- 稚児行列に出よう!作法から親の服装までこれを見れば大丈夫! | MARCH(マーチ)

稚児行列に出よう!作法から親の服装までこれを見れば大丈夫!

2014/12/22

shutterstock_137742101 (2)

私の住む地域には年に2回稚児行列を開催するお寺があります。子供が小さいからこそ参加できる行事って意外といっぱいあります。けど、ちょっと敷居が高いようにも感じて、参加してみたいけど「ちょっとな…」と一歩引いてしまいますよね。

しかし、案外お寺側も気軽に参加を呼び掛けているので、簡単に申し込むことができるんですよ。そこで、稚児行列に申し込むところから参列する際の作法や親の服装などご紹介します。

そもそも稚児行列って何?

子供といえども修行の一環

「稚児」という呼び方は平安時代にお寺に預けられた子供たちのことを言います。行儀見習いや僧侶の手伝いをしていたと言われています。

仏教的にいうと、御仏様に奉仕する身なので稚児行列も修行の一環とされています。穢れのない子供に神霊が降臨すると考えられており、古くから信仰の対象とされてきました。また、子供自身の無病息災を願い、豊かな心を持ってほしいという意味合いも含まれています。

寺院やお祭りによってスタイルも色々

多くの稚児行列では平安時代を彷彿とされるような衣装を着て、化粧を施された子供たちが練り歩くスタイルが多いようですが、寺院や地域の伝統、お祭りによっては「稚児」の呼び方一つとってもさまざまです。

お神輿や山車の上のほうに小さい子供が乗っているのを見たことがあると思います。「なんで小さい子が上に乗っているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?それは、その子に神霊が宿っていると考えているので、お神輿や山車に乗せて信仰の対象としているのです。

また、女の子が巫女さんに扮して神様の前で舞を舞って奉仕するというスタイルもあるようです。今回は1番多い行列パターンについてお話していきたいと思います。

何歳から参加できるの?

何歳から参加できるのかも地域によってさまざまです。0歳からでも参加可能なところもあれば、6歳以下限定のところもあれば、10歳までOKというところもあります。参加を考える際は何歳から何歳まで参加できるのかチェックしておいたほうがいいでしょう。

稚児行列の参加はいつどこで募集しているのか?

まずはインターネットで検索

今や寺院でもインターネットが普及されている時代です。多くの寺院ではサイトで稚児行列への参加募集を掲載しています。地域でも自治体の商工会や観光協会のホームページで募集している場合があるので、チェックしましょう。

サイトにない場合は直接寺院に問い合わせる

サイトに稚児行列の募集が掲載されていなくても、参加を募集している場合もあるので、寺院に直接電話をかけてみましょう。電話をする前は事前に質問事項をメモしてから電話したほうがいいですよ。

その際には、「○○祭の稚児行列についてお尋ねしたいのですが、担当者の方いらっしゃいますか。」と丁寧に聞きましょう。

花祭りやお会式(宗祖の命日など)など寺院ごとに毎年行事が開催されます。稚児行列はその行事期間中に行われます。1,2か月ほど前から募集を開始しているところが多いです。まめにチェックしておきましょう。

申し込むときのマナーってあるの?

どこにどう申し込むのがいいのか?

サイトや電話でチェックしたあとは申し込みの段階に入ります。電話のみでOKのところもあれば、申し込み用紙を郵送やFAX、サイトからダウンロードするなど指定されるので、参加要項を必ず確認して下さい。

申し込み用紙がある場合に記入漏れがないようにしっかり確認します。できることなら寺院や事務局に直接申し込みに行くことをオススメしますが、遠方からの参加で直接行けないなど理由がある場合は、郵便やFAXで送りましょう。

その際の宛名ですが、「○○寺 様」または「○○寺 御中」とすることをお忘れなく。個人的には「御中」のほうがいいと思います。

参加料はどう払うのがいい?

稚児行列に参加するにあたって、参加料または冥加金(料)がかかります。当日に徴収するところもあれば事前に申し込み用紙と一緒に出すことになっているところもあります。金額は2000円や6000円など結構違います。

当日徴収でもお財布から直接お金を出すようなことはしたくないもの。必ず包んで出します。水引は花結び(蝶結び)で、表書きには「稚児奉仕 冥加金(参加料)」と書くといいでしょう。子供がメインなので子供の名前を書きます。

当日に気を付けたいマナー

親も参拝にふさわしい服装を

稚児行列は子供たちがメインですが、親と手を繋いで歩くところがほとんど。ですから、服装を決める際には、参拝にふさわしい服装と歩きやすさがポイントです。

稚児行列は修行の一環なので、親もそれなりの服装で参列するのがマナー。カジュアル過ぎたり、露出が多かったりする服装は好ましくありません。また、殺生を連想するアニマル柄は避けましょう。

入園式や入学式の時にきたフォーマルスーツを着るのが無難。けれど、それでは窮屈で疲れそうという人はジャケットを必ず羽織るなどしましょう。スカートの際はもちろん生足はNGです。夏場で暑くてもストッキングは必ず履きましょう。

子供にも気を付けたいこと

ほとんどの場合稚児行列の衣装は貸し出してくれますが、白足袋や下に着るものはこちらで用意する必要しなければいけないところがほとんどなので、参加要項をしっかり読んでおき、1週間前までには準備万端にそろえておきたいですね。

親子で暑さ寒さ対策はインナーで調整しましょう。袴の下は意外とスカスカしているので、寒いです。寒さ対策でタイツやレギンスを下に履かせるといいですよ。柄物が襟元や足元から見えるのは好ましくないので、白や黒の無地で統一することをオススメします。

衣装は当日に合わせます。しかし、サイズが合わないこともあるので、安全ピンやヘアピンを何本か持っていくと丈を詰めるときに重宝しますので4本ずつぐらい持っていくといいでしょう。

女の子は髪型に注意

稚児行列では男の子は烏帽子、女の子は天冠をかぶることが多いので、髪が長い女の子はお団子やポニーテールといった高い位置で束ねた髪型はやめて、ツインテールや低めのお団子にするなど気を付けましょう。

その他、気を付けたいマナー

指定された集合時間は必ず厳守して10~15分前行動を心がけましょう。

写真撮影ですが、参拝中はできるだけ控えて参拝前に済ませておきましょう。親子で写真をお願いする場合は住職さんやお寺の方に頼むことは絶対にしてはいけません。同じ参加者の親御さんにお願いしましょう。

最後に、稚児行列は御仏にご奉仕し、子供の無病息災や健やかな心の成長を願う厳かなもの。当日、子供がグズッてどうにも落ち着く気配がないときは潔くその場を離れる勇気も必要です。その際は黙って離れるのではなく、最後尾に必ず関係者の方がいるので、離れる旨を話しましょう。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ