- 赤ちゃんに会えるのが待ち遠しい~妊娠後期の妊婦検診の流れ | MARCH(マーチ)

赤ちゃんに会えるのが待ち遠しい~妊娠後期の妊婦検診の流れ

2014/05/25

妊娠後期の妊婦検診は、徐々に近づく出産を安心して迎えられるように必要な検査を行います。尿検査や体重測定、血圧測定は妊娠初期からの妊婦検診と同じで、検診の度に毎回チェックします。血液検査も、中期と後期で1回ずつ程度行いますが、この時期は主に貧血の有無を調べます。

妊娠後期は、水分が溜まって足や顔などがむくみやすいものです。むくみがひどいと妊娠高血圧症候群の可能性もあるので、医師が足の甲やすねなどを指で押して、指の跡がつかないかむ浮腫のチェックも行います。

また、腹部にエコーをあてて赤ちゃんの様子をモニターでみる腹式超音波検査も、妊娠中期に引き続き行います。モニター上で赤ちゃんの頭囲や大腿骨、腹囲を計測すると、大体の体重も分かります。

赤ちゃんや胎盤の位置、羊水量の他に心臓などの器官も形成され始めるので、きちんとできているかを調べます。7ヶ月頃になると、エコーで赤ちゃんの性別も確認できるようになります。

尿に糖が下りたり、血糖が出るなど妊娠糖尿病のリスクが高い妊婦さんは、ブドウ糖水を飲み、時間をおいて血糖値を測る糖負荷試験が行われることもあります。

そして内診台の上で、医師が器具などを膣内に挿入し、直接子宮等を診る内診も行います。8ヶ月頃になると早産の可能性を一早く発見するためにも、子宮の出口付近の子宮頚管の長さを測ります。

妊娠初期の頃に行った、膣からプローブという超音波機器を入れて行います。子宮頚管は目安となる25ミリより短いと早産になる危険性が高まるので、自宅での絶対安静や場合によっては入院になることもあります。

予定日が迫ってくる頃になると、内診で子宮口の状態や開き具合や胎児の降り具合などを確認して、どの位お産が進みつつあるかを細かくチェックします。

また、主に身長が低かったり骨盤が狭い妊婦さん、予定日が過ぎても赤ちゃんが降りてこない場合などに、骨盤に赤ちゃんが通れるだけの大きさがあるかどうか、骨盤X線検査を行うこともあります。

後期になると赤ちゃんの器官等も完成しており、X線の影響はないので問題ありません。検査結果で骨盤が狭い場合は、出産方法が帝王切開になることもあります。

更に、妊娠10ヶ月にあたる36週目を過ぎるとノンストレステスト(NST)といって、赤ちゃんの心拍と母体の子宮の収縮具合を測定する検査が毎回行われます。赤ちゃんがお腹の中で元気にいるか、母体が出産に耐えられるかを確認します。

横になってお腹に装置をつけ、そのまま20分から30分位安静にして測っていきます。赤ちゃんの心拍とお腹の張り具合が時間ごとにグラフになり、用紙に印刷されて装置から出てくるので、看護師さんがチェックしてくれます。

また、予定日を経過しても陣痛の兆しがない場合は、尿や血液のホルモン量や超音波検査などで、赤ちゃんの胎盤がきちんと機能しているかを診る検査を行う場合もあります。

妊娠後期には色々な検査がありますが、母体の状態によっては行わないで済む検査もあります。超音波検査や内診などは、病院によっては行う頻度なども異なるので、詳しくはかかりつけの産婦人科に聞いてみることをおすすめします。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ