成分も値段も違うから迷いやすい!赤ちゃんの粉ミルクの選び方

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2015/05/23

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赤ちゃんの粉ミルクは、各メーカーから色々な種類のものが販売されているので、どれを選んだらよいか迷うところです。

ただミルクでの育児を考えている場合、産後すぐに必要になるので、妊娠中から準備しておかなければなりません。

そこで、粉ミルクの種類や選ぶ際のコツを紹介していくので、ミルク選びの参考にしてみましょう。

粉ミルクの成分

粉ミルクは、母乳の代わりの赤ちゃんの栄養源として与えられるものなので、赤ちゃんの成長に必要な栄養素がバランスよく、不足なく含まれていなけばなりません。

そのため、粉ミルクの基本となる成分というのは、健康増進法という法律で含有基準が定められています。

タンパク質や脂質、ビタミンや葉酸、カルシウムや鉄分などのミネラルなどの栄養素基準をクリアした粉ミルクでなければ、販売の許可が下りないようになっているわけです。

また、より母乳の成分に近づけようと各メーカーが研究を重ねて、法律で決められている栄養素以外の成分が含まれる粉ミルクもあります。

粉ミルク特有の成分

粉ミルクは牛乳をベースにして作られていますが、母乳には含まれているのに、牛乳には含まれない大切な栄養素もあります。

例えば、ウイルスなどの病原体の感染を防いで、体の免疫力を向上させるラクトフェリンという成分は、初乳に多く含まれるていますが、牛乳には含まれません。そのため、ラクトフェリンを配合した粉ミルクも作られています。

他にも、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖や、脳の働きを良くするスフィンゴミエリン、記憶力を向上させるリボ核酸など、赤ちゃんの発育によいとされる栄養素をメーカーが独自に配合しています。

逆に牛乳に含まれ、母乳には含まれないβラクトグロブリンという成分は、ミルクの消化吸収の妨げになったり、アレルギーの元とされているため、排除している粉ミルクもあります。

粉ミルクの種類

粉ミルクといっても形状や赤ちゃんの月齢に応じて、色々なタイプに分けられるので見ていきましょう。

ミルクの形状とパッケージ 

  • 粉状の缶入り
    赤ちゃん用のミルクというとパウダー状になっていて、缶に入っているのが一般的です。スプーンですくって計量し、お湯にとかして作ります。
  • 粉状の箱入り
    ミルクの大きな缶は空になると場所をとりやすく、ゴミの日に出すにもかさばります。最近では箱入りも販売されていて、一度缶入りを購入すれば中身だけを入れ替えることができるので、空き缶が増えることもなくエコにもつながります。
  • キューブの袋入り
    ミルクを固形状に固め、キューブの状態で袋に小分けされているので、未開封ならある程度保存ができます。飲んだ量が把握しやすく、携帯にも便利です。更に、計量の必要がないので効率よくミルク作りができます。
  • スティックタイプ
    粉状のミルクがスティックに入っているタイプで、1本使うのであれば計量の必要もありません。持ち運びにも便利でなので、お出かけ時に重宝します。

タイプ別

  • 普通のミルク
    生まれてすぐの新生児から、10ヶ月頃まで飲ませる粉ミルクのことです。母乳の代わりにもしくは、母乳をあげながら不足を補う目的でも使えます。
  • 各メーカーから様々な種類の粉ミルクが出ていますが、成分が少し異なるのでチェックしましょう。

  • アレルギー用のミルク
    赤ちゃんの中には、まれに粉ミルクに対してアレルギー反応を起こす子もいます。粉ミルクは、牛乳から作られているので、牛乳のみに含まれる成分がアレルギーの原因となることがあります。
  • そのため、アレルギーを引き起こす牛乳特有の成分を排除して作られたミルクもあります。

  • フォローアップミルク
    離乳食が始まると、母乳やミルク以外の食べ物から栄養分を摂取するようになります。ただ、離乳食だけではまだ必要な栄養分をカバーできません。

    そこで、不足の栄養素を補うために飲ませるミルクがフォローアップミルクです。生後9ヶ月頃から3歳位まで飲ませられます。

選び方

粉ミルクを選ぶ際には、知っておきたいポイントがあります。どれにしようか迷ったら、参考にしてみましょう。

価格

ミルク育児の場合は、赤ちゃんの成長と共に1回に飲む量も、1日飲む回数も増えるのでミルク代もそれなりにかかってきます。

生後0ヶ月でも一ヶ月で約2缶、生後7ヶ月から8ヶ月になると5缶前後は必要となるので、できるだけコストパフォーマンスのよい粉ミルクを選びたいものです。

粉ミルクは、様々なメーカーから販売されています。内容量は1缶800グラムから900グラム前後で、価格は一般的に1500円前後から3000円位までとメーカーによって差があります。

粉ミルクによって多少成分は違いますが、法律に定められた栄養基準を満たしていれば赤ちゃんの健康や成長には問題ありません。特別な成分があまり気にならないのであれば、容量が多くて、価格の安い粉ミルクのほうがお得です。

赤ちゃんの飲むっぷり

市販の粉ミルクは、含まれる成分などによって多少味が違います。実際に赤ちゃんがミルクを飲んで美味しいと感じたり、逆にまずくて飲みたくないと感じることもありえます。

赤ちゃんにもミルクの好みや、ミルクとの相性があります。親が赤ちゃんの成長に良かれと思って、少し高めのミルクを買って飲ませても赤ちゃんがあまり飲まないようでは意味がありません。

赤ちゃんが美味しそうに、たっぷり飲んでくれるか飲みっぷりにも注目しましょう。

便など健康状態

ミルクを飲ませた後の、赤ちゃんの便の状態もチェックしましょう。例えば少し固めの便が出たり、便の回数が少ないようではお通じがスムーズとは言えないのでミルクが赤ちゃんにあっていないかもしれません。

色や状態が良い健康な便が、定期的に出るようであれば問題ないでしょう。

また赤ちゃんによっては、ミルクアレルギーを持っている場合もあります。アレルギーがあれば専用のミルクを飲ませなければいけないので、ミルクを飲ませる時は皮膚や呼吸などに異常がないかも十分注意しましょう。

作りやすさ

ミルクは1日数回、夜中も作らなければいけないので、ママには大きな負担となります。泣いてぐずる赤ちゃんを片手で抱っこしながら、空いた片手のみでミルクを作らなければいけない時もあります。

そのため、できるだけ簡単に作れるミルクを選ぶと便利です。例えばパウダータイプで缶に入ったものが一般的ですが、缶につまみがついていて片手でもさっと開けやすかったり、計量スプーンが持ちやすく計量しやすいなど各メーカーによって多少異なります。

また、スティックタイプなら封を開けるだけなので計量の必要がないし、固形のキューブタイプなら、同じく計量の手間が省けて粉が飛び散らないなど利便性に優れています。

購入しやすさ

ミルクは赤ちゃんの成長に伴い、たくさん必要となってくるので頻繁に購入しなければならなくなります。あまりメジャーではないミルクを選ぶと、お店によっては扱っていないこともあるので気をつけましょう。

また、近所のドラックストアで購入するなら、広告などをチェックしてよく特売になるメーカーのミルクを選ぶとお得です。ネットストアだと店舗より安く購入できる場合もあるし、まとめ買いすると送料無料となる場合もあるので調べてみましょう。

まずは試してみよう

どのミルクが赤ちゃんに合うのか、こればかりは個人差もあるので一概には言えません。いきなり一種類のミルクを多量に購入してしまうと、飲まずに残る場合もあります。

始めのうちは、できれば3種類位のミルクを準備して、しばらく赤ちゃんに飲ませてみましょう。飲みっぷりや便の状態も良く、アレルギーもなければ、一番お手頃なミルクを選んで、まとめ買いをしたほうがよいでしょう。

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