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虫歯は赤ちゃんにうつる!?虫歯から赤ちゃんを守るための心がけ

2014/09/26

赤ちゃんの虫歯は親が気を付けておきたいことの1つ。でも、この虫歯、実は大人から赤ちゃんにうつるって知ってました?

虫歯はうつる!?

最近、広く知られるようになったのが「虫歯がうつる」ということ。正確に言うと「虫歯の原因菌がうつる」ですね。虫歯は口の中の細菌によって引き起こされますが、この細菌が接触を通してうつってしまうのです。

虫歯の多寡は小さい時に決まる!

虫歯は主にミュータンス菌などの口内細菌によって引き起こされます。口内にミュータンス菌など原因菌がいると、食べ残しや歯垢などに反応して歯を溶かしてしまいます。これが、虫歯ですね。でも、虫歯の原因菌は誰にでもいるというものではありません。

実は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯の原因菌はいません。そして、生まれてから3歳ごろまでに原因菌に感染しなければ、虫歯リスクを下げることができるとされます。

これは、口内環境が2歳半~3歳ごろまでに決まるため。一旦虫歯の原因菌がいない状態で口内環境が固まると、そこに新たな菌が入り込む隙がなくなり、虫歯にならないとされます。

菌はどうしてうつる?

口内細菌は主に感染者(保菌者)の唾液を介してうつります。現在、日本ではほとんどの人が虫歯の原因菌の保菌者ですので、赤ちゃんはパパやママ、兄弟などから自然と菌に感染してしまいます。キスや箸・コップなどの共有などによって、気が付かない内に子供に虫歯をうつしているのです。

ただし、大人であってもミュータンス菌に感染していない人もいます。感染の有無は歯科医などの検査でないと正確には判断できませんが、今まで1度も虫歯になったことがないと言う人は、保菌者でない可能性があります。

生まれたばかりの子にはうつらない!?

虫歯の原因菌は、3歳程度まで感染を防げればよいと言われています。そのため、3歳まではキスや食器の共有をやめようと考えている人も多いかもしれません。でも、実は生まれたばかりで、「歯が生えていない子」には虫歯の原因菌は感染しません。

これは、ミュータンス菌を始めとする虫歯の原因菌が歯の表面に付着するため。たとえ虫歯の原因菌が赤ちゃんの口に入ってしまっても、付着する歯が無ければ菌はそこに住みつくことができません。だから、赤ちゃんの乳歯が生え始めるまでは、感染はそれほど気にする必要はないんです。

ただ、歯がいつ生え初めるかは個人差があり、外側から正確に判断するのは非常に難しいものです。また、虫歯以外の細菌に感染する可能性もあるので、生まれたばかりでも唾液が介在する濃厚な接触は避けておきたいですね。

感染防止のために気を付けること

虫歯の原因になる菌への感染を防ぐには、唾液の接触をさけることが重要です。キスや食器の共有は避け、口移しで食べ物を与えないようにしましょう。また、熱いものを「フーフー」と息を吹きかけて冷ますと、そこで口内の菌が付着してしまうので気を付けて。

さらに、気を付けておきたいのが家族の口の中。親や兄弟など接触が多い人は、常に口の中を清潔にして、口内の細菌の数を減らしておきましょう。接触しても菌の数が少ないと感染リスクも下がります。虫歯に関係する菌は、当然ですが虫歯が口内にあると激増するので、虫歯の治療をきちんとすることも大切です。

スキンシップが減らないように注意!

虫歯のことを気にしてしまうと、赤ちゃんに気軽にキスができなくなってしまいます。神経質なママやパパだと、近づくのも怖いと感じてしまうことがあるよう。でも、感染を気にしすぎてしまい、コミュニケーションが減るようなことが無いように気を付けて。

赤ちゃんと家族のコミュニケーションは、赤ちゃんの肉体的・精神的な成長にとって非常に重要です。口同士のキスや口移しで食べ物を与えるのはNGですが、抱きしめたり、ほっぺにちゅうしたりするのは大丈夫。赤ちゃんがしっかりと愛情を感じられるような触れ合いは忘れないでくださいね。

虫歯になっても大丈夫!

どんなに感染に気を付けていても、気が付かないところで虫歯の原因菌が赤ちゃんに感染してしまうことはあります。菌は目に見えないものですので、その感染を100%完全にブロックすることはできません。

でも、もし虫歯になってもあまり落ち込まないように。気を付けていたにもかかわらず、子供が虫歯になると親としてはショックですが、虫歯は早期発見ならきちんと治ります。大事なのは、虫歯になっても早期に発見でき、治療をきちんとできる環境にあるか、という点。

虫歯の原因菌に感染してしまっても、虫歯にならないように歯磨きをきちんとしてやれば問題はありません。虫歯の原因菌の感染についてはあまり神経質にならず、心にとめておくくらいがちょうどいいですね。

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