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子どもの問題行動を考える時、影響が大きいのは保育園なの?

2014/04/21


落ち着きのない子、すぐ他の子に手を出してしまう子、言うことを聞かない子。そんな子がある場合の常套句として、「母親がしっかり面倒を見ないからだ。」「仕事をしていて保育園に預けているからだ。」子育てをしていてこんな悲しいことを言われたら、辛すぎます。問題のある子ども、なんて自分の子どもさんが言われてしまったら、ショックを受けないママは居ないですよね。

日本ではどうしてもママが子育ての主役で、他の家族はそれを見ているお客さんという状態が普通だと思われがちです。何かあったらママのせい。それは、そう言っているほうは楽でいいでしょうが、なんて都合の言い考え方でしょうね。

しかし実際ママ一人の子育てが原因であるずがありません。ママが一人で子育てできないのが、よくないことのはずがありません。子どもの「問題」と言われる行為の原因は、本人の個性であることが多いのです。

人の性格が形作られていく過程に環境が与える影響も多く、一番近くで接しているママもそこに含まれるのは確かです。でも同じくらい元々の個性も強い意味を持つものです。個性とはアタマの個性ではなくカラダの個性。持って生まれたもの、器質的個性とでもいえるでしょうか。そんなカラダの個性は様々です。一人一人違っていて、同じ子どもなんていないんですから、体の成長も心の成長もみんなばらばらです。

しかも保育園の年代は、その両方がものすごいスピードで毎日変化していくのです。時には、大きくなっていく体、強くなっていく力についていけなくてバランスがとれなくなる子もいるでしょう。あるいは逆に成長のほうが付いてこなくて、こんなふうにしたいのに出来ない、みんなはやってるのに自分は出来ない。そんないらいらや不安が、旨く表現出来なくて問題と受け取られてしまうこともあるでしょう。

この時期は、子どもにとっても辛い時代です。子どもだからってのんきに過ごしているわけではないのです。「友達をたたく悪い子」という目で見ているととても哀しいですから、一歩引いてどうしてなのか考えてあげてください。

万一発達障害の不安がぬぐえないようなら小児科や保健士さんに相談してみるといいでしょう。保健センターに問い合わせたら保健士さんに自宅訪問などしてもらえると思います。が、そういう場合なら保育園のほうからその旨の連絡があるはずですから、園から何も言ってこないうちはあまり心配しないようにしましょう。

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