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子どもの気持ちに共感できる方法!聴いて受け止めるが大切

2016/02/21

子供の話をしっかりと聞いてあげているママ
コミュニケーションは、生きていく上で人間関係をつくる中でとても大切なことなのは皆さんご存知だと思います。

分かってはいるけど人としゃべるのが苦手…上手く気持ちを伝えられない…など悩みを抱えている人は多いものです。

夫婦間はもちろんですが、親子間でもコミュニケーションに必要な「共感」についてお話します。

たくさんあるコミュニケーションの中で、一番は「話す」

コミュニケーションとは、知覚・感情・思考の伝達の事です。じっくり思いめぐらしてみるといろんな方法で私たちは気持ちを伝えることができます。

話す・手紙を書く・メールする・スタンプを使う・電話する・ジェスチャーで伝える・手話・点字・アイコンタクト・うなずきまで、ざっと並べただけでもすべて気持ちを伝えることの出来る方法です。

その場その場に合わせて自然と私たちは使い分けています。昔よりも携帯やインターネットの普及で手段は格段に増えたと思われます。

家の中で子供とのメールのやり取りはやめよう!

部屋にいる子供にご飯の用意ができたことを知らせる時、「ご飯できたよ~!」とちょっと大きな声で呼びかける。

あるいはメールで「ごはんできた」と子供に送信する。同じ家にいながらメールでやり取りするようなら、良いコミュニケーションとは言えませんよね。どちらかというと家族崩壊への入口とでも言えそうです。

面倒だからと言いたいことを子供にメールやスタンプで伝えることはやめましょう。子供の言語、脳の発達にも得なことはありませんし、何より愛情が伝わりません。

相手の本当の気持ちを聞き取るには、顔を見て話すこと

お互い言葉で話すことが幼少期に限らず子育て、人間関係ではとても重要です。言葉のやりとりには「情報+気持ち」があるからです。顔の表情や声色、話す間などから相手の気持ちや感情が見えてきます。

メールは便利ですが、嘘を見破ることは難しいですし果たして相手が言わんとしていることが本当に受け取れているかどうかわかりません。

コミュ二ケーションとは双方の気持ちのキャッチボールです。自分が発した内容よりも、どちらかといえば相手がどう理解したかが全てです。

間違った内容で伝わっていないかを常に気にしなければ、あとで誤解が生じたりこんなはずでは…とマズイ状況にも陥りかねません。

多くの人に誤解されている「共感」という言葉

「共感」という言葉を聞いたことはありますか?コミュニケーションをとる時、相手に共感するといいとよく言われます。なんとなく「そうそう!」「そうよね」「私も同じ!」といったようなイメージでしょうか?

「共感」=同感、同情、同意、理解…なんだか全部同じような雰囲気がありますよね。これらを全部混合してしまっているように思えます。

時には、専門家のカウンセラーも「共感」の意味を勘違いしていることもあるようです。

聴いて受け止めることが、具体的な「共感」の仕方

共感しながら話を聴きたい場合どうすればいいんでしょうか?

「共感」とは相手に起きていることをただ受け止めることなんです。ですが、多くの人は聴く側の自分も、相手と同じように感じ、同じ思いをすることだと考えてます。

相手に起こっていることをしっかり受け取るものの、必ずしも同じ気持ちでいるわけではないということなんです。

「スムーズなコミュニケーションを行うためには、相手に共感することだ。すなわち相手の話をしっかり聴いて受け止めることだ。」というのが、本来の共感の意味です。

少し違いが難しいかもしれませんが、例え相手の意見に反対の気持ちであっても、共感はできるということです。「あなたの気持ちはそうなんですね」と「共感」して受け止めればいいんです。

「聴いて受け止める」ことが共感ですから、かえって話の内容にかかわらずたくさん共感できます。だからこそ、コミュニケーションがスムーズに運ぶということになるわけです。

子供の話に聴いて共感!すると子供はどんどん話してくれる!

「共感」は「聴く」ことでもあります。聴くことなくして共感はありえません。子供に起きていること、言おうとしていることを最後までちゃんと聴いて受け止めてあげましょう。

すると不思議なもので聴いてくれる人には次々話したくなるものです。

ママが自分の話を受け止めて聴いてくれると思えば、子供は自分が認められたような気にもなりますし、話も弾みいろんなことを教えてくれるようになるでしょう。

また、話を聴いてもらえる気持ちよさを知った子供は、同じように自分も人の話を聴くことを覚えます。

なかなか人の話をじっと聴くのは大人でも難しいことです。まして興味のない話ならなおのことです。

「ママはわかってくれる」と、信頼されることがママの共感力だと思います。

信頼されるようになる聴き方のポイント

ママ自身の方がしゃべりすぎていると自覚されているようでしたら、子供が喋りやすいように意識して聴くことに徹してみましょう。

子供の意見を尊重しながら聴くといいですよ。どんな点に気を付ければいいのかのポイントはこちらです。

  1. 話すことよりも聴くことに時間をかける
  2. 目線をあわせる
  3. タイミングよくうなずいたり、あいづちをうつ
  4. 子供の考えを先読みしない
  5. 話を遮らない
  6. 自分の考えを押し付けない
  7. 子供の話の内容や考えを否定しない
  8. アドバイスは必要最小限にしておく

1、話すことよりも聴くことに時間をかける

「聴」という字は「耳」と「十四」と「心」で成り立っています。心を込めて熱心に聴くことが求められます。

子供はたくさん話せれば満足感もありますし、一生懸命に聴いてくれる親の姿に信頼を寄せます。

つまり、何か用事をしながら上の空で「へー」「ふーん」といった適当な聞き方はNGです。

2、目線をあわせる

目は心の状態を映し出します。子供の目を見て聴くことで心の様子もうかがえます。また、「ちゃんと聴きますよ」というサインにもなります。

目線をあわせる聴く側の目の表情も大切で、暖かい視線を送り「安心して話していいよ」と伝えましょう。

話の内容に合わせた表情も作れるといいですね。

3、タイミングよくうなずいたり、あいづちをうつ

うなずき・あいづちは最も簡単なコミュニケーション手段です。そっけなくならず、あっさりしすぎず、でもしつこくならないようにあいづちを打ちましょう。

「うん、そうなの」「大変だったね」と話の合間に入れてあげると「真剣に聴いてもらえている!」と思います。

うなづきだけでも随分話しやすくなります。

4、子供の考えを先読みしない

子供が話に詰まるとその先の内容もうっすらわかったりしますが、そこは沈黙でも焦らず聴きましょう。

頭の中で整理中だったりしますから、それまでの話の要点を少し繰り返してあげれば、次の話に行きやすくなると思います。

「○○くんが、おもちゃを壊したのに、人のせいにするから腹が立って叩いちゃったんだね。」などと先読みして全部言ってしまわないよう気をつけましょう。

この場合は「おもちゃが壊れたんだよね」と、その状況を思い出させれば子供も次の言葉が出やすくなります。

5、話を遮らない

順序だてて話せずモタモタすることはよくありますが、そんな話の途中で「それはさっき聞いた」とか「結局どうしたの」などと話の流れを遮るようなことはやめてあげましょう。

子供は焦りますし、なんとなく叱られてしまいそうな予感がします。信頼される聴き方には子供の話を”待つ”ことも大切です。

6、自分の考えを押し付けない

「聴いてあげる」はずが、その最中に親が意見したり、指示したり、コントロールしたりなどでは何もなりません。

聴くに徹して、大人の考えはしまっておいてください。

聴くだけ聴いて「どう思う?」「どうしたい?」と、最後まで子供の意見を引き出してください。

それが親の考えと違ってもまずは受け止めてください。

7、子供の話の内容や考えを否定しない

共感とは相手の話を受け止めることです。子供の考えを頭ごなしに否定するのはNGです。

「そうしたいのね」「わかったよ」と受け止めましょう。

「それはおかしいんじゃない?」「ママは違うと思うけど…」と否定されると、信頼は愚か、「もうママには話したくないな」と逆効果になります。

8、アドバイスは必要最小限にしておく

話が全部終わって親側から言いたいことがある場合は、あくまでも子供の話を肯定して受け止めた上で、「○○くんにあやまって欲しいんだね。」と子供の言い分を確認します。

「でも、あなたに叩かれた○○くんも痛かったんじゃないかな。」と言葉をかければ、子供はどうしようかまた考えることができます。ここで「あなたはあやまらなくてもいいの?」と質問してみましょう。

ここで「あなたも叩いたんだからあやまらないとダメでしょ。」と指示を出すのは我慢しましょう。

子供に考える余裕と自分で答えを導き出す力をつけさせましょう。

子供にとって良いコミュニケーションの効果

関係を良くも悪くもするコミュニケーションですが、意思の疎通だけに限られたことではありません。

特に子供にとって話をすることは、感情の整理にもなります。支離滅裂に話しながら自分の考えを整理するのです。

友達とケンカして泣きじゃくりながらもママに訴えるその内容は、子供の心の落ち着きを取り戻すために必要なコミュニケーションです。

聴き手のママは、共感力を発揮して「そんなことがあったんだね。」と受け止めてあげてください。

一緒になってそのケンカの相手に怒る必要はありません。

効果的な共感の仕方は「しっかり聴いて受け止めること」だとお分かりいただけたでしょうか?

子供がドンドン話したくなるママを目指して、自分のおしゃべりは控えめに、聴くことに徹してみましょう。

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