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痛みのないケアをしよう!耳かきの正しい耳鼻科&自宅ケア方法

2015/03/23

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子供の耳かきは厄介なケアの一つです。見えないところだけに汚れが気になりますが、ちょっと掃除をするのが怖いところでもありますよね。

また耳を触るのを嫌がるお子さんも多いですし、耳かきを痛がるお子さんも少なくありません。親御さんの中にもライトを駆使したり、パパママ二人がかりでお子さんの耳垢と格闘している方はいると思います。

うっかりすると傷をつけてしまいそうな小さい子供の耳掃除は大変。安全にケアするためにはどのようにしたらいいのでしょうか?

知ってる?正しい耳かきの方法

ところで子供の「正しい耳かきの仕方」は皆さんご存知でしょうか?「綿棒は使わない」「あまり頻繁にしなくてもいい」ということはご存知の方も多いと思いますが適切なケアを詳しくご存知でしょうか?

耳かきの頻度は?

まずは耳かきの頻度。調べてみると1週間に一度程度、お風呂上がりにケアしている親御さんが多いようですね。毎日マメに耳かきをしている親御さんも少なくないよう。

ですが実はこれは「耳かきのしすぎ」。過ぎたるは及ばざるが如し、という言葉の通り逆に耳の中を傷つけて外耳炎を起こしてしまったり難聴の原因になってしまうことあるのでやりすぎは禁物です。

「耳垢はほっておいても外に出てくる」という話も聞けば「ほっておきすぎると耳垢塞栓で聞こえが悪くなる」という話もありますが、調べてみると耳かきの頻度は月に一回、多くても2週間に一度くらいで1回の時間は2〜3分ぐらいが耳にいいようですね。

「そうは言っても毎日ケアしないと痒がる」というお子さんもいると思いますがこれは耳垢が原因ではなくて花粉症などのアレルギー症状で耳の粘膜が炎症を起こしている可能性もあります。一度耳鼻科で診てもらった方がいいかもしれませんね。

耳かきについてはお医者さんの中でも「あえてしなくてもいい」派と「定期的なケアを」派に分かれますが「耳掃除のしすぎは良くない」という見識は一致しているのでやはり頻繁な耳かきは避けた方がいいようです。

耳かきには耳かき棒を使うべき?

耳かきでよく聞くのが「綿棒は耳垢を奥に押し込んでしまうから良くない」という話。確かに綿棒では大きい耳垢は奥に押し込まれてしまいそうな感じがしますよね。

これは全くその通りで、綿棒はネバネバタイプの耳垢の子や、耳に入った水を拭ったりするのにいいのですが、日本人に多いと言われているカサカサタイプの耳垢を取ることには適していません。

また薬局などで100本1パックで売られているような一般的なサイズは子供の耳どころか大人の耳にも大きすぎるのです。

ですから子供の耳に綿棒を使う場合は必ずベビー綿棒を使ってあげてくださいね。大人の耳もベビー綿棒の方がいいそうですよ。

皮膚の薄い赤ちゃんの耳は耳かき棒よりも綿棒を使って毎日ケアしてあげるといいでしょう。耳垢を掻きだすというよりはお風呂に入った後で耳が湿っている時に入口あたりをぬぐってあげる程度で十分です。

さて、もう少し大きくなったお子さんには、耳かき棒でのケアが適しているのですが、実はご家庭にある一般的な耳かき棒は掻く部分が大きすぎてあまり耳かきに適しているとは言い難いのです。

また耳の中は皮膚が薄いのでちょっとした刺激も痛く感じてしまうもの。よくある竹やプラスチック製のものは硬過ぎたり当たりが強すぎたりして耳掃除を痛がったり嫌がったりする子が多いようです。

ということで子供の耳かきには子供用の耳かき棒を使いましょう。最近は色々なものが販売されていますからなるべく掻きだす部分が小さく、当たりの柔らかいものを選ぶといいですね。

どこまで突っ込んでいいの?

さて、耳かきの際、奥の方に大きな耳垢が詰まっているのが見えると「あともうちょっと!」とついつい奥の方まで掻き出したくなるものですがどこまで耳かき棒を入れても大丈夫なのでしょうか?

耳の中は皮膚が薄く、たくさん神経が走っている上に鼓膜も近いデリケートな場所。耳かきでも細かい傷がたくさんついてしまうことがあるのであまり無理にケアをしないことが大切です。

耳を傷つけずケアできる深さは赤ちゃんなら5、6㎜、子供なら1.5㎝程度ならば安全と言われていますから、奥の方に耳垢を見つけても無理に取らず入り口の方に出てくるまで待つのが得策といえるでしょう。

耳垢を取るためだけに耳鼻科に行くのはアリ?

「どうしても怖いから耳かきはプロフェッショナルに任せたい!」ということで耳鼻科で耳掃除をしてもらうことを考えている親御さんも少なくないはず。

さて「病気でもないのに…」と行くのを躊躇ってしまいそうですが、耳掃除だけのために耳鼻科に行くのはもちろんアリです。むしろ耳鼻科の先生からすれば無理にお家でケアをして耳を傷つけてしまうよりは耳かきに来てくれた方がありがたいそう。

「何て言ってかかればいいの?」と思われる親御さんもいると思いますが「耳掃除をお願いします」でOK。半年ごとぐらいに定期的にかかるといいそうです。

耳鼻科なら取りにくい耳垢もピンセットで取ってくれますし、奥の方で石のように固まってこびりついてしまったものも耳垢をふやかす薬を入れてスッキリ取り去ってくれます。
「この耳垢は手に負えないな」となったら迷わず耳鼻科へ行きましょう。

小さくてデリケートな子供の耳はケアするのに気を使いますがあまりマメに綺麗にしようとせずに気づい時にちょっとケアする程度でいいようですね。

嫌がる子にはあまり無理強いせず、耳鼻科を上手に利用したり、お家で短時間のケアに留めたりと、お子さんも親御さんも負担にならないように耳の健康を保ってあげたいものですね。

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