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子供の歯の矯正って本当に必要なの?ママたちを迷わせているワケ

2014/12/19

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子供が小さい頃は、「歯がまだ生えないんだけど…」「虫歯は大丈夫?」というのが歯についての悩みのほとんどだったのですが、成長するにつれて気になり始めるのが歯並び。

周りでも、歯の矯正を始めている子たちをちらほら見かけるようになりました。他の先進国と比べて日本は遅れていると言われていた歯の矯正ですが、最近ではかなり身近なものになっています。

それでもなお、「歯の矯正をするかしないか?」で迷うママたちが多いワケは一体なんでしょうか?ママたちが迷う理由についてまとめてみました。

きれいな歯並びは、親の責任?

今の親世代である私たちが子供の頃と言えば、歯の矯正をしている子はほとんどおらず、そのせいか外国のアニメなどで歯の矯正をしている主人公などを見かけるととても衝撃的でした。ワイヤーなどの矯正装置がやたら目立ち、「何だか怖い」イメージが強く残っています。

成人してから矯正している人も周りでいましたが、「美容整形」と同じような感覚で、芸能人など大勢の人前に出る仕事の人たちがやるもののような印象が強かったような気がします。

そんな私たちが親になる頃には、歯の矯正に対する意識も大きく変わり、「子供のうちに矯正してしまおう!」という流れになってきました。

「虫歯は親の責任」という意識が広がり、「子供たちに虫歯のない歯を!」と言われていたと思ったら、今度は「歯並びは親の責任」という考え方も…。

子供の数が減って、子供のために時間もお金もかける(かけられる)親たちが増えてきたことも影響しているのかもしれません。

「今の子たちはやわらかくて食べやすいものばかり食べているため、顎が発達せず顎が小さくなっている」という現実的な問題ももちろんありますが、子供の歯の矯正が増えてきた理由はそれだけではないでしょう。

「歯を矯正することを選択する人が増加してきた。」という事実が、より拍車をかけているのではないでしょうか?「我が子によりよい教育を」と、親を子供の早期教育に走らせるようなことと同じような現象でないとは言い切れない気がします。

「矯正をやるんだったら…」

ママたちが矯正をするべきかどうか迷う理由の一つとして多いのが、歯医者さんのこの言葉です。

普通、例えば子供が風邪を引いて小児科に連れて行くと、「咳にはこの薬」「お腹の調子を整えるにはこの薬」という指示があります。虫歯ができて歯医者に行っても同じです。「虫歯になっているので削りましょう。」「あと何回通ってください。」という指示がありますよね。

我が子のことを思うママたちにとっては、「こうすれば治りますよ。良くなりますよ。」という先生たちの言葉がすべてですので、先生に任せるしか選択肢がありません。

でも、矯正は違う。噛み合わせによほどの問題があった場合やこのまま放っておくと出てこない歯がある場合などは、矯正をする必要性について迷うこともありませんが、一番難しいのが「やる必要性」の度合いが曖昧なものです。

気になって歯医者に連れて行って相談しても、「どうしますか?やりますか?やるんだったら…。」と言われて、結局決められないというママたちも少なくはないのではないでしょうか?

ママたちの知りたいこと

Aさんは以前から子供の歯の矯正をするかどうかを迷っていました。通っていた歯医者では、定期健診の度に「やるんだったら、そろそろかな?」と言われるけれど、でも積極的に勧められるわけでもなかったそうです。

迷った末、別の歯医者に行くと、「やってあげるとしたら、まずはマウスピースであごを広げて、その後金具でそろえる形になると思いますよ。」

「やっぱりここも同じか…ではどうしよう?」と考えていたAさんに、あとから入ってきた女医さんが声をかけます。「矯正されているみなさんは、もっとガタガタな方が多くて…。〇〇ちゃんの場合は必要性はそれほど高くないので、あとは審美面だけです。」と。

そう、これがまさにAさんや多くのママたちが知りたかったことだったのではないでしょうか?

子供のためにしてあげられること

親にとっては、「お子さんのために…」という言葉が一番の殺し文句であると、一人の親として強く感じることがあります。「子供のためにはどうしてやるのが一番いいのだろう?」と日々考え、悩んでいるのが、親という存在なのでしょう。

でも、親だって万能じゃありません。できることに限りはあります。

教育費にもたくさんお金を費やして、その上歯の矯正の費用もホイホイ出せる親はそう多くはないはずです。歯の矯正も、できる範囲で、できる時に、やってあげればいいのではないでしょうか?

子供の頃に矯正治療することにも、「値段が安い」「歯を抜かなくていい」などの多くのメリットがありますが、デメリットのこともきちんと知った上で検討してみてくださいね。

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