子供の遊びにイライラしないで!見守る育児は感性を育てます

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2016/03/31

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子供の遊びを見ていて、なぜそんな風にするのだろうと思ったことはありませんか?

きれいな模様の千代紙を折って遊ぶのかと思えば、ビリビリに破いてクシャクシャに丸めてみたり、買ったばかりの絵本を破いて笑っていたり…。

大人の常識では考えられないことを、笑顔で平気でやってのける無邪気な姿に、イライラしてしまうママもいるのではないでしょうか。

ですが、叱るのはちょっと待ってください!子供には子供なりに、そうする訳があるんです。その心の内を、少し覗いてみませんか?

子供は何でも遊びにつなげる!ありがちな子供の遊び3つ

親には理解できない、ママからすると、何の遊び?楽しいのかしら…という遊びでも、子供にとってはとても楽しい遊びであるものって、結構あると思います。

子供にとっては、見る物が何でも遊びにつながります。ありがちな例を挙げますね。

  1. 紙に書かせていたはずなのに、エスカレートしてテーブルや壁にまで落書きしていた!
  2. 折り紙や絵本を破いて、すぐだめにしてしまう!
  3. 本物の食器でごっこ遊びを始めるが、割れると危ないのでやめさせたい!

これらの中に、ママが困ったという経験があるものが1つはあるのではないでしょうか?その対処の仕方と、子供の心の声をご紹介します。

夢中になってどんどん!エスカレートした落書き

最初は紙に書いていたのに、夢中になるうちにだんだんとその範囲が広がって紙からはみ出てしまうことは子供にはありがちなことです。

それも、見るこちら側が絵と認識できるレベルの物ではなく、ただの書きなぐりである場合がほとんどであったりしませんか?

ぐるぐると壁に書かれてしまうと、ママは叱るのを通り越して悲しくなります。

それが油性ペンであったり、落としにくいクレヨンであればその衝撃は相当なものです。

実は、我が家でも同じことがありました。当時2歳だった子供はペンを片手に、とても満足そうな笑顔で「ママー!書けたよー!」と私を呼びにきました。

おとなしくしていたなーと思っていたところだったので、呼ばれて一緒に行ってみて驚きました。

子供の手の届く範囲の真っ白い壁一面に、ぐるぐると丸やら波線が書かれていたのです。怒るどころか、笑ってしまいました。

私もちょうど我が子と同じ頃、壁にいたずら書きをして怒られた記憶がありましたので、それをやってしまった子供の気持ちは分かりました。

ですがすぐに涙が出てきて、怒りを通り越して子供の前で泣いてしまいました。どうやって消したらいいのか分からず、途方にくれてしまったのです。

条件がそろえば、それをやってしまうのが子供です。どうして壁に書いてはいけないのか、ここで延々と言ったところでまだこの子には分からないだろうと思いました。

「どう?上手でしょー」と、得意そうに私の顔を覗き込む子供に「よく書けてるね」と声をかけるのが精一杯でした。

そして、「壁は書くところじゃないんだよ」と教えて、「お母さんは、紙にたくさん書いてくれた方が嬉しいな」と言いました。

怒ってしまうことで、子供の書く楽しみを奪いたくなかったのです。 当時、壁に書いた落書きは消す方法に困り、消せないまま今でも残っています。

折り紙だけでなく、大事な紙や絵本も破いてしまう…

折り紙を折らずにビリビリと破くだけだったり、新しい本を破いたりして困った経験があるママもいらっしゃると思います。

ただ、ちぎったり破いたりすることは、子供の手先を器用にさせるため、何度注意してもきかないからといって、折り紙や本を与えないということはしたくないものです。

我が家でも子供が本を破いてしまうので、図書館からは本を借りてこれない時期がありました。プレゼントしてもらった絵本を、読まないうちに破り始めたこともあります。

してはいけないことは、きちんとその場で注意しました。

子供は何度も繰り返してしまいがちですので、そのたびに注意はしましたが、さすがに叱り続ける自分に嫌悪感を感じました。

子供の行動が理解できず、折り紙は子供の目につかない所へしまい、絵本は持たせずに私が持って読みきかせるようにしてしまいました。

本物の食器で遊びたがるが、危ないのでやめさせたい!

せっかく買い揃えたおもちゃの食器にはすぐに飽きてしまい、本物のガラスや陶器のお皿で遊びたがって困った経験はありませんか?

ママが台所に立つと一緒になってお料理の真似をしたがり、火を使っているすぐ側でボールを片手に泡立て器でカシャカシャ…。これはとても危険なことです。

煮立った鍋から熱湯が飛び出し、火傷をしてしまう危険性がありますし、誤って食器を割ってしまうということも考えられます。

特にイヤイヤ期の子供は、だめと言われるとますますやりたがりますよね。自分で食器を取りたがり、そして自分でしまいたがります。

手が届かない所でもわざわざ踏み台を持ってきて、取り出そうとしませんか?ママとしては危ないので、なんとしてもやめさせたいところですよね。

我が家でも台所にベビーゲートを取り付けたり、食器棚やシンク下にロックを付けたりしましたが、成長してきた子供は自分で器用に開けてしまい効果はあまりありませんでした。

解決策が見つからず、結局私が叱って子供が泣いて終わる…という良くないパターンになっていました。

この困った遊びにも子供の心の声が!3つに試して欲しい策

先程、挙げさせていただいた3つの例には、実はそれぞれに子供の心の声が隠れています。

叱る前に、まずは子供の心の声に耳を傾けてみましょう。そして解決策を試してみてください。

水で消せるペンやカレンダーの裏などの大きい紙を用意しましょう

子供の好きなように自由に書かせることは、創造力を育てることにつながります。

頭ごなしに「いけないこと」として、やめさせることはしたくないものですよね。

書くことを「いけないこと」にしないためには、書かせてもいい環境を作ることが必要です。

そこで、私は普段から裏が白紙のチラシや、使用済みのカレンダーをとっておきました。

万が一、また壁に書いてしまっても、消すこちら側が苦労しないように水で消せるペンやクレヨンを準備して、それを使わせるようにしました。

100円ショップでも手軽に購入できます。

4歳になった子供は、その壁の落書きを見て「これ〇〇が小さい時に書いたんだよね~」と笑って言います。

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私にとっても、子供が幼かった頃のかわいい思い出の一つとなりました。

「でもね、もうここには書かないよ。ちゃんと紙に書いて貼ることにしたから」と言います。

幼稚園で自分が書いた作品を教室の壁に貼り、皆に見てもらう喜びを知ったようでした。
子供は成長していけば、それが良い事か悪い事なのかを自然に周りからも学びます。

あの時、子供を頭ごなしに叱ってやめさせていれば、書く楽しみをも奪ってしまっていたでしょう。

また、イヤイヤ期真っ盛りの2歳の下の子には「こういうふうに書いちゃだめだよ」と教えていました。

下の子は「壁に書いちゃいけないんだよね」と、上の子が壁に書いたいたずら書きを指差しながら、得意気に言います。壁に書いてはいけない事を、きちんと学んだようでした。

いらない雑誌やカタログを渡して、好きなようにさせましょう

子供が絵本や折り紙を破いてしまうことにとても悩みました。どうして破くのだろうとじっと子供を観察してみると、どうやらビリビリと破ける音が楽しいようでした。

そこで、古くなったカタログや読まない雑誌を子供に渡してみたところ、パラパラとめくって眺めてから、楽しそうに破き始めました。

渡す時には、「これはいらなくなった本だから好きなようにしていいよ」と必ず伝えました。

何度も繰り返すうちに「これはいらないから、ビリビリしてもいい物?」と子供の方から聞くようになりました。

そのうちビリビリに破いた紙を紙吹雪のようにして遊び始めましたが、そこでやめさせようとはせずに満足いくまで遊ばせました。

ひとしきり遊び満足できた後で「一緒に、ごみポイしよう!」と片付けるようにしました。楽しんで満足した後は、不思議と子供も素直に言うことをきいてくれるものです。

遊んだら片付ける、という一連の流れがインプットされたようで、やがてそれが習慣になりました。

割れない食器を用意して、危険を回避しましょう

台所に立つたびに追いかけてきて遊び始める子供に、最後は叱って子供が泣いて終わる…というパターンを繰り返していました。

ですが、子供の心の中には「お手伝いしたい」「私もお料理がしたい」という気持ちが芽生えています。

それを危ないからと言ってさせないのは、子供の意欲を失くしてしまうことになります。

そこで、割れない食器を子供の手の届く所に置いてみるようにしました。子供が普段使っている食器類も同じ物に換えてしまうのです。

自分がいつも使っている物と同じでなくては、気がすまないこともあります。割れない物ですと、食事の後の片付けの時に子供が自分で運びたがっても安心です。

自分でやろうという気持ちを尊重して、お手伝いはできるだけさせたいものですよね。

また、割れやすい食器を触る時には「割れたら怪我をしてしまうから、気をつけて持つんだよ」と、危ない理由も伝えましょう。

頭ごなしに「だめ!」と言われても、子供には分かりません。させてもらえないという不満ばかりが、心の中に残ってしまいます。

繰り返し伝えることで、少しずつでも記憶されていきますので、ママはその都度とても大変ですが、根気強く伝えましょう。

「させてもらえた」という満足感で心も満たされますし、「できた」という自信は子供の意欲につながります。

できるだけ危険が回避できるような配慮を心がけつつ、「今したい!」と思っていることはまずは満足いくまでさせてみましょう。

大人の常識を押し付けないで!見守ることで能力を伸ばそう

子供の4歳の誕生日に、とても欲しがっていた粘土を買ってあげることにしました。「あと何日?何回寝たら?」と、指折り数えてとても楽しみにしていました。

子供が欲しがっていたのはカラフルな10色粘土のセットです。他にも型やお皿、伸ばし棒など道具もたくさんついているので、ケーキなどのデザートを作ることもできます。

大人の私でも「楽しそう!」と思うほどで、誕生日はケーキもそっちのけで、子供と一緒に遊びました。

ですが、最初こそ「苺は赤、クリームは白ね」と楽しんでいたものの、すぐに2色を混ぜ始めました。

「混ぜると他の色になって戻らなくなるから、混ぜるなら少しずつにしようね」と言う私の制止も聞かず、子供は次々にいろんな色を混ぜ始めたのです。

子供にとっては色ではなく、どちらかというと形を作ることが楽しい粘土遊び

結局、全色を混ぜてしまった粘土は茶色になってしまいました。せっかく買ったのに…という親の思いは当然子供の心に届くはずもなく、茶色い粘土を満足そうに捏ねていました。

茶色一色になってしまった粘土には、見向きもしなくなるのかなと思っていましたが、それから毎日、お風呂に入る前に粘土遊びをするのが日課になりました。

茶色い粘土を「はい、ケーキどうぞ!」とか「お花だよ~」などと、いろいろな物に見立てては本当に楽しそうに遊びます。

いろんな色があった方が楽しめるだろうというのは大人の目線でした。

子供の目線になって一緒に遊んでみると、色は問題ではなくて、想像力を働かせることによって、いろいろな物を作り出すことがとても楽しいと言うことに気がつきました。

こうしたらいいのではないか、というのは親の目線であり、押し付けになります。

口出しをせずに見守ることで、子供の意欲や想像力を伸ばすことにもつながるとうことに気がつきました。

子供のイタズラには、興味を引きたいという場合もある

子供はストレスを感じた時、わざとイタズラをすることがありませんか?

例えば、ママに叱られてどうしたらいいのか分からず、止めるどころかニヤニヤしながらイタズラをエスカレートさせたり、ママが電話をしている側でわざとうるさくしたり…。

これらは、ママの興味を引きたい!と言う子供の心の表れです。普段のイタズラとは違いますので、すぐに叱って止めさせるのではなく好きなようにさせて様子をみましょう。

電話中の場合は、話が立て込んでいなければ後から掛け直すようにしたり場所を変えたりしてこちらが引きます。

子供の気持ちを受け止めて、理解してあげましょう。ママが受け止めてくれると安心し、満足してイタズラがエスカレートすることはありません。

そこで叱って無理に止めさせてしまうと、子供は不完全燃焼になります。どんどん、ママが困ることをしてしまうのです。

見守ることは、可能性を伸ばすことにつながる

大人の目線でいると「できるだけ汚さず後片付けしすいように、いかに上手に遊ばせるか」に重点をおいてしまいがちです。

ですが、子供の遊びはママのためではありません。

子供が小さいうちは、遊びが仕事です。遊びの中には、子供の可能性を伸ばすヒントがたくさん隠れています。

子供は想像力をふくらませて様々な遊びを考え、広げていくうちにエついスカレートしてしまいがちなので、怪我などの危険性がない限りは見守ってあげましょう。

何でも口出しするのが親の役目ではなく、子供を理解して受け止めてあげるのが親の役目です。

どうしても理解できずにイライラしてしまったら、「なぜそんなことするの!」ではなくて、「おもしろいことするよね」と違う角度から見てみましょう。

子供の目線で見てみると、今まで気がつかなかった良いところもたくさん見つかるでしょう。良いところはぜひ、褒めてあげてください。

それが自信となり、子供の可能性を伸ばすことへとつながっていきます。

みんなのコメント
  • はいちゃんさん

    見守る…大切ですよね。
    先日耳鼻科で年長の息子が待ち合い室の子どもが遊ぶ場所の棚の上から飛び降りました。するとすぐ隣に座っていた人が、お子さん今あそこから飛び降りましたよ。注意しないんですか?と言ってきました。私は息子に注意をしてやめさせましたが、言ってもなかなかやめなくて…と言うと、躾の問題じゃないですか?と言われ、すみませんと言い、息子にも不快な思いをさせてしまったなら…とごめんなさいと謝らせました。
    がその場では謝ったけれど、躾の問題など言われ本当に腹が立って仕方ありません。
    何度も飛び降りてうるさかったり、飛び降りて側にいた子にぶつかってしまったなら分かりますが、1度飛び降りただけですぐに言われました。
    息子は背が高くいつも小学生に間違われるので、小学生だと思われたかもしれません。病院は静かに待つ所だと教えても、かかりつけの小児科には滑り台があっていつも遊びながら待っているので、幼稚園児の息子にはこっちは良くてもこっちはいけない…と言うのが分かっていても出来ないのかもしれません。
    でもそれも少しずつ出来るようになっていくと思うので、私は元気でヤンチャな息子の行動を見守っていきたいと思っているのに、他人に躾の問題など言われ、本当に悔しいです!!
    あなたに私や息子の何が分かるんですか?息子だって幼稚園ではちゃんとやっているし、私だってきちんと躾ています。悔しくて検索しコメントさせていただきました。ありがとうございました!

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