということは、しっかりと勉強しておいて下さい。

虫歯の赤ちゃん、子供が昔と比べて減っているのは事実なのですが、それでも1歳半健診で虫歯を指摘されている赤ちゃんはそれなりにいます。

しかも虫歯になっている赤ちゃんの中には数本虫歯になっていることも多く、虫歯のことを気にしているご両親が増えた一方で、気にしていない方は全く気にしていないという結果も現れています。

虫歯以外のリスクは何か

ちなみに虫歯だけのことを考えるのではなく、唾液からウイルスが感染するというのはよくあることで、ママが風邪気味だったのにそのまま口の中で食べ物を噛み砕いてあげて、ついに赤ちゃんが風邪をひいてしまったということは可能性として考えられます。

もちろんその証拠を出すというのは難しいことではありますが、潜伏期のインフルエンザや胃腸炎が唾液を通じて感染することは可能です。赤ちゃんはこの世界に誕生してからの月日が浅いことがあり、とにかく風邪をひいたりと病気になりがちな弱い存在です。

口の中も弱いというのは当然ではないでしょうか。

離乳食はいつも持ち歩く!

というわけで、赤ちゃんを虫歯のリスクから守るためにも、ぜひ口移しとか口の中で噛み砕いて食べ物を与えるようなことはしないで頂きたいです。

外食などで赤ちゃんに食べさせられるものがない時を考えて、マイバッグの中には既にすぐに食べられるような離乳食をいつでも入れておくといいでしょう。この万が一の対策が、時に大震災のような非常時に役立ちます。

いざという時に赤ちゃんにすぐ食べさせられるものがあるということだけど、精神的にも安心出来ますよ。

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