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高齢出産は妊娠初期に要注意!高齢ママが気を付けるべきこと

2015/02/28

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今や35歳以上で出産する高齢出産は珍しくありません。

まだまだ若いつもりでも、妊娠となるとなかなか20代と同じようにはいきません。高齢出産は今や珍しくはありませんが、リスクが高いということを自覚して、きちんとケアをしていくことが重要です。

高齢出産はハイリスク

流産などのトラブルリスクが高い

高齢出産は流産や早産などのトラブルのリスクが高くなります。全年齢を対象とした流産リスクは15%前後ですが、35歳以上の妊娠の場合流産の確率は20%程度と言われています

あまり知られていませんが、流産の多くは「無理をしたから」ではなく、母体もしくは胎児に妊娠を継続できない理由があるためです。高齢で妊娠する場合、卵子が老化しており、どうしても妊娠の確率が落ちますし、トラブルが起こりやすくなるのです。

だから高齢での妊娠の場合、流産は珍しい事ではないのです

染色体異常の確率が高い

最近はよく知られていますが、高齢出産の場合、胎児の染色体異常のリスクが高くなります。特にダウン症は母親の年齢(卵子の状態)が関係していると言われており、発症率は年齢が高くなるほど上がります。

20代での出産の場合、ダウン症の確率は0.1%程度ですが、35歳になると0.3%。40歳で1.0%程度です

そのため、高齢出産は出生前に染色体の異常を検査する出生前診断の対象となっています。検査をするかどうかは個人の判断に委ねられますが、このリスクも考えておくべきです。

妊娠初期は不安定

絶対に無理をしない

高齢出産でも、そうでなくても妊娠初期に無理は禁物。安定期に入るまではゆったりと過ごすように心がけましょう。

高齢出産の場合は、20代での妊娠に比べて赤ちゃんの状態はより不安定です。20代での妊娠に比べるとどうしても流産や早産等のトラブルが起きやすい状態ですし、体も妊娠に対応できるようになるまで時間がかかります。

つわりが重い場合などは体力も失われやすいので、とにかく安静にしておきましょう。重いものを持ち上げたり、長期の旅行や出張などは絶対にやめて。

高齢出産はストレスに注意!

高齢出産で注意しておきたいのがストレスです。過度なストレスは妊娠高血圧症などの発症リスクを高めますし、妊娠経過・胎児の成長にも影響します。精神的なストレスだけでなく、寝不足などの生活習慣の乱れもストレスになりますので気を付けて。

人は歳を取ると衰えていきますが、ストレスへの耐性も体力の衰えと共に落ちていきます。

長く生きてきた分、ストレスも蓄積していますし、ストレスはホルモンや子宮・卵巣等の生殖器に強く影響しますので、ストレスを溜め込まないように注意しておきましょう

高齢出産と妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症に注意!

高齢出産の場合、妊娠高血圧症になりやすいとされています。

妊娠高血圧症とは、一昔前までは妊娠中毒症とよばれていたものです。高血圧、尿タンパクといった症状が出るもので、発症すると難産などのリスクが上がり、母子ともに危険です。

この妊娠高血圧症は中期~後期に症状が顕著に出てきますが、その原因は妊娠初期の胎盤が作られる時期にあると言われています。この時期に体が妊娠にうまく順応できないことが引き金となるようです。

この妊娠高血圧症は、高齢出産ではリスクが非常に高く、34歳以下の発生率が11%程度なのに対して、40歳以上の妊娠では約30%の人が発症すると言われています。

妊娠高血圧症って予防できるの?

妊娠高血圧症は

  • 糖尿病や高血圧などの持病がある人
  • 肥満体型の人
  • 多胎妊娠
  • 初産婦

などの場合に発症しやすい傾向にあります。体質・遺伝的なものもあるので、一概には言えませんが、当てはまる項目がある人は要注意。

妊娠高血圧症の発症リスクが高い高齢出産の場合、重要なのは塩分の調整です。塩分の取りすぎは発症リスクを高めてしまうので気を付けて。

つわりの際にはジャンクフードなど、味の濃い塩分の高いもの食べたくなることがありますが、高齢での妊娠の場合は特に食べる量や頻度には注意が必要です。

妊娠中毒症に陥ると、赤ちゃんに危険が及ぶだけでなく、母体にも負担がかかり、出産時のトラブルリスクも高くなります。

重症になると自然分娩は不可能になりますし、出産後にタンパク尿や高血圧といった後遺症に悩まされることもありますのでくれぐれも気を付けましょう。

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