- 負けず嫌いで負けそうになるとすぐ泣く・怒る子供への対処法 | MARCH(マーチ)

負けず嫌いで負けそうになるとすぐ泣く・怒る子供への対処法

2015/03/12

3_shutterstock_194041619

4、5歳ぐらいになると子供たちも世の中には勝ち負けがあって、時には順位をつけられるということがある、ということがわかってきます。

けれど、自分が負けそうになると、ルールを変えようとしたり、ぐちゃぐちゃにしたり、放棄したり、どうにかして自分が勝とうとする負けん気の強い子がいます。

負けず嫌いは決して悪いことではありませんが、そこで泣いたり怒ったりするのはちょっと厄介ですよね。そんな、負けず嫌いな子に対するなぐさめ方などの対処方法をご紹介します。

子供の負けず嫌いについて考える

負けるイメージができない

競争や勝負事は「勝つこともあれば負けることもある」という考えが普通ですが、実は3、4歳はその考えを理解するまでに至っていません。

3、4歳ぐらいは自分が負けるということをまだイメージできない年頃。子供自身の頭の中では常に自分がトップで勝つイメージしか持っていない子がほとんどなのです。

その考えのまま実際にかけっこなどをして負けてしまうと、自分のイメージと違うので、感情があふれ出して泣いたり怒ったりする子が多いのです。

泣いたり怒ったりすることを責めない、否定しない

泣いたり怒ったりする我が子を見ると親としては「これくらいのことで泣くなんて…」と思う方もいらっしゃると思います。筆者も最初はそうでした。

「どうしてこれくらいのことで泣くのか?」や「できないなら練習すればいいのに、メンタルが弱い子に育てたのかなぁ」と悩んでいたことがありました。

しかし、「これくらいのことで泣かないの!」や「どうしてこれくらいできないの?」と責めたり、泣くことや怒ることを否定すると逆に意地になってしまったり、やる気がなくなってしまいます。

むしろ、悔しい気持ちを親が受け止めることによって「次また頑張ろう」や「練習してみようかな」と子供も前向きな気持ちになります。

子供が競争や遊びで負けそうになった、あるいは負けて泣いたり怒ったりしたときの親の基本的な姿勢は「受け止める」ことです。

子供の気持ちの受け止め方

悔しい気持ちに共感する

運動会が近いとある日、園から帰ってきて「今日かけっこで1番になれなかった」と不機嫌そうに帰ってきた我が子。

「そっかぁ、悔しかったね」と私が言った途端、「そうなのぉぉー!」と言わんばかりの号泣。しばらく泣いたあと「明日負けないために今から走る」と家の前を何度も走って往復し始めました。

泣くことによってすっきりしたのでしょうね。幼稚園では泣かずに、家に帰ってきて溜め込んでいた悔しさが爆発してしまったようです。

まずは、おうちの方が子供なりに感じた敗北感に共感することで、今後負ける体験をしても泣いたり怒ったりすることが減ります。

なぐさめたり励ましたりする言葉掛けの例として

  • 「負けると悔しいね」
  • 「頑張ったけど、残念だったね」
  • 「負けたけど最後まで走ったんだね」
  • 「一生懸命やったけど、負けることもあるんだね」

など、できれば子供が努力したことを認めることを入れつつ声をかけることが尚いいでしょう。

遊びやゲームのとき

トランプゲームなどの遊びやゲームのときに負けそうになるとズルをしたり、最後までやらずに放棄してしまったりすることがあります。

かけっこなどの競争とは違って「最後まで頑張ったね」などという言葉掛けはなかなかできないので、案外難しいですよね。

そんなときの言葉掛けがこちら。

  • 「負けたくない気持ちはわかるけど、ズルして勝って楽しい?」
  • 「途中でやめたらつまんないなぁ」
  • 「最後までどうなるかわからないよ」

という感じで、子供がどうこうというよりも、放棄されたりしたらこちらがどういう気持ちになるのかを伝えるといいでしょう。

こう言われると3、4歳ぐらいだと子供なりに考えます。大体が「またやる」と言います。

最後まで遊び切ることができたら、「最後まで遊んだからとっても楽しかったよ!」と褒めてあげて下さい。

何回に1回かは譲ることもアリ

カルタやトランプゲームで大人が遊び相手の場合、子供は甘えてきます。「取っちゃダメ」や「もう1回やらせて!」と。

確かにルールをきっちり守ることも大切ですが、大人が相手の場合、たまには譲ってあげることもアリです。

勝ったときの達成感や譲ってもらった体験をおうちでしていると、子供が外に行ったときに今度は子供が他の子に譲ることができるようになります。

ですから、子供のほうが負け続いているときなど、場合によっては手加減をしてわざと負けることもたまには必要でしょう。(本気でやっても大人が負けることもありますが…)

番外編・勝ちの場合

負けず嫌いな子の場合、勝ったときに「○○くんよりに勝った!」、「○○ちゃんよりすごいでしょ」と自慢気に話すことが多いです。

確かに勝つことは嬉しいけど、負けたほうは気分が悪いしおうちの方から見ても謙虚でないのは困ってしまいますよね。

「そんなこれくらいのことで自慢しちゃダメ!」と叱ってしまうとせっかく勝ったのに子供の気分が台無しになってしまいます。

そんなときはこんな具合に言葉をかけてみましょう。

  • 「勝ったけど、○○くんも一生懸命でかっこよかったね」
  • 「○○ちゃんも上手だったね」
  • 「次はどうなるかなぁ?」

など、勝ったことは事実として認めるけど、お友達のこともフォローできるような言葉掛けだといいでしょう。

また、遊びやゲームの場合、運がつきもの。今回は勝つことができたけど、勝つこともあれば負けることもある、ということを伝えましょう。

大人にとっては「これくらいのことで…」で思うようなことでも子供たちにとってはいつでも真剣勝負なのです。

中にはなだめても励ましてもなかなか落ち着かない子もいますが、そんなに長くは続きませんし、少しその場から離れて気持ちが落ち着くと「また遊ぶ」と元気になります。

「遊ぶたびに泣かれるのは嫌だなぁ」と思うこともあるかもしれませんが、今この時期の競争や遊びの経験が将来きっと役に立つので、見守ってあげて下さいね。

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    そんなのかんけ~ね~でのりきりましょう。
    我が子はたったひとりなのですから。

  • さざなさん

    そんなのかんけ~ね~でのりきりましょう。
    我が子はたったひとりなのですから。

あなたの一言もどうぞ